※今週は故(ゆえ)あって私用で郷里山形へ二泊三日の旅。仕事のクライアントには「この間、地方に行くので仕事出来ないかんね」と宣言して旅立った。先に言ったもん勝ち、セコいけれどこれも世の常である。その山形紀行ブログはいずれ記載予定。山形の39LINE、盟友Naoto、山形ブログはもうちょっと待ってね。今回はQueensガールズ交流戦なんである。「鉄は熱いうちに打て」は少年少女野球、「郷愁の北帰行」は温存してほんのり発酵したのち書くのが良い場合もある。
女子野球のこの季節、県連主催のガールズ交流戦という大会がある。選手交代、守備位置変更は自由自在の楽しい野球でもある。逆に監督には全員出さねばいけないのでプレッシャーでもあるわけで。場所はお馴染み境川スタジアム。写真多し、打席は極力全員を掲載。万一漏れた場合はご容赦を、なんである。
試合開始。対戦は県央ガールズ。こちらも実に大らかな空気感のチームであった。年間通じて大会ごとに地域のガールズたちが参集して結成する、いわゆる連合軍。ユニフォームがバラバラだけれどそこも味わいのある要素と言えなくもない。主審と一塁塁審も女性である。
2番Satsukiの打席ではライト戦への長打...と思ったのだが、俊足を生かしてダイヤモンドを駆け抜け、見事ランニングホームランとなり先制す。
おやおや!?、女流戦場カメラマンではないか。Q美女軍団の一人Hiori母が一眼レフで参戦。近年少年野球の現場を振り返るに、昔に比べて父よりもむしろ母たちがカメラを構える光景が顕著になったように思うのは筆者だけだろうか。実に喜ばしい姿である。
この大会全選手を出すことが一応マストなんである。前日徹夜して(?)シートを考案してきたSatoh監督。手書きで細かく毎回の交代選手の名前がずらり、ズラズラ、ずんずらり。A4用紙に数字とカタカナでびっしり構成されたシートはまるで、先の第二次世界大戦でイタリア・ドイツ・日本と連合国軍との間で、水面下で解析されたスパイの暗号解読用紙のようであった。
毎回攻守交代時には、マグネットを見て自分の打順や守備位置を確認するQ姫たち。わらわらとスコアラーのAina母の元へ集まるんである。まるで蜜を採集して巣に戻ったミツバチの大群みたいに。
つい昨日今日野球を始めたと言っても過言ではない(いや過言か)Hioriが大抜擢でマウンドへ。素晴らしいピッチングで、堂々たる内容に驚いたのは筆者だけではあるまい。
県央ガールズベンチも素敵なスタッフだった。筆者が左打者を狙って相手ベンチ近くのネット越しにカメラを構えていたら、29番コーチが「どーぞどーぞ、こっちのベンチから撮ってください」と、県央ベンチ横に招き入れてくれたんである。交流戦ならでは、大人も交流したのだった。
※追記10/23朝---ブログを見たHiori母からその時の筆者の写真が届いた。実にありがとうなんである。こんな感じであった。(打順の時系列は違っている)下はKotoneを撮ろうとネット越しの筆者。
この時に撮った写真はネットの影響で白っぽい幕が張ったような絵に。筆者目線のカット。背景にHiori母Saoriちゃんも写っていた!(^-^)
下はHiori母からの2枚目。お言葉に甘えて相手ベンチから。
そこから撮った写真が下。クッキリスッキリ、表情も捉えている。
以上、まるでTVの2元生中継のような、多角的な写真構成ブログになった。Saoriちゃんありがとうなんであった。
非常にイレギュラーなことだが、Qの特待幼稚園生Koharuもレフトへ。これにはちゃんと相手ベンチにも申し入れをして承諾を得た。代表Murataさんの配慮で打席は危険だから守備にだけつけたんである。Ueshimaさんが相手ベンチに申し入れをすると、逆に県央から「だったらその子のサポートに上級生をもう一人付かせたら?」と。なんと素敵な配慮だろーか。県央姫たちからも「きゃー可愛い!」と声が上がっていたのだった。
今日ユニフォームデビューした子もいる。レッパの元気印娘(レッパと松風の娘たちは伝統的に全員爆発的元気女子だ)、Miyuである。父は白旗台イーグルスOBであった。当時Wadaさんの指導を受けていた子が、今はその娘さんが野球をやっているなんて、なんて素晴らしいことだろうか。※残念ながら写真は撮ってないようだ。全員出るので途中から誰が誰だか判然としない状況に。
スリーベースヒットの後、果敢に本塁を狙い激走するも僅かにタッチアウトのSaki。
試合はQueensが4:2で勝利。ナインもベンチも応援父母にも久しぶりの笑顔が溢(あふ)れる。ともあれ勝敗よりも試合内容が楽しく充実していたことに、筆者は良かったなあと思うのであった。
試合後の円陣を見ると人数も増えて、まずはQも安泰と胸を撫で下ろす今日この頃なんである。

にほんブログ村

少年野球ランキング