2013年5月27日月曜日

感謝!!!

すぐに書かなくてもまだいいかと思うブログネタってある。逆にすぐに書かねばと思う話もあるわけで。

今日は前回のリトルグリーンズ戦のリベンジ、雪辱を果たした練習試合があった。帰って書こうと思ったのだけれど、夕方になって祝勝会....てゆーか兼Minamiの退院祝いをみなで開こうという流れになったらしく、最後にその場にいた父や母たちに声をかけ、勢いで開催することに。Nishinaka、Suekiオヤジのありがたい画策であった。感謝。

父たちはごんごんやって来て、母たちは子どもらにご飯を食べさせてからスライド参集。いつものパターンではある。誰彼来るたびに「カンパ〜イ!」その度に「Tさん、退院、おめでとうございま〜す」オヤジグループでがんがん野球の話やここでは言えない○○な話で盛り上がった。後半、筆者は千羽鶴を折ってくれた母たちグループに礼を言うため、オンナの園、オトコ一人単身大奥のテーブルへ乱入。Minamiの闘病話や彼女らの子育て苦労話で皆おいおい涙を流したり、反転母たちの自分の子の出産経験話があまりにリアルで生々しくて、一同大爆笑したり。

感謝、感謝である。特にNishinakaオヤジの気遣いには参った。ありがとう。
オヤジが言った「とんでもない、Tさんだって逆の立場なら同じようにしたでしょう?」
確かに。....ありがとう。

グリーンズ戦でQのJuriがランニングキャッチしてアウトひとつ獲ったことや、フレンズのリベンジ勝利のことなどは、また次回書いていこうと思う。それに筆者の帽子コレクションがまたひとつ増えたこととか。

このブログは飲み会から帰って書いている。
Macを起ち上げてメールチェックしてみたら、随分多くの方たちから連絡いただいたのだが、今日も更に野球関係のお二人からMinamiのことでメールをいただいていた。ありがたし、....感謝である。返信はゴメンナサイ、明日します。

酔っぱらって帰りの道すがら、ケツのポケットの新しいTKの財布を右手で確かめ確かめ歩いてきたのは言うまでもない(^-^)/
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2013年5月25日土曜日

連続私事で恐縮

なくした財布は戻ってきそうにない。もし沖縄西表島の道ばたで落としたのなら、その晩きっと自宅まで届けにきてくれる人がいて、即泡盛で宴会となるに違いないのだが、残念ながら、ここはおおらかな南方の島ではなかったと思うことにする。
そんなアンハッピーなトラブルを凌駕して余りある、超ハッピーな出来事があったのは前回書いたわけで。
でもあまりに個人的な話を書くのは勇気がいるものなんである。更にブログの嫌いなところは何か?というアンケート調査があって、それによるとダントツ一位が「自慢話」が鼻につく、なのだそうだ。筆者も賛成。

と言ってる端から、舌の根も乾かぬうちから、今回もまたプライベートな話。
おまえは露出狂か!素っ頓狂かっ!と言われても仕方がないのを覚悟で。滅多に家族のことは書かないようにしてるので、たまには良いではないか。

先月20日に愚息が結婚した。と言っても式を挙げたわけではなく、婚姻届けを世田谷区役所に提出したのであるが。現代の結婚事情なるものは、4割超えで式は挙げないのだそうだ。「面倒くさい」「金がもったいない」というのが大きな理由。おおいに納得出来る。息子たちはいずれ身内だけで披露宴はしたいと言っていたが。
相手のお嫁さんは中学時代の同窓生。当時は全く知らない間柄だったらしいが、オトナになってから同窓会で知り合ったらしい。とてもしっかりした可愛い女性である。もし、スポーツ新聞の芸能人の結婚記事ふうに書けばこうなる。
「T.Junnosuke、優香に激似の一般人女性と電撃結婚!」みたいな(^-^)

今日はその彼女のご両親と初対面の日なんである。「......本来でしたら、こちらからお宅に伺いご挨拶すべきところを、順番が逆になってしまい......」こちらは大事な娘さんをもらう立場であるからして、平身低頭は当たり前で。食事が進むにつれ互いに打ち解けてきた。嫁さんのお父さんは器の大きな人で、驚いたことに見た目には宮前連盟のSouma会長を彷彿とさせるような人物であった。ひとつまた、親として大きなハードルを越えたような気がした。
このブログをご覧の30代40代の、小学生をもつ親御さん。筆者のような立場になるのは遠い話と思ってるに違いない。昔の自分がそうだったから。でも、あっちゅう間なんである。オトナになればなるほど成長が鈍くなるが、子どもの成長とは光陰矢の如し。

