グランド整備に精を出す父母たち。ミレーの「落ち穂拾い」にはほど遠いものの、どこか似ている。なにやら作業しながら時折笑い声が爆発する。チームマネージャー兼ムードメーカー兼やんちゃ坊主飼育係...じゃなかった教育係のOhmoriオヤジが、たいていはその笑いの震源地にいる。Toyodaオヤジとコンビを組めば遅咲きのお笑い芸人デビューも夢ではない。
「ブラジルのみなさ〜ん!お元気ですか〜」と言わんばかりに、地球をばすばす、どすどすトンボでド突いていた。実は腹の中では笑いながら「鬼嫁Natsukiめ、これでも喰らえ〜」と心で叫んでいたのかもしれない。
グランドを徘徊してみる。
レフト外野席プールには薄い氷が張りつめていた。
数年前に北海道網走の少年野球母からこのブログにメールをいただいたことがある。スコアブックのExcel集計ソフトの件だったが、メール文によると網走では少年野球シーズンが開幕するのは5月なのだそうだ。深い雪でグランドが使えないわけで。筆者が甲子園が始まると雪国の学校を密かに応援するひとつの理由である。それに引き換え我々は幸せ者である。病気になって初めて健康のありがたみを知るように、グランドが使えることの意味の大きさを改めて思うのだった。今年は体育館の建て替え工事が予定されており、それに伴いグランド使用がかなり制限されることが容易に想像される。(松風スラッガーズもそうだと聞いている)他チーム小学校へ遠征を余儀なくされた時は、皆様どーぞよろしくお願い致しまする。
翌日の日曜日。今日は午前西有馬だったがやはりグランドが使えず、有馬小での片隅トレーニングに変更。筆者はQueens関係の卒団式に向けたちょっとした仕事をしたのち、午後有馬小へ。グランドを共有するサッカーに交渉し邪魔にならないスペースで、3グループに分けてトレーニング。坂道ダッシュ、体幹の鍛錬、階段登り。うちには職業柄トレーニングのプロが二人いる。Tsuruちゃんと今年から入部してくれたNakadaオヤジだ。しかもフレンズは昔に比べて「野球経験者のオヤジ率」が格段に高くなったと思う、今日この頃なんである。悪くない。
昨日と同じくプールを覗いてみた。薄かった氷は昨日よりも少し厚くなっていた。俊敏な小鳥が氷の上でスケートの練習をしていた。Matsui母によると「セキレイ」という鳥らしい。「ピョンチャンオリンピックのチャンピオン」を目指しての練習なんだろうか。氷上をスイスイ滑って約一名の観客オヤジ(筆者)と目が合っても一向に意に介さず、羽生弓弦ばりの4回転半サルコーを繰り返していた....んなわけねーか。氷の下に虫がいるわけでもないのに、やたら氷を突ついていたのはなぜだろう、なぜかしら?
※iPhoneで撮った動画はたぶん観れないと思うけど、一応アップしてみる。
※PCでは可能なはず。
全世界の少年野球関係者の皆様、今年も宮前少年野球連盟をよろしくお願いします。
フレンズ事務局NakamuraオヤジからLINEに来た写真を2枚ほどアップ。
連盟役員とQueensメンバーである。Sohmaさんは連盟会長は勇退となるがQueens会長はそのままである。夜の仕事と土日の会長職を兼ねていた激務を知っているだけに、本当にお疲れさまと申し上げたい。
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