その日は午前中に宮前Queens、宮前クラブJrの2試合が行われ、明暗を分ける結果となってしまったんである。そして午後は宮前ヤンキースJrの試合が敢行された。うららかな、むしろ暑いくらいの10月午後の多摩川の岸辺、みなさまいかがお過ごしだったでしょうかの過去に遡るブログなんである。
午前に引き続きKasahara副会長はニコタマ側の川向こうに陣取って眺めていた。おそらく有り余る財力と、押し出しの利く営業力と、黄河のように幅広い人脈を駆使して、マンション間に大会の横断幕と懸垂幕を設置させたのであった。
4,5年前ならフレンズの子を中心に記事を書いたであろうけれど、今は宮前に立ち位置を置いているので、ひいきはしない。しかしフレンズ始まって以来のベンチ、スタメン併せて6名を輩出している5年連合ヤンキースJrなんである。主将Ryohtaroh、先発はGaku、Yuiのバッテリー。ベンチスタッフは監督Hitrata、29Satoh、28Ohtsuka、スコアラーNoguchi母、マネージャーSatoh各氏の最強布陣で臨む初戦であった。
相手チームは北部レインボージュニア。何しろ5年というわりには大柄な選手が多かった。
2回ヤンキースJrはとんでもないファインプレーの連発で危機を脱する場面があった。相手打者がチップした軽い内野フライを、捕手Yuiが腕を目一杯伸ばしてダイビングキャッチ、これだけでも美技であったが彼は起き上がりすかさず2塁へ矢のような送球。飛び出したランナーをわずかの差でホースアウトに仕留めるというダブルプレーの完成。ベンチも応援団も大いに盛り上がったのは言うまでもない。
これで2死となったのだが、気分はスリーアウトチェンジと勘違いしてナインは全員ベンチへ帰ってきた。審判に促され苦笑いしながら また守備に戻ったのはご愛嬌と言えるだろう。
筆者、普段はMacの前に根が生えたようにじっとして動かず仕事やブログを書くのであるが、戦場カメラマンに変身した時はひとつ所にじっとしておれないのである。ホーム付近からレフト、センター、ライト方向へと視点を変えて撮ってみちゃう。Y-Jr軍は途中からマウンドにはRuiが立っていた。普段母体のフレンズでもバッテリーを組んでいる黄金のコンビなのであったが....。
北部R-Jrはよくバットが振れていた。緊張によるものか失策プレーもいくつかあった。再三にわたりY-Jrがピンチを招く。Hirata監督もベンチを飛び出しマウンドへ歩み寄ることしばし。3回を終えて6:1の苦戦を強いられる。
マウンドは3人目Naotoが登場。終盤のY-Jr打線も歯をくいしばり、なんとか閉塞感を打破しようとしたが最終回に1得点でこと切れた。結果は8:2。
試合後の父母へ向けての監督、コーチの言葉は「勝たせてあげられなくて、申し訳ございません....」だったそうだ。
5年生にはまだまだ未来がある。もうすぐ新人戦も始まる。連合チームでしか味わえない、野球レベルと仲間との連帯感。そして今日の悔しさを忘れずにまたそれぞれの母体チームに帰り頑張ってほしい。
選出された2014年宮前ヤンキースJrの母体チームは、メイツ・キッズ・フラワーズ・フレンズ・ワイルダース・フォルコンズ・ドングリーズ・ウルフ。20名の戦士たちであった。
夕刻ともなると、10月の秋の多摩川スタジアムには、彼らの背丈よりもずっと長く、日焼けした腕よりもずっと濃い影が、東に向かって幾本も伸びていた。
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2014年10月22日水曜日
2014年10月20日月曜日
メイとアン(明と暗)
宮前Queens奇跡の大逆転勝利なんである。
冒頭からいきなり結果を知らせるなんて、まるでワイルドピッチのようなもの。冒頭から暴投.....なんつって。
川崎市少年野球連盟秋季大会「ジュニアシスターズ大会」の開幕だ。市内の数球場に分かれて熱戦が繰り広げられている、そのうちの女子野球大会である。規定により「宮前Queens」という単独チームとしての名称が使えないため、毎年「宮前スマイリーズ」というチーム名称で臨む大会なのだが、この少年少女野球「晴耕雨読」的には文中ではQueensを採用したい。
対戦相手は今のQueensにとっては格上とも言えるチーム、強豪「多摩ウィンドフラワーズ」いよいよプレイボール!
