今日の日本人は終日いったいどうしたら良いと言うのだろう。
早朝の東京オリンピック招致プレゼンと最終決定。
男子バレー、宿敵韓国との試合。
そして高校野球世界大会18Underの米国との決勝戦。松井がマウンドに登る。
更に21:00からの「半沢直樹」は絶対はずせないわけだし。
転じて極私的に言えば仕事で今日も野球に行けない筆者。悶々とするも気分転換を兼ねて西有馬ドームへ1時間だけ顔を出した。子らの元気な声を聞くとなんだか自分も元気になったような気がする。
それにしても東京オリンピック招致プレゼンである。
印象に残ったのはシルビア・クリステルの....おっと違った(^-^)滝川クリステルの「お・も・て・な・し」ココロに響く完璧なプレゼン内容であった。
ミズノ元会長水野さんの素晴らしい表情のプレゼン。練習に頼らず、持って生まれたモノを持つ人だけが出来る表情ではないか。
震災にあった気仙沼出身のパラリンピック佐藤選手。画像を交えての感動的なスピーチだった。
反して水を差すようで申し訳ないが、身振り手振りを交えてトークすることが苦手なニッポン人。いかにも急造でいかにも練習を重ねました的な匂いがふんぷんとするのが、東京都知事のジェスチャー。自然な動きではなくクサイ匂いがしちゃっている。練習してやっとここまで出来ましたよ的な。昭和のオヤジなら致し方ないか。こういう人はたぶんダンスなぞやらしたら手足バラバラな踊りをするに違いないんである。偉そうにかく言う筆者も、20代ディスコ全盛期に最も得意とするダンスは.....チークダンスであった(^-^)
首相の流暢さは今に始まったことではない。国際舞台で場数を踏んでいるのだから、流暢で当たり前だ。それより、全世界に向かって公約した日本の安全を全うしてもらいたい。口先だけの言葉にならぬよう。
筆者はこういう国民的イベントの陰では必ず大手広告代理店が暗躍することを知っている。今回も電通、博報堂、東急エージェンシーのどれかが全てを仕切って、裏でシナリオを書いているに違いない。以外だったのはオリンピック招致請負人と言われる英国人がプレゼンの指導コーチングをしたということだった。彼が言っていた。
「最後に勝つためには練習、練習、また練習」
まるで日本野球の神髄みたい。そのお陰か見事に誰も言葉をかむことなくプレゼンを終えた。筆者なら壇上に立ったとたんに頭が真っ白になり、せっかく覚えた英語もどこへやら、きっと開口一番「This is a Pen!」「ジャックとベティーは話しました....」なんて言っちゃうであろう。東京招致は木っ端みじんになったに違いない。
興味の中心は果たしてこのプレゼンの文言を作ったのは誰なのかということ。
筆者はちっぽけなブロガーではあるし、同じ土俵でもの申す立場にはないけれど、毎回駄文を書いている者として、それぞれのプレゼンターの立ち位置に応じてこんな素晴らしい文章を書いた人をリスペクトしたいと思う。
さて7年後。
サッカーの聖地「国立」は超近代的な競技場に生まれ変わる。おそらく建築解体時にはサッカーファンによる盛大なイベントがあるだろうことは容易に想像できちゃうわけで。
開会式入場料は数万円から15万円までするんだそうだ。他の競技会場は平均7,700円らしい。EXILEの全国ドームツアー料金とほぼ同じ。
ああ、絶対観に行きたいぞ!今からわくわくしちゃう(^-^)
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