練習試合、VS宮崎台バーズなんであった。
試合前には審判Takaiさん、部長Kawataさん、Q繋がりでYoshikawa夫妻などと談笑。先日のブログでのKentaくんのDB写真は大好評だったらしい。
代表Kobayashiさんとも話した。筆者の息子やフレンズ監督Itohの時代には連合監督もやってらして、当時のフレンズ選手の名前を実によく覚えてらしたんである。それはまるで太陽系惑星とその衛星の名前のみならず、小惑星群の名称まで覚えているかのようだった。宮前でも数少ない宮前少年野球の生き字引となった人だ。少年野球に関わってすでに30数余年の大ベテランなんであった。その節は息子がお世話になりました。
初回表にBが1点先制するとその裏Fが早くも2点を返して逆転の展開。
いつものことではあるが突然フレンズのAraganeオヤジがズルズル現れた。近年は滅多にチームに来なくなったんであるが、よりによって審判を買って出たんである。今日はちゃんと現役オヤジのTakenakaさんが仕事を都合してまで審判する予定だったのだが、それを反故(ほご)にしてまで一塁塁審に。
何故か?
彼は金融関係にお務めなんであるが、次回の社内報に「社員の休日の過ごし方」的なコーナーがあって、今回A氏に白羽の矢が立ったらしく、GW明けに写真を提出せにゃならんのだそうだ。カメラを持っていた選手のおじいちゃんに撮影を頼んでいた。審判を自ら申し出た理由がなんともコスイではないか。彼には枝豆をかじり焼酎を飲みながら相撲中継と「笑点」をはしごしている写真のほうが似つかわしいはずなのだが(^-^)
カメラ目線を意識してか、心なしかいつもより背筋を伸ばしてセーフのジェスチャーをしていた。
Fの二枚看板の5年4年の投手陣なのだが、せっかく良い球を持っているのに相変わらずの四死球の多さで3回にはFが4失点、その裏Fも1点返すも5:3の展開に。
さて視点を転じたい。場面転換にはうってつけの写真を撮った。
青空、緑、バスケットゴールの鮮やかオレンジの三重奏。
グランドの隅にはちょっとした広めの空地があっていつもここでアップしたりするんであるが、今日はバーズBチームのちびっ子軍団が練習をしていたんである。
「およよ!?お母さんがノックしてんじゃん」
選手からの返球を受けるキーパーもお母さんだった。
Bグランドに潜入してみるとそれはQueensのYoshikawa母だった。しかも夫婦でノックしちゃってるではないか。
話を訊いたらやはりソフトボール経験者だったとのこと。コーチ不足の時は母がノックすることもあるんですよ、とこともなげに涼やかに言ってのけるスレンダー美人妻なんであった。Yoshikawaオヤジも熱心に指導に当たっていた。
さて試合のほうは膠着状態から6回表に一転しFは一挙7失点。ここまで先発Shohmaは内野安打1本に押さえてきたのだが、二番手Shohがパコパコ打たれてしまった。二人とも学年を考えれば素晴らしい投手なのだが、今年のFの命運は投手の制球力コントロールに大きくかかっているかもしれない。二人が大化けする可能性は大いにあるはずだ。4,5年生に重責を課すのは忍びないのだが、長い目で見れば今年の苦しい経験が来年再来年にきっと花が咲くことにもなる。
終わってみれば13:3の大敗を喫した。
西有馬ドームへ戻って練習。
この日は午後になってますますめっちゃ風が強くなった。
自転車は軒並みなぎ倒されて、「となりのトトロ」の猫バスが草原を駆け回ったあとのような光景である。グランドのネットも時折ばんばん倒れてしまう。
..........
風がぐんぐん、ごんごん唸りをあげる。
風がぎゅんぎゅん、きゅるきゅる舞っている。
風がびーびー、ぴーぴー鳴っている。
そんな風はまるで、
空から降りて来た目に見えない透明の暴れ龍のようだった。
........
最後はちょっと宮沢賢治または、小学生の書いたポエム風に締めてみた(^-^)
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2016年5月2日月曜日
空からの暴れ龍
2016年5月1日日曜日
ギルバートグレイプからのバグダッドカフェからの...
