2024年4月27日土曜日

リモートで旧交を温める

 山形中学3年9組同級生の「山形39LINE」があることはここで何度も書いた。先月同級会をやろうとの気運が盛り上がったようで、今4/26現在19:00から、やっているんである。筆者はボリュームの大きい仕事の予定があったので、不参加を決め込んで今日に至ったのだが。つい昨日クライアントから電話あり、その案件がポシャってしまった。関西の某新築巨大ホテルの内装設計案件だったのだが、クライアント側の理由でダメになったんである。この業界よくある話ではあるが、結構ショックであった。

この同級会には筆者もリモートで参加すべく、先日特別に好きな高級ビールYEBISUを買ってきた。YEBISUの恵比寿は、筆者の20代前半の頃住んでいた場所であり、さらに40代で設計事務所を持った東京の渋谷区の一角である。そのYEBISUを19時ジャストにプルタブをカシャリ、プッシューとやらかしたのだった。(ちなみに2本目はいつもの本麒麟になっちゃうのは言うまでもない)

すぐに学級委員長NaotoからLINEビデオ電話が来たんである。皆元気そうだった。Naoto曰く「こっちで話題になってんのはよ、年金と病気の話ばっかよ。介護保険料高っけえな〜とがな」一同(爆)。御意、全く同意である。ただでさえ微々たる年金から天引きされるのである。お代官様が貧農から否応なく作物を搾取するみたいに。ひとり一人スマホを回してもらい「おお〜元気してっか」なんて。Naotoが「もう同級会っていうより敬老会だべな」と言ったので筆者すかさず「だったらもう帰(け)えろうかい、ってか」と返したのだが、聞こえてなかったらしく、しばらくしてNaotoが「んだがら、もう帰(け)えろうかい、なんてな」とガハハと笑う。ジジイになると人の話を聞かなくなるのは世の常。人はいわゆる「老害」なんて言う。しかし実はこの場合、山形の方は大盛り上がりで周りの喧騒で筆者の声が聞こえなかったのだと推察。ビデオ通話をスクショ。

Naotoは某地銀の役員まで上り詰めた出世頭。人の話を聞かないような人物なら、そこまで出世はしない。よく人の話に耳を傾けなおかつ、しかるのちに実行力のある男なんである。ちょっと褒めすぎか(^-^)思えばこの中学3年9組は優秀な人材を輩出し、傑出(けっしゅつ)した傑物(けつぶつ)揃いである。彼以外では、京大に進学し某大学教授になった者、他にも大学教授が2人いるし、現在そのうち一人は旧山形県庁の重要文化財館長、もう一人は現役で講演で全国を飛び回り、IT関連の専門書まで出版している。警察の上層まで行った者や、地元では超有名なパティシエで大成功を収めた者、その他家業を継いで頑張っているものなど多数、etc。筆者の知る限り女子もそれぞれの人生を歩んできたらしい。皆結婚して楽しそうだが、反面それなりの紆余曲折もあったと知っている。店の店主Ayaちゃんと宮前少年野球リトグリYamakawaさんとの千載一遇、偶然の件(くだり)は以前ここで書いた。Yamakawaさんに4649とのことであった。Yamakawaさん、このブログ見てるかーい?彼曰く「Teshimaさんは宮前の山形観光大使」とな。宮前平駅前に山形アンテナショップを共同出店しちゃうかと画策している(ウソ)。「納豆おみ漬け」と「山形芋煮」の味を世界に広めたいのである(ホント)。

筆者も限りなく、途方もなく、見る影もなく、気が遠くなるくらい、失神しちゃうほどツルッパゲになったが、同胞も数名散見される訳で安心しちゃう。上の写真は39LINEから出典。

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さてもう解散したらしいと21時頃39LINEに報告あり。筆者は途中から風呂に入り同時進行でまだブログを書いている。酒はとっくの昔からバーボンに切り替えた。近年名だたる舶来ウィスキーが、量を売るためにCMなどで軒並みハイボールなんぞに身を落としてしまって、昔からウィスキー党の筆者は忸怩たる思いである。ハイボールにするなら安いウィスキーで十分、重文、重要文化財。このジムビーム・デビルズカットalc.45%クラスはロックかストレートでなきゃなんである。

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最近の散歩や用事があって出かけた先の草花の写真を。近所の神明社近くの民家の垣根の黄色い花。毎年見るのが楽しみだ。

別の日、山吹色と青空のコントラスト。思わずバイクを停車してiPhoneにて。

ジジイ(ババアも)になると道端の可憐な名も知らぬ花に、妙な愛着を感じてしまうのは昔も今も変わらず。しかし筆者は30代の頃からそーだった。若い頃よりも一層その感覚が強くなったのだろうか。

新緑の候、みなさま如何お過ごしですか、的な。横浜都筑の牛久保公園、絵に描いたような光景。「目に青葉」見ているだけで視力がアップしローガンも治っちゃうみたいな錯覚に陥る。「晴耕雨読」的「ノルウェイの森」の風景。

その帰りに寄った別の小さな公園。白いゾウさんのモニュメントで有名だ。母親とはぐれた子象か、雨の日も風の日も、地震があっても台風が来ても、ずっと子どもらを見守ってきたのだろう。こんな公園の木陰に寝転びひたすら読書したのは今はもう昔。時間の余裕があるようで無く、懐と心の余裕がいまだに無い日々だからこそ、時には昔のようにそんな時間を過ごしてみたい。

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最後はこれ。古代中国の思想家で有名なのは、老子、孔子、荘子などであろうか。筆者はあまり詳しくないけれど。有名な言葉が数多く日本でも言われているが、荘子(?)だろうか「見方を変えれば、物事が変わってくる」。日常生活でもよくあることだし、ビジネスの世界や人付き合いでも大いに直面することだ。「見方を変えれば...」は折に触れて「晴耕雨読」でも書いてきた。

1〜2ヶ月ほど前の第四Queensでの練習時。筆者は打撃練習のファーストの守備(球拾い)についていた。まだ寒い時期だった。待てど暮らせどなかなか球が飛んで来ない。暇を持て余して地面になぜか足で円を描いてみた。次になぜか「+」(プラス)の十字を描く。この所作は仕事の職業病的なものか。するとどーだろう、乾電池の「+」の記号に見えるじゃないか。

写真を撮ったあと違う角度からもう一発。するとどうだろう、乾電池の+が今度は×に変化し、プラスネジの頭のように見えてきたのだった。乾電池がネジに変化したのだった。

「見方を変えれば、物事が変わってくる」人を見ることも同じ。何をか言わんや。

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