さてこの会食は息子夫婦主催で地元、鷺沼の某所で行われた。
全国の読者の方にはローカルすぎて面白くないと想像するが、おそらく宮前区の方ならご存知のはず。偶然撮れた次の写真は、まるで京都を舞台にした今村昌平監督の日本映画のワンシーンのようだった。

「とうふ屋うかい」である。あの高級料亭、うかい亭の系列店。
ジブリの「千と千尋の神隠し」のモデルになったとかならないとか。アレは全くのデマである。四国の道後温泉の宿をモデルにしたらしい。建築的には確かにゴテゴテの悪趣味と揶揄されるだけあって、あの映画の湯屋に似ていなくもないが。
中居さんに案内されて中庭を囲む迷路のような回廊を潜り抜け、一番奥の部屋へ通された。筆者は建築業界の端くれの者としてどうしても設計に目がいく。先入観から少し下に見下ろしていたのだが、これがなかなかどーして、立派な仕事をしていた。本格的和の建築をちゃんと踏襲していたんである。これでもかと言わんばかりに詰め込みすぎた感のある中庭は、本格数寄屋普請のわびさびとは対極にあるけれど、これはこれで十分楽しめる空間であった。

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179日めの希い


「こんにちはTです。ご心配いただいた方々へご報告します。
2歳半のMinamiが先週土曜日に無事退院いたしました。

昨年11月に急性白血病で倒れて以来、長きに渡る抗ガン剤治療で、本来は6月中旬に退院予定だったのですが、予想以上に治療が功を奏し快復が早く、1ヶ月前倒しでの退院の運びとなりました。
まだ副作用で頭は丸坊主状態ですが、本人は至って元気、無邪気に終始笑顔を振りまいておりました。

この度、みなさんにはご心配をおかけし、またメールやグランドで温かい励ましのお言葉をかけていただき、本当に感謝いたします。お陰さまでこのように嬉しいご報告をさせていただくことができました。
重ねがさねありがとうございました(^-^)

本来なら個別にご挨拶すべきところですが、文明の利器・電子郵便にてBccで送信しますことをご容赦下さいませ。
更に不埒にも近日中にブログでも記載のつもりでおります。
今後は明るい少年少女野球の未来のために、なお一層の精進を心がける所存であります。

なんてお堅い文面はこれくらいで。これにご返信のお気遣いは必要ありません。読み流して下されば結構です。またもしこのメールで初めて知ったという方には突然のことで申し訳ありません。
ご報告とお礼が言いたくてメールしました。本当にありがとうです!!!
                                T」

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以上はご心配をおかけし、励ましいただいた方のみならず、おそらくこのブログを読んでMinamiのことを知っているであろう方々に送ったお礼と報告のメールである。携帯のアドレスを知っている人だけではあるが。
うまく一斉送信出来ずに返ってきてしまったりもして、行き届かなかった方もあるやもしれず。Queens関係には2回に分けて送ろうと、半分の方に送ったところ、すぐにKasaharaさんからメールあり、Qの一斉連絡網に流してもいいかとのこと。あとの半分の方々は取りやめてありがたくお任せすることにした。

