2024年6月2日日曜日

雨中戦の低学年大会開幕

 
土曜はQueensセレクション(体験会+記録会)だったが、その模様はまたいずれなんであるからして、今日の低学年大会を先にブログる「晴耕雨読」なんである。まずは開会式から。

選手宣誓はバーズ主将君、4年生とは思えぬ朗々と淀みなく「魂を揺さぶるような」素晴らしい宣誓であった。

●低学年大会 メイツVSグリーンサンダース

小さい緑と青い稲妻が合体し、緑の稲妻軍、試合結果はともあれ試合ができる喜びと楽しさを味わってもらえたら関係者は嬉しいのである。始球式は郵便局長会宮前部会さんから女性局長さんが見事なナックルボールを投じた。

GS軍には山形のYamakawaさん、その息子くんはキャッチャーである。一眼の遠近感を駆使して同じ画角から2枚。初回M軍が2点先制する。

しかしその裏GSも反撃、2:2の同点に持ち込む。グリーンズには先日も紹介したQOG、Ainaの妹Yuukoもいる。マイペースで2番手投手でもあった。

QOGMomokaの弟くんが走者で3塁、打席のYuukoが見事タイムリーヒット。

M軍容赦せず2回には更に5得点しちゃう。

ダメ押しの大量追加点を挙げるM、試合は15:2でM軍勝利。それにしてもGS軍打線、6名が左打者というかつての花フラを彷彿とさせるのだった。実にカメラマン泣かせである。

●ライナーズVSワイルダース @第四公園

写真はないが、第四へ到着した時、これがまた実に引き締まった投手戦の好ゲームだった。両軍投手のキレのある投球で、接戦であった。(※Yoshikawa統括談)4:1でライナーズ。

●松風VSフレンズ @第四公園

第一から第四へ赤いカブ号で転戦する筆者、今日はほぼ天気予報通りの空模様、いつまた空が泣きだすかもしれないのである。例によって若干F寄りはご勘弁を的な「晴耕雨読」。MにはQのSakuraが在籍。この年代、たとえカラぶっても思い切りの良いフルスイングは大事だ。それにしてもFとM、最近やたらとこの対戦が多いと感じるのは筆者だけではあるまい。

WBCヌートバー的ペッパーミルパフォーマンスは、日本の少年野球界でも蔓延し皆でそれを模倣していた。宮前でも御多分に漏れない。しかし今季大谷翔平がドジャースに移籍し、塁上でのあのパフォーマンス(なんて言うのか知らないが)は、一向に流行らないではないか。ところがM選手が長打を打ってソレを敢行披露したんである。初回Mが1点先制。

その裏Fは1,2,3番トリオの長短打で反撃開始。打者一巡し大量6得点しちゃう。

ここで何度か紹介した双子のHiro&Keiコンビ。打者で見分けるにはバットの色しかない。

Eitoの打席だった。強烈なDBがヘルメを直撃、転倒するEito、駆け寄るMaeda監督。Maedaさんは普段温厚ながら子育てには厳しい一面もある。この時は監督兼トーチャンとして介抱していた。※念のため。この年代の小さい子にはよくある事象で、この後元気に復帰したので、Mの投手くん親御さん監督さん、ご心配なく。これからも思い切り豪速球を投げて欲しい。

スコアボードのチーム名はチョークで筆者が作成。高校時代にサッカーを辞めて暇だったので、通信教育で「レタリング」という文字を書く技術を学び資格も取った筆者。文字数だけの透明の四角を頭の中で作成し、その透明の四角の中に目一杯文字を書くのがコツ。

Fは初回1,2,3番トリオで得点した。2回には今度は3,4,5番のクリーンナップトリオが3連打爆発、1点追加し2:7と差を広げる。

しかしMもコツコツと毎回得点し3得点する。MにはQのKoharuが健気にボールガールを務める。

結果3:7でFが快勝した。これからも両軍とも頑張ってほしい。

●アリコVSヤング @第四公園

天気予報「宮前地区○○分後に雨が降り始めます」...そーなんである。なんとか試合をやり遂げたい連盟の思惑に反して、雨雲が不穏な動きを見せ始めたのだった。今日の第一は4試合、第四は2試合、本当なら第四はフレンズ戦後撤収の予定だったが、急遽第一の4試合目を会場を第四にスライドさせて、ほぼ同時進行にこのカードが開催されたんである。連盟の英断と言えよう。YにはQのYuno、ドゥーユーノーミー?アイムユーノー、Yuno。Yの主将キャッチャーくんの遠くまで通る掛け声は見事で、キャプテンシーを十分発揮していた。試合前Aの知り合いのコーチと談笑していたのだが、彼を絶賛していた。

