昨日書いた「白熱の決勝戦」に続き今日は「熱闘の決勝戦」なんである。しかも4年生以下低学年大会にも関わらず、相当ハイレベルだと筆者は見た。今少年野球に携わっている保護者には、これが当たり前に思うかもだけれど、昔を知る者にとっては実に野球の技術が向上しまくっていると思うんである。決勝戦ともなればそれも尚更だ。少年野球なので四球やエラーは当然としても、その数は昔と比べてかなり少ないのではないか。それがハイレベルに繋がっている所以(ゆえん)なんである。更にミート力、長打率、走力、守備力...それぞれが昔とは比較にならないほどだ。今日その感を今更ながら新たにしたものである。
●2023低学年大会 決勝 花フラVSウルフ
初回表H軍無得点、その裏後攻のWは一挙3点先制す。Hのエースくんは昨日の会長杯でも投打に大活躍。リアル大谷翔平である。昨日は5年生かと思いきや今日もマウンドに立っており、4年生だったとは驚きを隠せない筆者であった。特に走者を背負った際のクイックモーションに入る前の姿・形は、すでに大人びた完成形なんである。連盟的にも連盟TA的にも将来実に楽しみな選手である。
2表なおも得点に至らぬH軍。裏のW軍も無得点。この簡単な一文の中にも攻守にわたり両軍共に奮闘シーン多々あり。いちいち紹介出来ないジレンマがある筆者。3回にビッグイニング、ついにその時が来たHナイン。怒涛の連打攻撃を写真列挙にて。口火となったツーベースを放った打者くん、ペッパーミルならぬ、兜セレブレーションの最後に大谷翔平がカメラで写真を撮るポーズを披露か(?)長打を放ち三塁上で雄叫びを上げる選手も。
今日連盟HPや各チームHPなどに不穏なメールが着信したことは、連盟LINE関係者なら既知の通り。その善悪、是か非かはここでは論じない。しかしあえて「晴耕雨読」的に表現すればこーである。
H軍のムードメーカーは母なんであった。こんな素敵な笑顔を絶やしてはいけないわけで。
「是か非かはここでは論じない」と書いておきながら、この後実は持論を長々と10行くらい書いてしまった。しかし万一のことを鑑みてその文章を全て削除した。「万一のこと」とは昨年筆者が身をもって体験したからである。
ゴメンなさい、純粋な少年野球に水を差してしまった。話が逸れてしまったわけで。閑話休題。この回Hは大量6得点、6:3と逆転に成功。対するWも奮起するも1点返すのみ、6:4と肉薄の緊迫の展開。
更に4回裏Wの猛攻ではもう一点追加し、6:5と僅か一点差に迫る勢い。低学年と言えどさすがは王者のDNAを連綿と継承する子狼軍団。投球数を温存しここぞの場面で再びマウンドにエースを送るH。因みにこの段階でのWのバッテリーは4年姉と3年弟の珍しい黄金バッテリーとなった。師弟関係ならぬ姉弟(してい)関係なんである。
3回だけ6得点したHに対し、ほぼ毎回小刻みに得点し一点差まで詰め寄ったW。最終回裏のW攻撃も超緊迫の攻守となったんである。三塁に走者を進めて一打同点の場面。
本塁突入のクロスプレーの瞬間を撮った...判定はアウト...けれどこれがのちに物議を醸す。筆者は例によってファインダー越しに下の2枚撮っただけで、全体がわからない。会場や本部席などがなんかザワついているよーだ。のちにこの瞬間を数人に頼まれて見せたところ、タイミングは角度によってセーフと見えたが、実際は判定通りアウトだった。この写真を見て「そうだったのか」と何人もが納得の表情だった。同点かと思われた瞬間だけに熱くなるシーンとなった。ただし写真判定は正解率90%くらいで、ビデオ判定は97%であろうか。筆者はそう思っている。静止画の前後に真実が隠されていることも皆無ではないからだ。
最後はWの猛追をかわしたHが優勝。その瞬間を数枚。筆者も父コーチやスコアラーのフレンズ時代に、何度も男同士で抱き合って歓喜したことを思い出す。女性とのハグとは別格の野郎同士の素晴らしい瞬間なんである。Hエースくんもチームメイトに抱きつかれ、また連日の重圧からやっと解き放たれて感極まり号泣。
ではでは恒例の帽子投げ。バックの樹木の緑に同化しちゃう緑の帽子。本当は歓喜に沸く応援団父母たちをバックに撮る計算でいたけれど、その立ち位置だとグランド整備する連盟審判団の邪魔になるので避けたんである。
「今回はパレードします」とのYanagiさんのアナウンス。曲はディズニーのエレクトリックパレード(?)の音楽であった。セカオワにハマっている筆者的には「スターライトパレード」かと一瞬思ったけれど。んな訳ないわな。Hの主将とTanakaさんもニンマリの笑顔。
ジャイアンツおじさんの副会長兼TASatohさん、今日は水まきおじさんなんであった。
この後も子ども会大会準決2試合あったものの、うち1試合途中までのブログは次回に。体内はビールと焼酎で93%満たされているが、脳内電池はほぼ7%しかないわけで。
さて最後は恒例集合写真なんである。両チームともにおめでとう。
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