メールなんぞを送ったのは、私事なので、もしや受け手にしてみれば押し付けがましいのではと、逡巡したのであったけれど、お世話になった人にはきちんと報告すべき責任があると思ったからだった。
自分だけが浮かれているようで恥ずかしい思いもした。返信無用と書いたにもかかわらず、多くの方からおめでとうのメール。その中で以外にも周りの身近な家庭にも難病や大病にかかわっている方がいることを知った。
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姪からもメールがあった。2歳6ヶ月の子が半年間病気入院していたということは、その子の人生の1/5を闘病生活していたことになると。40歳で換算すれば実に8年間に相当するわけだ。改めてよく頑張ったねと、今から娘の家へ飛んで行ってもう一度Minamiを抱きしめてやりたい衝動にかられる。
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本人はもちろんであるが、一番辛い思いをし、頑張ったのは親であることは想像に難くない。親の愛情と努力には頭の下がる思いだった。179日間一日も休まず病院へ通った母親。病院の駐車料金が高いため車を使えず、電車の定期券で通った。同じくほぼ毎日、仕事が終わり次第現場から車で病院へ行く父親。彼はMinamiの肝心の退院の日に、相当気が緩んで安心したのか高熱を出してしまい、うつるといけないとの思いから実家に帰り寝込んでしまった。
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めでたく退院である。それはそれで手放しで喜びたい。「天にも昇る気持ち」というのを何年ぶりかで味わった(^-^)
でも。
二十歳になるまでは刺身などの生ものを食してはいけないなど、更にこれからが長い闘いが待っている。昨年病院に運ばれた夜、白血病のことを調べた。「急性骨髄生白血病」は二十歳までの生存率は楽観できるほどではないことを知っている。再発の可能性は決してゼロではない。フジTVの大塚氏の再発のニュースを知った時は暗澹たる思いであった。しかし、それで下を向いてはいけない。

Minamiよりも1ヶ月早く入院した同じ白血病の女の子がいる。年齢もほぼ同じMomoちゃんというのだそうだ。二人揃って病院で食事している写真を見せてもらった。二人ともつるつる頭で楽しそうにしていた。そのMomoちゃんはまだ病院で治療を続けている。取り残されたその子は、今晩病室でどんな夢を見ているのだろうかと思いを馳せると、どうにもやりきれない気持ちになってしまうのだった。
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子どもから大人、年齢に関わらず女性のにっこり笑顔に勝てるオトコはこの世にいない。
Minamiは特別小児病棟のアイドルだったらしい。医師看護師から絶大な人気だったとのこと。以前からその話は聞いていたのだが。
某所、S医大病院を退院の日、こんなサプライズがあるとは知らなかった。
担当の医師看護師21名の方たちからお祝いの色紙をもらったのだそうだ。

これを娘の家で見せられた。上から順番に読んでいったのだが....。
4つめを読んでいるうちに図らずも目の前がふいに滲んできてしまい、涙のカーテンで視界がさえぎられてしまった。

一緒に心を砕いてくださった周囲の皆さん、病院関係の方々に本当にありがとう。
そして、まだ病の床に伏して闘病している多くの子どもたち。暗い夜が明けてきみの、その枕元に明るい太陽の光が燦々と注がんことを切に希(ねが)う。
希望の光は誰にも等しく照らされているのだから。
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2013年5月23日木曜日

Friends&Queens

Friends(友達)とQueens(女王)である。字面から見ても女王のほうが偉いに決まっているんである。でも今日は勝った負けたではなく、仲良くカップリングしての男女混合ダブルスブログと行きたい。

日曜のフレンズ。毎年宮前からの参加も多い、リトルシニア高津区ドジャース主催の大会、「ドジャース杯」である。

対戦は千年(ちとせ)子供会野球部。
筆者、ほぼ互角と予想したが久々に相手を見誤った。良い意味で。初回早速1点の先制点を許したのだが、その裏先頭打者Ruiがいきなりの2塁打。2塁打を打ったのはRuiだ(^-^)続くMamoru、Hiroの長短打で一気に3得点の逆転に成功。2回にも1点加点し、3回には更に3安打ながらも相手四死球、失策もからみ一気呵成の7点。
終わってみれば3回終了時11:1のコールドゲーム。いつもはされるほうが多いが、久々の大勝であった。子らとベンチスタッフとのハイタッチも久々に見る光景。ベストプレイヤーはしっかりスコアブックにつけておくぞ、後日ね。

Queensの広報担当でいろいろやっていると、気を遣ってくれてQのメンバーから言われることがある。「Tさん、そんなにQueensをやっていると、フレンズさんから焼きもちやクレームとか出ませんか。大丈夫ですか?」とかとか。焼きもちを焼かせるのはオトコの本望だ。ところが悲しいかなFは誰もジェラシーを感じてくれないわけで。てゆーか、フレンズというチームはそのへん太っ腹で大らかなので、全然OKなのである。女子のチームだから、ということもあろうか。

