ここ数ヶ月どーしたものか、土日も仕事でめちゃめちゃ忙しいわけで。とは言っても50代前半の頃、契約社員で通っていた会社で、月の残業200時間超えた時に比べれば屁でもないのだけれど。あの頃は寝ている時間以外は土日も仕事しっぱなしで、これが数ヶ月も続くと、思わず朝の通勤のホームで線路に飛び込んじゃおっか、なんて夢想したほど。頭がおかしくなりかけていた。毎週フレンズに通っていた時代だが、フレンズとは全く断絶した数ヶ月で、のちに母マネに「テッシー死んだかと思ったよ」と言われたものである。今では考えられないブラックな勤務形態だけれど、その会社には逆に感謝している。CAD設計のスキルが飛躍的にアップし、さまざまな良い経験をさせてもらったと。同僚後輩は皆いい奴ばかりだったし。
さて先日の土曜はシスタージャビットVS日野だったが、上記の理由で帯同を断念したものの、結果はご存じ悪天候により延期となったわけで。筆者にとっては結果オーライではあったが、Queensにとっては今の勢いのまま勝ちに行って欲しかった。しかし今日の市学童初戦はその勢いの継続と自信に繋がる快勝を披露してくれたのだった。宮少連的には連合クラブもヤンキースも軒並み惜敗を喫する中、女子連合は初戦でつまづくわけにいかないわけで。そんな我々オトナの連盟的思惑なんて知る由もなく、どこ吹く風で、Q姫たちは元気にダイヤモンドを駆け巡ったのだった。
前置きの長さは「晴耕雨読」の悪癖。それでもまだ続くんである。川崎少年野球のメッカ大師は久しぶりであった。プロカメラマンが集合写真を撮った直後に、声をかけてそのままフェンス越しにこっちのカメラにも収めた1枚。昔ならシートノックまではズカズカとグランドに入って激写しまくってもお咎めはなかったが、近年どーにも厳しくなって今回は遠慮したんである。それでも大師球場は写真撮影には昔から寛大な球場なんである。
何年かぶりの大師。筆者の息子の時代から積年のいろんな想い出が詰まっている。高円宮賜杯県大会では息子もHRを打ち、2015年には同大会でフレンズが優勝を決め全国へ。かつてQueensも優勝を果たした球場だ。外野には4,5年前から「進撃の巨人」のような巨大な壁=ネットが建設され、従来の手前の低いネットを超えてもHRにはならず二塁打扱いとなっていた。HRを記録するには、その約5倍の壁を越える高角度で長飛距離のバッティングを要求される。
大師に咲いた巨大な赤い一輪の花のよう。試合前の円陣でエンジンに点火するQ戦士たち。動画にて。
さてやっと本題突入。初回表川崎ニュースターズは先頭1安打するも無得点。Q先発マウンドはエースSeira、捕手は強肩Nanaの黄金バッテリー。連盟からはSasaki、Yanagi両氏が来場。
その裏Queens(正式には連合スマイリーズだが、ここではQueensで表記)が早速爆発した。相手投手もキレのある速球を放つ良い投手だった。1,2番倒れて2死後、Nanaの火を噴くような三塁線を突破する2塁打を皮切りに、Satsukiの鮮やかな2点タイムリーツーベースに続き、Seiraの連打などで打者一巡し4点先制なんであった。Cocomiが四球を選びMIyuは相手失策で塁を埋めたが三本間での挟殺プレーでチェンジ。
2回は両軍とも無得点。川崎の強烈な三遊間を抜けるかと思われた打球も、ショート名手Miyuがバックアップし華麗に捌きアウトに。盤石の守備陣。(この試合Qの失策は2個のみ)のちの回ではダブルプレー完成かと思われたけれど、惜しくも二塁ホースアウトのみの素晴らしい内野連携もあった。
その後3,4回に2失点し4:2となる。さすがは強豪川崎、拮抗の展開となるのか。選手自らタイムを取り、輪が解(ほど)ける直前、主将のMiuが何やら一言を発すると一同破顔一笑、緊張が融和する瞬間だった。大ピンチにも臆(おく)せず切り抜ける気概があるのが今季の姫たちだ。
4裏Qの攻撃は下位打線からだったが、ここから連打の竜巻が大師上空に巻き上がる。先頭Seira、途中救援のCoconaのツーベース、Miyuの二塁打連発、トップに返って1死となるも、Airi、Nana、Kotohaの単打3連発で4得点追加し8:2とする。
Airiが3塁進塁、相手失策を見逃さずすかさず本塁へ突入敢行。打撃もそうだが、走塁とスライディングの品質も天下一品、天下無双のAiri。彼女の胸に去来したのは「フツーのスライディングじゃ面白くないから、ヘッドスライディングしちゃおっかな」と思ったに違いない。(※筆者の個人的感想です)笑顔でヘッドを決めたのである。
打順は5番、ここぞの場面で記憶に残る打撃を披露してきたSacky。見事なセンターへのツーベースヒットで2者本塁を踏み、劇的サヨナラコールドタイムリーだった。2者のうち1人目が帰還した瞬間ゲームが決まったので、記録上スコアは2:9であった。
強豪相手に快勝であった。この勢いを大事にしたい。投手力投、失策も少なめ、打撃も主軸に頼らずとも下位打線から安打で繋いでいける野球が実現している。これまで見てきた、多くの強いチームの野球に共通するセオリーが今のQueensにはある。更には新旧一体となった一枚岩のチームワークがなんとも嬉しい限り。セレクション実施当時は不安と期待、さまざまな懸念と憶測があったが、そんな筆者を彼女たちの笑顔が一蹴し杞憂に終わらせてくれたのである。
筆者は仕事のため有馬へ帰還。セブンの前が大勢の人でごった返していた。今日は有馬神明社のお祭りお神輿担ぎであった。ちょうど休憩時だったらしく、セブンに入ると立錐(りっすい)の余地もないほどの混雑ぶり。踵(きびす)を返しライフで買い物をし外に出ると、関東随一と言われる神輿はちょうどリスタートしたところだった。
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