2025年9月11日木曜日

感動のボヘミアン・ラプソディー

 先日久しぶりに横浜都筑区の公園へ。コーナンや床屋やラーメン屋に行った時に、ちょっと足を伸ばせば行ける牛久保公園。散歩だけを目的に来ることもある。

数年前ここで熱中症になった時は大いに焦った。周囲に誰もいない林の中でぶっ倒れそうになり、自分が自分でなくなったような焦燥感と恐怖感を感じたものだった。散歩にはこまめに水分をとり用心していたにもかかわらず、体の中が熱くなりその熱が放出できずに悶え苦しみ、頭の中の熱も充満し脳みそが沸騰して煮えたぎっていた。あんな経験は初めてだった。その時の様子を昔ブログに書いたような気もするが、今でも忘れられない記憶である。小山の頂上にあるほとんど誰も来ない東家に行きつき、シャツも短パンも脱いでパンイチになり、残り少ないドリンクを飲み干し、日陰のベンチに寝て、ひたすら熱を体外に蒸散させることに専念したのだった。あれ以来、若い頃の自分の体力や忍耐力や記憶を信用しないことにしている。特に近年のような記録的な猛暑の夏には。

さて牛久保公園からバイクを降り、緑道を散策して徳生公園へ行き、また牛久保へ帰るのがルーティンである。たまには逆方向の中川の山﨑公園へ行くことも。このブログにもカルガモなどでたびたび登場している。徳生公園にはかなり大きな池がある。「湖と池と沼」の違いがわかりますか?以前「湖と池と沼」の違いを調べたが、長くなるので今日はここでは書かない。実に天気のいい日だった。

池には大抵カルガモが生息している。ここは冬鳥の寝ぐらなのだが、春を迎えると他の渡り鳥の大半がシベリアへ帰っていくのに、カルガモだけは日本に残るのである。いわば日本びいきのインバウンドのお客さんが、そのまま日本に移住しちゃうようなものだ。動画を2点。

...

さてもう一点。自分の好きな小説や映画や音楽などを人に薦める方ではない。筆者の大好きなものはあっても、人に「絶対見て(聴いて)」と、強要しない。人それぞれの趣味嗜好は千差万別で、Aさんが絶対いいと思っても、Bさんにとっては平凡だったり、最悪は全然面白くなかったりしちゃうものだ。しかしそれでも良いと思ったものはどーしても勧めたくなるのがニンゲンというもの。先日ここで書いたのはテレ朝のドラマ「こんばんは、朝山家です」だったが、Queensのお母さんがどハマりしちゃったそうだ。残念ながら先週終わってしまった。ちなみにこのブログアップを関係者グループLINEに紹介するときも、「絶対見てね」なんてとんでもなく、「良かったらお暇な時にどーぞ」と控えめに書くようにしている。

近年はネットニュース以外ではYouTubeやXやインスタを見て、感動したり泣けてきたり大笑いしたりホッコリしたりしているのだが、今日インスタでその素晴らしさに開いた口がポカンとして感動した動画に出会ったんである。一時期「よみい」や「おコメちゃん」のストリートピアノの動画をよく見ていたけれど、今日のは海外の動画でストリートピアノとフラッシュ・モブを組み合わせた凄いのを発見したんである。筆者Queenの(Queensではない)ボヘミアン・ラプソディーが好きで高校生の頃レコードがすり減るほど聴いていた。パリの街中でストリートピアノでボヘミアン・ラプソディーを弾くのだが、突然あちこちの一般人に見える人が(実はプロのスタッフ)が歌ったり演奏したりするもの。特にボーカルの青年が歌うフレディー・マーキュリーの再現力が半端なく、間奏のリードエレキギターは中学生くらいの少女(少年?)のエレキがなんともカッコいい。鳥肌ものである。この人のフォロワーは600万超え、この動画の「いいね!」は1,000万超え、再生回数は1億超え。筆者がこのパリの現場にいたならば、感動すぎて泣いちゃったかもしれない。