先日の金曜日は練習試合宮崎台バーズ戦なんであったが、その模様を書くには体力の限界があるんだからして、今日は少し斜めの見方から更に野球とは関係ない昔の話になっちゃうんである。
遠征先の宮崎小学校ドームへは年に数回行くだろうか。ここの校舎を見るといつも不思議な気分になるんである。(これはかなり昔にも書いた記憶があるのであしからず)
本塁から校舎を見ると屋上付近の壁ににょっこり突き出した錆びた鉄管(パイプ)がある。たぶん屋上の排水系統のパイプだろうと思うのだけれど、にょっこり顔を出したあと直下へ配管されずに、またすぐ屋内へ潜り込んでいるんであった。なんだか巨大なホチキスで壁を止めたような、地表から顔を出した臆病な小動物がすぐまた穴に潜るような。司馬遼太郎風に言えば「それにしても鉄管の不思議なことよ...」となろうか。コンクリート打ち放しの程よく古さを醸している壁面の肌合いとのバランスも良いのだった。
更にこれを見ていつも思うことは映画「ギルバートグレイプ」なんである。
結構古い映画ではあるけれど、筆者大好きな映画のひとつなんである。これは恵比寿に事務所を持っていた頃だからたぶん40代だった10数年前である。仕事の打合を終えたあと取引先の女性を誘って事務所近くの小洒落たバーで飲んだわけで。断っておくがそのあとはナニもない。彼女は三茶で降りて筆者はちゃんと鷺沼へ。彼女が30代になってアメリカへ留学するというのでささやかな送別会をしたんであったのであるからして、あしからずなんである。その彼女が私に薦めてくれた映画が「ギルバートグレイプ」なんであった。
「ギルバートグレイプ」
あのデュカプリオがまだ少年でこれでアカデミー賞にノミネートされた映画である。彼の知的障害者役はまさに天才的な本物で、当時彼を知らなかった筆者、恥ずかしながら本当に知的障害を抱えた子を役者に起用したのかと思ったほどだった。主演はこれまた若かりしき頃のジョニーデップ。このあと「シザーハンズ」を経て「パイレーツオブカリビアン」などで今の人気と名声を得るとは全く想像も出来なかった。映画の好き嫌いはさておいても、デュカプリオの演技を観るだけでも価値があるかもしれない。もちろん最後は泣ける...。
このデュカプリオが兄(ジョニーデップ)の目を盗んでは高い木に登ったり、果ては町の給水塔に登って周囲を困らすのだった。彼の一挙手一投足が実に自然な演技で本当にうまい役者なんだなと思わせる。
さてその給水塔から転じてまた別の映画を想起しちゃうんである。給水塔で思い出すのは映画「バグダッドカフェ」
内容はほとんど失念したけれど、音楽のホリーコールが歌う「コーリングユー」はあまりにも有名。独特の世界観の短調のメロディーで気だるく、聴けば誰しも「ああこれか!」と思うに違いない。
その映画に出てくるのがやはり町の給水塔なんであった。グラフィックデザインとしても絶妙な構図で印象に残っているんである。
そんでもって冒頭に戻る少年野球「晴耕雨読」なんである。
この校舎の上に給水塔を乗せてみるとなんだかどーにもこーにもしっくりくるんである。今でも古いマンションなどの屋上にあるはずだ。水圧や衛生上良くないので今ではめっきり見なくなったけれど。
これを乗せると排水管ではなく逆に給水管に見えてきちゃう。
それだけ歴史のある学校なのだろうと思う、今日この頃なんであった。
..............
バーズ戦の練習試合はまた折を見て書こうと思うのも、今日この頃Part2なんであった。
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遠征先の宮崎小学校ドームへは年に数回行くだろうか。ここの校舎を見るといつも不思議な気分になるんである。(これはかなり昔にも書いた記憶があるのであしからず)
本塁から校舎を見ると屋上付近の壁ににょっこり突き出した錆びた鉄管(パイプ)がある。たぶん屋上の排水系統のパイプだろうと思うのだけれど、にょっこり顔を出したあと直下へ配管されずに、またすぐ屋内へ潜り込んでいるんであった。なんだか巨大なホチキスで壁を止めたような、地表から顔を出した臆病な小動物がすぐまた穴に潜るような。司馬遼太郎風に言えば「それにしても鉄管の不思議なことよ...」となろうか。コンクリート打ち放しの程よく古さを醸している壁面の肌合いとのバランスも良いのだった。
更にこれを見ていつも思うことは映画「ギルバートグレイプ」なんである。