初回表宮前Qの攻撃ではいきなりの打棒を振るい、一気に4得点の快挙。多摩Wのナイン守備にも緊張の色がうかがえたから、4失点も無理のないところか。大いに湧き上がるQナインとベンチ、父母応援団席。打席の向こうの三塁に常に走者を控えてるアングルで撮ってみちゃったんである。こんなシーンが永遠に続けばいいと思ってしまうのは、攻める側の贅沢な夢。反して相手軍にとっては早く覚めてくれとおもう悪夢。筆者、有馬フレンズではこの悪夢のほうを何度も見続けてきた。夢見心地の経験も少なくないけれど。
また、隣りの球場では同じ宮前勢である5年連合チーム、Abe監督率いる「宮前クラブJr」も初戦に臨んでいたのであった。試合前ベンチスタッフに挨拶。Yamamotoコーチに「たまにはこっちにも来て下さいよ〜」と言われた。今日はQとこちらと両方を行ったり来たりになるんである。
おっといけねえ。球場の説明を忘れていた。ここは東京神奈川間の多摩川を挟んで川崎市側にある少年野球専用球場。川沿いにいくつもの球場があり、大人用、中学シニア用とさまざまだ。おそらく全国の都市部の主な河川敷にも同じような球場があるはず。東京世田谷区二子玉川サイドには、東急電鉄がらみによる大規模都市再開発事業の高層マンション群が林立している。
昨年の同時期のブログでは、このマンションにSohma宮前連盟会長がどっかりと腰を下ろし試合を睥睨していたのだったが、今日(10/18)は会長は宮崎第一公園ドームの本部席にいる。しかも徹夜明けなんであった。
しかしこの人がいたんである。隣りの宮前クラブJrのベンチ、応援席の面々全員が高層ビルの屋上を見上げて驚く。「アレはなんだっ!?」
Queensをこよなく愛する会長は不在であったが、代わりにこの人がビルの屋上にどっかりと試合を見据えていたんであった。
「おーい、Suna〜!しっかり投げろよ〜」とマウンドのSunaの声を掛けていたんである。連盟副会長兼Qの代表Kasaharaさんであった。
さて試合である。
初回に4点とったものの、その後2回に1点を返されて更に3回には大量6失点のQueens。7:4に逆転さる。4回にもほぼダメ押しかと思われる2失点で9:4の5点差まで点差は広がった。
奇しくも先発マウンドは両チームとも美少女対決なんである。QはエースSuna。今年になってぐんぐん成長した選手である。
筆者はバックネット周辺を中心に外野からもシャッターを切ることを心がけている。このアングルからのショットは、通常の応援席にいる父母たちにはなかなか見れない我が子の姿を見られるだろうからだ。子の打席をセンター外野から撮るのは、一眼レフとごつい望遠レンズを持っているよほどのカメラマニアの親に違いない。
外野のフェンス外側には鬱蒼とした茂みがあって、思わぬちいさい命の姿を垣間見ることがある。苦戦を強いられているQ姫やベンチスタッフを尻目に、一匹の蝶がちゅるちゅると花の蜜を吸うことに余念がなかった。
転じてクラブJrである。
こちらは初回無得点のあと相手チーム小杉オールスターズに1,2回に3点2点と畳み込まれて5:0。形勢はかなり不利な状況であった。ベンチスタッフの表情には苦悶の色が滲む。
筆者は蝶のようにあっちこっちと飛び回る。再びQueens会場に舞い戻るわけで。
ビッグイニングなんであった。5点差で迎えた最終回、再びQueensに野球の女神が微笑んだのであった。一気呵成、猛攻爆裂、気がつけば5点差をプラマイゼロまで埋める5得点。
なんと最終回に同点に追いつき9:9のイーブンに持ち込んだ。
とうとういわゆる「特別延長戦」に突入である。同点5点目のホームを踏んだ瞬間はQベンチ、親たちは欣喜雀躍(きんきじゃくやく)であった。
蝶の羽がはえた筆者はまたクラブJrへヒラヒラと。
どうにも打てない点が取れない、いわゆる「ゼロ行進」であった。3回は無失点に抑えたものの、4回裏には更に3失点を喫し8:0のビハインド。子どもたちは一生懸命戦った。監督ベンチスタッフも与えられた条件の中死力を尽くしベストを尽くした。父母たちも声を限りに応援した。しかし結果は....そのまま完封負けの苦汁を飲んだのであった。
もしかすると筆者のような輩(やから)がこのような負け試合を記事にすることを、快く思わない親もいるかもしれない。毎年この連合チームに賭けているAbe監督には断腸の思いがあったろうとも推察し、筆者とて同じ気持ちなんである。
しかし子どもたちはよく頑張ったと言ってやりたい。この悔しさを来年の6年生になった時の糧にすればいい。キミたちにはまだ1年間あるではないか。
「宮前魂」を忘れるな。
特別延長戦とはやっかいなものだ。無死走者満塁からの試合開始。地域によってはワンアウトから始めることもある。権謀術数のうごめく通常の野球試合とは裏腹に、特殊な空気感の中で一気に試合が決まることもあれば、拮抗しすぎて互いにゼロ行進のまま、最後はやむなくジャンケンで勝敗を決めるという惨(むご)い選択肢を選ばざるを得ないこともある。
Queens姫は躍動した。表の攻撃で1,2点しか取れない時はその裏が非常に厳しい守備になる。反してそれ以上の得点をものにした場合は、よし、裏は守って勝つぞという気概が生まれる。Qはこれであったに違いない。特別延長表Qは6点をもぎ取ったんであった。
その裏同じく無死走者満塁の同条件でのSunaはよく頑張った。仲間の守備にも助けられて僅か1失点。結果は15:10の勝利。最終回に同点に追いついた姫たちの勢いが勝った結果と言えるだろうか。
