2012年11月23日金曜日

シスタージャビット・冷たい雨

昨晩のブログ「ラブレター・フロム・カナダ」を書きあげて、最後の薄くなったオンザロックをぐびりと喉に流し込み、愛犬りんと共にもっそりと布団にもぐり込んだのがAM1:00すぎ。
今朝は5:30に起床。むむむ、まだ暗いぞっ。それもそのはず、外はどんより雨模様の厚い雲。

セブンイレブン前には、ピックアップしてもらうために回ってもらった、野川レッドパワーズのSatohさんのポルシェがすでにドスンと停まっていた。レッパのYoshikawaさんともご挨拶。太いタイヤを履いた4WDのポルシェは、急カーブでも地面に磁石が付いているかのようにピタリと吸い付き快適なドライブ、次のSohma連盟会長宅へ急行。
さすがのデカイ外車でも、Sohma会長が乗り込むのはひと苦労。宮前での存在感も大きい人であるが、威風堂々たるその体躯を助手席に滑り込ませるのにはコツが必要なほどだ。車内に納まっても頭が天井につきそうなくらいである。大のオトナ4人を体内に収容した当のポルシェ君、逆に我が意を得たりとばかりに、エンジンが唸りをあげて稲城市方面へ疾走するのであった。
道中、とうとう降ってきやがった。フロントガラスには無数の水滴が小躍りしている。
「こりゃあ、会場に着いたとたんに試合中止、なんてね」
「一番悪いパターンだなあ」
「この雨じゃあ十分あり得るねえ」
...なんて会話をしながらも、いよいよ、よみうりランドの観覧車が視界に入ってきた。

今日は川崎のジャイアンツ球場において、女子野球の「シスタージャビット交流戦」の日なんである。連盟副会長Kasaharaさんの太いパイプで恒例となった大会である。会場は巨人軍の一軍選手も調整で使ったりする立派な球場だ。巨人軍のご好意で「ファン感」の隙間をついて開催される。参加チームは①江戸川VS麻生、②多摩VS宮前、③調布VS狛江の6チーム。少年野球と違い年間通じて公式戦の少ない女子野球。ましてやこの時期、もうすぐ6年生は卒業を迎えるから、数少ない今年のゲームとしても貴重なんである。

Queens設立2,3年目くらいだったか、当時フレンズの紅一点の女の子だったHarukaが感動のホームランを放った大会だったはずだ。フレンズから大人が大挙して応援に行った。筆者も観戦に行きたかったが、フレンズの練習を見る大人がいなくなっちゃうというので、やむなく涙をのんで小学校に残った記憶がある。あの時からQueensの広報部長をやっていれば良かったと、今でも悔やまれて仕方がない。
筆者にとってもQueensの広報担当を標榜しておきながら、フレンズや仕事でなかなかQueensの試合に行けないのであるからして、今日は特に楽しみにしていたんである。筆者は試合中の電光掲示板のアウトカウントやボールカウントの操作、選手交代時の名前の入力作業なんかをお手伝いの予定であった。とは言うものの、実際はQueensの広報活動のために球場内を写真撮影に奔走するつもりでいたわけで。昨晩も愛機NikonP100の充電を怠らず、爆発寸前、ぱつんぱつんになるまで充電しちゃっていたんである。小さいながらも黒光りするそのボディーから唸りをあげてズームインする予定であった。ホームランを打つ瞬間の打撃とか、ぎりぎりセーフの盗塁スライディングだとか、子どもや大人の緊張のあとの破顔一笑の笑顔だとか...とかとか...。

「え〜、今日は雨のため試合中止とさせていただきまぁ〜す」
巨人軍の方から想定内の発表。観客席に詰めかけた53,925人の大観衆から「え〜マジかよ!」なんて罵声と怒号がどよめいた....なんてこともなければ、切符払い戻しのために窓口に長蛇の列が出来た....なんてこともなかったんである。ついでに言えばフジTV夜の「プロ野球ニュース」でQueensの選手たちが勝利に喜ぶ姿を見て江本孟紀が「いやあ〜、女の子の野球もレベルが高いですねえ〜、ビックリしましたよ」....なんてことも当然なかったわけで。

