2011年7月21日木曜日

3.11「心のチカラ」

2011年3月11日は日本人にとって忘れられない、忘れてはいけない日になった。
今さら言うまでもないことだけれど。
なんとかして非力な自分にも出来ることはないのか。
当時そんな気持ちで焦燥感に近い感覚を覚えた人も多いのではないだろうか。
小ブログでその言葉にならない悄然とした思いを書き連ねた。
「東北で震災にあった野球を愛する少年少女たちへ、野球用具を送りたい。」
これを宮前区少年野球連盟副会長、兼20周年記念誌プロジェクトリーダーのK原氏が読み、速攻会長へ直訴、承認、即日震災復興支援計画が成立。小生がコンセプトワークとステッカーなどのビジュアルデザインを担当、連盟副事務局長兼記念誌ディレクター通称「編集長」N村氏が綿密な実務と全体ディレクションを統括、計画は推進された。
募金をつのり全21チームから約70万円が集まる。
ヘルメットに復興支援のステッカーを貼り、公式戦を開催。この子らが大人になってもきっと想い出してくれるに違いない。

先日の第一公園に新品の野球用具が届いた。
K原副会長からの報告を以下に列記しておきたい。

ボール(軟式C号球)    47ダース
グローブ          56個
ミット           12個
バット           27本
アンダーストッキング   300足
バットケース付リュック    1個
シューズケース       20個

宮城福島両県の少年野球7市7団体に打診し、結果宮城県名取市の名取市少年野球育成会さんに寄付させていただくことに決定。こちらではまだ震災で使えないグランドも多く、他市に比べ用具も満足には揃っていないとの理由から。
かの被災地の子どもたちがこれらを受け取った時の、目の輝きと笑顔を想像しただけで勝手にちょっぴりウルッときてしまう。
20周年記念誌に載せるため早朝に写真撮影。担当は花の台フラワーズさんのN本さん。記念誌プロジェクトメンバーの一人で通称「師匠」。プロ並みのカメラの腕前はさすがのクオリティーである。記念誌掲載予定の数々の写真でもこのクオリティーが大きなウェイトを占めるはずだ。今回のブログ写真は全て師匠の撮影によるもの。いつもより解像度高めの写真を掲載。N本師匠ありがとうございます。

この他連盟各メンバーの人のいろんな努力により名取市への発送まで完了。連盟の支援計画は完了したとはいえ、復興が終わったわけではない。むしろまだ始まったばかりだ。これからも同じ日本人として被災地の方たちの心を思いやり、私たちは「心のチカラ」で声援を送っていきたいと思う。

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2011年7月20日水曜日

こんなフツーの野球がしたかった

こんな、フツーの、当たり前の、王道の....野球がしたかった。
いや、して欲しかった、子どもたちに。
それが秋季大会昨日の長沢ドングリーズ戦。二日連続の理想的な勝ち。

1回表Fの攻撃。先頭打者Teruが四球で出塁、2番手Inoueが手堅く送り、3番主将Nabeが左中間を深々と破るタイムリー2ベース、日本語で言う適時打。あっけなく先制点をスコアボードに叩き込む。
4回またしてもF。5番Taguchiが四球で歩き、次打者Katsuがナイスバッティングの二塁打で追加点。
ところがその裏。簡単に二死を取ったあと、Dの「エースで主将で4番」のN君がセンターオーバーの二塁打を放つと内野安打、失策、また内野安打がからみいつの間に3:2に逆転さる。いつもならここで意気消沈...。
しかしここ数試合のFは下を向かない。
6回表Fの攻撃。Inoue相手エラーで出塁、Nabeの今日2本目の二塁打で走者2,3塁。4番Otoが初球を叩いた打球はライト前ヒット...と思いきや打球が強すぎていわゆる「ライト前ゴロ」。少年野球ではよくあるプレー。しかしその間に二人の走者が本塁に帰還、2点を入れて歓喜の逆転4:3。
7回まで戦いそのまま主審の「ゲーム!」のコール。
ふとベンチ後ろを振り返れば母たちが抱き合って歓喜。その輪に筆者も加わりたかったけれど、スコアブックを天にかざしぐっと我慢。

トピックスをひとつ。「Oto劇場」の一人舞台。
4:3の僅差で迎えた6回裏二死。投手OtoがDBで出したランナーが3塁。
打者はボテボテのファーストゴロ、一塁手Onoが捕球、カバーに走ったOtoへトス。スリーアウトチェンジと思った瞬間、Otoが落球し、バッターランナーはセーフ。本塁へ突進してきた3塁走者が帰還すれば同点だ....。
Otoは落球後、すかさずキャッチャーへ矢のようなドンピシャ送球、本塁タッチアウト。チェンジ。以前なら暴投で一点か、または本塁へ送球することすらイメージ出来ずに戸惑っていたはずのチームだ。