結構古い映画ではあるけれど、筆者大好きな映画のひとつなんである。これは恵比寿に事務所を持っていた頃だからたぶん40代だった10数年前である。仕事の打合を終えたあと取引先の女性を誘って事務所近くの小洒落たバーで飲んだわけで。断っておくがそのあとはナニもない。彼女は三茶で降りて筆者はちゃんと鷺沼へ。彼女が30代になってアメリカへ留学するというのでささやかな送別会をしたんであったのであるからして、あしからずなんである。その彼女が私に薦めてくれた映画が「ギルバートグレイプ」なんであった。
「ギルバートグレイプ」
あのデュカプリオがまだ少年でこれでアカデミー賞にノミネートされた映画である。彼の知的障害者役はまさに天才的な本物で、当時彼を知らなかった筆者、恥ずかしながら本当に知的障害を抱えた子を役者に起用したのかと思ったほどだった。主演はこれまた若かりしき頃のジョニーデップ。このあと「シザーハンズ」を経て「パイレーツオブカリビアン」などで今の人気と名声を得るとは全く想像も出来なかった。映画の好き嫌いはさておいても、デュカプリオの演技を観るだけでも価値があるかもしれない。もちろん最後は泣ける...。
このデュカプリオが兄(ジョニーデップ)の目を盗んでは高い木に登ったり、果ては町の給水塔に登って周囲を困らすのだった。彼の一挙手一投足が実に自然な演技で本当にうまい役者なんだなと思わせる。
さてその給水塔から転じてまた別の映画を想起しちゃうんである。給水塔で思い出すのは映画「バグダッドカフェ」
内容はほとんど失念したけれど、音楽のホリーコールが歌う「コーリングユー」はあまりにも有名。独特の世界観の短調のメロディーで気だるく、聴けば誰しも「ああこれか!」と思うに違いない。
その映画に出てくるのがやはり町の給水塔なんであった。グラフィックデザインとしても絶妙な構図で印象に残っているんである。
そんでもって冒頭に戻る少年野球「晴耕雨読」なんである。
この校舎の上に給水塔を乗せてみるとなんだかどーにもこーにもしっくりくるんである。今でも古いマンションなどの屋上にあるはずだ。水圧や衛生上良くないので今ではめっきり見なくなったけれど。
これを乗せると排水管ではなく逆に給水管に見えてきちゃう。
それだけ歴史のある学校なのだろうと思う、今日この頃なんであった。
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バーズ戦の練習試合はまた折を見て書こうと思うのも、今日この頃Part2なんであった。
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2016年4月28日木曜日
笑いと涙の狭間で
ジャビットカップ第三戦目バーズVSブルーアローズ戦は、フレンズ敗戦後丘の上スタンドやバックネット裏本部席などから観戦していたんであった。バーズは昨年のフレンズと同じく6年生が10人いるチームである。
宮崎台バーズベンチではUsui監督はじめ、部長兼任のKawata29番、そしてQueensHinata父、Yoshikawa29番コーチが入っていたんであった。(※オトコの場合フレンズでは○○オヤジという称号で書くのだが、この少年野球「晴耕雨読」では決して蔑称ではなく、愛称いやむしろ敬称に近い意味で使用しているのであしからず、なんである)
うかつにもYoshikawaさんが28番をやっているとは知らなかった。あご髭がそこはかとなく良い感じで「ちょいワルオヤジ」的空気を醸(かも)していた。スレンダーな美人妻を持つQueensオヤジなんである。
フレンズは昨年の監督Satohもそーだったが、おそらく宮前連盟いやもしかして川崎、いやいや、ややもすると神奈川でも最も若い監督と29番かもしれない。監督Itohは30チョイ過ぎで29番Shohtaは20台前半、ともにフレンズOBで独身である。OBの監督だけでも珍しいのに、こんなに若い少年野球ベンチスタッフはそうそうないのではないだろうか。
これから宮前少年野球が30年、40年と歴史を重ねるごとにOBの子が監督になることは珍しくなくなるだろう。フレンズ関係者は耳をかっぽじって聞いて欲しいのだが、今の監督Itohが昨年筆者に語っていたことがある。「Satohさんが監督で自分とShohtaが29と28をやって、オールOBスタッフになってチームとYanagisawa代表に恩返しをしたいんです。それが夢なんです」と。
さて話は宮崎台バーズなんであった。
ネット裏で広報として観戦していたらどこかで見たことのある風貌の選手がいるではないか。一瞬、数年前帰らぬ人となった高橋さんの顔が思い浮かび、次の瞬間には長男のTakahashiくんの姿が重なり、そしてすぐに気づいた「弟のKentaくんだ!」
速攻ネット裏のメンバー表を確認し脱兎のごとくカメラを取りに丘の上に駆け上ったのは言うまでもない。
