2011年5月17日火曜日

Bは楽し(^^)/

日曜Bチームのブログは「近日中公開迫る」と言っておきながら、その舌の根も乾かぬうちにもう書いちゃうんである。しかも今日また会社とは別ルートから図面仕事の依頼がありFAXとメールが届いているにもかかわらずだ。
なぜか。試合に関する記事というものは鮮度が一番だから。すぐに書かないと読み手も書き手もどんどん読む意欲、書く意欲が低下しちゃうんである。ほんとは他にやらなきゃいけないことが山積でも、とりあえず書いてしまわないとケツの座りが悪いというもの。3週間前にイチローがマルチヒットを記録した試合を、今朝の新聞に掲載するのは、3週間前から常温で放置していたマグロを鮨ネタで出すようなもの。赤身が黒身に変身、なんて。

というわけで日曜のBチームの試合だ。
前回も書いたけれど、Bの大会で優勝するようなチームならともかく、下級生中心の小さい子のチームの場合、驚天動地・奇想天外・予想外に想定外のプレーが多いから面白いのは間違い無し。勝負する野球として見てはいけない。子どもが野球を好きになるその過程と瞳の輝きをみるべき。同じBでも5年生中心の強いチームになれば話は俄然違ってくるけど。昨日の試合は初回先頭打者から連打連打また連打。打者一巡二巡終わってみれば点数は覚えてないけれど、天文学的な相当な点差がついていたと思う。小さい子中心の軍団にしては打力は立派なものだ。Bとして大会登録し正式な試合に臨めばレベルが全然違うので、ボロ負けするのは火を見るよりも明らかだけど、素直にこのチビスケパワーは頼もしく嬉しいもの。相手も上作延ノンキーズのチビスケ中心のチーム。中でもお姉さんふうの女の子選手が小さい子のカバーにグランド狭しと動き回っていたのが印象的だった。また、親たちの応援参加もどこからともなくワラワラと湧いてきて、ギャラリー席は満杯。これも嬉しい限りである。
小生はスコアラーをパスし、サブスコアラーのInoueMitsuボスに任せて、もっぱら写真班に徹した。この写真はブログ用に解像度を低く抑えているけど、原本はA4サイズで印刷用に別保存してある。いずれチームの家庭にメール配信するためにね。
Aチームはまだまだ先が長いからいずれ作るとしようか。
それにしても予想通りスコアブックは余白なくビッシリ。
スコアラーやんなくて良かった(^^)
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2011年5月16日月曜日

現実逃避

急に忙しくなってきた。それも細かい仕事(無償)が盛りだくさん。春の野山を散歩していたらスズメバチの巣を踏んづけてしまい、中からわらわらと出て来る出て来る、小さな脅威が攻めてきた...みたいに。
基本、来週から本業の仕事がちょっと忙しくなり夜が遅くなる。帰宅後スズメバチの大群と対峙し一匹ずつ潰していかネバダ。
娘婿が20代半ばで会社を興す。そのロゴタイプと名刺などのデザイン。プライベートではこの他に二つの問題を抱えつつ。連盟記念誌関係でも各担当ページの精査と修正、追加、提案...。更に連盟にはQueensという女子チームがある。このチームロゴのデジタルデータ化、イラレでのトレース作業。このQueensについてはK代表にいずれ取材しブログで紹介する予定だ。記念誌印刷の見積打合もあるし。「心のチカラ」をステッカーにし制作配付の計画もある。自チームフレンズでは...スコア集計に関して二つの地道な仕事。名刺二人分の制作。ステッカーの量産。Bチームの子たちのマグネットプレート制作。あと、...なんだっけ?以上平日帰宅後夜中にやんなきゃである。思わず全てを放棄し現実逃避の夢をみちゃう。宝くじで2億円当たり、愛人と豪華客船で世界一周の旅に出て、午後はデッキチェアでシャンパン片手に読書に勤しみ、夜は波に揺られて別のコトに勤しみ...、なんて。

