2017年9月12日火曜日

2017シスタージャビット本編

「SISTER GIABBIT CUP 2017 POWERED BY UNDER ARMOUR」
なんである。読売巨人軍主催の軟式女子野球大会なんである。初戦はVS日野ドリームズ。日野ドリームズ監督はTsukamotoさん。他のスタッフさんたちにも温かく迎えていただいた。試合前の煙草談義ですでに和気藹々、情報交換しちゃったりして。

先発は日野はN選手、QueensはエースサウスポーAyaka。(※宮前なら相手選手の名前は概ね読めるのだけれど、全く知らないチームの選手名は、スコアブックを見ても「読み」が判断出来ないので、イニシャルにする。例えばShibuya選手なのか、Shibutani選手なのか。間違うと相手に失礼ゆえ)
このN選手、「手足長っ!顔ちっちゃ!」の可愛らしいモデル級の美人選手なんであった。プロ野球で言えば大谷翔平みたいな。しかも大きく振りかぶるオーバースローから繰り出される球にも威力があった。才色兼備とはこのことか。
※以下、写真が緑がかったものはネット越しに撮ったもの。またイニング文章と写真は必ずしも合致しない場合があるのであしからず。

先日ヤングKurosu監督が、最近滅法球が速くなって来たと笑って嬉しそうに嘆くAyaka。投球もそうだが打撃にもますます磨きがかかってきたんである。

初回裏QはSachikoが安打で出塁し、2,3盗を決めて待望の先制点を挙げる。
2回表、その投手で日野4番N選手の打席を撮ると、偶然こんなカットが撮れた。滅多に見れないバットに球が当たる瞬間。ボールがつきたての鏡餅みたいに、グンニョリ。




3回裏この日2本目となる、ひとり気を吐くSachikoが左前適時打で2点目、更にまた2,3盗を決めて、3点目を追加。
審判は宮前からHayashiさんとYamaderaさん。YamaderaさんのQ姫Rinaが、この試合最後に決定的なランニングを見せることになる。

途中回から日野はマウンドにM選手を投入。あとで知ったことだが、本来のエースはこの主将M選手で、怪我で一ヶ月ほど投げていなく、今日は久々の登板だったのだそうだ。
メガネ女子のM選手は先発N選手よりも更に球速があり、低めにびしっと決まる速球にQ軍団凡打と三振の山を築く。

3:0で迎えた4表の日野の攻撃。2番5番の長短打で2点を返し、1点差に迫る日野D。




遅れて到着したのは宮前連盟のSohma会長、Kurihara、Sasaki、Satohさんの各氏。特別協賛のアンダー・アーマーのお揃いの帽子にて。
声を枯らす捕手HinataやファーストAkaneとベンチのワンシーン。




最終回表、日野の攻撃を凌げば勝ちだった。ところがあにはからんや、日野は死力を尽くして、スリーバントスクイズを敢行、とうとう同点に追いついたのだった。サインを出す監督の英断、それを見事に成し遂げる選手。振り出しに戻ってしまった。


7回裏、筆者は日野のM投手の球速からして「特別延長戦」突入まで想起したのだったが、ところが先頭打者Rinaが起死回生のレフト前安打で出塁したのである。彼女は今日2打席連続三振だったのに、最終打席でチームに希望をもたらす結果を出したのだった。

筆者はベンチ近くを徘徊。ベンチ入りしていたKurashige、Yoshikawaの両母にすかさずレンズを向けると、全く同じ表情なんであった。違いはと言えばピアスとイヤリングの差しかなかったんである。因に手前右に亡霊のように写っているのは、もののけ姫のカオナシでもなければ、ハムナムプトラの砂漠の怪物でもなければ、若き日の長嶋茂雄でもない。ひたむきにずっとチームを支えてきたKurashigeコーチなんであった。
(※写真と文章の時系列は順不同)

試合後に監督と話して分かったこと。無死一塁でRina。この時監督の頭はRinaに2,3盗させてユリッチことYurikoにスクイズを構想。それしかなかったとのこと。藤井聡太並みの50手先を読む才覚なんである。確かに今スコアブックを解析すると、この試合「2,3盗」が三回成功しているんであった。
Rina2盗後、相手連携失策が連続する...。

すかさず3塁へ。

更にエラーの連鎖でRinaが本塁までそのまま激走する。
スポーツモードで撮っていた筆者、シャッターを押し続け興奮しながら連写した。


主審Yamaderaさんの両手が左右に広がり、間一髪「セーフ」のコールが秋の青空にこだました。

「集合!」
サヨナラだった。
湧き上がるベンチ。笑顔で涙ぐむ母たち。


「あきらめない、たのしむ、まけない」の日野ドリームズはアッパレで素晴らしいチームだった。安打数ではQを凌駕している。最後に両姫たち混合の集合写真。
いわゆるラグビーで言うところの「ノーサイド」

