本日関東地方は4年ぶりの大雪警報、もう皆さんご存知のように人それぞれの、この日いちにちの悲喜こもごもがあったに違いない。雪国の人から見ればこの程度の積雪ごときで首都圏の慌てようは「笑止千万、片腹痛いわ」となる。筆者も雪国の産出物なのでその気持ちはよくワカル。半面首都圏に居を構えて幾星霜、すでに我が身は都会のカラダになってしまい、雪が積もればスッテンコロリン、足元をすくわれることもある。
そー言えばこんなことがあった...。
山形の冬。僕は高校三年生、もうすぐ春になれば上京し晴れて東京の学生になる。そんなとき免許取りたての僕は果敢にもニッポンレンタカーでHONDAシビックを借りて、雪降る真っ白な街へ繰り出した。こんなに雪道が怖いものだとは思わなかった。自分が操縦する機械は己の意に反して暴れまくる。アクセルの加減では簡単にタイヤがスリップし、コーナーではケツを振る。自分の思い通りにならないことってこんなにも恐ろしくかつ、悔しいことなのかと思い知った。
そー言えばこんなことがあった...。
Queensが年間三冠達成のご褒美でディズニーランドへ。その日は宮崎台バーズTakahashiさんの葬儀の日でもあった。私は葬儀に参列しそのあと近くのカフェで熱いブラックコーヒーで暖をとる。窓外では真横に吹き殴る圧倒的な風雪が、心にぽっかり出来た空隙を埋めることはなく、むしろ痛ぶるように冷徹な威力を誇示していた。
そんな雪の思いに馳せながら、粛々と仕事に勤しんでいたんであった。
時間軸的に窓外の光景をiPhoneとNikonで活写したんである。その写真を数枚でブログる。
おお、降って来たぞ。
もっと降って来た。
更に降って来た。
ぎゅんぎゅん降って来た。
夜はしんしん降って来た。
マンションの管理人さんだったか。雪かきをしてくれていた。
しかし、そののちそれは全く無駄だったことを知る。
筆者は日中一件の仕事を終えて、別件の仕事にかかる前にセブンにアイコスマルボロを買いに外出した。大人になっても雪を見ればナンかうきうきしちゃうわけで、周囲を徘徊することに。
有馬川の橋からの一枚。川の中央に横断歩道がかかったみたい。(※iPhoneにて)
有馬神明神社に寄ってみた。ちょっと期待通りの「幽玄な」または「荘厳な」写真を撮れた。カラーも良いけれど、モノトーンに支配された神社の画というものは実に良いものである。
セブンの帰り路面をパシャリ。
筆者のマンションでは階下に降りるとよく、三人の小学生が遊んでいる光景を目にする。仲良しらしくいつもマンションの自転車置き場の前で遊んでいるのだった。この日筆者が行った時には見ず知らずのオッサンに「こんちは〜」と声をかけてくれた。筆者もこんな子どもが大好物である。「おお〜!デカいねえ〜」と笑顔で返してやった。
彼らは頬を真っ赤に染めながら、嬉々として大きな雪だるまを製作していたのだった。手を模して傘をブッさしていたのが笑えた。
夜になっても雪は降り止まず。
ことあるごとに窓を開けて写真を撮ってみる。お手軽にiPhoneではなくNikonの一眼レフで真下の街路灯を撮ってみる。黒ゴマのように見えるのは、宙に舞う雪片の影が路面に投影したもの。
久々に「エフェクト効果」で撮ってみる。白黒の世界を「ミニチュア効果」のエフェクトすればどんな風に写るんだろうか。
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