ブログネタも溜まっているんである。
「帽子」「表参道」「新幹線」...昨日土曜、甥っ子の結婚式で郷里山形へ日帰りの旅。その関連で「東北・山形」の話。なもんでしばらくブログ更新はペースダウンを余儀なくされること必至。しかもブログ書き込み中に、かたわらでフジTV深夜番組に加藤アナが出て来たらやっぱしキーボードを打つ手が止まるし、全く困ったもんだなんである(^^)

とはいえ今日はこれだけはアップせねばネバダ。
練習試合Aチーム2試合+Bチーム2試合あり。今日はAの試合だけを。
西野川小ドームで対フォルコンズ戦。更にリトルグリーンズさんも急遽乱入し2試合をこなすことに。フォルコンズさんとは2:2の同点ドロー。レベル的にも差がない同士だけに内容は良いとはいえないものの、悪くない試合だった。BPはNabeの安打走塁とバント職人Onoの安定感。Onoはひょっとして全打席バントのほうが打ちに行くより出塁率がいいかもしれないと思えるほどだ。

次は「エブリーリトルシング」略して「エブリト」...「リトルグリーンズ」略して「リトグリ」似て非なるものだけど。
こちら5:5の同点の展開から逆転されて最終回1点返すも及ばず。8:6の惜敗。
BPはNabeの安打走塁、Teruのピッチングの成長と果敢な走塁。2試合通してNabeとTeruの「隙あらば次の塁」を狙うという気持ちを評価したい。
さて午後のBチームの試合はとんでもない展開に。小さい子の野球はいつも予想外でトリッキーで微笑ましいものだから面白くないわけがない。但しBの試合はスコアラー泣かせである。出来ればやりたくない。ほんとに大変なんだから。全国のBチームのスコアラーならきっと分るはず。
だけど筆者、今日はそろそろ布団にズブズブと身を沈めたい。写真の編集も時間がかかるので近日公開としたい。ではまた。
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2011年5月14日土曜日

心のチカラ・ステッカー

身体が疲弊していても「心のチカラ」があればどうにかなるはず。
身体が元気でも「心のチカラ」がないとどうにもならない。

被災者の方も我々もそうに違いない。震災後こんな気持ちで自分なりに考え自分なりに働きかけて自分なりに作ったシンボルマーク。右のトップに掲げているのがそれです。
先日大阪の少年野球のお母さんからメールをいただいた。例のスコア集計のExcelデータのお裾分けの件で。Excelを添付しメールを送って差し上げたところ、「心のチカラ、早速プリントアウトしてクルマに貼ります」との、ありがたいお言葉が返ってきた。感謝。
大企業の震災関連CMを見てるととてもうまく作られているけど、中には「本当か?」と思えるようなものもあるわけで。気持ちが突き動かされて無償の心でやるのではなく、「他社もやってるからウチも乗り遅れるな」或いは火事場泥棒よろしく「いい機会だから我が社の企業イメージアップのために」...そんな企業もありそうだ。筆者の穿った見方だろうか。

さて、こちらはちっちゃなフレンズである。
たびたび登場するモノマニア・ハーレーライダーのInoueコーチから先日電話があった。「もしもし、Tさん忙しいっすよねえ。実はお願いがあるんですが...」このマークを是非ステッカーにしてクルマやバイクに貼りたいとのこと。更に何枚か自腹で作ってチームの人にも配りたいんだと。私、「ならばいっそ、3パターン1セットでこれをいくらかで売って、売上は全部震災募金にしてはどうだろう?」こんなことならいくらでも労は惜しまないつもりだよと。意気に感じてくれた人には報いたくなるのが人としての常だ。
で、作ったのがコレ。UVカットフィルム付きだけど、クルマなどの屋外で使用する場合は数ヶ月で劣化するのが玉に瑕(きず)だけど。
「こんなステッカー不要だからゴミ箱に捨てっかあ」なんて言わないで(^^)

先日宮前少年野球連盟でひとつの区切りとして各チームからの募金を一旦集計した。でも今後も続けていくとのこと。「のど元過ぎれば熱さ忘るる」「対岸の火事」になってしまわぬよう、この企画・アイデアも連盟に話してみようか。K社長、N村編集長4694じゃない、4649ですm(_ _)m 各チームのロゴとこのマークのカップリングで、ちゃんと業者に作らせて...。

