...なんて言うほどお堅い話ではなく。
先のブログ終盤で家族焼肉大会の話は書いた。その席上息子の話でちょっぴりオモローな話を忘れないうちに書き留めておこうと思った次第。帰宅後、BSでNHK「龍馬」を観てこれはこれでいずれ書きたい欲求をグッとおさえつつ、バカ話を一発。
聞いてすぐに活字にするのが一番だからね。「鉄は熱いうちに打て」に倣って。
息子(25歳)は数年前いわゆるIT企業に就職、SEとして当時飛ぶ鳥落す勢いの会社に入った。今はご多分に漏れず凋落の一途を辿るらしいが....。彼の同僚に愛すべき特異な仲間がいて、国籍は「ミャンマー」人。カタコト日本語ながらもちゃんと標準語で日常会話はこなせる、ヘタな日本人よりよっぽど仕事が出来るナイスガイ(?)らしい。昨年息子及びミャンマーくんの上司に赴任してきたのが、こともあろうにバリバリの広島人のオヤジ...任侠映画の広島ヤクザみたいな。かなりおっかないらしい。息子とクライアントへ向かう道すがら、「三歩下がって師(上司)の影を踏まず」を実践したつもりの息子に向かって広島弁でひとこと。「おんどりゃあ!ワシの前を歩かんかいっ!」...はあ?みたいな(^^)...要は部下たるもの上司のツユ払いで、前を歩きボディーガード的な役割をするのが当然じゃろがっっっ!...ということらしい。こんな素敵な上司がいたら毎日楽しいだろうな。時々広島弁が出ちゃうらしい。
そんな広島弁の上司と例のミャンマーくんが会話して、のちにミャンマーくんが息子にこぼしたらしい。「あのヒト、日本語おかしいデスネ! 言ってることボクさっぱりワカリマセン!」
本末転倒! 主客転倒?...コトバって面白いデスネ。(^^)
※例によってフィクションに基づき、ほんのちょっとだけ演出を加えてあります。
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毎年正月、箱根駅伝を観るのが好きだ。同じ思いを抱いて正月を迎える人は少なくないだろう。ヒトが何かに夢中になり、一生懸命になり、一心不乱に目標に向かう姿を見るのは良いものだ。野球に限らず、スポーツには選手のその真摯な心を映す鏡があるのだろう。特に駅伝の、タスキを次に繋げるという最大の特徴が同時に最大の魅力であろうと、私は思う。
「繰り上げスタート」...毎回TV観戦していてつらくて悲しい思いをさせられる。
今年も亜細亜大の9区から10区がそうだった。一定時間を経過した場合、次の選手は予備のまっさらなタスキを胸に強制的にスタートを切らねばならない。全選手の思いと汗で重くなったあのタスキでなきゃいけないのに。戦場の最前線に撤収命令が出た時に、敵との戦闘からなかなか戻らぬ戦友の安否を案じながら、軍部の命令には逆らえず次の目的地へ向かう兵士のような面持ちだろうか。(例えがうまくないけど)
タスキを繋げるほうの心理的抑圧はこれの何百倍にもなるだろう。必死の思いでコーナーを廻りすぐそこの中継点にいるべきランナーの姿がない。自分のタイムから計算すればもう無理だと頭では理解しながらも、現実に繋ぐべき相手がすでにそこにいないのを目の当たりにするのはとても辛いことだろう。責任感の強い人間ほど自分を責める。「俺のせいで...」「自分が全ての敗因だ...」タスキを繋げられなかった選手や、ましてや途中棄権したランナーは自分を責め続け、その後の生活を自暴自棄になったりすることもあると聞く。その挫折から是非立ち直って欲しいと思う。その時は走る前の自分よりもより大きく強い人間になっているはずだから。私自身が強くないニンゲンだから、若い人には余計に切にそう思う。
さてココからは180°ガラリ変わってTV中継を観ていてのくだらない雑感。
●「山の神」東洋の柏原竜二選手。凄すぎて何もコメント出来ない。強いて言えば...我がフレンズOBのSakayori兄と「さるかに合戦」の石臼をたして2で割ったようなお顔。受ける風圧をものともせずあっぱれな走り。素晴らしい。脱帽。
●クルマメーカーで一番好きなのがHONDA。そのナンバープレートが今年もオシャレに20-10なのが理由もなく嬉しい。去年は20-09だったよね。
●ビールメーカーで一番好きなのがSAPPORO。東京恵比寿という街には人一倍思い入れが強く、CMでも恵比寿を題材にした映像が流れて嬉しかった。
●歩道から車道にハミ出して小旗フリフリ応援する傍若無人なひと「おいおい、そこのオッサン!選手にぶつかるだろっ!アンタはどーでもいいが、選手が怪我したらどーすんだ!どけぇ〜アホッ!」
●白バイのおまわりさん紹介のアップの映像。「三億円強奪事件」のモンタージュ写真クリソツの人がいた。
●4区と8区のランナーは苦労するよなあ〜。....4区8区「四苦八苦」なんちって(^^)
以上箱根駅伝観戦雑感集でした。
今日はこれから我が家の毎年恒例となった焼肉屋で外食。いつもは年末の大晦日に家族全員で焼肉をつつき紅白までに帰宅するのが鉄則だけど、大晦日に開いてる店を探すのがひと苦労なのと、今回は独立して駒沢に住んでいる息子が31日まで福島へ出張で不在だったことが重なり、正月に持ち越しとなった。家族4人に加えて、今回は息子の彼女も参戦の5人編成で熱い金網が敷かれた円いリングに挑む。オヤジは財布のヒモを握る財務大臣の顔色を伺いながら格闘せねばならぬ。
いざ出陣!