日曜午前にShimizu母から電話あり、今からイースタンリーグの写真をUSBに納めたものをお持ちすると。待ってましたなんであった。Shimizu母個人でわざわざフレンズへポカリとキャンディーの差し入れまで持ってきていただいた。感謝。しばらく談笑し当日の様子などを訊く。カメラマンはShimizu父とのことだった。
さて写真だけで想像も交えての記述だから誤報もあるかもしれぬ。
ショップで買い物したあとMurataコーチに見送られいざ出陣。

イースタンリーグ公式戦ジャイアンツVSスワローズである。
ジャイアンツ側のボールボーイならぬボールガールを務めるはNoeriとAyano。

下のNoeriの一連の写真が面白い。
1.打者のバットを拾い上げそのまま1塁コーチャーへ。
2.恐る恐るレガースを受け取る。
3.4.ジャイアンツベンチへ帰還。
5.選手たちが何やらにこにこ笑顔でNoeriを出迎える。誰か知らぬが優しいお兄さんがバットなどを受け取ってくれた。
6.大役を終えほっとして定位置に戻る。
小さな女子の存在がベンチに柔らかな空気を醸し出したのは確実であろう。


押すな押すなの5万の大観衆の中にはKasahara代表、Koshimizu監督、Murataコーチ、Yamamoto母、Shimizu母の姿も。

特派員の命を受けて球場カメラマンとなったShimizu父。ネット超しに写真を撮ると時に手前のネットにピントが合ってしまい、肝心の我が子がボケボケになっちゃうんであった。それでも何枚か良い写真をチョイス。後半はぐぐ、ぐんと冷え込んで、大人のぶかぶかのグラジャンを着込んでの女王たち。袖口がボヨヨンと伸びてまるで巨人、いやジブリ映画の巨神兵の腕のようになっている。それはそれでなかなか可愛いぞ(^-^)
ヤクルトベンチ担当はHinataとAkari。

16時から始まった試合は最後は薄暗い中でゲームセット。
みんなお疲れさん。
そして良い経験になったね!(^-^)/
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2013年5月21日火曜日

残念無念で断念

日曜の晩、背中に羽が生えて天にも昇るような嬉しいことがあってしこたま酒を呑み、帰宅後床にごろりと寝てしまったのが良くなかった。つい気をゆるゆるにしちゃったわけで。昨日、今日とダル重の頭を抱えつついろんなところへメール発信。なんとか今晩はブログを書こうと画策していたんだけれど。例えば、

1.ドジャース杯初戦コールド勝ちのこと。
2.Queensの子たちのイースタンリーグのこと。
3.南のこと。

先ほどから悪寒がし始めたので、やはり今日も執筆は、断念。
そんな中、月曜は小ブログに多くのアクセスいただいたのに、更新してなくて、残念。
期待を裏切ることほど忸怩たる思いはなく、無念。

気持ちを切り替えてまた次回なんである。
すまぬが寝る。

2013年5月18日土曜日

We Can Do It !

爽やかな五月晴れの空のもと、今日はフレンズの子らがいる二つの小学校に足を運んでみるとすっか。幸い仕事はOFFで土日休めそうだ。反して配偶者は逆である。昨晩は区役所で会議、今日AMは西有馬小運動会へPTA会長OBとして参加、午後は子供会の行事、夜は民協の総会とやらで留守。ほぼ毎週こんな感じである。

まずは歩いて1分の西有馬小学校へ。
お〜、やってるやってる(^-^)ここにはMamoru、Ben、Ayuto3人の子が通っているんである。筆者の息子娘が通学していた学校でもあるからして、なんだか懐かしい。赤白帽に運動着を着て大勢の子らに埋没すると、とたんに我が子の姿を見つけ出すのが困難になる。みな同じように見えて仕方がない。徒競走で走る姿を撮っていたつもりが、あとで見てみると全くの他人だった....なんてホロ苦い記憶が蘇る。当時のビデオカメラは今ほど高性能ではなかった。(というのは言い訳であるが)

