Excelスコアブック集計ソフト。スコアブックの手書きの数値をこのExcelに入力すると、面倒な打率計算などをほぼやってくれちゃうんである。ただしこの「手入力」が死ぬほど難儀なんである。やった人でないとこの苦労は分らないはずだ。もっとも死ぬほど辛くても実際死ぬことは100%ないのだけれど。辛くて死んでいたら筆者は今まで100万回は死んでいる。「100万回生きた猫」ならぬ「100万回死んだ俺」
このソフトは昔の集計担当から受け継いで、筆者が数年かけて必死こいて改良に改良を重ね、品種改良に成功したものなんである。それを惜しげもなく数年前から無償で配付してきたんであった。
※余談。「配付」と「配布」の違い分りますか?特定の人に配るのが「配付」で不特定多数の人に配るのが「配布」なんである。学校で子らにプリントを配るのは「配付」で、カープが古葉監督時代に初めて日本一になった時に、渋谷の街頭で号外新聞を配るのが「配布」なんである。会社にお勤めのみなさん。今朝の営業会議で皆に配られた売上推移を示すA4版グラフ資料は「配付」なのだった。
閑話休題。
そのExcel集計ソフトを全国の野球に携わる方に配付して幾星霜。100件になったらそのブログを書こうとして日々過ごしている筆者なんである。100件に満たないうちは書かないと決めている。今現在何件まで配付したかは内緒なんである。
さてそれに関しての話。つい先日このExcelを頂きたいとのメールをもらった。
神戸の灘区にお住まいの少年野球の方だった。そのMさんのメールにはこんなことが書いてあったんである。Mさん(男性)は毎日「晴耕雨読」にアクセスして頂いている超ヘビーユーザーだったことをメールにて初めて知った。
「.....中略.....私がもし神奈川に引っ越しするならば、有馬フレンズさんや宮前Queensに自分の子どもを入部させたいために、宮前に住居を探すことでしょう。そんなことを夢想したりします。うちもフレンズの父母のような大人たちに囲まれて、チームの子どもたちを卒団させてやりたいと思います。.....後略」.....(※文章はMさんの主旨を汲んで、筆者が少し編集。でもニュアンスはほぼこの通り。文責:筆者)
感激してしまった。ちょっとウルッとくるくらいに。ブロガーとしてこんなに嬉しいことはないんである。
「そんなヒロシに騙されて」ならぬ「そんな父母に囲まれて」
そんな父母も、主役である子どもたちのおかげで、良い思いをさせてもらっているのだった。自分の子が週末家にこもってゲームにばかり夢中になっていたんでは、こんな素敵な大人同士の出会いも永遠になかったわけで。
我々も逆に子どもたちに感謝せねばならないんである。
にほんブログ村
0 件のコメント:
コメントを投稿