2013年10月16日水曜日

ブログは鮮度が命(?)

この3連休は有馬フレンズ練習試合VS品川区ヒッポーズ、今年最後の宮前少年野球連盟秋季大会懇親会、宮前Queens「川崎ジュニアシスターズ軟式野球大会」、それに宮前から出場している連合チーム、単独チームの秋季川崎少年野球大会のエピソードなどなど。書くことは盛りだくさんあれど、頭と躯のスピードがそれに追いつかず。
昨日はQueens史上ベスト5に入るであろう感動的な試合であったゆえに(筆者の類推であるが)、時系列的掲載順を無視してQueensを優先して書いてしまう筆者なんであった。わずか1,2日の差であっても鮮度が命なんである。それでフレンズの話がいくつも没になった例は、星の数ほどはないけれど、丸いケースの中の爪楊枝の数ほどはあるんである。

今日はQueensの写真を編集だけでいっぱいいっぱい。いつかもやったけれどそれらの写真を納めたデスクトップのフォルダ内をMacの「グラブ」で撮った。試合経過に準じて全12枚。加工に使用した写真は52枚。実際撮った写真はその数倍か。
今日は一気呵成に文章まで怒濤の展開を試みたものの、志半ばの例のパターンである。
なのでそのサワリだけの写真を掲載して寝よう。
明日朝は何やら恐ろしげな最大級の台風が関東上陸とのこと。ベランダに置いてあるいくつかの鉢植えたちを早々に室内へ避難させた。連中も今晩はゆっくり雨宿りが出来るはず。
ではではQブログ本編は次回へ....。
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2013年10月15日火曜日

胸からこみ上げる熱きもの

「走った!」

マスク越しにHimariの視界に1塁ランナーが俊足を飛ばしているのが見えた。
すかさずボールを握りセカンドへの送球....。
一瞬のうちに脳裏をよぎる光景。
自分の悪送球で相手チームのチャンスを広げてしまったこと。
逆に走者を置いての大チャンスに凡打を繰り返し主将として打てなかった自分。
ここは絶対にミスは許されない...。
今日の自分の不甲斐ない邪念を振り払い、無心で思い切ってセカンドへ腕を振った。
伸びやかな放物線を描いた白球はショートYumiのグラブにぴたり吸い込まれた。
試合会場が一瞬の静寂に包まれる。
塁審のコール.....「アウトッ!」

集合!
主審の右手が挙がる。
一瞬ののち1塁側からの大歓声。抱き合って喜ぶ子どもたち。誰彼となく握手する男たち。泣いて抱き合って喜ぶ母たち。「男前なイイ女」Kitamatsu母スコアラーの目に映るスコアブックの文字が滲んでいた。怪我で途中退場し号泣しているMisakiの何倍もの涙を流しているMisaki母。泰然自若のSohma会長のサングラスの奥にも光るものがあり、普段強がりを言っているKasahara代表も「鬼の目にも涙」筆者に至っては涙のプールに溺れそうになった....。

「両チームキャプテン握手!」
「ありがとうございました」
相手チームへ挨拶「礼っ!」すかさず振り返りQueensベンチ方面へ向き直った主将Himariは一気にこみ上げる感涙。
「おぅうぇえん*☀♫♯◉してくらさった◒♣★☂ありやとぉござい♤♪☁〠⏎...うぇい!」
筆者すぐにiPhoneのGoogle翻訳ではなくSiriで翻訳してみた。
「速攻、今の言葉を翻訳してくれいっ」
Siri「ワカリマシタ」
Siri.....(考え中)......Himariサンはこう言イマシタ。
「応援して下さったみなさん、ありがとうございましたっ。礼っ!」.....デス。

まだ優勝したわけでもないのに宮前平のQueensオトナの部室「藍屋」へなだれ込むオヤジども。ほどなくしてK代表へなんとそのHimariからメールが届く。Kasaharaさん、
「静かにしてくれ。今からHimariのメールを読み上げるからみんな聞いてくれ」

『今日は応援ありがとうございました♪
色々とハラハラさせてしまってすいませんでした…(笑)
だけど私にとって今日の試合が一番思いでになった試合でした♪最後の盗塁をさしたのもとっても嬉しかったしいい経験でした♪
私が打てなくても他のメンバーがカバーしてくれたり、勝ったときに皆で嬉し泣きができたこと、この試合で初めて本当のチームワークを覚えた気がします♪
家に帰ってお母さんが笠原さんや相馬会長が泣いてたよと言っていたのを聞いてちょっと嬉しかったです♪笠原さんや相馬会長、そしていつもインターネットを通してお祝いの言葉をくれる豊島さん、このような応援してくれる人がいることで私達Queensが頑張れると思います♪決勝でも皆の満足する試合をしたいと思います♪
監督コーチ、お父さんお母さんがた、もちろん笠原さんや相馬会長、豊島さんが祝勝会で美味しいお酒が飲めるよう、ディズニーランドに行くためにもチーム一丸となって優勝したいと思います!!!!決勝戦でも応援よろしくお願いします♪ ....Himari』
(※原文まま。本人未承諾にて掲載、ゴメンネ。文責筆者)
更に泣いてしまった男たち。これ以上、もう多くは語るまい。