レディー・ガガの復興支援リストバンドが発売48時間後に2,000万円の売上を記録したことは、品川の地下下水道に棲む猿でも知っている。3/24時点では1億2,000万円突破だそうだ。筆者が感動したのはこの売上ではなく、彼女は震災翌日の12日にすでにチャリティー活動を開始したこと。このように決してお金やモノが全てではないけれど、募金して代わりに何か手元に残るモノがあれば募金しやすいのではないだろうか。
「日本のために祈りを」
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2011年5月11日水曜日

恵比寿にてVol.7

先日も「恵比寿にてVol.?」を書いたけれど、もういくつめの「恵比寿にてVol.」なのかわからないので、この際「恵比寿にてVol.7」としちゃう。数字に意味はない。路傍に佇む石に意味がないように。

※読む前に読んでください。
1.健全なる野球少年少女は以下のブログを読んではいけません。読む場合は親の 正しい処方箋のもと、用法容量を守って下さい。
2.小生こういうライトな下ネタは一年に数回しか書きません。その手の話がお好 きな貴兄はぐんぐん読んで下さい。

2週間ぶりに恵比寿の歯科医へ。きょうは前座として抜歯あとのチェック、メインイベントは他の歯のメンテナンス。歯石除去と「茶渋取り」だ。歯科業界のスラングなのか「茶渋取り」とはご想像どおりヤニ取りに相違ない。
いつもは若い優秀な男性の歯科医が診てくれるのだが、歯石取りなどは歯科助手とおぼしき女性が担当するわけで。 男として心身共に健全なる魂を宿している筆者はおのずと期待が高まるわけで。斜め右後方から声をかけられたが、振り向いてまじまじと見るほどの勇気もなく、成り行きで40分1本勝負開始。
「驚速」のCMのごとく、或いはドラゴンボールのクリリンが手刀で畑を耕すごとく、素早い動きでガリリンギリリン、ぐしぐしわしわし攻められたというか、責められた。そうこうしているうちに奥歯の難しい箇所へ突入。彼女がグッと身を乗り出し大口開けてバカヅラをさらしている筆者に接近。治療中は目を閉じているため、全ては想像するしかないのだけれど、ナニカ丸くて柔らかいものが筆者の頭に密着しているではないか。決して悪くない感触。(賢明な貴兄ならワカリマスネ?)とたんに頭の先端が高感度のアンテナ受信機になるわけで。どんな微弱な電波でも逃すもんか的に感覚は鋭敏になってゆくのであった。

治療後、ジェントルマンに戻った筆者は彼女にきちんと挨拶し礼を述べた。その一瞬垣間見たお顔はメガネを掛けてマスクをしていたため素顔が確認出来ず。
歯科医院を辞去しエレベータで一階へ。外に出て柔らかな小雨が降る恵比寿の空を眺めながら一服していると、先ほどの歯科助手が後ろから声をかけて来たんである。近くのスーパーへ買い物に行くようだ。
「Tさん、お疲れさまでしたあ」
「あっ、先ほどはどーも。失礼します」
目と目が合った。彼女はメガネもマスクも取った状態であった。

残念なことに40分間の夢は朝露のごとく消え去り、記憶回路から消去せざるを得なかった。

憤慨される女性読者もあろうことかと思う。
でも品行方正、小松方正、生真面目、紳士、人畜無害男...どんな男でも99%の男子の頭の中はこんなもんである。ご容赦願いたい。
99%の男性読者の方、ご同意いただけますよね?(^^)

恵比寿大好きオヤジは夕刻のタイミングもあって、スタンドバーにて独り黒ビールを楽しみ帰路についたのであった。
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2011年5月9日月曜日

前向きの姿勢

大型連休最終日の今日、メッチャ暑かったなあと一日を振り返りながら、うまいビールを呑んでいるみなさんいかがお過ごしですか。
午後は練習試合が入った。相手は遠方はるばるやって来た金沢区の並木レッドアローズさんだ。昨年夏の合宿で知り合ったチームである。

