少年野球ネタが枯渇しているこのオフシーズン、例によって「日々雑感」的「晴耕雨読」的徒然草ブログなんである。正月以降に撮った写真から6題。
●筆者は昨年末から患っている腰痛が今も完治せず、腰には安静が一番と知りつつも毎日のささやかな散歩は欠かせない。これをやめてしまうとまた別の不具合が顔を出してくることを知っているからである。エコノミー症候群ってやつなんである。だいぶ良くなったけれどQueensでは無理をしない程度に動くことを心がけている。1月初旬雨上がりの公園へいつものコースを辿って行った。数カ所あるベンチのいずれかに座り、ルーティンのストレッチをしたのち、熱い缶コーヒーを啜りながらスマホをいじり、最後は移りゆく四季の自然を観察し頭の中の塵(ちり)を新鮮な外気で吹き払い、空っぽにしてから仕事に戻るんである。とは言っても汚辱にまみれた怒りの記憶は拭い去りようがなく忸怩たる思いであることも事実だ。誰しも一生のうちひとつや二つ、そんな心の汚点があるに違いない。
この日は雑木林の中の黄色いベンチに向かったのだった。するとどーだろう、成型された黄色のベンチの上にこの上もなく真っ赤な椿の花が並べられていた。平日午後3時以降は小学生の遊び場になり、時折ここで女の子たちが集まって何やら女子会をやっているのは知っていたので、おそらく彼女たちの作品に違いないと得心するのであった。えげつないほどの黄色と赤の原色の組み合わせ。キャンベルスープやマリリンモンローをモチーフに一世風靡したアンディー・ウォーホル的な現代アート作品に見えなくもない。近くには雨に濡れて地面に落ちた椿の花があった。荒んだ心が少し和んだような気がしたのだった。
●近年「ネコ鍋」という写真が流行ったことがあった。こちらは「ワンコ鍋」的画像。生後三ヶ月の頃の幼犬の時に買ったワンコ用座布団。今や狭くなってしまったが「ここあ」本人はその狭さがお気に入りだ。(と、思う)頭手足胴体尻尾が一瞬どーなってるのか理解に苦しむ一枚。普段は家中を駆け回りお転婆娘だけれど、こんな姿にはほっこりさせてくれるのである。
●宮前少年少女野球各チームは始動して3週目だろうか。先日のQueensでは北部大会閉会式が執り行われ、バーズ優勝、Queens準優勝であった。Qは特別に6年生も含めた構成ではあるが、成績を総合すると大会を通じて5年生Sakiが三冠王を獲得したとのこと。実に喜ばしく素敵なニュースである。Sakiは今年Qでもヤングでも大活躍してくれるに違いない。寒風吹けど快晴の第一公園。
●今日日曜は赤カブに鞭を入れてここで何度も書いている牛久保公園方面へ。明日から大寒波がやってくるらしいので、鬼の居ぬ間に束の間の太陽を浴びに行ったわけである。ルーティンの散歩コースを辿りつつ大きな池のある徳生公園へ。今年は雨が少ないせいか小川や池の水位が極端に下がっている。小川は枯れてしまって水は皆無だ。いつもの渡り鳥鴨たちも例年に比べて圧倒的に少ない。きっとロシア当局から国外への渡航禁止令が出て、シベリアからの飛行も禁止されたに違いない。鴨たちへのビザも発給されてないのだろうか。鴨の数は例年の1/10程度だろうか、カルガモは二羽しかいなかった。そんな彼らをiPhoneのズームで撮ると、水面(みなも)の揺らめき波紋が、まるでエドワルド・ムンク「叫び」の背景の歪みのような様相を呈している。春先になるとカルガモ以外の彼らのほとんどはシベリアに帰る。どーかロシア当局から迫害と洗脳を受けませんよーにと、願うばかりだ。
●さて最後に。三苫が止まらないわけで。宮前の誇りであり、ましてや地元鷺沼出身ということもあり、とうとう筆者昨日はブライトンVSレスターの試合を0:00からAbemaTVでライブで観ちゃったんである。終了深夜2時。もう期待以上の素晴らしい活躍だった。左からのドリブルで相手をいなし、中央へカットイン、狙い澄ましてインにかけて放ったミドルシュートは芸術的なカーブを描きゴールトップ右へ突き刺さる驚愕のゴール。「スんゲー------!」日曜深夜に思わず叫んでしまったんである。「三苫の1ミリ」から今は「三苫ってる」とか「神苫(かみとま)」とまで言われている。5試合で4ゴール、1アシストは、世界最高峰リーグと称されるプレミアリーグでも、突出した成績である。数字よりもとにかく観ていて楽しいんである。近代サッカーはシステマチックになって、敢えて相手ディフェンダーに突破を挑んで失敗するリスクを背負うより、バックパスや細かいパス回しで様子を伺うのが主流だ。そこにこの三苫のドリブル突破を見事にやってのけるアグレッシブな三苫のサッカースタイルが、世界中の注目を集めている。