ハートが熱いうちに今晩これだけは書いておきたかった。試合詳報はまた次回に譲りたい。
ところで余談である。
ハートもガタイも大きい連盟会長、Queensを誰よりもこよなく愛するSohmaさん。先日のブログではミニバンの倍の大きさと控えめに書いたけれど、筆者の誤りであった。ここで訂正したい。どんだけ大きいかは会長高見の見物のこの写真が証明してくれるはず(^-^)/

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2013年10月13日日曜日

秋の釣瓶落し

日々くだらないダジャレが浮かんでは消え、消えてはまた浮かび、これをブログで開陳しちゃうおうかと目論みつつも、先週来からの仕事上の大トラブルが未だ解決の日の目をみない状況下では、ペンを執る気力も意欲も物欲も食欲も○欲も湧き起こらず、淡々とした毎日を過ごしていた筆者であった。

とは言うもののそんな人間のちっぽけな由無し事には目もくれず、地球は回り太陽は東から昇って西に沈む自然の摂理を頑に守り続けているわけで、あっという間に野球の3連休はやってきた。今日は南部リーグ大会のBチーム戦、VS松風スラッガーズであった。会場は多摩川河川敷丸子橋グランド。スコアラーは立派に一本立ちしてくれたOhmori父に全て委任。外野の芝ならぬ草むらからフレンズ予備軍のHajime弟がバッタをつかまえてきた。怪獣のように巨大なバッタである。どんだけ大きいかといえば前脚は外野フェンスにかかり、後ろ脚はセカンドベースにまで伸びるほど。ほれほれ、どーよ?(^-^)

バックネット裏で連盟審判の古参でもある前松風監督のUrabeさんとしばし談笑。
お互いのチーム事情を吐露しつつ、Higoさんのポークビッツのことや、スコアラーだったTawaraさんのことなどの近況を聞いたりして。松風はB2チームである。4年生中心で初めて試合に出る子も多いと聞く。投手は捕手からの返球さえグラブに納めるのがおぼつかないほど。シートノックを見て実力差は歴然と感じた筆者は、試合前にフレンズに言った。
「どんなに点差が開いても、決してニヤついたりふざけたりすんなよ。野球は真剣にやれ」と。相手に対して失礼だからだ。以前何度も逆の立場でボロ負けを喫し煮え湯を飲まされた経験があるからだった。「人の振り見て我が振り直せ」である。野球を楽しんでやることと、ふざけて遊び半分でやることとは大いに違う。小さい子どもにはまだ難しいことかもしれないが。

予想通りというか予想以上というか、結果は31:0のコールド勝ち。しかしうちの安打数はたったの3本。YuiとKyouのツーベース2本とhajimeの単打1本のみ。打ちたくてもストライクが入らないから打ちにいけない。四死球、失策、暴投、補逸の連続での失点である。うちも去年あたりよくあったパターンである。
そんな中でもチームは大差で負けていても、松風のライト君はよく声を出し続けて一生懸命頑張っていたぞ。これはスコアラーのOhmori父がスコアをつけながら賞賛していた。「あの子偉いなあ。ずっと声を出してるよ。頑張れ〜ライト!」と。そういう目線を持つことがオトナとして大事なことなんだろうと思う。

Nishikawa父から紹介された。「Tさん、うちの両親です。いつも「晴耕雨読」を見てて」
つまりはYuutaのおじいちゃん、おばあちゃんである。試合で孫を観にいらっしゃる祖父祖母はグランドではよくある光景だ。しかしこちらは大阪から連休を利用してのスカイツリー観光を兼ねての孫の野球観戦であった。とても品の良いご夫婦としばしの談笑。大阪のおばちゃん全てがヒョウ柄シャツを着ているわけではないんである。このブログが地方に住む祖父祖母にとってお孫さんの近況を知る格好のネットツールというのは最近よく聞くお話。野球のこのバカブログを通じて家族のコミュニケーションの一助となっているのならば、筆者も嬉しいことこの上なしなんである(^-^)読んで下さって逆にアリガトウ。

