2018年7月22日日曜日

夏合宿!

夏休みが始まった。土曜は猛暑の中アヒアヒ言いながらも全国的にスポーツも花盛りだったろうか。スマホの防災情報で「今日は猛暑日。原則屋外でのスポーツは中止してください」って、アレはいったいどう解釈すれば良いのだろうか。筆者は酷暑の陽射しを脇目で伺いながら終日仕事なんであった。昼間用事があったついでに近所で昼メシを摂取して、バイクで有馬を徘徊してみれば、ココロなしかいつもより平穏で静かな土曜なんであった。ハイ、そーなんです、それもそのはず、有馬フレンズのチームメンバーたちはこの日から合宿に行っていないんであった。そーか、それで静かなんだなと、独り得心したのであった。

さて、筆者はフレンズ合宿に行かなくなって幾星霜、山中湖での常宿から一転、海ほたるを渡り木更津になった年もあり、さらにまた山中湖に戻った時に何度か行ったのが最後だったと記憶する。以来フレンズはずっとこの山中湖の「観湖荘」を常宿にしている。大きな民宿で時には東京からテニスサークルの女子大生が来たりして、フレンズオヤジは皆鼻の下を伸ばしたりもした。オトナは毎回深夜まで飲んで宿からクレームが来るのも通例であった。過去の合宿の想い出を列挙すれば山中湖の湖底よりも深く、富士山よりも高くなるくらいにどっさりある。苦い想い出もなくはないが、楽しい記憶がそれを凌駕して余りあるほど、合宿とは最高に楽しいものである。おそらくは子どもにとってもオトナにとってもだ。今まで夏休みとなれば家族でどこか旅行に行っていたであろうが、合宿ではメンバー皆と同じメシを食い、ひとつの部屋で寝泊まりするのはとても良い想い出になるはず。筆者の息子と娘もそうだった。

さて、フレンズグループLINEである。刻一刻と写真やコメントが入る。仕事に没入して気がつくと数十件未読になってたりして。折を見てIQOSで一服するとき一気にコメントや写真を見るのが楽しい。自分もその場へ行った気になっちゃうのであった。そこで(毎年のことであるが)このフレンズLINEに掲載された写真を中心にブログを展開。写真はほとんど母たちが「LINEアルバム」を設けてそこへ皆が投稿するシステムである。時系列は若干前後する。

往きのバス。アイスクリームタイム(これの時間帯は不明)。しっかり女子会しちゃう面々。


到着後グランドで昼食。それにスイカタイム。子どもの夏休みの3大キーワードは「アイスとスイカと花火」である。ちなみに大人の移動手段の必需品もSuicaである。




夜は宿で座学かな。監督Itohくんから諄々とスピーチ。今回もOBの子の参加多数。Ohtsuboからグラブの磨き方講習だったのだろうか。

この一週間前は同じ宮前のフォルコンズがすぐ近くの宿で合宿だったはず。偶然である。フレンズは宿が提供してくれるグランドが何面もあり、そこでは野球やサッカーやラグビーの合宿が花盛りなんである。畑を均してグランドにしたらしい。トイレ事情が厳しいのが玉にキズではあるが、概ね少年たちの合宿には最適であると思う。
グランドから帰ると母たちはユニフォームなどの洗濯が待っている。それもこれもひっくるめて楽しめればいい。日焼けの後のお肌のお手入れは大事なルーティンワークなんであろうか。「13日の金曜日」のジェイソンがいっぱいいたのだった。この集団に夜中に出くわしたら絶対腰を抜かしていたに違いない。

風呂のシーンは今年からは割愛。昨年までは面白おかしくモザイクかけてアップしてたけれど、このご時世ナニを言われるかわかったものではない。晩飯のBBQが合宿の最高の楽しみ。

フレンズの特徴の一つはOBが今でもグランドへ来てくれるチームであることだ。代表Yanagisawaさんが新旧年代のOBらに囲まれて。

先に釘を刺したように、写真の時系列がおかしくなっているかもであるが、一気に行っちゃう。見る方はそんなにあまり気にしないものである。
翌朝(今これを書いている日曜)は近くの山中湖でラジオ体操が通例。筆者は何度か二日酔いでパスしたこともあったけれど、朝の富士山を見上げれば自ずと気持ちが清々しく(キヨキヨしく、ではない)なっちゃうわけで、大変いいものである。

朝から湖でどっぷり遊んじゃう子どもとオトナたち。

多分これは今日日曜の試合だと思う。練習試合が2つ組まれているはずだ。ユニフォームの泥が素敵である。

3日間ではあるが、月曜仕事のオヤジは土日一泊だけだったり、日曜だけ日帰りだったりで有馬村へ帰る者もいる。月曜には人数ががっくり減っちゃうのが通例である。それでも子どももオトナも一緒に夏を堪能して帰って欲しい。