下にインスタのURLを掲載。「絶対見てね」ではなくあくまで「良かったらお暇な時にどーぞ」なんである。ちなみにこれは前編と後編に分かれており、後編は前編の最後にクリックできる。ちょっと映画「ラ・ラ・ランド」的な空気感もあるが、見て損はない。(と、思う)出来れば大音量で聴いて見てほしい。

https://www.instagram.com/reel/DOXF5lUiHhv/?igsh=MXJibG80cWdoYnhmcQ==

にほんブログ村 野球ブログ 少年野球へ
にほんブログ村
少年野球ランキング

2025年9月7日日曜日

勝つことの楽しさ

 昨日土曜は筆者、所用やマンション理事会もあり終日野球には行けずにいた。すでに市学童に向けた連合軍団の活動も本格化しており、今日日曜は宮前クラブJrと宮前スマイリーズ(Queens)の練習試合であった。ざっくりと写真中心にて。Qのマウンドは先日、9者連続三振、完投完封完全試合を達成したShiho。これは相手打線によると思うのはまちがいで、仮に男子チーム投手が同じ相手に投げたとしても、容易には達成できないはずである。まず無四死球を達成しなきゃなんである。

初回表裏両者無得点。クラブJrの監督は宮少連連合統括部長兼宮前少年野球辛口評論家の異名を持つYoshikawaさん。

2回にJrが2点先制。更に3回にも畳み掛けるように3点を追加する展開。今回連合スマイリーズとなって参加してくれたのは5年生のChikaとKaho。ともにワイルダース所属である。これを機にぜひQueensを末長くよろしく哀愁なんであった。

Smはなかなか得点に至らず。

3裏にSmがやっと1得点す。

着実にスコアボードに加点するJr軍団。応援ベンチの声援も大きく元気である。

結果は大差で惨敗。逆にJrは圧勝。負けて悔しさはあるのだろうか。相手が男子連合だし、練習試合だし負けても仕方ないと思ったら、もうその時点で市学童本番も負けている。連合のテイで臨むなら、宮前を背負って行く以上、勝ちにこだわるべきと思う(個人的感想です)。それにはチームの指導コンセプトと普段からの練習に向き合う真摯な姿勢が大事だ。以前から思っていることで少し筆者も辛口評論家的「晴耕雨読」なんである。野球に限らずあらゆるスポーツで、負けて楽しいものはない。強いて言えば町内会の老人会ゲートボールかも。(失礼!個人的感想です)

「楽しい野球」から入って、最後は「勝つことの楽しさ」を味わってほしいのである。前者は楽しいだけだが、後者は格段の極上の、何にも変え難い唯一無二の楽しさがあるわけで。

にほんブログ村 野球ブログ 少年野球へ
にほんブログ村
少年野球ランキング

2025年9月1日月曜日

2025集大成の秋季決勝

 甲子園球児凱旋の興奮冷めやらぬまま、秋季決勝ブログを書くことになった。あの二人の来たタイミングが実に良かったかもしれない。大会途中のたとえば先週だったりしたら閉会式にも出なかっただろうし。しかしあんなに子どもたちから人気があるとは意外だった。フレンズとしてもフレンズOBとしても実に誇り高く思えるのだった。写真枚数多いゆえ文章少なめに。

●秋季大会 3位決定戦 モンタVS花フラ

H主将の長身痩躯、剛腕豪速球のHorieくんは見るたびに大きくなっている気がするのは筆者だけだろうか。おそらく一週間に10cmくらいのペースで身長が伸びてる気がしちゃう。初回Mは無得点。

その裏Hは幸先よく1点を先制したのだが、その後が...。

2回は互いに無得点、3回Mは猛攻にて2点を返し1:2と逆転に成功。Hは満を辞して温存していたHorieくんにスイッチ。

1点差のまま均衡した展開が続き、ついに5回Mが待望の追加点を入れる。5:1とジワリ点差を広げる。

最終回裏Hは意地を見せ1得点するも万事休す。5:2の好ゲームでモンタの3位が決定した。

●秋季大会 決勝戦 ウルフVSレッパ

お互いに実に長い夏を過ごしたのではないだろうか。特にレッパは大きな全国大会を複数回出場し、熱い戦いを経験してきたわけで。大人も子どもも相当疲れているだろうか。しかしそれもバネにして元気なのはやはり子どもたちだ。むしろ大人は夏バテと酒疲れだろう。初回Wは1点先制で幕開けとなる。