我々オヤジどもはこんな場面やゲームは幾度も見て来た。(上から目線でごめんなさい)
Queensの母たちは感極まって何人もが号泣していた。筆者でさえ昨年の同じここ河川敷でのMisakiの涙の本塁帰還のシーンなどを想いだして、少しうるっときちゃったくらいである。今年の主将Fuukoはどんな試合でも誰よりも大きな声を出し、誰よりもいつも笑顔を忘れず、誰よりもチームを牽引してきた子だ。そのFuuko母はもう涙声で今日来れなかったOzawa父に電話で報告していた。
負けて下を向くよりも勝って感涙を流すことがどれほど素敵なことか。
勝っても負けても、明日に繋がる涙を流せることがいい。
この日は(10/18)午後からは満を持して宮前ヤンキースJrの登場であった。
更に翌日は(10/19これを書いてる日)Queensの2回戦の試合が展開したんである。
明日から仕事が忙しくなるため、このへんの記事は多少アップが遅れてしまうこと必至。
長い目でおつきあい下さいませ、なんである。「髪は長〜い友だち」と言うではないか。筆者の髪はいつの間にか友だち絶交しちゃっていなくなってしまったけれど。
※尚、どーしても観たいと思う読者諸兄には朗報。前回ブログで紹介した「OM Pictures」さんがすでにヤンキースJrの映像をすでにアップしている。この「晴耕雨読」左側のリンクをクリックで観られるんである(^-^)/
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冒頭からいきなり結果を知らせるなんて、まるでワイルドピッチのようなもの。冒頭から暴投.....なんつって。
川崎市少年野球連盟秋季大会「ジュニアシスターズ大会」の開幕だ。市内の数球場に分かれて熱戦が繰り広げられている、そのうちの女子野球大会である。規定により「宮前Queens」という単独チームとしての名称が使えないため、毎年「宮前スマイリーズ」というチーム名称で臨む大会なのだが、この少年少女野球「晴耕雨読」的には文中ではQueensを採用したい。
対戦相手は今のQueensにとっては格上とも言えるチーム、強豪「多摩ウィンドフラワーズ」いよいよプレイボール!
初回表宮前Qの攻撃ではいきなりの打棒を振るい、一気に4得点の快挙。多摩Wのナイン守備にも緊張の色がうかがえたから、4失点も無理のないところか。大いに湧き上がるQナインとベンチ、父母応援団席。打席の向こうの三塁に常に走者を控えてるアングルで撮ってみちゃったんである。こんなシーンが永遠に続けばいいと思ってしまうのは、攻める側の贅沢な夢。反して相手軍にとっては早く覚めてくれとおもう悪夢。筆者、有馬フレンズではこの悪夢のほうを何度も見続けてきた。夢見心地の経験も少なくないけれど。
また、隣りの球場では同じ宮前勢である5年連合チーム、Abe監督率いる「宮前クラブJr」も初戦に臨んでいたのであった。試合前ベンチスタッフに挨拶。Yamamotoコーチに「たまにはこっちにも来て下さいよ〜」と言われた。今日はQとこちらと両方を行ったり来たりになるんである。
おっといけねえ。球場の説明を忘れていた。ここは東京神奈川間の多摩川を挟んで川崎市側にある少年野球専用球場。川沿いにいくつもの球場があり、大人用、中学シニア用とさまざまだ。おそらく全国の都市部の主な河川敷にも同じような球場があるはず。東京世田谷区二子玉川サイドには、東急電鉄がらみによる大規模都市再開発事業の高層マンション群が林立している。
昨年の同時期のブログでは、このマンションにSohma宮前連盟会長がどっかりと腰を下ろし試合を睥睨していたのだったが、今日(10/18)は会長は宮崎第一公園ドームの本部席にいる。しかも徹夜明けなんであった。
しかしこの人がいたんである。隣りの宮前クラブJrのベンチ、応援席の面々全員が高層ビルの屋上を見上げて驚く。「アレはなんだっ!?」
Queensをこよなく愛する会長は不在であったが、代わりにこの人がビルの屋上にどっかりと試合を見据えていたんであった。
「おーい、Suna〜!しっかり投げろよ〜」とマウンドのSunaの声を掛けていたんである。連盟副会長兼Qの代表Kasaharaさんであった。
さて試合である。
初回に4点とったものの、その後2回に1点を返されて更に3回には大量6失点のQueens。7:4に逆転さる。4回にもほぼダメ押しかと思われる2失点で9:4の5点差まで点差は広がった。
奇しくも先発マウンドは両チームとも美少女対決なんである。QはエースSuna。今年になってぐんぐん成長した選手である。
筆者はバックネット周辺を中心に外野からもシャッターを切ることを心がけている。このアングルからのショットは、通常の応援席にいる父母たちにはなかなか見れない我が子の姿を見られるだろうからだ。子の打席をセンター外野から撮るのは、一眼レフとごつい望遠レンズを持っているよほどのカメラマニアの親に違いない。
外野のフェンス外側には鬱蒼とした茂みがあって、思わぬちいさい命の姿を垣間見ることがある。苦戦を強いられているQ姫やベンチスタッフを尻目に、一匹の蝶がちゅるちゅると花の蜜を吸うことに余念がなかった。
転じてクラブJrである。