こんな野球らしい野球を望んでいた。こんな当たり前の野球がうちは今迄出来なかったから。
日曜は粘って辛くも逃げ切り、5:3。
昨日は諦めずに逆転勝利、4:3。共に接戦を制した価値ある2勝だと思う。
夜は久々指導陣で野球を肴に野球論議。Yanagisawa代表は最近のNabeのリードや主将としてのリーダーシップを認めざるを得ないことを吐露。更に監督不在が続く中、監督代行29番Otsuboさんの采配も評価するなどして座は盛り上がる。
ベストプレイヤーは4打数3安打2本のツーベース、主将として声も出てたNabe。更に投球が安定しリズム良くチームの勝利に貢献したOto。オマケと言っては可哀想だが、最近強い打球、力の乗った球を引っ張って打てるようになったOno。憎めないヤツだ。

このブログで何度も力説してきた筆者の持論。少年野球はまず「四死球と失策」さえなければ一定以上のレベルの試合が出来る。これ絶対の基本。これをこの数試合実践して見せてくれたフレンズではある

「...フレンズではある」。なぜ「フレンズである」じゃないのか?
この一文字にに筆者の微妙なニュアンスを感じ取れる人はいまい。北極のペンギンだって頭に「?」マークを浮かべるに違いない。ブログでも幾度か書いてるけれど、野球以前の人としての基本がまだまだだからだ。挨拶。声を出すこと。コーチの話をちゃんと聞くこと。下級生を思いやること。仲間を大事にすること.....。
今の上昇機運に乗ってもっと上に行くには、この基本が生成されてなければ行けないと思う。これは我々指導者が強制的にやって成り立つものではない。仮に強制的になし得たとしても、砂上の楼閣・砂浜で作った砂人形にすぎないはずだ。子どもはもちろん、親の家庭教育の資質も問われるものだと思う。野球指導者だけでは限界があるとおもうのだけれど。
いみじくも最後グランドで代表が同じことを子らに言っていた。
弱小フレンズが宮前の台風の目、ダークホースとなるためにも。
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2011年7月19日火曜日

自動うちわ仰ぎ機

3連休ともなるとネタが満載なんである。
ミルフィーユの断層のように細かく幾層にも折り重なり、ストックが増えて。
※連盟の震災復興支援プロジェクトが一応の完了をみた。その写真をぜひともアップしたい。花フラさんN本師匠のプロの手技による数カット。
※今日の秋季大会、対長沢ドングリーズ戦の話。勝った内容が良かった。
※女子野球「Queens」のTシャツ完成。
※Excelスコアブック集計の、全国の方からのメールでの交流。
.....。

そんなこんなをキチリと書くにはある程度の心構えを要するわけで。
疲れて呑んで帰ってから、深夜に書くにはちょっとヘビー。
ということで、今日はちょっと気張らずにユル〜イブログを。
今日は指導陣たちで祝勝会。
オヤジ飲み会になれば普段ならいつの間にか話の方向性が変わり、下ネタありいの、仕事の話ありいの、アカデミックトークからバカ話満載で夜は更けるのであるけれど、本日は終始一貫野球の話で焼酎一升瓶をカラにする。
酔ってうちのマンションにたどり着いたら、集合郵便受けの上に何やらモシャモシャの犬のぬいぐるみが。誰かの落とし物があり、この上に置いたものらしい。
「一人で夜中に淋しくないか?」
(ちょっと淋しい)
「オジサンちに来てもいいけど、キミの持ち主がキミを探して心配してるだろうからね。明日女の子がここへ探しに来てキミを見つけられなかったら、その子はもっと淋しいだろうから」
(うん...)
「持ち主の女の子が探しに来るまで、ここでしばらく我慢して待てるかい?」
(うん...)
「うっし、わかった。じゃあな、おやすみ」
(ハイ、おやすみ)
.....という会話を経て帰宅。