しかしせっかくなので球場をバックに写真撮影しようとのKasahara代表からの提案。
冷たい雨がそぼ降る中、筆者は断りも無くマウンドに大きなQueensのシートを被せて、ついでにこともあろうにバックスクリーンには宮前区少年野球連盟の巨大フラッグも張ってしまったんである。この大会は宮前区少年野球連盟が幹事となりKasaharaさんが全体を統轄しているので、これくらいは大目にみてちょんまげなんである。

6年生と親たち、代表・監督・コーチの面々が勢揃い。
このメンバーの子たちと一緒に野球が出来るのもあと少しだ。
昨年6年生を送り出した親は何か胸に去来するものがあるであろうし、現6年の親もいよいよこの時期かとの一抹の淋しさを覚える感覚も、この冬空の灰色が象徴していた。

レンズの曇りを吹き飛ばすような女の子たちの笑顔がせめてもの救いであった。
しかし、来年2月には、親たちの涙で濡れた瞳の曇りを吹き飛ばすのは、そう容易なことではないに違いない。
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ラブレター・フロム・カナダ♪

先日の続きなんである。
ブログにはコメント欄というものがあって、読者の方が自由に感想、意見を書き込めるようになっているのはもう既にご存知でありますね。
この欄にはかつていろんな方からコメントいただいている。スコアブック集計のExcelソフトをご所望の方もここに書いてこられる場合もあるし、気軽にコメントをいただいて、今でも年賀状のやり取りまでするようになった埼玉や熊本の方もいらっしゃる。

1年に1,2度海外からのコメントがある。
去年はアメリカの中学生のスケボー少年からもらった。彼もブロガーであった。
つい先日はやはり英文でブロガーからもらったのだが、返事をコメント欄に英文で書いて送ったら、すぐにまたコメントを書き込んでもらった。ロシアの人で日本のアニメが好きなようだ。早速「お気に入り」に登録したそうである。

さて、以前も書いたけれど筆者は英語は大好きな科目ではあるが、流暢に書いたり話したりなんか出来ないわけで。それで使うのがネットの無料翻訳サービスなんである。このところ2つめの英文コメントがあった。訳してみたらどうやらアメリカorカナダorロシア(?)の薬品販売サイトらしい。HPに飛んでみたけれど英語はわからないまでも、まともそうな内容だった。
「35mgのファンテルミンが格安で販売」とかとか。なんかの間違いで来たものか....と、思ったのが地獄の始まりなんであった。

来るわ来るわ、その後一日50,60件くらいコメント欄に。筆者の承認なしには公開出来ない設定にしてあるので、スパム専用BOXに格納されており、そこのコメント欄はゼロになってるが、実際はすんごい数が来ているんである。これがいわゆる世間で言うところのスパムメールなるものか!?

筆者はスパムに気づく前にこのドラッグストアのHPにアクセスして、良心的かつ皮肉を込めて文句を書いたんである。今にして思えば浅はかな行為であった。

Google翻訳サービスでまず日本語でこんな文章を入力。
「私は日本の少年野球ブロガーで「T」という者です。私のブログのコメント欄に、御社からの広告が頻繁に届いて大変困っています。既に数百通は来ていて毎日削除しています。全く広告効果はありませんし、私も迷惑してるので、すぐに止めて下さい。
このスパムメールの痛みを止める薬があれば、きっと売れるはずですよ!
私のブログURL
http://t-tessey9694.blogspot.com/」

次にこれを翻訳してみる。すると瞬時に、こんな文章に変換。
「I am a person of "T" in Japanese baseball bloggers. The comments section of my blog are very trouble may have received from your company advertising frequently. Several hundred posts I have deleted every day has already come. It has no effect at all advertising, because it is annoying me too, please stop immediately.
If there is a medicine to stop the pain of this spam, you would sell really well!
My blog URL
http://t-tessey9694.blogspot.com/」

素敵! 翻訳された英文を読むとほぼ正確に訳されているようだった。

ところが逆に試しにこの訳された英文を今度はYahoo!翻訳でもう一度日本語にしてみると、こうだ。
「私は、日本の野球ブロガーの「T」の人です。 私のブログのコメント・セクションは、非常に面倒ですしばしば広告しているあなたの会社から、受けるかもしれません。 私にはある数百のポストは、毎日がすでに来たことを削除しました。 それはまったく影響を広告させません、それが私も悩ましているので、すぐに止まってください。
医療がこのスパムの痛みを止めるためにあるならば、あなたはよく本当に売るでしょう!
私のブログURL
http://t-tessey9694.blogspot.com/」