本部裏には若い紫陽花が薄紫色に咲いている。これにそぼ降る雨の滴(しずく)がしっとりとまとわりついたら、良い絵になるのだが...がしかし、そぼ降るどころか一瞬のプチゲリラ豪雨的雨が第四を襲うとは、この時は一体誰が想像しただろうか。筆者は初回表裏終了後にはドロンを決め込んでいたのだが、試合開始3分少々で一瞬の豪雨がやってきた。筆者は「ワークマン+」で数年前購入した、ディープレッドの超撥水レインコートを着込んで激撮。試合は主審Tanakaさんの即断で中断した。映画「ショーシャンクの空に」みたいにTシャツ一枚で天に向かって雨を浴び叫ぶ...やってみたかったが自粛したのは言うまでもない。テント内で第一の3試合目はどーなっているかとYouTubeチャンネルを確認すれば、グランドが光っていれどガッツリ続行中であった。Tanakaさんも画面を見て確認。(配信はタイムラグがあるのでなんとも言えないのだが)こんな情報の共有化もデジタルソリューションの一環であろう。

試合再開。

初回Aが2点先制しその裏Yは...。ここで筆者はドロンを決め込んだ。2試合だけだったらInaiさんと二人で最後まで留まることにしたけれど、第一からYanagi+Nishimuraグリーンズ強力凸凹コンビが助っ人に来たので、安心して第四を後にしたのである。

※残念なお知らせ。県大会に出場していたレッパ、昨日は危なげなく初戦をコールド勝ち突破したのだが、この日2回戦ではあえなく敗退となった。連盟役員LINEの一報に接した時の衝撃は筆舌に尽くし難い。なぜならあのレッパを8:0で圧倒したチームがあったからだ。はあ?レッパがコールド負け?もしかしたらこれが事実上の決勝戦だったりして。大きな大会になると「クジ運」も大きく左右されるのである。※せめてTsujiさんからLINEで送付された県大会開会式の写真を掲載。これで宮前からの全国制覇の夢は潰えたのだが、Tsukamoto監督のプレッシャーも今日で解放されたに違いない。そそくさと赤カブに乗り込んで雨中を駆ける。恋人も濡れる街角、横浜ではなく川崎の街角でパンツまで濡れる寸前だった。連盟+Q関係のステッカーは雨に濡れても全く平気な顔をしていた。

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2024年5月30日木曜日

少年野球デジタルソリューション


さて少年野球界のデジタル化にまつわる話をいくつか。弊連盟では今季からFujisawaさんが事務局長の任に就き、精力的に例年以上に多くの仕事を日々こなしている。筆者が病気になっちゃうよと忠告しても、全然パワフルなんである。ここ数年来からPCやスマホなどを利用した、いわばデジタルソリューションを強力に押し進めてきた。その功績は枚挙にいとまがないが、一例を挙げればメールによる連絡網をLINEグループにしたり、大会冊子配付をPDF配信にしたりetc。更に各チームが練習後夕刻から区民館に参集し抽選会を行なって来たのを廃止し、リモート会議にした事は実に革新的だった。会場レンタル費用が浮き、時間が大幅に削減でき、各チーム担当や我々も従来なら「区民館へクルマがあるから酒が飲めない」なんてこともなく、自宅に帰ったらまずは冷たいビールをぷしゅ〜っとやってから、何食わぬ顔でリモート抽選会に臨めるんである。もっとも映像はOFFなので赤ら顔でもOKなのだ。酒臭くてもスマホを通じて匂いは電送されないので安心いただきたい。抽選結果はリアルタイムで書き込んで画面共有されるので、Fujisawaさんもトーナメント表を並行して作れちゃうし、速攻で結果をALL-LINEで流せるのである。

近年創設された政府のデジタル庁大臣、河野太郎氏を凌駕する我が宮少連デジタル庁大臣なんである。筆者は数年前あまりに急進的にラジカルに進めちゃうと、デジタル苦手な老齢な方や普段PCなどには縁のないお父さんなどには軋轢(あつれき)が生じて、ついて行けないのではと危惧したのだが、それを言っていたのではいつまでも効率化が望めず、旧態依然のまま時代に取り残されてしまいかねない。いっそデジタル化を進めつつこれに付いて来れるように関係者も努力してほしいわけで。あるいは出来る人がやって、それをチーム内できちんと共有してもらえたら何も問題ないわけで、ノープロブレムなんである。コロナ禍でリモート会議が浸透した事は、ある意味我々にとって逆転の功罪と言えようか。「禍転じて福となす」「人間(じんかん)万事塞翁が馬」である。

