誤解を怖れず例えるならば、セレブ女子に人気のハーゲンダッツVS庶民男子に人気のガリガリくんみたいなものだ。
宮前連盟の20周年記念誌を作っている。表紙などのビジュアルなメインページを数ページをデザイン。最後の大仕事、筆者には分不相応にも「詩歌」を作るページが残っている。構想はあるものの、まだ最初の具体的な言葉が浮かばず暗中模索・五里霧中。でもはっきり断言しちゃう。この記念誌は日本少年野球記念誌史上に残る歴史的快挙になるに違いない。クオリティーの高さは保証付き。おっと勘違いしないでいただきたい。自信があるのは筆者が絡んだからという理由ではない。ここにチョイチョイ登場する通称「社長」と「編集長」と「師匠」の存在が大きいことと、記念誌プロジェクト全員のチームワークが抜群だからである。
「社長」は泣く子も笑う、言わずと知れたKasahara氏。口も出すけど金も出すという企業経営者的感覚の優れた、直球勝負の宮前連盟の重鎮。女子野球Queensの代表でもある。今度のBBQ大会が楽しみだ。
「編集長」は連盟事務局の宝物、言わなければわからないNishimura氏。この人の存在がなければ今回の記念誌は全く無いに等しい。某有名出版社N社勤務のプロ中のプロ。予算の策定から適材適所のスタッフ配置、テキストデータの一文字の誤植まで見逃さない、微に入り細にわたる視点と全体の統制力も抜群。ディレクターというよりプロデューサーか。ありがたいことにこの小ブログのヘビーローテの読者でもある。氏の存在なくしてこの記念誌は語れまい。
「師匠」は中年イケメンのクールガイ、言わなくても知っている人は知っている、プロはだしのカメラマン。記念誌の多くの写真は師匠の手によるもの。小生のデザインで表紙や裏表紙の写真を期待以上の品質で撮ってもらった。若い頃はCanonの一眼をダッシュボードに、素敵な女性を助手席に、深夜の高速を横浜へ向けてBMを駆っ飛ばしたに違いない(あくまで想像)
そしてプロジェクトメンバーの面々。地道でも確実に仕事をしていただいている。「みんなの力でいいものを作ろう」と言う言葉はこのメンバーのためにある。
こんな記念誌プロジェクトにはML(メーリングリスト)という双方向の連絡網がある。うちのフレンズでも使っているし、もしや全国のこのブログをご覧の方たちも重宝しているのでは?3週間ほど前メンバーの松風スラッガーズHigoさんの奥さんからこんなメールが全員にきた。(※多少抜粋、省略、編集、文責は筆者)
「Queensの女子はハーゲンダッツを食べているのに、なんでボクの5年生連合チームはアイスがないの?...と息子Poが言った。私はすかさず「じゃあ、ハーゲンダッツとガリガリくんならどっちが食べたい?」と訊いた。Poは迷わず目がキラ〜ン、キッパリと「ガリガリくんでしょっっ!」明日みんなにガリガリくんを買ってあげようかしらと思っている松風ママです。Nishimuraさまエクセルデータを送付いたしました。云々.....後略」
筆者、素晴らしいメールに大笑いののちに感動すら覚えたのは言うまでもない。
さて今日の出来事なんである。テレ朝「タモリ倶楽部」までまだ時間があるので、もそっと書いちゃうのだ。
夕方運動不足解消のためもあり、仕事の合間にMacをブチリと切って歩いて10分ほどのキューズマへてこてこ買い物。オーマイのペペロンチーノソースやキリンの「濃い味」なんぞを物色していると、後ろから声をかけられた。「Teshimaコーチ、こんちはっ!」我がチームのTakumi(Inoue)だった。羨ましいことに妹をはじめ女子連合を引き連れているではないか。ん?引き連れて来たのか、女子に引きずられて来たのかはわからないけれど。
小生買い物の会計を済ますと、アイス売場を一瞥し再びTakumiのところへ。
「全部で何人いるんだ?」
「いちにーさんしー、.....6人です」
「おし、アイスでも喰うか」
一斉に女子たちが「いや、いいです、いいです」とKARAの振り付けのように全員両手を左右に振りノーサンキューのポーズ。女の子の「イヤよ」はYESのサインと同義語と心得たる筆者、6人の瞳の奥にキランと光るものを見いだしアイス売場へ直行。7本箱入りのチョコバーアイスを買って「ほいっ」とTakumiに手渡す。
会計の時にその安さに驚いた。7本入りで300円弱。
ああ〜、ハーゲンダッツを買ってあげれば良かった。
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