秋季が終わり一息ついたかと思ったら、気がつけばもうオレンジボール大会であった。10年前の第一回大会での優勝はなんと有馬フレンズであった。その当時のメンバーが6年生になった時、高円宮賜杯全国大会への切符を手にしたんである。ちょっと自慢しちゃうのだ。
さて「オレンジってナニよ?」とお思いの若き保護者殿。簡単に申せば、当初小さい子のために開発されたオレンジ色の小さいボール(軟球)で試合を行っていた。一般に普及していないため、店に常備していないところも多く、取り寄せになったりして割高になったりする。(=連盟M.Satohさん談)また、小さいのは投げる時は都合が良いが、打ったり捕ったりの時は逆に難しく、しかも結構硬いわけで。(=筆者の個人的感想です)...そんなこんなで数年間だけオレンジボールを使用し、結局はC球になり、現在のJ号球に受け継がれているわけである。名称だけオレンジが残った形だ。勝ち負けよりも一人でも多く小さいうちに野球に親しんでもらう、というのがオレンジの最大の目的である。
さて「晴耕雨読」アカデミー学院で「オレンジの謎」が解けたところで、本題である。今年はブロックリーグ戦からトーナメントを組んだ。その初日であった。郵便局長会宮前部会さんのスポンサードにより、多くの来賓参列があった。
オレンジなので少し肩の力を抜いて、試合経過よりは写真中心にて。(と言って、筆者の負担を軽減する狙いがあるとは誰も知るまいて)....と言って結局文章も多くなるのは必至の「晴耕雨読」かな。
●ウルフVS松風
Wのあの野球のうまい女子選手がまだ3年生だったとは驚きだった。W打線は兄貴たちのDNAをしっかり継承して、3年以下とは思えない仕上がりであった。いわゆる「野球になっている」わけで。
オレンジならではのエピソード。投手の投げたボールがミットに収まった瞬間、主審のHayashiさんが「ボール!」と言おうとしたのと同時に、打者がバットを振って空振り。Hayashiさん慌てて「ボーーーっ、あ、ん?ストライク!」会場柔らかな笑いに包まれる。オレンジらしいワンシーン。こんな想定外のプレー続出だから面白い。反面Mの先発投手くんは素晴らしい速球派、将来が楽しみである。
試合は大差でWだったが、どーしてどーして、Mも4得点しなかなかの内容、あっぱれ松風であった。
●フォルコンズVSレッパ
Rは赤パワーをオレンジパワーズに変えて、B監Hiranoさんが指揮。
まさかここ第一公園でドカベン殿馬の「秘打・白鳥の湖」が炸裂するとは!見よ、Fのこの打法。ちゃんとヒットになった(^-^)
FではQueensのMiyunaがキャッチャーに。いつもQで見せる顔ではなく、ちゃんと出来てるじゃん。2年生とは思えない堂々たる捕手ぶりであった。
ふとフォルコンズベンチのボールボーイに気付いた。一生懸命に審判にボールを手渡す。帰ってくるとサポートの大人が「よく出来たぞ」と笑顔でハグする。一体どうしたのだろうと思ってやっと気付いた。何度かその健気な姿を見ていて、ここに至るまでの事に思いを寄せると、私は思わず目頭が熱くなってファインダーが滲んでしまった。「がんばれ少年!」
試合は終盤ダブルスコアでRのリード。マウンドはNoguchiジュニアくんが登場。気合のこもった投球のたびに「んがっ!」と声が漏れる。血は争えないものだ。オヤジに似て元気一杯のピッチング。三振にとるとドヤ顔になっちゃうわけで。
さてこの後は連合クラブの練習試合。今季宮前の猛者(もさ)たちが参集する。ちょうど弁当を食べていたMatsui会長のところへ挨拶。
さて広報からお知らせ。事前告知である。これまでコロナ禍で応援席が規制されて不自由な思いをしてきたことと思う。宮少連としてはまだ川少連からの通達がないので、全面解除には至らないのだが、三塁側応援席がないのでせめてここファウルグランドの一部を応援席にしようと画策。カープのマツダスタジアムにファウルグランドに観客席を設けて話題になったが、言わば臨場感あふれる砂かぶりのエキサイティングシート。連盟メンバー間では「1000円の特別料金取っちゃうか」なんてジョーダンも出ちゃうほど。「ファウルボールにはご注意ください」のウグイス嬢も募集しちゃう?なんてね。(賛否あるかもだが) ただし審判部からの了承は得たが、新人戦からで、あくまで実験的な試みである。
にほんブログ村
少年野球ランキング
0 件のコメント:
コメントを投稿