いよいよ宮前秋季大会は準決勝戦、佳境に入るのだった。本日の第一公園スタジアムは2試合、本大会とジュニアである。ジュニア準決はフレンズゆえに、フレンズ寄りのブログ必至、ご勘弁あれ、なんである。
●花フラVSウルフ(本大会の部)
さすがは今季宮前4強の一角同士の戦い。投手陣、打撃陣の厚みが違うわけで。2回表Hが1点先制するもその裏すかさずWの反撃、まずは逆転に成功し、1:3とする。Hは左腕同士での投手リレー、2番手エース主将くんの豪速球が唸りを上げる。
ここで終わらないWのビッグイニング。塁は全て埋まり打席は宮前のトップスラッガーの一人背番号2の主砲がやってのけたのだった。レフト後方のフェンス越えのグランドスラム達成、驚愕の満塁ホームランとなった。一挙1:7と突き放す。下の写真赤い星印が着弾前の打球である。
大差がついたものの諦めない花フラナインとベンチ。どーにか得点をと奮闘する。対してファウルフライをダイビングキャッチしてWを盛り上げるサードくん。
4回またしても窮地のベンチからの要請により一旦給水タイムを挟む。この策がどちらに吉と出るか。果たして...。またしてもこの男がやってのけたのだった。試合再開の初球(?)だったか、2番主砲くんがバットを強振した。2打席連続の本塁打、しかも今度は劇的なサヨナラホームランとなり、4回点差規定によって1:9でWの勝利となった。正直もっと伯仲した試合になるかと思ったが、野球はわからないものである。敗退したH軍、川少連での跳躍活躍を期待したい。それにしても素晴らしい2打席連続本塁打である。今年の4強チームには2打席連続や、チームで1試合2,3本の本塁打などスラッガー揃いの宮前ではある。
3位表彰式と集合写真を粛々と写真にて。H主将くんのゲームセット後の悔し涙が印象的だった。君の素晴らしい頑張りは誰もが知っている。胸を張って川少連に行ってほしいと思う。
●フレンズVSモンタ(ジュニアの部)※フレンズ寄り内容のためモンタさんには申し訳なし。
単独チーム4強のBチームまたはマンモスチームとなると、昔と違い5年以下のジュニアの部と言えど、実質は4年生以下のメンバーが主となるのが常だ。しかしそうでないチームもある。そんな二つの準決勝だった。モンタは5年生一人で4,3年が中心となる。フレンズは今季6年が不在で5年生以下で1年間ひたむきに頑張ってきた。秋季はジュニアの部に登録、この一年の苦渋を飲んだ経験と成長には目を見張るものがある。打席のカメラ越しに見ていると小さい子の瞳には昨年のあどけなさは薄れ、野球に対して真摯に向き合う光が宿っているように思えた。
まずは初回Fが2点先制で幕開け。Fの先発メンバーは全員の打席を掲載。
Fのマウンド先発は4年生Ohsuke。春を過ぎてからよくぞここまでマウンドを守ってきたと思う。対するM打線も奮起し2点を返し同点とする。
2回には更にFがHaruhiの特大レフトオーバータイムリーで1点追加し3:2とする。守備面ではジュニアの得点理由にありがちな四球や失策がFは実に少ない。このメンバーで立派な内容だと思う。
3表にはFのビッグイニングとなった。先頭主将Ryohjirohが安打で出塁すると、下位打線にも繋がりが生まれ、打者一巡の猛攻。打って走ってダイヤモンド狭しと躍動する。
下の3枚の写真は秀逸。1=Hinataが三塁を蹴りボールの運びを見ながら本塁へ。2=続いて同じく3塁を蹴って果敢に本塁を目指そうとするHaruhi。その鬼気迫る必死の表情が素晴らしい。F関係者はぜひスワイプピンチアウト(=って言うのだそうだ。要は二本指でニョロっと拡大するアレ)してアップしてみて欲しい。少年ではなく男の顔になっている。クロスプレーになることを予想しつつ本塁へ。3=本塁でのクロスプレーにてセーフ、帰還した瞬間。
これだけでは終わらなかった。打者一巡となり再び打席が回ってきた主将Ryohjiroh。バットを一閃すると打球はレフト方向への大飛球。瞬足を飛ばしてこれがランニングホームランとなる(手元の資料では本塁打。公式にはわからないがそれで良しとしたい筆者なんである)これも何枚も連写した内の3枚を。
この回8得点し11:2と大差のリード。マウンドには2番手その主将が登る。憶測でモノは書けないのだが、多分「完全復帰」と言っていいのだろうか。俺の本来の居場所はここなんだ、と言わんばかりにマウンドの土を踏み締める。チームのエースがやっとマウンドに舞い戻ったようだった。
フレンズ寄りブログついでにQueens寄りでもある「晴耕雨読」なんである。いつもSackeyもそーだが、カメラ片手にネクストのAoiにニンマリ笑いかけると、Aoiもはにかみながらニッコリ可愛い笑顔を返してくれたのだった。
このままフレンズの快勝となった。モンタの兄貴分のAチームは今季宮前を席巻しこの日は浜銀カップでコールド勝ちしている。来週のジュニア決勝戦はフレンズVS強豪ウルフとなる。胸を借りる気持ちで臨もう。
試合後はオレンジカップの抽選打合。宮前を支える各チームが参加。今年は15チーム参加である。
その傍(かたわら)で連合宮前クラブの練習。Matsui会長のアイディアで練習前にグランドの小石拾いを人海戦術で展開。「晴耕雨読」的表現をすれば、ミレーの「落ち穂拾い」を想起した。更に言えば空は「青空と白い雲」、地上は「青いユニフォームと白い練習パンツ」の見事なコントラスト、空と大地、青と白の共演なんである。一瞬ビビビと来てiPhoneにて撮影した。
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