2011年4月26日火曜日

拝啓、野球少年少女の母たちへ

...と、こんなタイトルすらおこがましいのだけれど。
このブログで小生が作ったスコアブックの集計ソフトのお裾分けの話を書いたら、全国の、自チームから集計を任された方から(全国と言っても10人前後ですが)このExcelが欲しいとメールを頂いた。作った本人にしてみればこんなに嬉しいことはない。つい先週も佐賀県のスコア集計を任されたという少年野球のお母さんからメールいただき、早速、拙いExcelデータを送って差し上げたばかり。

野球少年のお母さん繋がりでふと思い出した人がいる。
だいぶ前に仙台の少年野球のお母さんから連絡いただいて、同じようにデータを送って差し上げた方だ。会ったこともなければ話したこともないけれど、震災後とても心に掛かっていた。
今日、その方へそろそろ連絡差し上げてもいい頃かなと思いメール送信。
こんなメールを公開してもいいものかどうか迷ったけれど、日本のみんなが応援してるよ、と伝えたくて...。

以下、個人情報部分を多少編集するも、ほぼ原文のまま掲載します。


拝啓 SSさま

こんばんは。ひさしぶりにメールを差し上げます、有馬フレンズのテッシーことTです。
以前スコアブックの集計ソフトExcelの件でメールをやりとりさせて頂きました者ですが、ご記憶でしょうか?

今日またメールしましたのは、震災以来ずっと心配で気になっていたのですが、Sさんのほうはいかがですか?
震災後しばらくはこんな人ごとのようなメールを差し上げるのはかえって失礼かと思い、逡巡しておりました。
今は少年野球どころではない状況かとお察しし、被災地の方々の気持ちを思うと、少なからず心を痛めております。

私も東北人の一人としてまた日本人のひとりとして何か出来ることはないかと考え、私のチームが所属する川崎市宮前区少年野球連盟に震災の募金を呼びかけ、お金を送るよりも、大好きな野球をすることが出来なくなった東北の子どもたちに、野球道具を送りたいと提案したところ、ある役員が小生ブログも見て意気に感じ速攻動いてくれて会長への直訴、瞬時にOKが出て、その日のうちに震災復興支援プロジェクトが発足しました。
もちろん今送るのは時期尚早というもので、実現させるのはインフラが整いグランドなどの使用が可能になった復興の時期をみはからうことになってます。
果たしてどれだけ募金が集まり野球道具がどれだけ購入出来るかは全くの未知数なので、大きなことは言えないのですが、うちの連盟が岩手・宮城・福島のしかるべき各野球連盟組織に連絡を取り、実現させる予定です。

微力ながら、子どもたちの笑顔と野球の快音が被災地に戻ることを願っております。
                                 敬具

追伸。
うちのチームOBの子が宮城の高校へ進学することは以前のメールに書きました。
今はまだ避難所になっており、インフラが整い次第入学となっているようです。
中学卒業してもまだ高校生になれずにこちらで待機状態です。

Sさんの被災状況もわからずに一方的にメールしてますことをお赦し下さい。
比較的被害の少ない仙台市とはいえ、もし、深刻な状況でしたらこのメールは無視して下さり、ご返事なくても構いませんのでお気になさらずに。
ブログにも載せましたが、「がんばれ東北」のマークを添付させていただきます。
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