こちらは初回無得点のあと相手チーム小杉オールスターズに1,2回に3点2点と畳み込まれて5:0。形勢はかなり不利な状況であった。ベンチスタッフの表情には苦悶の色が滲む。
筆者は蝶のようにあっちこっちと飛び回る。再びQueens会場に舞い戻るわけで。
ビッグイニングなんであった。5点差で迎えた最終回、再びQueensに野球の女神が微笑んだのであった。一気呵成、猛攻爆裂、気がつけば5点差をプラマイゼロまで埋める5得点。
なんと最終回に同点に追いつき9:9のイーブンに持ち込んだ。
とうとういわゆる「特別延長戦」に突入である。同点5点目のホームを踏んだ瞬間はQベンチ、親たちは欣喜雀躍(きんきじゃくやく)であった。
蝶の羽がはえた筆者はまたクラブJrへヒラヒラと。
どうにも打てない点が取れない、いわゆる「ゼロ行進」であった。3回は無失点に抑えたものの、4回裏には更に3失点を喫し8:0のビハインド。子どもたちは一生懸命戦った。監督ベンチスタッフも与えられた条件の中死力を尽くしベストを尽くした。父母たちも声を限りに応援した。しかし結果は....そのまま完封負けの苦汁を飲んだのであった。
もしかすると筆者のような輩(やから)がこのような負け試合を記事にすることを、快く思わない親もいるかもしれない。毎年この連合チームに賭けているAbe監督には断腸の思いがあったろうとも推察し、筆者とて同じ気持ちなんである。
しかし子どもたちはよく頑張ったと言ってやりたい。この悔しさを来年の6年生になった時の糧にすればいい。キミたちにはまだ1年間あるではないか。
「宮前魂」を忘れるな。
特別延長戦とはやっかいなものだ。無死走者満塁からの試合開始。地域によってはワンアウトから始めることもある。権謀術数のうごめく通常の野球試合とは裏腹に、特殊な空気感の中で一気に試合が決まることもあれば、拮抗しすぎて互いにゼロ行進のまま、最後はやむなくジャンケンで勝敗を決めるという惨(むご)い選択肢を選ばざるを得ないこともある。
Queens姫は躍動した。表の攻撃で1,2点しか取れない時はその裏が非常に厳しい守備になる。反してそれ以上の得点をものにした場合は、よし、裏は守って勝つぞという気概が生まれる。Qはこれであったに違いない。特別延長表Qは6点をもぎ取ったんであった。
その裏同じく無死走者満塁の同条件でのSunaはよく頑張った。仲間の守備にも助けられて僅か1失点。結果は15:10の勝利。最終回に同点に追いついた姫たちの勢いが勝った結果と言えるだろうか。
我々オヤジどもはこんな場面やゲームは幾度も見て来た。(上から目線でごめんなさい)
Queensの母たちは感極まって何人もが号泣していた。筆者でさえ昨年の同じここ河川敷でのMisakiの涙の本塁帰還のシーンなどを想いだして、少しうるっときちゃったくらいである。今年の主将Fuukoはどんな試合でも誰よりも大きな声を出し、誰よりもいつも笑顔を忘れず、誰よりもチームを牽引してきた子だ。そのFuuko母はもう涙声で今日来れなかったOzawa父に電話で報告していた。
負けて下を向くよりも勝って感涙を流すことがどれほど素敵なことか。
勝っても負けても、明日に繋がる涙を流せることがいい。
この日は(10/18)午後からは満を持して宮前ヤンキースJrの登場であった。
更に翌日は(10/19これを書いてる日)Queensの2回戦の試合が展開したんである。
明日から仕事が忙しくなるため、このへんの記事は多少アップが遅れてしまうこと必至。
長い目でおつきあい下さいませ、なんである。「髪は長〜い友だち」と言うではないか。筆者の髪はいつの間にか友だち絶交しちゃっていなくなってしまったけれど。
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宮前区少年野球連盟,
少女野球宮前Queens,
少年野球
有馬フレンズOB、宮前Queens、宮前区少年野球連盟のブログを通じた広報担当です。写真と文章のブログ、たまには個人的日々雑感も。
2014年10月16日木曜日
少年野球ビデオサイト
先日の連合チーム宮前ヤンキース、宮前クラブのW初戦敗退には本当に忸怩たる思いが募るばかりだ。フレンズのHiroの父Ayumuオヤジは試合後、相当悔しかったらしくMatsui監督の「敗戦は全て俺の責任」という言葉を聞いて、逆に監督に勝利をプレゼントできなく、申し訳ない気持ちから泣きそうになったそうだ。
そんな拮抗した接戦であったけれど、数日後そのAyumu父に試合のビデオをアップしているサイトを紹介された。
「どれどれ....むむっ!」
試合を数台の固定したビデオカメラで多角的に撮影し、これらを時系列に編集したもの。これはただ事ではない。例えば普通にバッターのアップで打撃の場面があり、次にその打球が球場全体からの「引き」の画面で捉えて、センター方向のホームランになる映像、更に再度打者のバッティングをスロー再生し、場合によってはハンディーのカメラでの現場の生きた映像も挿入される。相当な手間がかかるはずに違いないんであった。
こちらは静止画と文章の世界で勝負しちゃってる少年野球「晴耕雨読」なんであったが、同じクリエイターとしてこの動画を撮る人と是非連絡を取ってみたくなったんである。筆者→Ayumu父→Natsuki母→Tanaka母を経由してやっと連絡がとれた。
サイト名は「OM Pictures」。「管理人」さんはフォルコンズOB父であった。
