2017年12月21日木曜日

1221

みなさまお忘れではないだろうか?今日は12月21日、「1221」先月行われた川少連学童野球のitscomでの放映日なんであった。Queensの決勝なんである。レコーダーに録画しながら観たんである。
ネット裏解説はQ代表Murataさん。一人ひとりの選手に対して的確な解説を淡々とこなしていた。向こう正面の解説は神風さん...んなわけない(^-^)
※「出典」以降の画像は12月21日itscom19時からの放映画像をiPhoneで撮影。


うーむ、もう一ヶ月半前の出来事とはいえ、心の中にじわりとあの時の感動が蘇る。
しかしTVで観るのと現場の空気感は全く違う。打撃のバットの金属音、投手の投球スピード、応援席の熱狂、etc。そのどれをとっても現場のリアルタイムには敵わない。

少年野球の現場では筆者は写真に集中するので、試合の詳細はあまりわからずに、ひたすら現場の空気感を共有しているのだが、この試合はよく覚えている、逆転につぐ逆転の熱いゲームだったことを。特にラストのあのAyakaの緊迫のシーン。

この時の熱い思いは今でも瞼に焼き付いている。


最後はベテラン風カメラマンと女性インタビュアーで「優勝の弁」の撮影。


....
話変わって極私的なことで恐縮至極。
今日12月21日、「1221」は筆者のマーゴ、娘の娘、小学一年生になったMinamiの誕生日であった。
もうじき2歳になろうとした直前の11月、あと数時間入院が遅れていたら命がなかったという、急性骨髄性白血病に倒れたちいさな命は、あれから5年、Minamiは今日なんとか7歳の誕生日を迎えることが出来た。本人は至って元気、元気で明るい聡明な少女に成長したのだった。おそらく本人は当時の自分の身に起こった災難をおぼろにしか記憶していないだろう。二十歳になるまでは白血病は再発の可能性があるとのことで、年に数回今でも検査で病院に行っている。

当時これをブログに書いた時、数々の宮前少年野球関係者や、フレンズ関係者、いつもブログを見ていただいている、見ず知らずの高齢のおばあちゃんブロガー(Onoguchiさん)からなど、いくつもの励ましの言葉を頂いたことを今でも忘れない。当時のフレンズの母たち有志からは年末の忙しい時に夜なべして千羽鶴まで折っていただいた。あの時は涙が止まらなかった。

人はひとに支えられて生きているのだと、
今日、改めて思う。
ありがとう。
2012年12月21日少年野球「晴耕雨読」
「ひとりじゃないよ」
2012年12月30日少年野球「晴耕雨読」
「心の重力」
にほんブログ村 野球ブログ 少年野球へ
にほんブログ村

少年野球 ブログランキングへ

2017年12月19日火曜日

チームの「温、熱、暖」

寒風(かんぷう)吹きすさぶ中、日曜日はフレンズ年末恒例、母手作りカレーランチと、記録会、親子野球大会なんであった。
最初にお断り。選手、父母ほぼ全員分の写真を各カテゴリー別に撮ったんであるが、とてもじゃないけどブログ掲載は当然無理。ってんで、全員分の写真はNikonの写真ストレージサイトにアップして、フレンズLINEからアクセス出来るようにした。ってんで、ここのブログにはほんの一部のみ掲載。ザクザク選択していたら70数枚にもなったので、断腸の思いで更に削り込み、それでも50枚弱に。

甘口、中辛、辛口の三種類。もっぱら小さい子らは甘口だが筆者は中辛と辛口の「ハーフ&ハーフ」をオーダー。白いご飯に半分ずつかけてもらい両方を堪能。これはウマシ!因に黒ビールの独特の苦みのあるギネスが大好き筆者、昔バーで興味半分に「ハーフ&ハーフ」を頼んでみた。ギネスと普通のラガーの半分こである。....クソ不味くて二度と飲むまいと心に誓ったのだった。まるで大トロをぐつぐつボイルしたのちシャリに乗っけて食べる鮨みたいであった。
6年お母さんたち、ありがとう、旨かった。




まだ低学年で体の小さいLeo。しかし彼の抱えるタッパーは巨大であった。さすが美食の国の血を引くだけはある。高校野球の寮生活になれば、白飯はドンブリ3杯は最低限のノルマ、なんて話を聞くけれど、子どもがメシをガッツリ食べる姿というのは実に良いものである。