笑っちゃうんである。なんとかこちらの意図は再現出来ているものの、翻訳精度はかなり低いと言わざるをえない。Googleもしかりだった。

この腹立たしい薬の販売サイトはどうやら、ネット上でも問題になっているようで、スパムを送りつけて来るサイトらしい。「カナディアン・ファーマシー」とやらだ。普通の薬を売っていることを隠れ蓑にして、格安違法バイアグラなんかを売っているんだそうだ。(飽くまでネット調べではあるけれど)わっはっは、侮るなかれ筆者はまだそれを必要としないんである。

今日もこれを書いている間に、じゃんじゃん来ている。困ったもんだ。
昨日友人と打合がてら自由が丘で飲んだ時に、彼の紹介で知り合った人が、37歳IT企業のプロ。この手のことにやたら詳しい。事情を話したら詳細な分析と防御策をメールしてきてくれた。
ちょっと期待したい。

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2012年11月21日水曜日

1年に1,2度あること

セブンへ行った。
「合計976円です」
1,000円札を出すまでもなかったか。
おもむろに小銭入れの中をかさこそ、ちゃりちゃりかき回し暗算しながらカウンターへ硬貨を並べる。
見事に小銭入れの中の全小銭を放出して、ちょっきりすっきりの976円であった。
小銭入れの中はからっぽ。過不足無しのジャストフィニッシュ。

こんなことが1年に1,2回はあるものだ。
年に1,2回しかないことって他にあるんだろうか。
あるんであるんである。

この小ブログのコメント欄に書き込んでいただけることは、筆者にとって嬉しいことのひとつ。どんなコメントにも必ず返事を書き込むのがブロガーのマナーと心得る。
先日の日曜の試合ブログには久しぶりにサンダースのTsudaさんからコメントいただいた。畏れ多くも「少年野球・吟遊詩人」という冠までいただいて、恐縮至極、いたみいる。

そんなコメント欄に年に1,2回、海外からの書込みがあることがある。
この数週間に2件あった。
英語なので無料翻訳サイトで翻訳。GoogleとYahoo!で。

.....?はあ?

この顛末はまた次回なんである(^^)/

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2012年11月18日日曜日

常勝チームと上昇チーム

新人戦2回戦。試合会場はQueensの本拠地、ジュニアチームの甲子園とも言える宮前区の第四公園ドームである。大駐車場完備....ではない。ドーム周囲ではクルマでの野球道具の積み降ろしはおろか、人の乗降すら禁止の無菌状態・聖域と化してしまった。近隣住民による要求らしい。きっと有事の際でも自衛隊の戦車さえ進入を拒むに違いない。

第一試合では神木マーキュリーズ対向丘サンダースの試合が展開。サンダース主砲に本塁打が出てベンチと観客席は大騒ぎ。スコアラーにはTsudaさんがベンチ入りしていた。2:0で迎えた最終回裏、そろそろうちもグランドへ入ろうと立ち上がり終了のコールを待っていたんである。ところがマーキュリーズにもなんとホームランが飛び出し同点に。今日もまた特別延長戦へ突入なのである。恐るべしマーキュリーズ。結果は常勝サンダースが勝利を手にしたけれど、毎週白熱した熱戦が繰り広げられる宮前区ではある。
うちはかつての「常勝」の枕詞を聞かなくなって久しいが、常勝ではなくとも上昇チームではあるわけで。(この時期どこのチームも言えることだけれど)しかし対するはあの名門強豪の富士見台ウルフなんである。名将Ogasawara監督率いるウルフベンチ。相変わらずOgasawaraさんの存在感は圧倒的である。どっしり構えたその姿はテコでも動かないくらいの絵になっている。圧勝、快勝、辛勝、そのどれも無理だとしたら、せめてちょっぴりでもその腰を浮かすくらい、慌てさせてみたいものだ。しかし自衛隊の戦車をもってしても、腰を1ミリも動かさないに違いないんである。
先発はエース不在(?)でShunta君。Queensには妹さんがいる選手だ。うちはMamoruがマウンドへ上がる。

