2013年10月2日水曜日

体験会とBBQ「体験会編」

体験会編なんである。
おそらく選手人数に関しては困らないほど毎年黙っていても新入部員が入ってきてくれるチームならともかく、そーではないその他多くのチームにおいては、随時あるいは年に一度入部体験会なるものを開催して、新メンバー獲得に心を砕き腐心しているに違いないんである。有馬フレンズしかり、女子野球の宮前Queensも例外ではない。

今年はSatoh父が作った体験会のチラシを子どもたちが学校や母体チームに持ち帰り、みなに配って勧誘をしたそうだ。そのかいあって5名、3年生が1人、2年生が4人も来てくれた。男子と違い近隣のチームに子どもがとられることはないのだけれど、女子で野球をやる人口自体のパイが小さいので、男子にはない難しさがある。逆に利点は野球をやりたいと思った女の子は女子チームが少ないため自動的にそのチームへ来てくれることだ。
自宅の周りにコンビニが3軒あれば好きな店に行けるが、1軒しかないのであれば、夜中にお稲荷さんが突然食べたくなったら選択の余地はなくその1軒に行くしかないのだ。

女子野球とBチームの聖地、第四公園スタジアムへ行った。ここへ来るといつも娘がBで投げていた時代を想い起こすし、またユニフォームに28番をつけてコーチをやっていた頃をも想起するんであった。当時の外野は雑草ぼーぼーの山有り谷有りの、野趣あふれるワイルドなグランドだった。3球に1球はイレギュラーバウンドが当たり前田のクラッカーなんである。
うららかな絶好の体験会日和の中、去年同様監督Koshimizuさんが熱心に教えていた。

野球のみならず近代スポーツの常識のひとつとして、十分な給水を摂ることがセオリーになっている。フレンズにおいても練習中「おーし、5分休憩〜!水飲めよ〜」。昔とは比べようもないくらい夏は頻繁に給水を摂るようになった。Qにおいてもしかり。しかし...。Qには給水休憩とは別に「アイス休憩」なるものがあるようだ。バラエティーに富んだアイスがどっさり。思い思いのアイスに手を伸ばす女子。
グランドで写真を撮っていたら、突然「写真撮ってくださ〜い」と声をかけられた。なんだか六本木で逆ナンされたような気分でめちゃ嬉しかった。美女二人は仲良しのAkariとMisakiだった。こんな笑顔にオヤジどもは翻弄されてしまうのだった。特にSohma会長、Kasahara代表、Murataコーチの「ディズニーランド出資者」50代以上の3人組がその良い例である。

体験会の子たちは黙々とボールに向かっていく。Qの低学年も混じって7人で受講。待っている列ではやはり女の子だ、何やらぺちゃくちゃおしゃべりが尽きない。男子なら鉄拳が飛んでいるかもしれない。近年それはないにしろ、グランド3周走れっ!は、免れないはずだ。

フリーバッティングとトスバッティング、バントの3本立てでグランドを有効に使う。Qの練習時間は母体チームに比べて極端に短いのだから効率が要求される。監督、Kasahara大ちゃん、Yoshida、Mochida、Murata各コーチとお父さんコーチたちの連携が素晴らしい。監督業というのは試合に勝つために采配を振るうだけではなく、日頃の練習をシステマチックに構築し、それを周囲に的確な指示を与えられる者のことを言う。改めて実感す。
それにしても驚いたのなんのって!
「男子顔負け」という女子に対する慣用句があるが、Qの主力の打撃はややもすると男子以上である。青っちろいヘナチョコ男なんか凌駕してかつ、なお余りあるのだ。中でも特筆は主将HimariがMochidaオヤジコーチが投げる速球を、連続3球ともセンターのほぼ同じ深い位置へ「基本のセンター返し」で叩き込む快挙。偶然ではないのは筆者の審美眼にかけて保証する。筆者には審美眼てゆーか、野球を見る時の唯一自慢出来るスキルがある。プロ野球などを観戦していて打者が長打を打った瞬間、この打球はフェンス際で捕球されてアウトなのか、3塁打なのかホームランになるのかを一瞬にして判断出来るのである。ほぼ間違ったことはない。自分でも驚くほど的中しちゃうんである。そんなおバカな自画自賛をする筆者が太鼓判を押すのだから間違いない。アッパレなんである。他の5,6年生も力強い打撃を披露してくれた。(※写真に納まっていない子たちにはゴメン。これでも公平に撮ったつもりであるが、選に漏れた子も多い)


外野へ廻ってカメラを構えていたら、宮崎台バーズの子らが公園端で練習していた。
特徴のある子を発見。「おっ、Takahashiくんじゃないか」近寄ってみたらバーズマネージャー父のTakahashiさんもいた。
以前、ひょんなきっかけでTakahashiさんとQのIchika母をメールを介して結んだことがある。偶然ではあるけれど、Ichikaが転校してきて友人も少ない時に、バーズTakahashiくんが「ねえ、きみ、サンダースで野球やってるよね?」と声をかけてくれたのだそうだ。そんなこんなのメール文章を本人たちの了解をもらったうえで、筆者を起点にして二人に転送したのであった。最後はお互いに「是非今度お会いしたらご挨拶したいです」と、二人から異口同音に筆者に返信があった。
良かったら紹介しますよ、とTakahashiさんを引き連れて、この日やっとお目もじ叶うことが出来たんであった(^-^)/
俺ってある意味キューピッド?

おっといけない。やはりもうこんな時間ではないかい。一気呵成に体験会編とBBQ編を書いちゃおうと意気込んだのであったけれど、ここに来て脳内エネルギーが急減し、日頃の体力不足を露呈してしまうハメに。いわゆる「○○折れ」みたいなもの。(このブログを読んでいる良い子のみんなはこの言葉を深く詮索しないように。間違っても親に解説を求めてはいけない。「不謹慎極まりないことこの上なし!」と、筆者が全国の母を敵に回すことになるからだ)
なので、BBQ編は次回に持ち越しとしたい。
明日は早速Amazonでパナソニックの充電器エネループを購入したいと思っている。
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