審判の方や相手チームへの気遣いもありつつのサイト公開となったんであった。
「野球中継のような少年野球ビデオの作り方」なども詳細に解説。すでに趣味で5年ほどやっているそうな。メールでのやりとりでご本人の(実は筆者も去年有馬ドームで会っていたんであった)
了解を得てリンクを張っちゃうのである。
もしよろしければ下記クリックされたし。
PCならここからYouTubeに飛んで全画面の迫力で観てもよし、スマホでも画面は小さいけれど綺麗に観れる。
「OM Pictures」
試合の模様はこちら。
「公開ビデオギャラリー」
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そんな拮抗した接戦であったけれど、数日後そのAyumu父に試合のビデオをアップしているサイトを紹介された。
「どれどれ....むむっ!」
試合を数台の固定したビデオカメラで多角的に撮影し、これらを時系列に編集したもの。これはただ事ではない。例えば普通にバッターのアップで打撃の場面があり、次にその打球が球場全体からの「引き」の画面で捉えて、センター方向のホームランになる映像、更に再度打者のバッティングをスロー再生し、場合によってはハンディーのカメラでの現場の生きた映像も挿入される。相当な手間がかかるはずに違いないんであった。
こちらは静止画と文章の世界で勝負しちゃってる少年野球「晴耕雨読」なんであったが、同じクリエイターとしてこの動画を撮る人と是非連絡を取ってみたくなったんである。筆者→Ayumu父→Natsuki母→Tanaka母を経由してやっと連絡がとれた。
サイト名は「OM Pictures」。「管理人」さんはフォルコンズOB父であった。
審判の方や相手チームへの気遣いもありつつのサイト公開となったんであった。
「野球中継のような少年野球ビデオの作り方」なども詳細に解説。すでに趣味で5年ほどやっているそうな。メールでのやりとりでご本人の(実は筆者も去年有馬ドームで会っていたんであった)
了解を得てリンクを張っちゃうのである。
もしよろしければ下記クリックされたし。
PCならここからYouTubeに飛んで全画面の迫力で観てもよし、スマホでも画面は小さいけれど綺麗に観れる。
「OM Pictures」
試合の模様はこちら。
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2014年10月13日月曜日
喜びも哀しみも
このブログ、プロローグというか、序章というか、掴みというか、前段というか、前フリというか.......こうして書いているこの部分の文章がいい加減長いのである。関係ないことを初っ端からタランタラン書いてしまい時間がずんどこ無為に非建設的に過ぎて行くのである。今年に入ってからの傾向だろうか。これはクルマのエンジンを温めるための暖気運転に似ているわけで。このアイドリングが実はその後の本章を書くための潤滑油となるのである。少しキーボードを叩き数行を埋めて行くと、じゅんわりと頭の中が滑らかになって本文へ突入出来るのである。しかしその弊害もあった。アイドリングでアクセルをふかしているうちに、元々残量僅少だったガソリンの大半を消費してしまい、気がつけばガス欠寸前で本文に突入ということも珍しくない今日この頃なんであった。
ではガス欠の前に一丁いっとくか。
満を持していよいよ川少連秋季大会の開幕である。
11日土曜から単独参加チームの激戦が繰り広げられた。ウルフ、サンダースは貫禄の順当勝ちといったところか。ヤングホークスは最終回5点差をひっくり返し大逆転サヨナラ勝ちだったそうだ。ヤングベンチは浮き立ち、おそらくKurosu監督の巨体は地面から5センチは浮いていたに違いない。ブルーアローズと有馬子供会は苦汁を飲んだらしい。
今日も各地でプレイボールの審判のコールが響く。連合チームの発進である。筆者が幸先良く宮前レジェンドが5×:4で勝利したとの報を携えて第一公園に到着すると、Sohma会長はじめ宮前少年野球連盟スタッフからおお〜っ!と、歓声が湧き起こる。
この時すでに会場では蒼い稲妻軍団宮前ヤンキースと小杉オールスターズ戦が始まっていた。
先制点はヤンキースであったが次の回に手痛い6失点、終盤には2点を追加されヤンキースナインの奮闘虚しく初戦敗退であった。
※お断り。筆者普段はフレンズコーチとしてフレンズの子らは呼び捨て、大人には○○オヤジという「敬称」をつけ、相手チームの子には○○君というルールに則りブログ表記を心がけている。しかし宮前連合の記事に関しては我が宮前であるからして、連合の子には呼び捨てにしたい。父親が自分の子どもを紹介するのに「うちの可愛い○○君です」とは言わないのと同じように。
いよいよ次は宮前クラブである。相手は強豪高津ファイターズだ。初戦でいきなりの「事実上の決勝戦」と言い切ってしまっては他のチームに対して失礼だろうか。失礼ですね、ごめんなさい、でもそんな白熱の死闘なんであった。
先発マウンドに立つはKippei、本塁でマスクをかぶるはKohkiのバッテリー。Kippeiの定規で線を思い切り引いたような、キレのある速球が冴える。