先日TV番組である芸能人が、自宅のお掃除ロボット「ルンバ」の話をしていた。
留守中にスイッチを入れて外出すると、勝手にあちこち掃除をする例のヒット商品のアレである。そのタレントはルンバの上にパンダのぬいぐるみを乗せて走り回らせるらしい。それをイメージした瞬間笑いがこみあげた。
ならばと筆者も考案。仕事部屋の扇風機に団扇をセット。自動うちわ仰ぎ機の完成。団扇が勝手に左右に動き、風を送ってくれる。更にディズニーキャラのトラのぬいぐるみを乗せてみる。かなりの働き者だ。文句もいわずにひたすら微風を送ってよこす。
今頃、階下の犬のぬいぐるみは、外の暑い空気の中でもう寝ているだろうか...。
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2011年7月18日月曜日

おまえの笑顔が見たいから

夏。太陽。木漏れ日。土の匂いと球音。

3連戦初戦の昨日の試合は対花の台フラワーズ。今年は防犯大会で準優勝の強豪チーム。Bチームは春季大会で優勝も果たしている層の厚いチームである。筆者は所用で行けなかったが、夜オヤジの飲み会がありたっぷりと試合経過を聞かされた。帰宅は午前3:00。スコアは13:5で負けはしたものの、5回までは5:3で強豪相手に相当善戦だったそうだ。連盟N村編集長からもメールをもらった。今日Kanedaスコアラーのスコアブックを検証。最終6回に投手をスイッチしたあと、四球、死球、失策のあとの3連打、四球をはさんで更に安打。点数は「惨敗」だけれど内容は「惜敗」。

一夜明けて今日は神木マーキュリーズ戦。6月に北部リーグで対戦した時は、8:1のコールド負けだ。安打数では凌駕したものの、やはり四死球・失策が要因で敗退。長身のピッチャーが大きなオーバースローで振り下ろす球は威力十分。
夏をテーマに写真で点描。

2回=先頭打者Taguchiが鮮やかな二塁打で出塁、7番のKoutaが三遊間を抜くタイムリーでフレンズ先制点。
3回=内野安打で塁に出たTeruをクリーンナップのNabe、Otoが連続3塁打を放ち2点追加点。Otoはランニングホームランなるかという果敢な走塁を見せたが惜しくも本塁死。
5回表=マーキュリーズが初安打。安打、捕手の送球エラーとWPがからんで2点を返され3:2。接戦となる。
5回裏=猛打爆発!4安打、Taguchiの2点タイムリーで再び5:2と突き放つ。
6回表=問題の最終回。簡単に一死を取るものの、次打者が内野安打、ワイルドピッチ、エラー.....。筆者は観戦していないが、昨日の悪夢が胸のうちにわらわら広がる。スクイズで1失点。5:3と追い上げられる。でもとうとう2アウトだ。悪い予感と楽観視が相互にせめぎあう。でも今日のOtoは違った。最終打者をサードゴロに打ち取りゲームセット!!

先頭打者が塁に出て、
2番打者が粘りを見せ、
3,4,5番が長打で5打点を挙げ、
下位打線は安打と送りバントを決めて....「野球」をやって勝った。

今日も全員にベストプレイヤーをあげたいけれど、敢えて選出するならば、Oto。
スピードはそこそこ、でも元々制球力のない投手。ムードメーカーなのにシーズン途中からは精神的にも落ち込むことが多く、余計に負担がかかったと思う。どうしてもストライクが入らない。少し前からオーバースローからややサイドぎみに投げるようになった。スピードは落ちたけれど、嘘のようにストライクが入るようになった。サイドになって今日はまだ日が浅いのに、スピードがほぼ元の球速に戻った。緩急をつけることも出来るように。
今日は投げては2被安打、2四死球、5奪三振、打っては4番の重責も果たし、ヤツの顔に笑顔が戻った。
季節はとうに夏だけれど、おまえたちの夏は今始まったばかりだ。
今年のベストゲームの一つになることは間違いない。
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2011年7月16日土曜日

天下の大新聞なればこそ

先週の土曜に読売新聞とタウンニュース社が取材に来た話は書いた。

んんっ?日本語って難しい。この場合の「土曜に」のコトバは「来た」にかかるのか、または「書いた」にかかるのか?「土曜に---書いた」のではなく、「土曜に---来た」が正解。書いたのは日曜日。
う〜む、冒頭から話が逸れてしまった。オープニングラップの第一コーナーを膨らみすぎて、ステアリング操作を誤りいきなりコースアウトしちゃったF1カーみたいに。う〜む、これではもっと話が逸れちゃいそう。