さてもう一発。以前も紹介したけれど、今季から連盟ではFujisawaさんが個人的力量で「宮少連公式YouTubeチャンネル」を開設した事は既報の通り。毎大会出来る限りライブ配信して、毎回多くの視聴数に至っている。当初はライブで数人程度だったが、後からじっくり見る人も増えたせいだろうか、過去の最高は春季大会決勝の配信で現在1000回近くの視聴数になっている。最低限の費用で配信ゆえ時に通信速度が落ちたりするトラブルにも見舞われる。当初映像だけだったが、筆者が「この画面の隅にどこVSどこ、スコア点数表示とか出せればもう最高だよね」と無理難題を言ったのだったが、Fujisawaさんは「それがねえ、現時点では難しいんですよ」と。しかし今ではそれが実現しちゃっているのだ。迷惑系ユーチューバーは実に腹立たしく唾棄(だき)すべき存在だが、こちらFさんはボランティア善行系ユーチューバーなんである。下の画像は過日閉幕した防犯決勝レッパVSモンタの動画のいち場面。

是非「宮少連公式YouTubeチャンネル」を登録いただきたい。登録数が増えると、それは取りも直さずその利益を各チームに還元できる可能性があるからである。下記がその「宮少連公式YouTubeチャンネル」。土日仕事で我が子の試合を観れない人、試合後もう一度じっくり観たい親御さんや当事者の子どもたち、遠方にいる祖父母に孫の姿を見せてあげたい...etc。

宮少連公式YouTubeチャンネル


昨日FujisawaさんからLINEがあった。連盟HPにYouTubeを貼り込んだついでに、この「晴耕雨読」BLOGのリンクも貼っておいたので、と。すぐにサムネをこちらで作成し、差し替えてもらったんである。「晴耕雨読」は今となっては連盟公式ブログとなったが、以前までは公認ブログであった。ただ、連盟公式ブログとなった今でも、連盟傘下のQueensやフレンズ公式戦なども書き、たまには全く関係ない日々雑感的個人的思いを綴ったサイトでもあるので、皆様にはその辺は看過いただきたいのである。下の写真はHPのTOPページ、左上に注目されたし。サーバーの許容量が若干小さいのか、画像を追加したことで以前に比べて遅くなった感があるけれど。

「晴耕雨読」BLOGのサムネイル画像。弊ブログでは各チームHPのリンクを貼っているけれど、各チームのHPでこちらのリンクを貼っても頂いているのは数チームのみ。出来れば連盟HPリンクを、もし良かったら「晴耕雨読」BLOG(無理にとは言いません)も相互リンク出来れば嬉しいものです。

※最後に「デジタル問題」に因んで、最近筆者がAmazonで購入した歴代3台目の外付け記憶装置、HDDではなく中国製SSDの腹立たしい話を書こうと思ったけれど、時間的にもうおしまいなんである。16TBで1万円弱という信じられない甘い謳い文句に騙されて買ったモノは、慣れっこになったいつもの単なる中国粗悪品ではなく犯罪的な偽装品だった、というお話。例えて言うなら「クリスマスケーキにナイフを入れたら中身はウ●コだった」てゆーくらいの。速攻返品したが腹の虫は収まらず、胸の内をここで吐露したかったけれど、機会があればまたいつか...。と言っておきながら、三歩歩けばニワトリのように忘れちゃう筆者ではある。

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2024年5月27日月曜日

グランド整備 トーチャン芝刈り、カーチャン洗濯

 そーなんである、宮前少年野球のメッカ、第一、第四公園の2024整備大会開催なんであった。例年ならシーズン前の2月頃に実施されるのであるが、今年は市学連総会など、やんごとなきオトナの事情にてこの時期にずれ込んだのである。もっとも寒風に身を震わせながら作業するよりも、この風薫る薫風の5月の開催もまんざらでもないわけで。AM第一公園、PM第四であったが、筆者はQueensにて重大な懸念事項の確認と周知打合のために、AMから第四だったため、第一の大規模修繕工事は見ていない。午後になると続々と関係者が参集して来たのだった。

