「畳と女房は新しいほうがいい」
という先人の名言は、古今東西を問わず世の中年オトコどもの中には頷ける方もあろう。ニンマリ度76%の言葉なんである。加藤茶がうらやましい。
この言葉はあくまでも尊大なオトコからの目線で生まれたものだろう。
女性が見事に逆襲する笑い話を思い出した。
「おめえも中年になったなあ。賞味期限が過ぎちまったよ」
「何よアンタこそ。とっくに使用期限が過ぎてるじゃない」
ニンマリ度93%の言葉なんである。
古くても良いものはたくさんありますよね。
たとえば映画や本。あるいは「女房」も(?)
ハリウッドのアクション超大作も面白いけれど、かつての映画には宝石のようにきらめくものが多くある。
昨年末にBOOK・OFFで偶然見かけたDVD。ずっと前から「もう一度観たい映画ベスト10」に入っていたもの。TSUTAYAのレンタルじゃなく、出来れば「手元に置いておきたい映画ベスト10」にも入っていたもの。
1982年リチャード・ギアの「愛と青春の旅立ち」なんである。
買ってしまった。好きな映画がこんなに安く手に入っていいの?っていうくらいだったので迷わずレジへ踵(きびす)を返す。
詳しい映画の解説はしない。
想い出に残っているのはリチャード・ギアのカッコよさと、デブラ・ウィンガーの色っぽさと。主演のリチャード・ギアを差し置いてアカデミー賞を獲ったルイス・ゴセット・ジュニアのシブさと。
そしてラスト近くで士官学校卒業式での帽子を天へ投げ上げるシーン。連盟記念誌の裏表紙のデザインソースにもなったのがこれ。
鬼教官のルイス・ゴセット・ジュニアは、今まで罵詈雑言を吐き厳しく生徒に接していたが、生徒が卒業式を終え士官になったとたんに、立場は鮮明に逆転し、生徒らは自分の上官になる。リチャード・ギアに最敬礼をし「サー」を言うシーンが、昔最初に観た時には一番印象的だった。今回もそれは変わらない。
その後リチャード・ギアがバイクに乗るシーンがある。
なにしろカッコイイ。ネットで検索したら英国製のトライアンフであった。
映画や本のラストシーンを書いてネタばらしするのは、古今東西、紳士協定違反であるし、北大西洋条約機構協定違反、または京都議定書にも抵触するかもしれないので、あえて書かないけれど、画像はコレなんである。
やっぱり、ほとんどネタばらしだったかな(^^)
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このブログに触発されて、30年近くぶりに「愛と青春の旅立ち」見てしまいました。
返信削除いやぁ、いい映画って何十年経っても色あせないですね。
この流れで次回は「プリティウーマン」、それから「ローマの休日」もまた見たいぁと思っています。
匿名さんコメントありがとうございます。
返信削除懐かしき良い映画を1本、久しぶりに観ると、アレもコレも観たくなりますよね(^^)
BOOKOFFで売ってましたか?
日曜深夜、やっと仕事が終わり今、コメントに至りました。
今後もよろしくお願い致します。