2022年8月21日日曜日

夏も後半戦

 真夏も後半戦に入った。近所のヒマワリも未だに健在である。

さて本日日曜はいよいよ宮前秋季大会決勝トーナメントの始まりなんであった。4試合8チーム分の取材を敢行した。リーグ戦を勝ち抜いてきた宮前の猛者(もさ)だけあって、全チームレベルの高いゲームであった。カメラのバッテリーと後々の写真選択地獄を勘案し、極力枚数は控え目にしたものの、全部で400枚越え。今やっと試合ごとの選別を終えたばかりなんである。何をか言わんや...。今から深夜の文章執筆は明日からの仕事を考えると、ほぼ自殺行為である。雨の日に傘を持たず帽子をかぶらず出かけるようなものだ。それでなくとも最近日中やたら眠くて仕方がない。スマホ片手に睡魔に襲われ、気がつくとスマホを床に落として爆睡していることしきり。なので、秋季決勝Tブログは明日以降に持ち越したい。

更にはMacで写真選択中に、Queensシスタージャビット予定の連絡網、連盟来週の予定連絡網、甲子園出場し優勝した宮前OGRikoへのご祝儀の件での何件ものやり取り、さらに仕事のクライアントからの資料の件での連絡...etc。こんなんで時間がツルツルと消費されていく。まるで亀山製麺のうどんの喉越しのように。

とは言え「晴耕雨読」的オマケ写真2点。

1戦目ヤング先発投手くんの写真を複数枚撮った。目を疑うほど2枚の写真のポーズが全く同じ。シャッターのタイミングももちろんあるが、2枚が1mmも違わないのはそれだけ投球フォームが自分のものになっていて、安定している証拠だろう。背景の走者の位置が違うことが、別々に撮ったカットの証拠である。

もう一枚。投手の力投やスラッガーの豪快なスイングや激しいクロスプレーを切り取ることを写真の中心にすえているが、画角、構図、ピント、色味、光、ボケ感、被写体の躍動、その全てが今日イチベストだった写真はコレ。4試合目に王者レッパを相手に力投したメイツ投手くんのカット。

試合結果だけ写メにて報告。明日から本文執筆に挑みたい。ただし4試合あるので簡略化して、なんである。

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2022年8月19日金曜日

夢 甲子園 叶う


2017年の2月に、目をキラキラ輝かせたある少女がフレンズ体験会にやってきた。走り出したら止まらない、ニコニコしながら水を得た魚のように、ピチピチと笑顔を弾かせながら走っていた。男子に混じっても全く引けを取らず、ボールを追いかけ実に楽しそうだった。すでに何度か体験に来ていたこの少女はまだ4年生。程なくしてフレンズへ正式入部となった。

Rikoだった。大のカープファンの両親を持つ、カープ女子のRiko。カープ女子と言っても本当の小学生女子だった。国会図書館に匹敵する膨大な「晴耕雨読」収蔵写真アーカイブから、その当時の写真を発掘。スカートでの参加だったことが微笑ましい。。

フレンズ的オマケ。この時もう一人の少女がいた。1年生だったはずだ。3人の兄たちがフレンズを通過したことで、その流れで参加したSatsukiだった。この子が今年のフレンズ主将を務めていることを思えば光陰矢のごとし、実に感慨深いものがある。現フレンズの親たちやQueens関係者が見たら思わず頬が緩んでしまうことだろう。

Rikoのこの下の笑顔がのちのフレンズに多大な好転をもたらすことになるとは、この時一体誰が想像しただろうか。

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2018年6年生となったRikoの成長目覚ましく、フレンズに新しい風を吹き込んでくれた。楽しい時も苦しい時もいつも笑顔だった。野球を純粋に楽しむその姿を私は忘れない。少年野球と言えど「勝利至上主義」になった今、本来の少年少女野球のあるべき姿を見て取った思いがした。

2018年宮前秋季大会決勝トーナメント、VSヤング戦の守備は今でもくっきりと記憶する。ライト守備についていたRiko。大事な場面でヤングの打球がライト線へ上がった。誰しも捕球は無理と思ったその瞬間、猛進してきた白い影が見事ダイビングキャッチでスリーアウトチェンジ。Rikoだった。あの時の感動は今でも脳裏に焼き付いている。当時その時のブログも書いている。あの時の体験会の少女は逞しくなり、ユニフォームをどろんこにしてチームを救った。ベンチへ帰還するRikoを全員が笑顔で迎えた。当時の監督は現理事、連盟TAのItohくん。観覧席では両親も歓喜していた。その後Rikoの活躍は目覚ましい限り。有馬中学野球部主将や、神奈川代表ヤマユリで全国大会にも進んだことは昨年「晴耕雨読」で既報の通り。