1回裏四球と2本の長短打でウルフが4点先制。2回表に4番Takutoのヒットと、ウルフらしからぬ失策がふたつ絡みなんとか1得点。その裏にも今度はうちのエラーからウルフが1点追加、5:1。
3回表フレンズの攻撃。一死後Mamoruのヒットを足がかりにYuiがタイムリーツーベースでまず1点。二死後にまたしても堅守ウルフに失策が出たんである。この第四公園ドームはあたかも自衛隊の戦車が暴れ回ったあとのように、昔からデコボコでイレギュラーバウンドが出やすいんである。むしろ必ずイレギュラーすると思って守備に臨んだほうが良いと言えるくらいだ。イレギュラーしなかったらラッキーだと思うくらいでちょうどいい。結局うちは3点のうち2点は相手失策がらみであった。

その後もコツコツと加点されて終わってみれば9:3。しかし爆発的な打撃に圧倒されたというほどでもなく、なんとか3得点も出来たわけで。
ベストプレーヤーは唯一の打点を稼いだYuiと、途中からセカンドに入り落ち着いてゴロをさばき三塁走者をホームで刺したKohkiである。

主審はQで知り合ったHadanoさん。また最終回には点差に余裕ができたのか、PHにOgasawara監督のお孫さんが打席に立った。この子は小さいながらも野球知識の塊なんである。2年生でスコアもつけられる。将来はウルフの主将で4番でエースを嘱望されてるに違いない、と勝手に想像す。

午後は本拠有馬ドームへ戻りもっぱらスコアブックの成績集計に精を出す。
10月11月前半は仕事で全く手につかず、夢でうなされるほど今年は綱渡りのスケジュールであったから、なんとかこんな時間でもやっつけてしまわないとヤバイのだった。
天気は良いのに寒風吹きすさぶ中、時間とともに小さくなっていく日だまりゾーンへ椅子を持って移動を繰り返す。おかげで風がごんごん吹いていたが集計もごんごん進み、なんとか最後の数試合を残すまでに。試合はコールドを免れ、風は冷たくコールド、でもこれで胸の内は少しホットしちゃったわけで(^^)

しかし毎年のことではあるが、11月後半から12月の師走は先生でもないのに、フレンズの山積する業務に奔走しなきゃなんである。来年こそこの問題を解決しなきゃと思いつつ1年が経ち、また師走を迎えるのも毎年のことではある。

あっ!すっかり失念。
去年は不幸があったので遠慮したのだが、今年は年賀状も作らなきゃだった。
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2012年11月15日木曜日

タケキヨからの〜ザキオカ!

清武の左足が振り抜いたシュートはゴール左隅へ突き刺さった!
岡崎の飛び込んだ空中ボレーシュートはゴールネットを突き刺した!

ワールドカップオマーン戦。おまーんも頑張ったぜよ!TVを前に久々に大音声を発して歓喜のサッカー応援であった。
タケキヨからの〜....ザキオカァ〜!!!来るぅ〜なんである。
試合後の監督インタビューのザッケローニが、この時ほど素敵にイイ男に見えたことは言うまでもない。いよいよワールドカップ予選王手なんである。

今日も今日とてタチツテト。トテチテタ、ナニちてた。(古い人しか分らない)
今日もMacとねんごろの、濃密な蜜月の時間が流れる 。
ここで問題。「蜜月」とは何か?更にその語源は?
意味:「親密なさま。または新婚1ヶ月の甘い期間」
語源:「昔のヨーロッパでは、新婚の夫の精力減退を防ぐために、新妻がせっせと蜂蜜を作って夫に飲ませた。更に蜂が多産であることにあやかって....」らしい。ハニームーン。

閑話休題。
ここで問題。「閑話休題」とは何か?
話題を元に戻すことなんである。決してひと休みすることや、違う話題に移ることではない。

モトイ。今度こそ閑話休題。
今日の夕方、Macをしゃかしゃかしていると、どこかで聴いたエキゾーストノート。
「ブロロン〜、ブロロン〜、ブロロン〜、ブロロン〜、ブロッ。....」
むむむ、もしやInoueオヤジのハーレーかいな?確か、13,14日はハーレーの集会に行ってくると言っていたし。やおら、窓を開けて外のセブンを睥睨(へいげい)してみる。

やっぱし!
瞬時にブログネタにしようと、カメラを取り出し再度外に目を向けると、あっちもこっちを見てニンマリの表情であった。
カシャリ!

無言でお互いピースサインを交わしながらGoodLuck!

ちょっと楽しい気分の瞬間であった(^^)/
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