フレンズ選手の弟妹たち=フレンズ予備軍。彼らは野球などそっちのけで草むらで遊びほうける。これが彼らの本業だから大いに結構なことだ。昔Kenta、Kohta、Harukaがいた頃書いたブログに、ミーアキャットをもじった子どもらの守備を揶揄したものがあった。今日この写真を撮って久々にこれを想起した。Hajime弟とharuが同じ方向をポケッと見ているワンショット。草原の犬、プレーリードッグを連想させてくれた。...ねっ?(^-^)
ミーアキャット現象(「晴耕雨読」的文体まだ定まらぬ時期、拙い文章にてお恥ずかし)

試合後、短時間でもう1試合練習試合。5年中心のBチームだろうか。明らかにレベルが違う。うちは1,2年生も先発に使いのメンバー構成。それでも結構健闘しちゃっていた。
そうこうしているうち日没。紅く染まる多摩川の夕焼け雲をアップで撮れば、映画「バックドラフト」の爆裂の瞬間のような絵が撮れた。
秋のつるべ落とし。手を離した瞬間するすると井戸に落ちてゆく水桶を模して言う秋の日没。あっと言う間に日が暮れてしまう土曜の中秋の一日であった。
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2013年10月7日月曜日

心の成長は

久々のフレンズ野球ブログ。昨日行われた練習試合、町田市のつくし野フェニックスさんとの対戦である。町田は東京都なんである。ついでに言えば三浦しをんの「まほろ駅前番外地」の舞台であり、瑛太、松田龍平主演ドラマでもロケ地になったところだ。若い頃はよく仕事で行ったところでもある。町田も少年野球の盛んなところで、1学年で1チームのマンモスチームがひしめく。そのフェニックスさんの5年チームとの対戦であった。我が軍は6年1人5年2人、あとは4年以下。連合や怪我などで上級生がいない。もっともいたとしても人数的にはさほど変わりないのが実情ではあるけれど。

今日はいつもと違い、文章は簡潔に写真中心で行きたい。
プレイボール!
4年生の大エースRuiが先発。フレンズが世界に誇る小さな巨人だ。この時季の練習試合ではどこも選手をとっかえひっかえ、試験的にメンバー交代が激しいのが常。相手もうちも投手はめまぐるしく変わる。4年のYui、3年のYuutaと続く。

フレンズ猛攻、しかも失策エラーは2個のみだった。
時間制約なしの7回終了優先でやった。結果は...11:3の快勝。

そのRuiの弟がこの日チームに初参加。彼は今まで同年代の小さい子たちと砂場遊びがメインの業務だったけれど、砂場のフリーダムから制約の多いグランドで選手たちと半日行動をともにした。まだまだ屈託のない笑顔での参戦である。

写真的に良いものをチョイス編集。スライディングの土煙も粉っぽいものではなく、前日の雨のせいで砂粒が重そうだ。

5年連合にせっかく選ばれたのに、そのとたん機を前後して全く別の理由で足を骨折したHiro。全治3か月。不運としか言いようがない。来年のチームの中心選手である。連合に行っても全く野球は出来ないけれど、しかし本人もOhmori母も結構楽しんで参加しているらしい。良いことだ。野球は出来なくても「井の中の蛙」にならずに広く連合チームという大海の空気感だけでも感じてもらえれば、彼の中で何か成長するものがきっとあるはず。6年連合に参加している主将Takuto、Mamoruはもっと心が成長して帰ってくるはずだ。
反して選に漏れた野球大好き小憎のBenが不憫でならない。仕方のないことではあるけれど。
最後の1枚は応援の母たちの後ろ姿...。
決して東京ガールズコレクションの出番待ちのモデルの写真ではないので、読者諸賢の皆様、ゆめゆめお間違えなきよう(^-^)/

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今日、仕事上のかなりショッキングな事が判明して、相当落ち込んでいる私です。個人事業主にとっては死活問題。本当は少年野球に行ったりブログなど書いている場合ではありません。しかし昨日これらの写真編集だけは終わっていたので、一念発起、早くこれらだけはアップしたかった。それにジタバタしても始まらないし、野球やブログとは関係ないことだし。落ち込んだ上にブログも書かなくなっては益々ナーバスになっちゃうから。自分を奮い立たせる意味でも重いペンを執った次第。
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2013年10月5日土曜日

「全日本野球競技記録者連絡協議会」

銀行上層部を欺(あざむ)き、金融庁調査官の目を盗んで、極秘文書をもとに有馬フレンズスコアラー部が人目を忍んで極秘裏に会合を持って無事終了、その打合は3時間にも及んだんであった(^-^)