Wの強烈なスライディングで2塁ベースが破壊された。前回試合でも同じようなケースがあった。珍しく試合中にハンマーまで持ち出して修復作業になった。決してオジサン三人が「ブラジルの皆さんお元気ですか?」と叫んでいるわけではない。

その裏Rは早速アカリキレッドパワーが炸裂し、3点を奪取しすぐに逆転に成功す。

Rの火を吹くような打球が三塁線ギリに爆進する。フェアだ。これをWの三塁手が逆ハンドでキャッチしライン上からファーストへ正確無比の送球。...アウト。見事なファインプレーだった。写真では分かりづらいけれど。運営席ではRのB監Hiranoさんがいるではないか。専門用語は知らないので筆者的に言うと、「メガネレンズ上下パカパカタイプ」のノスタルジックなメガネをかけちゃって。

2裏のRは攻撃の手を緩めることはなく、畳み掛けるようにまた3点を追加す。1:6と点差を広げる。逆にウルフは傷口が広がる。(※ダジャレ的な韻を踏んでます)

しかしここでもWの美技が発動。センターが抜けようかと言う大飛球をジャンプ一番見事キャッチ。分かりにくいのでドアップにしてみた。

対するRもファインプレーの応酬。随所に堅守の光景が見られる。おかげでWは未だ追加点を奪えず。

4裏にはRが更に1点追加、1:7とする。この時点ですでに本部では竹中、中田の甲子園球児来訪で盛り上がっていたんである。それを取材していたせいもあり、その間の写真は少ない。

このまま最終回を迎え1:7でR軍の優勝となった。恒例の帽子投げを。中央の大の字の大ジャンプはお見事。暑くても疲れていても、この優勝の瞬間は誰しも全てを忘れて元気になっちゃうのだった。

●閉会式

ブログやっとここまで来た。インドから紅茶の茶葉をシルクロード経由で英国ロンドンへ到着したような気分である。あるいはロシアバルチック艦隊が大西洋からアフリカ希望峰を経てインド洋経由し、日本海へたどり着いたような感じ。または...。こうして余計なことを書くから長くなっちゃう「晴耕雨読」なんである。閉会式の模様は写真で淡々と行きたい。

決勝戦も含め三決の試合も熱戦であった。

6年前のこの第一公園で竹中・中田両選手は小学生としてグランドの中心に立っていた。しかし今日は大人の連盟役員の列に並んでいる。光陰矢の如し。実に感慨深いものである。熱中症対策として議員さんの挨拶は持田さん以下は列席の位置のままにて。更に行進も割愛とした。

さて最後に集合写真。前回ウルフに続き今回も陳謝。モンタ写真ではiPhoneのレンズ部分に指がかかってしまい、またしても失敗しちゃった。注意してはいたのだが、iPhoneの画面は太陽光線がモロ反射して白っぽくなり画像がよく見えず、実はほとんど感覚で撮っているんである。言い訳は要らない。モンタさんごめんなさい。

ウルフの集合写真を撮っていると背後のマウンドからザワメキが聞こえるではないか。振り返ると秀明が子どもらに囲まれて、再度のサイン攻めにあっていた。この宮前の地からまた多くの甲子園球児が輩出されれば、我々宮少連としても大いに喜ばしいこと。誰かのために頑張ることも素敵なことだが、その前に自分のために頑張って欲しい。それが結果的に誰かを幸せにすることになるのだから。大人になったらその意味がわかるはずだ。

※甲子園球児凱旋に特化したブログは前回掲載してます。こちらもどーぞ。

にほんブログ村 野球ブログ 少年野球へ
にほんブログ村
少年野球ランキング