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2010年雲ひとつない青空。清々しい元旦の一日でした。近くの有馬神明社を望む画像にごあいさつを書いてUP。ブログなので年賀状ならぬ、年画像をお届け(今年一発目のダジャレ炸裂!)
「晴耕雨読」とは「晴れた日には畑を耕し、雨の日は家で静かに読書を楽しむ」...転じて現役を引退した年配の方が悠々自適の暮らしを楽しむことを意味しますが、私はこんな素晴らしいライフスタイルを実現する為に、「今を頑張ろう」という自己啓発を込めてブログタイトルにしてます。まだ現役バリバリです(^^)
今年も少年野球&個人的雑文記、「晴耕雨読」Blogをよろしくお願い致します。
ちなみに下は今年の私の携帯待ち受け画像です(*^^*)/~
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2009年、ほんっとうにありがとうございました!
2月から初めてブログなるものを書き始め、途中挫折もあれば励ましもあり。
試合のあった晩はスコアブック片手に、使命感と責任感と高揚感で書きはじめ午前2:00には焦燥感。
俺、私、筆者、小生、テッシー、Tコーチ...を使い分け、気がつけば文体も支離滅裂、翌朝再読し穴があったら入れたい...じゃない、入りたい気分に陥ること数知れず。
今日を入れて133の駄文。ほぼ2.5日に一度のエントリー。そんなに書いてるかな?
フレンズ関係者や子どもたちに向けて書き始めたのが、いつのまに全国から来て下さる読者がちょっぴりずつ増えてとても嬉しい限りです。
こんな少年野球「晴耕雨読」Blogにおつきあい下さり、本当にありがとうございます。
来年もどうぞよろしくお願い致します。
2010年みなさんにも良き年でありますように!
少年野球をそこそこの年数やっていると、いろんな子らが入部してくる。
うちは来年もAチームしか作れない人数ではあるけれど、一時期に比べればちょっと増えたので「チーム存亡の危機」という心労からはちょっと解放されそうだ(^^)
練習を見たとたんに「コイツ出来るな」という子。
反対に上達するにはかなり時間がかかりそうだなという子。
体格に恵まれた子、そうでない子。足の速い子、そうでない子。
明るい性格とそうでない子。素直な性格とそうでない子。........。
いろんな子どものタイプがあって実に楽しい。他の少年野球ブログのコメントにも最近書かせてもらったのだが、筆者はうまい子よりもそうでない子の練習やプレーにどうしても目がいってしまう。うまい子は放っておいてもうまくなる。内野ノックなどしていると、この選手なら正面より2m17cmほど横へ鋭いゴロを打っても、きっと飛びついて2m16cmくらいの位置で捕球に成功するだろう、などと思いながら実践してみるとギリギリでキャッチ、見事に期待に応えてくれる。ノッカー冥利につきるというものである。(本当に2m17cmに打ってるかどうかはご想像にお任せ)
そうでない子はどうか。正面に打ったゆるいゴロでも捕れない。この道何十年のベテランが言葉と身振り手振りで教えても、なかなか思うようにはいかない。しっかり話を聞きスローペースながらも徐々に理解し身につけていければいい。大事なのはなかなかうまくなれなくとも、野球を好きなまま練習参加を継続させられるかどうかだ。野球に限らず好きになってくれればきっとうまくなれる。上達のスピードと達成度に個人差があるだけで、そうでない子はそうでないなりにも一生懸命なのだ。そんな子にも途中でサジを投げないで辛抱強く教えることの楽しさというものがある。捕れなかった球が捕れた時、打てなかった球を打てた時のその子の笑顔だ。そしてやがて6年生になった時、新入生当時との落差が大きければ大きいほど指導者としての感慨もひとしおというもの。
時にその中でも....「後ろに逸らしたボールは走って取りに行け」「グラブをしっかり構えて」「早く準備して整列」「あいさつは大きな声で」...野球技術以前が出来ない子も近年は多い。これも諦めたらオトナの負け。先入観で大人が子どもに見切りをつけてはダメ。「この子はダメだ」と思わずに「この子は時間がかかるだけ」と思えば良いではないか。ただし甘やかしてはいけない。わかってるはずなのに行動に移さないでダラダラしてるような場合は叱らないといけない。
40、50のオッサンがある日突然プロに入団しその年の三冠王を獲得することはたぶん、おそらく、ほとんど...あり得ない。けど、子どもは何をもっているかまだ分からない。うわべだけのキレイごとを言うのは嫌いだけど、どんな子も自分の色を持っているはずだ。その色が赤でも青でも、たとえ真っ黒でも先入観で判断してはいけないと思う。
ちょっと強引ではあるけれど「真っ黒」で紹介したいCMがある。
このブログすでに2、3時間かかってるけど(ただし間に晩メシとグースカ居眠りも含む)これをたった60秒で見せてくれる。このCMの主旨と今日のブログとは少し意味合いが違うけど見方をちょっと変えて見れば同じであると思う。AC=旧公共広告機構=のCMはいつも素晴らしいのが多いけど、2002年に制作、TVで流れた時は一瞬で感動し鳥肌が立った記憶がある。おそらく知ってる方も多いのでは?「黒い絵と鯨」と聞けばピンときた方は通ですね。外国の数々の賞もとったようだ。
良かったら是非ご覧下さい。