2016年4月28日木曜日

笑いと涙の狭間で

ジャビットカップ第三戦目バーズVSブルーアローズ戦は、フレンズ敗戦後丘の上スタンドやバックネット裏本部席などから観戦していたんであった。バーズは昨年のフレンズと同じく6年生が10人いるチームである。

宮崎台バーズベンチではUsui監督はじめ、部長兼任のKawata29番、そしてQueensHinata父、Yoshikawa29番コーチが入っていたんであった。(※オトコの場合フレンズでは○○オヤジという称号で書くのだが、この少年野球「晴耕雨読」では決して蔑称ではなく、愛称いやむしろ敬称に近い意味で使用しているのであしからず、なんである)
うかつにもYoshikawaさんが28番をやっているとは知らなかった。あご髭がそこはかとなく良い感じで「ちょいワルオヤジ」的空気を醸(かも)していた。スレンダーな美人妻を持つQueensオヤジなんである。

フレンズは昨年の監督Satohもそーだったが、おそらく宮前連盟いやもしかして川崎、いやいや、ややもすると神奈川でも最も若い監督と29番かもしれない。監督Itohは30チョイ過ぎで29番Shohtaは20台前半、ともにフレンズOBで独身である。OBの監督だけでも珍しいのに、こんなに若い少年野球ベンチスタッフはそうそうないのではないだろうか。
これから宮前少年野球が30年、40年と歴史を重ねるごとにOBの子が監督になることは珍しくなくなるだろう。フレンズ関係者は耳をかっぽじって聞いて欲しいのだが、今の監督Itohが昨年筆者に語っていたことがある。「Satohさんが監督で自分とShohtaが29と28をやって、オールOBスタッフになってチームとYanagisawa代表に恩返しをしたいんです。それが夢なんです」と。

さて話は宮崎台バーズなんであった。
ネット裏で広報として観戦していたらどこかで見たことのある風貌の選手がいるではないか。一瞬、数年前帰らぬ人となった高橋さんの顔が思い浮かび、次の瞬間には長男のTakahashiくんの姿が重なり、そしてすぐに気づいた「弟のKentaくんだ!」
速攻ネット裏のメンバー表を確認し脱兎のごとくカメラを取りに丘の上に駆け上ったのは言うまでもない。

なんかついこの間までオレンジでがんばっていた子がいつの間にこんなに大きくなっちゃって、てゆー「おお、けんた。しばらく会ってない間に大きくなったのう。何年生になったんじゃ?」的な遠い親戚のオッサン的な気分になった的な筆者的オッサンなんであった。

どーにもこーにも、兄のTakahashiくんを知る人ならば、そっくりの風貌であることは一目瞭然であり、(デスヨネ?)、更に故高橋さんのDNAをまんまと継承しているんであった。

Kentaくんの打席をいくつか撮った。

中でもこれは最高の1枚であった。
デッドボールがヘルメのツバあたりに当たった瞬間である。すぐに液晶ビューアで確認。子どものピュアで楽しい一瞬を捉えられたような気がした。しかしこれも前回ブログで書いたようにカメラマンの腕ではなく、被写体が素晴らしかったからに他ならない。
ベンチからも笑いが起きる。

試合はバーズの快勝。やっとYoshikawaさんやKawataさんとも話が出来た。そこで筆者の撮ったこの写真を見せたらバーズナインの子らも爆笑。「見せて見せて〜」
Kentaくん本人も苦笑い。ちゃんとブログに載せることの承諾を得て掲載するんである。
奇しくも明日GW初日にはバーズさんと練習試合が組まれている。

この一枚を天国にいるバーズ高橋さん夫妻に捧げたい。
きっとご夫婦で涙を流して笑ってくれているに違いない。

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