「世界中の注目」?...おっとここで一言。映画で昔からよく言われるのが「全米が感動した」「全米が泣いた」「全米が震撼した」などと喧伝されるキャッチフレーズ。筆者は昔からこれには懐疑的で、「全米ってどっからどこまでよ?」とか「全米って米国全国民みたいな言い方はいかがなものか?」と思っていたんである。それを知ってか知らずか最近では「興行成績6週間連続No.1」なんてフレーズに変貌を遂げた。日本のメーカーで言えば「お客さま満足度No.1」なんてね。アレもちょっと懐疑的なんである。.....サッカー三笘選手に戻る。「世界中の注目」はあながち嘘ではない。本国プレミアの英国はもちろん他国の多くのメディアからも大惨事...じゃなかった大賛辞が打電されている。プロのサッカー専門誌記者やレジェンドOB選手や相手チームファンなどからも賞賛の嵐なんである。「ミトマのプレーを観るためだけに入場料を払う価値がある」なんていかにも外国らしい表現も素敵だ。賞賛の嵐=この表現もちょっと言い過ぎか。いやそんな事はないのだ。何はともあれ筆者は嬉しくて仕方がない。仮に鷺沼出身でなくとも私は三苫ファンになったに違いないのである。かつて世界で活躍した中田や俊輔や本田にも興奮したけれど、この三苫選手には別格の何かを感じる今日この頃なんである。次のAbemaTVブライトン戦は2/4、Queensの卒団式の日でもある。この日は重役出勤ではいけないのだ。がっつりカレンダーには三苫ちゃんと、Queensの予定を書き込んでいるわけで。
●※最後の最後にもう一個、ブログの言葉の過ちを反省と謝罪。
前回ブログで三苫は「フロンターレの誘いを蹴って筑波大学へ進学」と書いた。これは時間に追われて知り得た情報をダイジェストに短く書こうと思ってつい、こーゆー表現にしちゃったんである。しかしこれでは三苫くんがにべもなく傲岸不遜(ごうがんふそん)になったよーに伝わるわけで。実際は違う。川崎ユース時代から頭角を表していた彼に、高校卒業時フロンターレは当然トップリーグでの誘いをかけたのは言うまでもない。しかし彼はまだプロでやる踏ん切りがつかずもっと自分を磨きたいとの思いから、筑波大進学を選択したのだった。その際に交わした「約束」は「大学卒業後は必ずフロンターレに戻らせていただきたいです」と。下部ユースから上がって来る選手に対しては、他サッカー球団はまずはフロンターレ本拠チームの意向を汲んで動向を鑑みたのちにスカウトの声をかけるのだそーだ。つまりまずはフロンターレが三苫を取るのであれば諦め、取らないのであればオファーが殺到するという図式。サッカー界では不文律の紳士協定なのだそうである。かくして三苫くんは長く育ててもらった川崎に恩義を感じ大卒後、引く手数多の他球団を尻目に一も二もなくしっかり約束通りフロンターレに入団したのだった。すでに田中碧くんは入団していた頃のお話である。
筆者時間がなかったとはいえ、正確な事実を知りながらも、うっかり誤った表現で書いてしまったことを三苫選手とフロンターレさんに深くお詫びしたい。頭(こうべ)を垂れながらもこれからも三笘選手の活躍に期待したいと思う今日この頃なのだった。
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ここあちゃん、可愛い💕ほぼ毎朝、娘が遊ばせてもらってます😊ありがとうございます。
返信削除匿名さん コメントありがとうございます。
返信削除匿名さんと言ってもおおよその想像はつきます。(^-^)
ここあはめっちゃ人が好きなので、こちらこそ、ありがとうございます。