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昨年から甲子園では、女子硬式野球の決勝も開催されることになったことは実に喜ばしい限りだ。女子プロ野球が停滞している今、せめてもの起爆剤になってほしい。今年の甲子園優勝は横浜隼人。Rikoは1年生ながらベンチ入りメンバーになった。控え選手ながら1年でベンチ入りは凄い快挙だ。今度はぜひ甲子園のグランドでプレーする姿を見てみたい。宮少連では毎年ベンチ入りメンバーとなった甲子園へ行った宮前出身選手に、連盟規約でお祝い金を出している。ましてや優勝メンバーだ。...そーだ甲子園で思い出した。甲子園決勝はRikoが初めてではなかった。筆者の息子の一個下だったフレンズOBのMiyataくんは東北高校3年の夏、甲子園決勝まで進んで準優勝だったことを思い出した。(彼は現エネオス社会人野球)。言わばフレンズは甲子園出場どころか、決勝戦まで行った二人の選手を輩出したことになる。優勝と準優勝だ。実に嬉しいものである。筆者以上に嬉しく思っているのはYanagisawa代表とKaneda顧問に違いない。

詳細は今朝のタウンニュースをどーぞ。フレンズやQueensグループLINEにも載せた。※出典タウンニュース宮前版2022/08/19

Riko卒業後、今でも一年に1,2度、女子野球絡みでRiko父とLINEすることがある。今でも「晴耕雨読」を読んでもらっているそうだ。今回の快挙でおめでとうのLINEしたら、下の2枚の写真が返ってきた。Rikoの笑顔は健在だ。

「夢 甲子園」

夢は見るものではなく叶えるものだ...とは太古の昔から言われる格言だが、Rikoの夢は叶った。次の夢=甲子園3連覇に向けて、頑張ってほしい。フレンズもまさかの全国大会出場ベスト16になったことも記憶に新しい。ん?いや新しくはないか2015年だった。Fの当時を知らない今の若い親御さんや子どもたちに、当時を知る監督だったSatoh総監とかItoh、ShohtaやOhmoriコーチNakamura父などが連綿と語り継いで欲しい。ブログでの語り部は筆者の役目である。

※今回Rikoに関して少女だった体験会からの一連の流れを書き綴ったのは、今野球をやっている少年少女にも夢を叶えて欲しいからだ。甲子園優勝だけにスポットを当てて簡単に書き終えたら、単に遠い夢や憧れで終わってしまうかもしれない。そーではなくその選手も昔はキミたちと同じ小学生の少年少女だったこと、その時系列を同系列に並べることで、より現実味が増し励みになるのではないかと企図したんである。

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2022年8月11日木曜日

100分の1の熱量

 さてさて本日木曜祝日は秋季大会ブロックリーグ戦、モンスターズVSフレンズであった。飛び抜けて晴れ渡る夏の一日なんである。シートノックで面白い偶然、写真の妙の一枚。「なんだコレミステリー」ではないが、一体なんだか分かりますか?Shohta監督のノックバットを軸にして、数十年に一度の惑星直列が現出か?

引きの写真がこれ。キャッチャーからキーパーへのトスしたボールが偶然こーなったんでる。HaruhiとトーチャンのコンビにHaruhiもなんだか嬉しそうな表情。

モンタは予選ブロックで既にイチ抜け通過が決まっている。筆者の見立てでは背番号一桁台が半分しかおらず、何がしかの理由でベストメンバーではなかったのかもしれない。それでもフレンズとの差は大きい。しかしFも食らいつくべくベストを尽くすのである。特に6年生は宮前公式戦でこの第一でチームとして野球ができるのは、今日が最後なんである。先発マウンドは遅咲きの大輪の花を咲かせたSohshi、受けるはHaruhi。

お馴染みフレンズ美女母応援団。おやおや筆者と同年代のAraganeオヤジ、アラガネーゼもおるではないか。モンタにはQ姫のMioがいる。打順は4番か?。やはりMスタメンに異変ありとみた。早くもFのマウンドは6年Subaruにスイッチ。