カレーの蠱惑(こわく)の香りに誘われて、いつのまにかミニヨンズも紛れ込んで来たみたい。

白い長方形は飽くまでもお茶である。忖度、或いは斟酌されたし。


母たちがウオーミングアップ。母同士で自主的にノックを始めた。
「こりゃああ、腰が高〜い!」なんて半笑いの怒号が飛ぶ。


極寒の砂上のリンクに、引退したはずのちょっと大きめの浅田真央が舞い降りた。
ただし、リンクにヒビが入らないかとちょっぴり心配するわけで(^-^)
チームいちのムードメーカー、母Natsuki選手の華麗な舞い。

記録会。まずは遠投である。全員載せたいのだがFの4姫たちだけをピックアップ。


最後は主将Shohma。たぶん記録的に一番だろうと思い、急遽カメラモードをスポーツ連写に切り替え撮影。ジャンプしながらのダイナミックな遠投も素晴らしかったが、それよりあとで気づいたのは背景にいた子らの表情だった。
1枚目。Reonaがひょっこり顔を出す。

他の子も右端に登場。

Shohmaジャンプ一番、白球は青空の彼方へぎゅんぎゅん飛翔する。KaitoとKenzohが目をまん丸にして、ぽっかーんと口を開け驚愕の表情。しかしReonaは全然違う方向ににんまり視線を向ける。

更にHaruyaとAkiも画角に入る。けれど相変わらずReonaは全然違うところを見ているではないか。筆者帰宅後これを発見して大笑いしちゃったのだった。

ブログはまだまだ続く。今、日付が変わろうとしているけれど。
今度は父母たちも参戦する。母も父も。全員撮ったけれど断腸の思いで6年母だけに絞る。
「はいは〜い、名前と年齢を言ってから投げてよ〜」と機転を利かした母マネTomoちゃん、みな大声で一声を発したのち投げるわけで。
※画像が汚いのは砂塵が舞い上がったせいである。


至近距離でカメラを構えていた筆者。ファインダーを覗き込みながら思った。俺ならこう言うに違いない。
「は〜い、竹野内豊38歳、独身、ただ今恋人募集中で〜す!1投目いくぞ〜」
この親子野球、筆者もやりたかったがいかんせん、やったら腰が確実にまた腰痛になることは容易に想像出来たので、断腸の思いで遠慮した。

50m走記録会。写真的に良かった写真だけ掲載。



メインイベント、選手、父母に別れて親子野球。
打順を決める打合、守備は全員がつくことに。

これも6年父母を中心に掲載する。もちろん親が打席に立った時は、投手はその子どもが投げる。昔からそうだったしQueens親子野球でもそうだ。おそらく全国どこの少年野球チームもそうに違いない。


父母チーム監督はOhmoriオヤジ。Kuu母に言う。「Kuuちゃん、俺が足組んだ時は盗塁のサインだぞー。無視したら許さんぞー」一同爆笑。夫婦揃ってムードメーカーである。Ayumuくんの屈託ない声掛けのおかげで、新入部員の子どもも親もどれだけチームにすんなり馴染めたかは計り知れない。陰の大功労者であると思う。数年後Haruが卒業の時はAyumuくんに「ベストプレイヤーファーザー賞」をあげたいくらいである。



普段優しく、時に厳しく子に接している母も、我が子の投げる速い球やインコースのボール球には「きゃっ」とか「速っ」とか「怖っ」とか「いやんバカ」とか言っちゃうのだった。

有馬レディースの総長Natsukiが金属バットを持って戦場に乱入。「夜露死苦」なんである。


順々と試合は進む。UNIQLOヒートテックを着込んでもめっちゃ寒くなってきた。やがて日没前に試合終了。コレに参加出来なかったコーチ、父、OBの子らは同時刻に別会場で「オトナ野球」に参加していた。SatohくんからフレンズLINEに画像がアップされる。

週末の寒さはこの冬一番だと思ったけれど、温かいカレーと親子の熱い交流で、チームのココロも温まり、グランドの気温も少し暖まったような一日だった。

にほんブログ村 野球ブログ 少年野球へ
にほんブログ村

少年野球 ブログランキングへ