閑話休題。
その読売新聞神奈川県版、翌、日曜朝刊に早速掲載されていた。記事タイトルは「被災地の仲間へ 届け希望」。さすがプロのコトバは洗練されていて贅肉がない。限られた字数の中で事実に基づいた言葉を書き連ねる技は素晴らしいといつも思う。記事というのは事実だけを正確に伝えることが第一義。でも時に自分の感情や意見なども、記事の中に折り込んでみたいと思う欲求も時としてあるのではないだろうか?新聞でそれが出来るのが、社説を書く主幹や論説委員、コラムなどの担当者、記者の個人名入りで書くレポート記事などだ。それでもやはり字数との勝負。最初から贅肉を落とした文章の書き方というのを心得ているのであろう。
比してこの小生のブログなどは、メタボリックな修飾語と、中性脂肪で出来た比喩的表現で肥満児のレッテルを貼られそうだ。ブログタイトルに至っては過去の「右脳左脳が右往左往」だとか最近では「ロゴがゴロゴロ」などと、これでもかと言わんばかりのダジャレのオンパレード。小生、少しは反省....する...どころか、ますます増長してこの調子で書いちゃうのだけれど。

以前のタウンニュース社さん(←今、舌を噛みそうになりましたね)のように、記事紙面をそのままブログなどに掲載する場合は事前の承諾がいるのだそうだけれど、連絡をしてみたら心広く寛大なお許しが出た。地域密着型の良いところ。
しかし大新聞読売ともなるとそうも行くまいて。
実は私には前科があり、昨年9月23日のブログに朝日新聞の記事を同じ手法でここで載せたことがある。一面トップで満月が東京スカイツリーに架かる見事な写真の記事。思わず感動して速攻ブログに掲載。↓↓↓
「月とスッポリ」
後日朝日新聞社にメールで問い合わせた。当ブログは営利目的ではないことや、貴社を誹謗中傷するものではないことや、逆に朝日を讃える内容であることも伝えて。
ところが返ってきた返事は...個人ブログといえどもこれが広く一般に流布され、多くの人の目にするものとなる以上はウンヌン...。クレジットを入れなさい、写真を掲載するならこのURLからウンヌンカンヌン....。そのURLを辿って行ったら新聞写真の有料ダウンロードサイトへ導かれて...。あ〜面倒くさい。どれだけ面倒くさいかって、雨の日に深夜残業を終え、帰宅後風呂入って酒呑んで寝る直前になって、裏山へ山菜を採りに出かけるようなものだ。(すんごくワカリニクイですね)

朝日新聞の擁護をすれば、この朝日にしても実際にはわかってても黙認するものだろうと思う。こちらが申請しちゃったがために、受けた担当者は社の規定に従って仕方なくこうして欲しい、ああして欲しいと私に伝えざるを得なかったというのが本音だろう。現代のネット社会でいちいちこんなケースをあげつらっていたんでは、仕事にならないからね。
逆の場合があった。今日連盟の嵐のメールをやりとりして判明。小生の作った震災復興支援ステッカーが宮前連盟のHPに載ってるのだけど、これを静岡県富士市の少年野球ブロガーが取り上げており、しっかりデザイン画をコピペして載せている。うちの連盟副会長が偶然発見。私は素直に手放しで嬉しい。このデザインの主旨のひとつは、広く伝えることであり、被災地の気持ちを忘れないことが最も重要なことだから。
負けずにこちらもリンクを貼っちゃうよ。なかなか良いブログです。是非どうぞ。
がんばれ!富士の学童野球(被災地の野球少年少女への支援)

天下の大新聞だから、個人のちっぽけなブログになど関わっておれないのか。
天下の大新聞だからこそ、個人と言えども見過ごすわけにはいかないのか。
天下の大新聞なればこそ、個人の主旨を鑑み寛容なる裁定を下せないものか。

この読売新聞。さてどれだろう...。
ええい、確信犯で載せちゃおう。後日メールしてみよう....かな?
巨人(大きな人という意味。別に他意はありませぬ(^^))が、あくせく働く蟻を踏みつぶすことのないよう祈る次第。
(※クレジットはこの写真を拡大で表記。川崎版は誤りで神奈川県版が正です)
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2011年7月15日金曜日

兄と妹のバイク


HONDA Steed。400CC。息子のバイクである。
大学時代にバイト代で買った中古バイク。その後息子は独立、二子新地から駒沢大学駅前のマンションへ。そのたびにこのバイクも随伴してきた。
先週3件目の引っ越しを敢行。今は世田谷線の若林というところへ。
なんでバイクだけがうちの実家の駐輪場にあるのか?...聞いて下され。