Fの四死球失策PB・WPに乗じてMの盗塁がからみ、2安打ながらMは初回いきなり7得点と大きくリード。

F攻撃は全員の打席を掲載。ランコーAoiも少し元気になったようだ。おっとここで一個お断りを。夏の炎天下のせいか筆者の一眼レフが微妙に調子悪い。ピントが太陽の熱に煽られてボケちゃうんである。(はい嘘です)とにかくピントがうまく合わずに撮りまくったので、中には多少ピンボケあり、なんである。

初回こそ無得点だったF、しかし2回にはやはり相手四球やミスに乗じて得点を重ねるのである。Sohshiから始まった打線はHaruhiの安打、Kohdaiの見事なスクイズバント成功などで勢いに乗る。ラスト2年Ayataも堂々たる打席。

とうとうトップRyohjirohに返り打線は首の皮一枚で繋がる。走者が溜まったところで、数ヶ月前まで野球未経験の6年Sohshiが爆裂音と共にデカい打球を放つ。行ったか!?と思われた打球は惜しくもセンターネット手前でバウンドしエンタイトルタイムリー。なんと7:0から8得点し7:8と逆転に成功。ギュンギュン歓喜するF美女軍団。

3表にはMも一点返し8:8の同点に。マウンドは4年Ryohjiroh。外野への難しい飛球を見事キャッチする3年Kohdai。

ところがF、脅威の粘りと諦めないココロが功を奏したか、その裏には4得点し、8:12としちゃうのであった。

ネット裏で運営するのはAyumuちゃん。すっかりOBコーチとなって今でもフレンズを支えている。毎週の連絡網だけでも大変だろうに、いつもニカニカしながら相変わらずのムードメーカーである。筆者などのOBコーチが連綿と繋いできたフレンズイズムはこのオヤジに託したぞ...って感じなんである。FはOBコーチとなってチームを支えるAyumuちゃんにもっと感謝しなければいけない。これが当たり前になってはダメなんである。筆者の経験上からそう言える。

試合は最終回Mが1点返すも結果9:12でFの勝利。Mメンバーに内容差があったものの、今日はそこには目をつぶりたい。それでもモンタブランドに勝ったことは大きい。ましてや前述のように6年最後の宮前公式戦である。大変な年に主将の重責を負い、チームを牽引してきたSatsukiが最後のグランド挨拶。コレからはQueensで大暴れを期待しちゃうのである。Fは来年はもっと大変な年になりそうであるが、それでも着々とBの小さい子らが育ちつつあることに期待したい。

.........

さて2試合目は同じBブロ、ライナーズVSバーズ戦である。こちらは写真にてサクサクとごめんなさい。既にイチ抜けのモンタに続きこの試合での勝者が決勝Tに進出する。

Lは初回2点先制。対するBも負けじと2点返し同点に。試合前筆者と連盟Tsunodaさんと談笑しているとき、「このカードは結構拮抗した良い試合になるのでは」と言ったけれど、その通りになった感がある。バーズ重量打線は健在す。さらに両軍ともに捕手の強肩の強権発動、いくつかの場面で走者を刺し、チームのピンチを救うのは見応えがあった。バーズ率いるはベテランSeki監督。

あらまあ、ネット裏では美女が二人のオッサンに囲まれて観戦。おっといけねえ、バーズ前監督UsuiさんとOB夫婦Yoshikawaさんである。二人は仲良しオシドリ夫婦だ。バーズ(鳥)だけに。

試合は大混戦、点の取り合いとなる。長打が出て外野に砂塵が舞い、少年たちや大人が一喜一憂す。真夏の素敵な光景がここにある。

予想通りの伯仲したゲームだった。スコアボードの点数だけでは窺い知れない、濃密な戦いがそこにある。常に思うのだが、このブログで伝えられることは、実際のその熱量の100分の1にも満たないであろう。先のフレンズ戦も然り。それでも写真と文章で少しでも微熱が伝われば本望である。秋季決勝T進出は熱戦の末バーズが勝ち取った。本日府中三鷹方面でジャビット本大会がありレッパが初戦突破とのこと。そこでも暑くて熱い戦いがあったことだろう。甲子園も始まったし、熱い少年野球の夏は真っ盛りなんである。

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