事務局長Fujisawaさん、会長Matsuiさんから挨拶。このブログで一番声を大にして世界の中心で叫びたい事は何か。連盟から招集されて義務感で来られた方も多いかもしれないけれど、気持ちのあり様を、こう変換してみて欲しい。我が子我がチームの選手たちが、怪我なく安全に楽しく野球ができる環境を整えるために整備する...のだと。そう思えば(実際そうだけれど)、モチベーションも変わってくるはずだ。

思えば連盟30th記念誌表紙撮影の際に、第一公園の本塁周りにメットを円形に並べる作業があった。等間隔に綺麗に並べるには、あらかじめグランドに竹串などを刺してマーキングする必要があり、前の晩に家にあった太い竹串をごっそり用意して、翌日撮影に臨んだことを思い出す。ところが見立てが甘かった。本塁周りの地面はコンクリートのごとく堅牢で、全く刺さらないのである。これでは選手がいつ怪我してもおかしくないわけで。井村屋の「あずきバー」は凶器になる程硬い。ある何もない密室で犯人があずきバーで被害者を殴打し殺害、その後犯人はあずきバーを食べちゃって棒も粉々に噛み砕いて飲み込むのである。すると駆けつけた警官は凶器が発見できずに犯人は完全犯罪成立となる(作:筆者)。似たようなシチュエーションの松本清張の小説もあった。そんなあずきバーよりも固いのが本塁周りなんである。そのコンクリート並みに固い地面を会長のユンボがガリゴリ、ガガガと掘り起こしていくのだった。バトンタッチでKosaka副会長も操縦。のちに訊いたんである、なんで操縦できるのかと。以前そーゆー仕事をしていたのかな?と。答えは「サンダースだから出来ちゃうのよ」だった。脳裏の記憶の奥で理由が氷解したのだった。

「爺さんは山へ芝刈りに、婆さんは川へ洗濯に」のように、トーチャンズは力仕事に駆り出されるのだった。人さらいは犯罪だが、ドブさらいは善行だ。QueensのAbeさんは仕事を抜け出して参加。本人曰く「プロの職人を呼んだと思われちゃうな」と。涼しい顔して重労働をこなし、まさに縦横無尽、東奔西走、八面六臂の大活躍であった。

「爺さんは山へ芝刈りに、婆さんは川へ洗濯に」のように、カーチャンズは...おっといけねえ、見目麗しいご婦人方はネットの補修作業が中心だった。トーチャンは遠洋漁業で海へ出て3ヶ月帰って来ない。その間魚網の補修は漁村のカーチャンたちの仕事だ。昼下がり、港の空き地に網を広げて世間話に花を咲かせながら、せっせと紐で穴を繕うのであった。傍らでは猫があくびをして日向ぼっこを...。(作:筆者)なんちゃってなんである。そんな光景であった。

ファウルゾーンなどに掛かる伸び過ぎた枝を切り取る作業。連合統括YoshikawaさんやUekiさんNishimuraさんKohamaさん中心に、ギリゴリ伐採剪定(せんてい)しちゃう。これで試合中ブルペンの投球練習の際も枝葉を気にすることなくキャッチボールができるはず。

ここの外野は筆者が現役オヤジだった頃の大昔、草がボーボーで膝下くらいまで伸びていたことがある。外野にボールが飛んだら球を見失いおしまいであった。その後更には、大雨の際はレフト背後の山から流れてくる雨水が川を形成し、レフト線から三塁方向へ、更にはアマゾン川のように蛇行し、セカンドを経由してライト方面へ抜けるのである。その際に削り取られた地面が谷を作り、イレギュラーバウンドの温床となっている。以前に比べたらマシになったけれど、今でもやはりグランドが広範囲に渡って窪んでいるのである。ここも土を投入し改良工事が敢行された。会長ユンボはもちろん、ここでもAbeちゃんが業者の職人のように何食わぬ顔で黙々と大活躍。

気がつけば審判団中心に、本塁周りは土壌改良工事が行われ、田んぼにしっかり緑の苗が植えてあった。田植えも完了し秋季大会が終わり本格的秋を迎える頃には、「首(こうべ)を垂れる稲穂かな」...なーんて。

そんなこんなでほぼ予定通り16時近く終了。第一公園から転戦した方も多く、大変お疲れ様でした。第一は第四のほぼ倍近い人数だったと聞き及んでいる。第一第四とも、子どもたちのために、保護者の皆様ありがとうございました。連盟関係者、お疲れ様でした。


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