以下、ちょっとしんどいけど、試合経過をスポーツニュース風に記述してみっか。
プレイボール!...1,2,3回と互いに譲らず三者凡退で打者一巡し迎えた4回表、レッドアローズの攻撃。四球を選んだ先頭打者がその後の2連打で本塁を踏み1点先取。ピッチャーOtoは四球連発せずにここまでよく投げた。5回からはTeruにスイッチ、2安打を打たれるもなんとかしのぎ無失点に抑える。その裏フレンズの攻撃。先頭打者Otoがいきなり初球をたたき左中間を深々と破る2塁打を放つ。続くバント職人Onoがきっちり犠打で送り無死3塁とすると、7番伏兵Koutaがこれも初球を捉えて左翼へのヒット、1点を返し同点とした。更に同点のまま迎えた最終回のFの攻撃、Nabeがこれまた初球をセンターオーバーのツーベース。三盗後、相手エラーに乗じ本塁生還し逆転に成功!
結果2:1の逆転勝利。いつのもことながら、反省点は山ほどあるけれど、内容的には悪くないゲームだった。いや、ナイスゲームといってもいいかも。
ベストプレイヤーは勝ち投手を逃したものの、前半の力投と2塁打でOto。更にその同点打を放ったKoutaにあげよう。

このあと6年をふたりだけ残し、あとは下級生中心のメンバーでもう1試合。
試合は電卓が必要になるくらいの点差なので、結果はともかく小さい子たちが元気いっぱいプレーしていたのが良かった。特筆すべきはレフトを守ったOhshiro。ショート・レフト間に上がった浅いフライを躊躇せずつっこみ果敢な守備。捕球は出来なかったがその前向きな姿勢が光った。Aチームの上級生に見習わせたいくらいだ。ホントに。普段試合に出れない子を中心に写真を構成。「うちの子写ってないじゃん」なんてああせい、こうせい言わないでね(^^)

また、GW最終日ということもあり若いお父さん軍団がたくさん来てくれた。おかげで1試合目は4人の審判全員フレンズが務めた。近年まれにみる快挙といってもいい。2試合目も2人が出ていい経験をしてもらった。そこでオヤジの写真集を作成、掲載。

最後はオマケ。このブログではスコアラーをやりながら子どもたちの写真を何千枚と撮って来たけれど、NikonP100に変えてから初めての快挙だと思う。ボールがバットに当たる瞬間を捉えた一枚である。
ボールがグニャリ、小生はニンマリ(^^)
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2011年5月7日土曜日

VANISHING POINT

VANISHING POINT=消失点
昔観た映画を久しぶりにもう一度観てみると、当時は見過ごしていたシーンや、ストーリー展開の思い違い、俳優女優の顔の表情など、アレ、こうだったのか?と改めて気づかされることが多い。

今日は雨で練習中止。今年も溜まりに溜まっているスコアブックの集計にとりかかろう。TVを消してEXILEのCDに手を伸ばしかけたけれど、ふと思い出して紙袋に入ったDVDを取り出しパソコンへ挿入。
Inoueコーチから借りている4本のDVDのひとつ。「VANISHING POINT」。かなり若い頃観た映画である。いわゆるアメリカン・ニューシネマと呼ばれる傑作のひとつ。「イージーライダー」や「時計じかけのオレンジ」なんかと空気感が似ている。ベトナム戦争の重い記憶を払拭出来ずにいる男が、その閉塞感を打ち破ろうとする行動とやりきれない結末。70年代のアメリカ映画のひとつのジャンルといってもいいかもしれない。

警察の追跡を振り切り砂漠の道路を爆走する男。この男を小さな地方ラジオ局の黒人DJが生放送を通じて支援する。のちの映画「グッドモーニング・ベトナム」のロビン・ウィリアムズ扮するラジオDJが叫ぶ「グ〜〜モ〜〜ニ〜〜、ビ〜〜トナ〜〜ム!」はこれを真似たのか? 「グッド...」は実在の人物の話だけれど。
また荒野に住むヒッピーのカップルに助けられるのだが、この女の子が全裸でバイクに乗るシーンがある。我々オトコには男子特有の記憶回路というものがあって、しかるべきそういう映像はシッカリと記憶しちゃうものだ。しかもこの回路はなかなか経年劣化しないんである。このバイクが日本のHONDA製だったことも覚えていた。金髪を風になびかせバイクで走るこのシーンは、アラン・ドロンの「栗色のマッドレー」を想い出させた。
最後のブルドーザーに阻まれて車ごと大破する場面は自分の記憶違いであった。
これもまた、同じ71年に制作された「激突!」とどこか似ている。無名時代のスピルバーグの初監督作品だ。この二つの作品はのちのいろんな映画に影響を与えたのは、ちょっとした映画ファンなら知っているはず。ちょっとしたプロ野球ファンでも知っているかもしれない...かもしれない。
今日はなんだか映画ブログのような話になっちゃった。
あんなに映画が好きだったのに、最後に映画館で観たのはいつのことだったろう?
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ささやかな偶然の連鎖