よく言われるフレーズに「超小学生級」とか「スーパー小学生」という言葉がある。筆者も多少大袈裟にこのブログで幾度か使って来た。しかし、ついにその本物が登場したんである。彼こそスーパー小学生の名にふさわしい。高津F連合(丘の上トータス)のTessinくんである。高津ベンチから聞こえてきた声は「テッシーがんばれ〜」むむ?彼の愛称は筆者のペンネームと同じなんであった。詳しくは知らないが侍JAPANのセレクション(?)で海外にも行った経験があるらしい。また投げる球は120Kmに届かんとする豪速球でありしかもかなりの制球力もある。
170cm超えのこの子が普段ランドセルを背負って小学校に通ってる姿を誰が想像できようか。
1回裏宮前Cの攻撃。1番Johji4-3のゴロ、2番Kohdaiも6-3内野ゴロで凡退。続く3番Kippeiが四球で出塁し......。
ランナーを一人置いて4番主砲のHiroであった。二人の対峙する姿は大人と子どもであった。体格差はほぼ写真のとおり。
1ボール1ストライクからTessinくんが渾身の一球を投げ込む。
火の玉のような唸りをあげて迫り来る豪速球。
Hiroがここぞのスィング。火を吹くバット。インパクトの瞬間ボールが爆裂しまさに炎が見えた。
白球は高々と右中間を舞い上がり、その勢いは一向に衰えを見せず、見事外野フェンス向こうの樹木の梢に突き刺さった。
見事先制のツーランホームランなんである。まさかこの投手からホームランを打つとはと、驚きの高津ベンチ。反して宮前ベンチとギャラリーは一気にヒートアップ。価値あるとんでもない一発だった。ベンチからは握手攻めナインからは笑顔で迎えられ、父も拍手、母に至ってはみんなからハイタッチを求められた。あとで写真で気づいたのだが、Hiroの母Natsukiは目がもうすでにウルウルじゅるじゅるしちゃっていたんであった。
実はこの高津とは以前練習試合で戦ったことがある。戦績はコールド負けであった。それだけに嬉しい初回の先制であった。
しかし、Tessinくんを擁する高津、堅守でもあり、なんとかTessinくんは四球と投飛に抑えるものの、3番Tomoyaくんには長短2安打、1番Yuutaくんにも長打を許し、3回には同点とされた。切迫した緊張の好ゲームであった。4回には内野安打で出塁したランナーをやはりTomoyaくんに打たれて勝ち越しを許す。3:2。
対して宮前ナインも食い下がる。7番Daikiがセンター前ヒット、5回には安打で出塁のKohdaiを塁に置きKippeiがセンター前へクリーンヒット。三塁を回すかどうか微妙であったが点差は1点、思い切り本塁へ突っ込むものの、センターからの好返球をキャッチャーが捕球しタッチ、Kohdaiも素晴らしいスライディングでベースタッチするも、捕手のタッチが一瞬早くあえなく....場内一瞬の静寂のあと審判のコールは「アウト!」....。緊迫のシーンでありその後の明暗を分ける場面であった。
結果は3:2の僅差の惜敗。
まさしく死闘であった。名門宮前クラブがヤンキースに続きまさかの初戦敗退。
試合後、いつもはお祭り娘のNatsuki母は我が子のホームランの喜びよりも、チームの敗退、この仲間とはもう野球が出来ないんだという思いのほうが強くて、丘の上で独り座り込みまたうるうる目を赤くしていたのを筆者は見逃さなかった。
宮前勢はまだまだ。
単独チーム3チームに6年連合レジェンド、明日からは5年連合のJrの2チームとQueens(宮前スマイリーズ)が始まる。
しかし、今週も大型台風の襲来である。連盟へ上部組織からの通達があり、明日13日の試合は中止と早々に決定した。
次回どんなブログが書けるかは筆者には知る由もないが、彼らの活躍に期待したい。
※後日の記述。
この試合のビデオをまるで野球中継のような編集を加えて公開しているサイトがあった。
1試合を3分割してありPCでもスマホでも観れる。
「OM Pictures」興味ある方は是非ご覧あれ。
OM Pictures
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ではガス欠の前に一丁いっとくか。
満を持していよいよ川少連秋季大会の開幕である。
11日土曜から単独参加チームの激戦が繰り広げられた。ウルフ、サンダースは貫禄の順当勝ちといったところか。ヤングホークスは最終回5点差をひっくり返し大逆転サヨナラ勝ちだったそうだ。ヤングベンチは浮き立ち、おそらくKurosu監督の巨体は地面から5センチは浮いていたに違いない。ブルーアローズと有馬子供会は苦汁を飲んだらしい。
今日も各地でプレイボールの審判のコールが響く。連合チームの発進である。筆者が幸先良く宮前レジェンドが5×:4で勝利したとの報を携えて第一公園に到着すると、Sohma会長はじめ宮前少年野球連盟スタッフからおお〜っ!と、歓声が湧き起こる。
この時すでに会場では蒼い稲妻軍団宮前ヤンキースと小杉オールスターズ戦が始まっていた。
先制点はヤンキースであったが次の回に手痛い6失点、終盤には2点を追加されヤンキースナインの奮闘虚しく初戦敗退であった。
※お断り。筆者普段はフレンズコーチとしてフレンズの子らは呼び捨て、大人には○○オヤジという「敬称」をつけ、相手チームの子には○○君というルールに則りブログ表記を心がけている。しかし宮前連合の記事に関しては我が宮前であるからして、連合の子には呼び捨てにしたい。父親が自分の子どもを紹介するのに「うちの可愛い○○君です」とは言わないのと同じように。