フレンズ合宿は夏休みが始まった週末の土日月曜の3日間と昔から決まっている。先週秋季大会をダブルヘッダーまでこなして、すでに勝ち点9を獲得し今週末は対戦はお役御免、同じような事情の他チームもあろう。土曜日筆者は仕事で日曜は所用で南町田へ、宮前では熱い秋季大会ブロックリーグ戦が繰り広げられている。来週からまた頑張ろう。

個人的に筆者の夏合宿のささやかではあるけど、かつ最大の楽しみはナニか。
だっくんだっくんグランドで汗をかいて、宿にたどり着いて風呂とバーベキューの晩飯を待つ夕間暮れのあいだに、宿の地べたに座り込んでオヤジ同士で缶ビールを開ける瞬間、「プッシュ〜」グビリグビリ、うーむ絶対的にサイコーの瞬間。大好きなんであった。
※写真の時系列は多少差はある。母たちがLINEにアップした枚数は現時点で178枚。その中から厳選してアップしたんであった。明日月曜有馬地方へ帰還予定。山中湖の暑さとこちらの暑さは質が違う。事故のないように、存分に夏を楽しんで帰って来て欲しいものである。今日曜23:00。まだ宿ではオトナたちは盛り上がっているに違いない。
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2018年7月19日木曜日

太陽と夏に罪はない

第一公園球場に残った筆者はそのまま、第二、第三試合と観戦取材したんであった。
ライナーズVSブルアロ戦。

いきなりの初回からブルアロの猛攻が始まったのだった。詳細はあえて割愛させていただきたい。

初回のライナーズの守備が20分近くなった頃、本部裏はにわかに慌ただしくなった。この暑さである。1イニング20分を超えたら給水タイムが運営上義務つけられている。少しでも早く給水させてあげたい。18分頃だったろうか「この打者が出たら「水入り」にしよう」
同時に審判団も「水入り」になったのだった。

時計を止めて試合再開。すでにふた桁得点に至っている。それでもなかなかチェンジに至らず。ライナーズナインを不憫に思う一方で、逞しく育って欲しいし、こんな経験も野球少年には終わってみれば良い思い出になるかも。と思う反面、いやいや何か事が起きてからでは遅いし、近年の熱中症に関する報道は広く喧伝されているわけで。結構思い惑う場面なんであった。筆者やオトナの経験値では昔は「根性論」で一蹴された時代だったけれど、そんな話は今は通用しない。サッカー少年だった筆者は、練習中水を飲むこと自体が罪悪だった。うさぎ跳び全盛の頃である。スポーツ科学の見地と事故防止の観点からも、適切かつ効率的な水分補給は重要なことである。選手のパフォーマンスを維持する為にも。


.........
しかし太陽と夏に罪はない。仰ぎ見るギラギラの太陽を恨むのではなく、ヤツと友達になって欲しい。
猛暑の中第三試合はバーズVS花フラ戦。試合前バーズYoshikawa夫妻と談笑。バーズ先発マウンドはKai。対する花フラにもQのAohaとHarukaが先発レギュラーで出場。花フラ監督はSatohさん。

花フラの打席を三塁側のネット越しにレンズを向けると、ネットの緑がぼんやり映り込み全体が緑っぽくなる。いみじくも花フラのグリーンに包まれた絵になった。

試合の詳細はスコアがないと伝えられないし、細かい記憶も曖昧なんである。それを承知で知ったかぶりをして詳細を書くのは自滅行為と言えるわけで、やはり文章では書いては行けない。ただ、印象的なことしか言えないのだけれど、「打ち合いに勝ったバーズ」という感じである。打たれても打って返す展開と言えばいいだろうか。間違っていたらメンゴメンゴなんである。

バーズベンチは監督Usuiさん、Yoshikawaさん、Kawataさんの顔がある。

本部ネット裏にも日差しが刻一刻と侵食してきて、徐々にテーブルが後退するんであった。この日は会長Matsuiさん始め連盟役員がたまなみ大会、その他などへ行っており、本部の運営はFujisawaさんとYanagiさん二人がメインであった。二人というのはかなり厳しい状況である。代わりに審判団が懸命にフォローしていたんであった。

Harukaとそのオヤジを撮ってみた。猛暑の中ファインダー越しのHarukaの笑顔に思わずホックリしちゃう。夏の早朝にシュッとアサガオが咲いたみたいな笑顔だった。


試合は激戦の末バーズの勝利。
試合後パイプ椅子を両手に倉庫へ運ぶ途中、バーズYoshikawa母に会った。勝利に飢えていたであろう、古豪花フラに勝って、あるいはKai始めバーズナインが猛暑の中勝ち取った結果なのだろうか、感極まって目頭が潤んでいた。
「Teshimaさ〜ん、もう泣いちゃいました」
筆者は両手が塞がってなければ思わずハグしていたであろう場面なんであった。

まだまだ猛暑は続く。
マイナーな捉え方もあるけれど、夏って暑くなければ夏じゃないから。冷夏になればなったで夏らしくないと人は文句を言う。
暑く熱い戦いは始まったばかりだ。
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