試合後、球場前に設置されたグリコのアイスクリーム自販機。その姿は進撃の巨人の壁のように敢然と立ちはだかっているのだった。ここをただでは通さないぞと言わんばかりに。「勝ったら買ってあげる」のジョークが現実に。Qのおねだり姫たちに頬を緩ませながらせっせと小銭を自販機に投入し続けるMurata代表なんである。その様子を見ていた日野Dのコーチ曰く「ウチの子らも全く一緒ですよ」...どうやら女子がアイス好きなのは全世界共通であるに違いない。更に日野D「この自販機、勝たないと出てこないんですよ。負けたチームはいくらボタン押しても出てこないようになってますよ」と。実にユーモアに富んだ楽しい会話であった。

...........
このあと地元宮前に凱旋し、Queens夜の部室、藍屋で野郎どもだけで酒宴となった。
「あの時あの場面であの一本が...」
「あの場面であの選手のプレーが...」
という会話はどこのチームの酒宴でも一緒だろう。
宴もたけなわワイワイガヤガヤ、夜も更けてきた頃に、突然コーチのDaiちゃんが彼女を連れて現れたんである。サプライズ!以前から聞いていた素敵な婚約者なんであった。ちゃんとQスタッフ皆に紹介するその心意気が素晴らしいではないか。故Kasaharaさんにこの場面を見せたかった。
もう一人のコーチRyohちゃんには待望の子どもが出来て出産を控えているし。おめでたいことづくしなんであった。
ひとの人生の中で「結婚」と「出産」は2大幸福なんである。

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2017年9月11日月曜日

2017シスタージャビット序章

女子野球シスタージャビット大会初戦、VS日野ドリームズ。本日日曜に写真のチョイスを行ったのだけれど、どーにもこーにも、にっちもさっちも、どうにもブルドッグなんである。筆者と同年代ならワカリマスネ?フォーリーブスのヒットソング。あれもこれもと選んであとから断腸の思いで減らす方法を取るのだけれど、今日は279枚中、73枚を選択。いくらなんでも多すぎるので、さてここからぎゅんぎゅん削除する作業に入るのだけれど、今晩の時間を考慮すればそれもまた辛し。(辛しは「からし」と読まない、「つらし」なんである。因に出汁は「ダシ」と読む。決して「でじる」ではないので注意)
左が全写真フォルダ。右が選択写真フォルダ。

なので今日は試合前のサワリの部分だけちょっと掲載することに。
読売ジャイアンツ主催、powered by UNDER ARMOURの東京、川崎の一部全35チームで戦う、女子学童軟式野球界にとっては一大イベント大会なんである。
土曜朝出発にHPを検索。記載されていた組み合わせ画像。

Yoshikawa母の操縦する豪華クルーザー、ベルファイヤー号で大海原を航海し、遥か遠くの日野大陸へ到着、そこでは素晴らしいグランドが我々を迎えてくれたのだった。
Queensは男子チームに比べて、こういう大きな設備の整った野球場で試合が出来るチャンスが多い。女子野球のひとつの特徴でもある。


なんとブルペンまで完備なのだ。(NTT系列会社のグランドであった)

Kitamatsu母の代役で今日のスコアラーは可愛らしく「まだ勉強中なんですぅ〜」と謙遜するSashiki母。

試合前のノック練習。監督Koshimizu、コーチNagashimaじゃなかった、Kurashideの両氏。サポートキーパーはDaiちゃん、Ryohちゃんの若き名コンビ。※Daiちゃんはこの日の夜の飲み会で、我々野郎どもににサプライズを提供してくれた。その話は次回なんである。

中継の練習時に芝に居座ってQ姫ほぼ全員の写真を撮る。ここでは全部は載せられないのはガッテン承知の助。いいんである。6年送る会でのDVD用にストックとして撮り溜めるわけで。ここでは限定二枚だけアップ。Haruka&Kuu。花フラJinushi父と初めて会話した。先日のUreshino母同様、これまたありがたいことに、当ブログを読んで下さってるとのこと。ありがたし。

最後にオマケ。
試合中にボールガールを務めるQ姫の後ろ姿。白いヘルメを見てると久々にスターウォーズの「トルーパー」を想起したので、また合成してみた。
どーよ。イメージ的には似てるっしょ(^-^)
試合本編はまた次回なんである。

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2017年9月9日土曜日

白のグラデーション

シスタージャビット大会、宮前Queensの激闘なんであった。対戦は東京、日野ドリームズ戦なんである。

日野に着く頃にすかさずフレンズLINEに、第四公園でのオレンジ開会式の模様が逐次入って来る。なんと行進賞を獲得。フレンズが行進賞を取るなんて、筆者には縄文時代まで遡っても記憶にないわけで。

次の写真の、会長のゆるゆるの顔と6年生姫たちの笑顔が、この日の結果を物語っている(かもしれない)。
このQの帯同ブログはいずれアップする予定。日野ドリームズも素晴らしいチームで、拮抗した白熱の好ゲームなんであった。

秋の空気が漂うこのグランドで、まだ夏は終わってないぞとばかりに、スプリンクラーが描く白いグラデーションが静かに舞っていた。

※試合後宮前に戻り、Qの男どもで飲み会を開催。ブログは帰宅後深夜に書いたのだけれど、酔っぱらって最後に投稿アップするボタンをクリックするのを忘れてしまった。今は翌日曜の朝。仕事する前にやっとアップしちゃうのだった。この試合の本編は2,3日中に書く予定。