いよいよ次は宮前クラブである。相手は強豪高津ファイターズだ。初戦でいきなりの「事実上の決勝戦」と言い切ってしまっては他のチームに対して失礼だろうか。失礼ですね、ごめんなさい、でもそんな白熱の死闘なんであった。
先発マウンドに立つはKippei、本塁でマスクをかぶるはKohkiのバッテリー。Kippeiの定規で線を思い切り引いたような、キレのある速球が冴える。
よく言われるフレーズに「超小学生級」とか「スーパー小学生」という言葉がある。筆者も多少大袈裟にこのブログで幾度か使って来た。しかし、ついにその本物が登場したんである。彼こそスーパー小学生の名にふさわしい。高津F連合(丘の上トータス)のTessinくんである。高津ベンチから聞こえてきた声は「テッシーがんばれ〜」むむ?彼の愛称は筆者のペンネームと同じなんであった。詳しくは知らないが侍JAPANのセレクション(?)で海外にも行った経験があるらしい。また投げる球は120Kmに届かんとする豪速球でありしかもかなりの制球力もある。
170cm超えのこの子が普段ランドセルを背負って小学校に通ってる姿を誰が想像できようか。
1回裏宮前Cの攻撃。1番Johji4-3のゴロ、2番Kohdaiも6-3内野ゴロで凡退。続く3番Kippeiが四球で出塁し......。
ランナーを一人置いて4番主砲のHiroであった。二人の対峙する姿は大人と子どもであった。体格差はほぼ写真のとおり。
1ボール1ストライクからTessinくんが渾身の一球を投げ込む。
火の玉のような唸りをあげて迫り来る豪速球。
Hiroがここぞのスィング。火を吹くバット。インパクトの瞬間ボールが爆裂しまさに炎が見えた。
白球は高々と右中間を舞い上がり、その勢いは一向に衰えを見せず、見事外野フェンス向こうの樹木の梢に突き刺さった。
見事先制のツーランホームランなんである。まさかこの投手からホームランを打つとはと、驚きの高津ベンチ。反して宮前ベンチとギャラリーは一気にヒートアップ。価値あるとんでもない一発だった。ベンチからは握手攻めナインからは笑顔で迎えられ、父も拍手、母に至ってはみんなからハイタッチを求められた。あとで写真で気づいたのだが、Hiroの母Natsukiは目がもうすでにウルウルじゅるじゅるしちゃっていたんであった。
実はこの高津とは以前練習試合で戦ったことがある。戦績はコールド負けであった。それだけに嬉しい初回の先制であった。
しかし、Tessinくんを擁する高津、堅守でもあり、なんとかTessinくんは四球と投飛に抑えるものの、3番Tomoyaくんには長短2安打、1番Yuutaくんにも長打を許し、3回には同点とされた。切迫した緊張の好ゲームであった。4回には内野安打で出塁したランナーをやはりTomoyaくんに打たれて勝ち越しを許す。3:2。
対して宮前ナインも食い下がる。7番Daikiがセンター前ヒット、5回には安打で出塁のKohdaiを塁に置きKippeiがセンター前へクリーンヒット。三塁を回すかどうか微妙であったが点差は1点、思い切り本塁へ突っ込むものの、センターからの好返球をキャッチャーが捕球しタッチ、Kohdaiも素晴らしいスライディングでベースタッチするも、捕手のタッチが一瞬早くあえなく....場内一瞬の静寂のあと審判のコールは「アウト!」....。緊迫のシーンでありその後の明暗を分ける場面であった。
結果は3:2の僅差の惜敗。
まさしく死闘であった。名門宮前クラブがヤンキースに続きまさかの初戦敗退。
試合後、いつもはお祭り娘のNatsuki母は我が子のホームランの喜びよりも、チームの敗退、この仲間とはもう野球が出来ないんだという思いのほうが強くて、丘の上で独り座り込みまたうるうる目を赤くしていたのを筆者は見逃さなかった。
宮前勢はまだまだ。
単独チーム3チームに6年連合レジェンド、明日からは5年連合のJrの2チームとQueens(宮前スマイリーズ)が始まる。
しかし、今週も大型台風の襲来である。連盟へ上部組織からの通達があり、明日13日の試合は中止と早々に決定した。
次回どんなブログが書けるかは筆者には知る由もないが、彼らの活躍に期待したい。
※後日の記述。
この試合のビデオをまるで野球中継のような編集を加えて公開しているサイトがあった。
1試合を3分割してありPCでもスマホでも観れる。
「OM Pictures」興味ある方は是非ご覧あれ。
OM Pictures
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有馬フレンズOB、宮前Queens、宮前区少年野球連盟のブログを通じた広報担当です。写真と文章のブログ、たまには個人的日々雑感も。
2014年10月8日水曜日
月の影は僕らの影
タイトルを読んでピンときた読者諸賢はエライ。
そーなんである、今晩は皆既月食なのだった。まだダ・ヴィンチやコペルニクスやニュートンやニーチェやサルトルが生まれてなかった大昔の原始人は、これを見て怪奇月食だと思ったに違いないんである。
筆者のコンデジNikonP100。コンデジ界では一応ハイエンドユーザー向けなんであるが、こういう光が全てを左右するような写真撮影では、やはり脆弱性を認めざるを得ない。どうしてもこういう時こそ一眼レフが欲しくなる。三脚をベランダに構えて東南の夜空へレンズを向けてみる。月食はまだ始まったばかりだった。いろんなカメラモードで撮ってみちゃう。しかし良い写真を撮るにはコンデジではこれが限界か?