駒沢大学駅前のマンションは、駅から徒歩30秒の超高層高級賃貸マンション。25階だったかな、変な間取りの部屋である。家賃も高いけどイニシャルコストがゼロ。その分家賃に反映されてるのだろう。息子は平凡なIT企業社員で給料は世間並み、FXとかなんて無縁。それでも男子27歳「将来を見据えたある理由」があって、高い家賃でもやっていけると計算しここへ転居した。このHONDA Steedと共に。

ところが「将来を見据えたある理由」が「予期せぬ想定外の理由」で途中で破綻。高い家賃がひとりの肩に重くのしかかる。
毎週末次の安い住居を探した。川崎溝口と世田谷上野毛にふたつ物件を絞る。すでに駒沢のマンションの退去日は決まっている。仲介不動産屋が自信を持って進言。「私に任せて下さい。上野毛の物件は審査が厳しいですが、当社にはコネクションがあるので、絶対入居出来ます」.....と。
溝口を断り、上野毛一本に絞る。退去期日はすぐ目の前。
結果....。3人の申し込みがあって息子は落選。
普段怒らない息子は私オヤジへの電話で不動産屋への怒りをあらわにしていた。どうやら不動産屋の手違いで、息子が申し込んだ時点ですでに入居者は決まっていたらしい。退去日の諸事情も知っているその若い不動産屋は反省の色もなくヘラヘラしていたらしい。
「....。ということで一週間後には駒沢を退去せねばならず、緊急避難的にそっちへ(実家=ウチ)引っ越すからヨロシク。当分家財はレンタル倉庫へ預けるから」
息子が戻って来ると聞いて事情に詳しくない配偶者は単純に欣喜雀躍。
ところが駒沢退去日の一週間前の土日に、新しい不動産屋で駒沢近くの若林に別物件を発見。速攻見に行き即決。私も速攻連帯保証人書類に判をつき木曜日ヤツの住居へ届ける。退去日ギリの土曜に契約完了し、その日のうちに引っ越し。気持ちのいい朝、パン屋の角を曲がったらいきなり台風に襲われたような一週間であった。
新居のマンションのバイクの駐輪場使用料がバカ高いうえ、空きがない。
結局バイクだけが緊急避難的に実家のうちへやって来たわけである。
コトの顛末は以上。みなさんもいい加減な不動産屋には気をつけましょう。
うちのケースは実家が近いからいいけど、地方から出て来て独り暮らしの子だったらどうしただろう。友人宅を転々とするにしても、そんな友人もいないような人ならば....。

この主のいない息子のバイクと嫁に行った娘のバイクをちょっと洗ってやって、震災復興支援ステッカーをヤツらに無断で貼ってやった。二人とも少年野球をやっていたから文句は言わせねえ。息子はこの相当ボロくなったバイクを二束三文でも売りたいと言っていたが、このステッカーを貼ったおかげで5万円が500万円くらいで売れるかもしれない。
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2011年7月14日木曜日

山形の錯乱暴?

このブログではあまり筆者の私的生活については触れない。決して意図的に隠蔽工作を企図してるわけじゃない。たまに息子や娘の話は書くけれど、配偶者の話はあまり書かない。なぜならネタが尽きなくて書き始めたらキリがなくなるから。更に揶揄した描写をしたらあとがコワイからだ。....たぶん。おそらく。パハップスメイビーなわけで。

たまに郷里山形の話も出てくる。この時季山形と言えば「サクランボ」。
山形には姉がいるので毎年これを送ってきてくれる。

食べ物は高価だからウマイというのは、全くのデタラメというのが筆者の持論。高いからきっとうまいはずだという先入観に脳が支配されて、見栄もありうまいもんだと思ってしまう場合があるのだ。自分の舌を信じなくちゃならない。希少価値だから高くなるのであって、高いからウマイとは限らないのだ。世界三大珍味のフォアグラ・キャビア・トリュフよりも漁港で食す鯵の開きのほうがうまかったりする。(確かに三大珍味はうまいけど...)(^^)
しかし、このサクランボは両方兼ね備えている。高いしうまいし、うまいけど高い。わずかな数量で3千円、5千円が当たり前田のクラッカーなんである。
去年も愛犬「りん」とサクランボの写真を載せた。
若い娘は〜♪(去年のブログ)
「うましっ!」今年も思わず掲載。りんは「錯乱状態」+「乱暴者」で=「錯乱暴」=サクランボ。早く食べたくて気が気じゃないワンコ。くぃーんくぃーんとうるさいとこがまた可愛い。
皿の絵柄をよくよく見れば偶然サクランボのイラストあり。キティーちゃんの耳飾りもサクランボ。レディー・ガガも気に入ってくれるに違いない。