なんかついこの間までオレンジでがんばっていた子がいつの間にこんなに大きくなっちゃって、てゆー「おお、けんた。しばらく会ってない間に大きくなったのう。何年生になったんじゃ?」的な遠い親戚のオッサン的な気分になった的な筆者的オッサンなんであった。
どーにもこーにも、兄のTakahashiくんを知る人ならば、そっくりの風貌であることは一目瞭然であり、(デスヨネ?)、更に故高橋さんのDNAをまんまと継承しているんであった。
Kentaくんの打席をいくつか撮った。
中でもこれは最高の1枚であった。
デッドボールがヘルメのツバあたりに当たった瞬間である。すぐに液晶ビューアで確認。子どものピュアで楽しい一瞬を捉えられたような気がした。しかしこれも前回ブログで書いたようにカメラマンの腕ではなく、被写体が素晴らしかったからに他ならない。
ベンチからも笑いが起きる。
試合はバーズの快勝。やっとYoshikawaさんやKawataさんとも話が出来た。そこで筆者の撮ったこの写真を見せたらバーズナインの子らも爆笑。「見せて見せて〜」
Kentaくん本人も苦笑い。ちゃんとブログに載せることの承諾を得て掲載するんである。
奇しくも明日GW初日にはバーズさんと練習試合が組まれている。
この一枚を天国にいるバーズ高橋さん夫妻に捧げたい。
きっとご夫婦で涙を流して笑ってくれているに違いない。
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宮崎台バーズベンチではUsui監督はじめ、部長兼任のKawata29番、そしてQueensHinata父、Yoshikawa29番コーチが入っていたんであった。(※オトコの場合フレンズでは○○オヤジという称号で書くのだが、この少年野球「晴耕雨読」では決して蔑称ではなく、愛称いやむしろ敬称に近い意味で使用しているのであしからず、なんである)
うかつにもYoshikawaさんが28番をやっているとは知らなかった。あご髭がそこはかとなく良い感じで「ちょいワルオヤジ」的空気を醸(かも)していた。スレンダーな美人妻を持つQueensオヤジなんである。
フレンズは昨年の監督Satohもそーだったが、おそらく宮前連盟いやもしかして川崎、いやいや、ややもすると神奈川でも最も若い監督と29番かもしれない。監督Itohは30チョイ過ぎで29番Shohtaは20台前半、ともにフレンズOBで独身である。OBの監督だけでも珍しいのに、こんなに若い少年野球ベンチスタッフはそうそうないのではないだろうか。
これから宮前少年野球が30年、40年と歴史を重ねるごとにOBの子が監督になることは珍しくなくなるだろう。フレンズ関係者は耳をかっぽじって聞いて欲しいのだが、今の監督Itohが昨年筆者に語っていたことがある。「Satohさんが監督で自分とShohtaが29と28をやって、オールOBスタッフになってチームとYanagisawa代表に恩返しをしたいんです。それが夢なんです」と。
さて話は宮崎台バーズなんであった。
ネット裏で広報として観戦していたらどこかで見たことのある風貌の選手がいるではないか。一瞬、数年前帰らぬ人となった高橋さんの顔が思い浮かび、次の瞬間には長男のTakahashiくんの姿が重なり、そしてすぐに気づいた「弟のKentaくんだ!」
速攻ネット裏のメンバー表を確認し脱兎のごとくカメラを取りに丘の上に駆け上ったのは言うまでもない。
なんかついこの間までオレンジでがんばっていた子がいつの間にこんなに大きくなっちゃって、てゆー「おお、けんた。しばらく会ってない間に大きくなったのう。何年生になったんじゃ?」的な遠い親戚のオッサン的な気分になった的な筆者的オッサンなんであった。
どーにもこーにも、兄のTakahashiくんを知る人ならば、そっくりの風貌であることは一目瞭然であり、(デスヨネ?)、更に故高橋さんのDNAをまんまと継承しているんであった。
Kentaくんの打席をいくつか撮った。
中でもこれは最高の1枚であった。
デッドボールがヘルメのツバあたりに当たった瞬間である。すぐに液晶ビューアで確認。子どものピュアで楽しい一瞬を捉えられたような気がした。しかしこれも前回ブログで書いたようにカメラマンの腕ではなく、被写体が素晴らしかったからに他ならない。
ベンチからも笑いが起きる。
試合はバーズの快勝。やっとYoshikawaさんやKawataさんとも話が出来た。そこで筆者の撮ったこの写真を見せたらバーズナインの子らも爆笑。「見せて見せて〜」
Kentaくん本人も苦笑い。ちゃんとブログに載せることの承諾を得て掲載するんである。
奇しくも明日GW初日にはバーズさんと練習試合が組まれている。
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