その間にもiPhoneの「有馬LINEフレンズ」のLINEがぴこぴこぴ〜ん♪とひっきりなしに鳴るは鳴るは....。それらを無視しつつ数々試したモードで一番良く出来たのがこれ。「有馬LINEフレンズ」にもトークで写真をアップした。
しかしなんである。このあと風雲急を告げお月さまは暗雲の中へ雲隠れあそばしたのであった。不運としか言いようがない、風雲だけに。
この宮前有馬では、いつの間にか厚く広大な雲が背後から音もなくゆるゆると忍び寄ってきたのであった。まるで夜道を帰る乙女の背後からストーカー野郎が距離を詰めてくるように....。
ピークの最大の食19:54を待たずして、筆者は忸怩たる思いを抱えて体育座りをして頭を抱えてしまったんである。
「くっそー! 俺は聞いてないぞーーーー!」
と、世界の中心で夜空に叫んでも誰も同情してくれないわけで。
さて。
少年野球「晴耕雨読」ブログ的には、この天文現象を、健気な野球少年少女の子どもたちにオリジナル解説したい。
セカンドベースに光り輝く太陽さんが立っています。
ピッチャープレートには僕らが住んでいる地球があります。
ホームベースには今日のヒーロー、お月さんがいます。
周りは真っ暗闇だけれど、太陽さんのおかげでセカンドを見れば明るく輝いています。
それでは振り返ってホームを見てみよう。
いつもは綺麗なお月さまにみるみる影が出てきました。
ピッチャーのうしろにいる太陽。その光を投手の僕らが住む地球がさえぎって、ホームにいる月の輝きを隠してしまったんです。
あの月の影は僕ら自身の影。
ワカリマスカ?....(^-^)
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そーなんである、今晩は皆既月食なのだった。まだダ・ヴィンチやコペルニクスやニュートンやニーチェやサルトルが生まれてなかった大昔の原始人は、これを見て怪奇月食だと思ったに違いないんである。
筆者のコンデジNikonP100。コンデジ界では一応ハイエンドユーザー向けなんであるが、こういう光が全てを左右するような写真撮影では、やはり脆弱性を認めざるを得ない。どうしてもこういう時こそ一眼レフが欲しくなる。三脚をベランダに構えて東南の夜空へレンズを向けてみる。月食はまだ始まったばかりだった。いろんなカメラモードで撮ってみちゃう。しかし良い写真を撮るにはコンデジではこれが限界か?
その間にもiPhoneの「有馬LINEフレンズ」のLINEがぴこぴこぴ〜ん♪とひっきりなしに鳴るは鳴るは....。それらを無視しつつ数々試したモードで一番良く出来たのがこれ。「有馬LINEフレンズ」にもトークで写真をアップした。
しかしなんである。このあと風雲急を告げお月さまは暗雲の中へ雲隠れあそばしたのであった。不運としか言いようがない、風雲だけに。
この宮前有馬では、いつの間にか厚く広大な雲が背後から音もなくゆるゆると忍び寄ってきたのであった。まるで夜道を帰る乙女の背後からストーカー野郎が距離を詰めてくるように....。
ピークの最大の食19:54を待たずして、筆者は忸怩たる思いを抱えて体育座りをして頭を抱えてしまったんである。
「くっそー! 俺は聞いてないぞーーーー!」
と、世界の中心で夜空に叫んでも誰も同情してくれないわけで。
さて。
少年野球「晴耕雨読」ブログ的には、この天文現象を、健気な野球少年少女の子どもたちにオリジナル解説したい。
セカンドベースに光り輝く太陽さんが立っています。
ピッチャープレートには僕らが住んでいる地球があります。
ホームベースには今日のヒーロー、お月さんがいます。
周りは真っ暗闇だけれど、太陽さんのおかげでセカンドを見れば明るく輝いています。
それでは振り返ってホームを見てみよう。
いつもは綺麗なお月さまにみるみる影が出てきました。
ピッチャーのうしろにいる太陽。その光を投手の僕らが住む地球がさえぎって、ホームにいる月の輝きを隠してしまったんです。
あの月の影は僕ら自身の影。
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