楽しくも真面目に、時にエロトークも交えつつもしかし真剣で有意義な「一級スコアラー士養成講座」がおわった。久々の一日2回のブログ更新なんである。エラそうに宣(のたま)うスコアラー部長の筆者は、少年野球といえども他のチームのスコアラーに比べたらおそらく3級にも満たないであろう。
野球一筋に人生を送ってきた人でも以外と知らないのが、この「一級スコアラー士」のことだ。「俺の野球知識は相当なもんだぜ!」と自認豪語する、そこのアナタ、これを読んだら愕然とするに違いない。

毎年3月と11月の2回、第二土曜日に開催される「全日本野球スコアラー士検定試験」がある。開催地は全国の野球県連の持ち回り制で、去年は茨城県鹿島田、今年の3月は奈良県北葛城郡明神での開催であった。主催は日本野球機構傘下にある「全日本野球競技記録者連絡協議会」=Baseball Scorer Conference Organization of Japan、略称BSCOと言う。我々関係者のあいだでは「ベスコ」と呼称している。全国からインターネットを通じて申し込みを受付け、毎回2,000名を越える受験者でなかなかの盛況である。私立高校のグランドと体育館を一日借り切って開催されるのが通例だ。受験料は3,500円もするので少々お高いのだが、この試験に合格し、一級の資格を取得した者には、BSCOから名前を刻印されたプラチナカードの認定証が授与されて、これを所持していれば全国どの試合に行っても賞賛の眼差しを一身に集められるのである。級は五級から一級まであり、それぞれに「野球記録記述実地試験」と「野球記録集計技能試験」がある。更に時代の趨勢(すうせい)に押されて7年目前の2006年12月に増設された「Excel集計結果入力技能試験」もある。因みにプロ野球のスコアラーは全員一級の資格保持者であるのは当然だが、プロのスコアラーになるには、一級資格を取ったのち実戦経験年数5年または240試合のスコアラー実績を必要とする。その上で更に各球団のプロスコアラー試験に挑み、一般常識問題と一般教養問題が追加されて、これらを全てクリアした者だけがプロになれるのだ。合格ラインは300満点中270点というから(合格ラインは公開されていない。推測である)相当な難関であるのはお分かりいただけるだろう。しかもこの合格者が全てプロとして食っていけるわけではない。日本のプロ球団は12球団しかなく、プロに雇ってもらうためには個別に門戸を叩き面接試験を含めたプロテストに合格しなければいけないし、必ずしも毎年募集しているとは限らないからだ。これ以上詳しいことは筆者にも分らないが、噂によるとあるプロ球団の面接試験では、試験官が突然話の途中でボールを投げつけて、それをスコアラー受験者がとっさによける反射神経を試すという某在京球団G軍もあれば、また別の、広島に本拠を置く某C軍の筆記試験では「日本において最初に「野球」という言葉を考案したのは正岡子規である。○か×か?」とか「最初に王シフトを考案したのはどこの球団か?」とか、更には「マツダの最新スポーツセダンの名称と一般小売り価格を答えよ」というものまであると聞き及んだ。真偽のほどはいまだに謎に包まれている....。

ハイ(^-^)もうお分かりですね。上記全て真っ赤な嘘、筆者の創作である。
しかし、今日フレンズの集計勉強会とそのあと実地で1,2試合分の集計を腕試しにやったのは本当なんである。
Ohmori父、Sone母に加えて、ソナチネ、じゃない、たらちねの母、じゃない、ソネチチ=Sone父も参加してくれた。草野球をやっているSone父からは筆者も答えに窮するような鋭い質問があったり、Sone母は几帳面に定規を使って選手名を書き分けたり、爆笑したかと思えば黙々と計算していて話しかけても気づかないほど夢中になっているOhmori父だったり。和気藹々であっと言うまにガストのドリンクバーだけで3時間が過ぎた。
これで筆者の財布が軽くなったけれど、肩の荷はもっと軽くなったわけで。ムフフ(^-^)

スコアの集計業務とExcel入力を経験した人ならわかるはず。スコアラーはグランドでスコアブックに付けておしまいではない。ベンチ入りしてスコアを付けるのは大変でかつ楽しいものだけれど、実際大変なのは自宅に持ち帰ってから人知れず集計することのほうだ。しかも締め切りというものがある。おそらく少年野球ではスコアブックは付けっぱなしで集計などはしないチームが圧倒的に多いのではないかと想像しちゃうんである。自分の苦労を形に残すという意味でも、もちろん子らの成績を彼らの想い出として記録するという意味でも、つらいけれどスコア集計はやるに越したことはないはずだ。益してや有馬フレンズでは筆者の息子が入部する前の20年以上前から連錦として続いている伝統芸能なので、おいそれと簡単にやめるわけにもいかない。
全国のスコアラーのみなさん、子どもたちのために、なおかつ自分のためにも頑張りましょう(^-^)/

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