昨日のブログの冒頭は...「1Q84」年じゃない...と、筆者の一番敬愛してやまない作家村上春樹の本のタイトルで書き始めた。今頃、青豆と天吾はどうしているのだろう?いびつな緑の月は今も浮かんでいるのだろうか。

朝電車に乗った。黄金週間の中日、車内はさすがに超空いている。
「森羅万象の中で有機的なるものと無機的なるもののちょうど中間に位置するモノは果たして地球上に存在しうるのか?」という長年の命題に、GWの電車の中で思考に取り組むには筆者の頭は疲弊しきっていたので、そそくさとバッグから文庫本を取り出す。
先日BOOKOFFで買い求めた村上春樹の「東京奇譚集」を開いてみる。以前読んだ覚えがあるのだけれど、カブっていたとしても村上春樹なら何度読んでもいいや、250円だし、と思って買ったのである。昨日TVでタモリが言っていたのをふと思い出した。「本を読んでいると半分くらいまで読んで、昔一回読んだ本だったことに気づく」まさにこれだった。2ページ読んですぐ思い至った。それでもやはり面白い。「奇譚」(きたん)とは、偶然の折り重なりなどの不思議なお話というほどの意味あいである。作者本人の見聞、または実体験をもとにした話を小説ふうに書いている本だ。やはり昔読んでいた。「昨日タモリが言っていたのと偶然おんなじじゃん」とニタリ顔になる。

ジャケットの内ポケットが震える。携帯を取り出しメールの確認。
昨日のブログに匿名の方がコメントしていただいたようだ。誰かがコメント欄に書込むと、Googleの機能が働き自動的に筆者携帯へ転送される設定にしてあるんである。匿名さんと言っても身近な人ならばすぐわかるわけで、宮前野球連盟の編集長N村さんであった。返事を返したら氏から更にメールが来た。

文体が晴耕雨読と似てました。小田嶋隆は「晴耕雨読」の熱心な読者かもしれませんね。
長文ですが「なるほど、なるほど」と思えるところが「晴耕雨読」同様、多々あったものですから、よろしかったら覗きにいってみてください。」

晴耕雨読「せいこううどく」を「うんこで耕す」と読み替えた強者もいたりして、いつか五木寛之ふうに「青年はうんこで耕す」というマニアックな別ブログを起ち上げようかと画策したりするほど筆者はヒマではない。
N村さんと「晴耕雨読」に関してちょっとメールをやり取りしてる最中に、いつの間に電車は地下鉄路線へ。とある駅にて白い杖を持った老人が付き添いの娘さんとおぼしき女性と乗り込んで来た。目が悪く耳も遠いせいかかなりの音量で話す老人。
「.....んだからね、この歳になると思うわけよ。やっぱり人生「晴耕雨読」だなと。ん?わかんない?晴れた日は畑を耕し、雨が降れば家で本を読むわけだよ....」
思わず携帯画面から目を離し向かいに座った老人を見てしまった。

昼間秋葉原の創作和風パスタの店で超まずいスパゲッティーを食し、帰路本屋に寄った。筆者の辞書に載っている「本屋」とは「天国」と同義語である。念願の別役実の「道具づくし」の文庫本を発見し欣喜雀躍、喜々として購入す。
これは間違いなく昔読んだ本だ。その単行本は人にあげてしまったので手元にはなく、もう一度読みたくてずっと探していたのであった。「文章」「活字」が好きな方にはお薦めの一品であること間違いなし。
最後のページを見たら、文庫化は2001年だけど、単行本が大和書房から刊行されたのは「1984年」だった。
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