2024年9月9日月曜日

2024秋季大会 想定外の決勝戦

 
昨日の秋季大会閉会式に続き、試合ブログの本編なんである。昨日も書いたけれど全く予想だにしない展開となったのだった。よく「決勝戦にふさわしい白熱の...」という慣用句があるけれど、あにはからんや途中までは一方的なゲーム展開となったのだった。

●宮前秋季大会 本大会決勝 モンタVSレッパ

決勝戦ならではの「ウグイス嬢」が美声を響かせる。お母さんたちにも思い出になるし、子どもたちにも決勝の特別感が湧き起こるに違いない。初回Mの攻撃では早速主軸の活躍で1点を先制す。その裏Rは無得点。R軍本格左腕のHidakaくんの力投、M軍エースで主将のHiguchiくんの豪速球も、心なしかいつも以上に気合が入っている。

Mにとっては怒涛の2回であり、Rにしてみれば悪夢の2回だった。打つ打球がことごとく「フェン直」に近い2塁打の連発。しかもこれでもかと言うくらい打線が繋がり長打の嵐であった。スコアがないので印象で書いているけれど、全くそんな感じなんである。「行ったか!?」と思って毎打者の打球をフェンスまで望遠で追いかけたのだった。今季拮抗した両雄の戦いはMの一方的な得点で、9:0となる。

対するR、茫然自失となるも応援の声は鳴り止まぬ。必死でランコーで声を送るMiyu。

3回にはMが無慈悲にもまたしても2点追加し、なんと11:0と「決勝戦らしからぬ」展開に持ち込んだんである。「いったい誰がこんな展開を予想しただろうか」と言う手垢のついた言い回しを、もう何度でも使いたくなるのでった。

連盟の連合の青いオジサンたち。

その裏3回Rは、まだ持てるチカラを発揮していないモヤモヤを払拭する場面がついに巡ってきたんである。6年最後のSatsukiがしぶとく出塁。

筆者がカメラマン席をちょっと離れているときに、ちょうどキャッチャーフライがその位置に上がった。猛ダッシュでNakataniくんがスライディングキャッチの好守美技、すかさず起き上がり走者の離塁を見極めて内野手へ送球。

左腕エースで長距離ヒッターのHidakaくんの打席だった。しっかりデータを取っていたのだろう、M軍監督Horiiさんが外野手を驚愕の位置へ移動。レフトはセンターのど真ん中へ、センターは右中間へ、ライトは極端なライト線際へ。いわば「Hidakaシフト」を敷いたのである。レフトグランドは閑古鳥が鳴くシャッター商店街のように、「そして誰もいなくなった」のだった。

走者満塁でこの男が打席に立つ。心なしかバッターボックスが小さく見えるほどだ。R軍主将のバットが一閃すると白球は中堅手の後方へ、この場面でフェンス越えの見事な満塁ホームランが炸裂したんである。やっと一矢報いるRP軍団。しかしながらまだ11:4と気が遠くなる点差あり。Tsukamoto監督は次を見据えて手放しでは喜べない様子。

5回表今度はお返しとばかりMのNakataniくんがツーランホームランを放つ。クールな主将Higuchiくんに対し相棒捕手のNakataniくんは天真爛漫、感情を表に出す、笑顔でチームを鼓舞するスラッガー。更に盛り上がるMベンチ。13:4となる。

最終回5裏、このまま終われない赤い戦士たち。「Hidakaシフト」もなんのその、Hidakaくんがライト線ギリの大飛球でツーベース、続く赤力軍団いつもの戦いを思い出したかのように怒涛の攻撃となる。ギュンギュン加点し4得点と13:8と猛追肉薄。Mベンチでは時間を有効に使う作戦。逆の立場ならどの監督でもそうするに違いない。

しかしR軍力尽き、このまま終焉を迎えたのだった。Mの見事な猛攻打線、Rの劇的な終盤の猛追、結果終わってみれば決勝戦にふさわしい両雄の戦いだった。敗戦のR軍はそうは思わないだろうけれど、観ている方は見応えのあるいい試合だったと感じるのである。

両軍ナイン、ベンチ、応援サポート保護者...実にお疲れ様でした。更に市学童大会が控えている。舞台を宮前から川崎に移し、連合含めてこちらでも大暴れしてほしいものである。

また、連盟的にも現6年生対象の宮前公式戦はこれで終了となった。オレンジや新人戦はまだ控えているけれど、こちらも実にお疲れ様なんであった。

更に加えれば連盟広報「晴耕雨読」BLOG執筆の筆者も、実にお疲れさんモードに突入しているのであった。

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