グランドであちこち探したが発見したのはMamoruだけ。奇しくもすぐ横で徒競走の準備で集合していたんである。「Tさん、こんにちは」サングラスをかけた妙齢の美人マダムから声をかけられた。鷺沼ヤングホークスのTakahashiさん夫妻であった。イケメンダンナTakahashi父には「あの時の稗原小のブログ最高に面白かったです」とお誉めの言葉。こちらこそアリガトウ(^-^)更にハリウッド女優のスカーレット・ヨハンソンも観にきていたんである.....いやいや、激似のSone母であった。もちろんQueens繋がりである。最初にスタートを切る少し緊張ぎみのMisakiや、天真爛漫のココロとろかす笑顔で会釈してくれたQの主将Himariもいた。子どもたち皆に言えることだが普段我々OBオトナコーチは彼ら彼女らのユニフォーム姿しか見ていないけれど、こうして運動着姿で見るととたんに幼くみえて、やっぱり小学生なんだなあと合点がいくのだった。
Himariの腕には「We Can Do It 6」のサインペンで書いた文字が...。
今日のブログタイトルはコレをパクらせてもらおうと、瞬時に決定しちゃうんであった。

「ヨ〜イ......パンッ!」
しかしまさかフレンズのエースMamoruとQueensのエースで主将のHimariが一緒に走る組だとは思わなかった。慌ててシャッターを切る。鼻差でHimariが1位だった。1位Queens2位フレンズ。昨年の悪夢が脳裏をよぎり、さぞかしMamoru父、Suekiオヤジコーチはまた地団駄踏んだに違いない(^-^)しかし、筆者にはわかる。優しいMamoruはきっとジェントルマンでレディーファーストで女子に華を持たせたに違いない。

西有馬は昔からそうだが、校庭が狭いのに学童数は多いから保護者たちも多く外野席はぎっしりという図式になり、勢い常に人垣が出来てカメラを向けるのも容易ではない。従って藤原紀香・陣内智則の結婚発表記者会見以来の、オヤジカメラマンの脚立が所狭しと並んでいた。

西有馬小スタジアムをあとにして、今度は一路有馬小学校ドームへバイクを駆る。
こちらはゆるゆるの長閑(のどか)な運動会。スペースたっぷりあるし。児童数が少ないためかまだ昔ながらの紅白に別れての競技である。キョウビの運動会は紅白二つに分けず、いろんな色に区別されて数チームに別れてということが多い。アレは人数のせいではない。子どもの時分から勝敗の白黒はっきりさせられて、負けたほうが可哀想だ、との妙な教育理論からだ。なんだかなあ、それもどーかと思うけれど。
いるいる、フレンズ連合のブルーシート親軍団が。

西有馬同様、視力が悪いせいもありどこに誰がいるかよくわからんわけで。それでも親たちに「ほらほらアソコ!」なんて教えられながら点景を切り取ってみる。

ここ数年ゴールデンウィークや運動会の日は、仕事や所用で観にいけない年が続いたが、今年はどうにか気持ちのいい土曜であった。昼ご飯は家族ごとにランチタイムを過ごす。筆者も昔はこれが楽しみであった。午後は用事があるのと、このブログを書いちゃうために有馬小ドームをあとにした。

なぜすぐにブログを書いてしまわねばならぬのか。
今日はあとでもうひとつ、ブログを書かねばネバダなんである。
イースタンリーグ公式戦GvsSでなんと我がQueensの子がボールガールを務めることになったのだ。あとで号外新聞を執筆しなきゃなので、広報デスクの私はジャイアンツ球場へ派遣してる記者からの電文写真を待つため、ここを離れるわけにはいかないのだった。
でも、ホントに来るのかなあ〜(^-^)
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大工の掘建て

「医者の不養生」という言葉はほとんどの方がご存知だろう。
実はこれに続く言葉がある。「医者の不養生、教師の不勉強、大工の掘建て小屋」
その道のプロに限って案外と自分のことは無頓着なものだ、というほどの意味合いだろうか。筆者はこの業界で店舗デザインや商業施設の設計を生業とする身だ。時にグラフィックデザインやイラストの仕事もやっちゃう、悪く言えば器用貧乏。事務所兼自宅は先の言葉どおりボロいもので、リフォームしたのは遥か彼方の昔である。仕事部屋も実に雑然としたものだ。あわよくば小説家に転身し、文字通り「晴耕雨読」の夢の印税生活を送り、ボルサリーノと革のトランクケースを片手に船旅で世界一周といきたいけれど、100万光年かかっても無理だろう。
ん?、いけない、光年は距離を表す単位だからして、これは日本語が間違っていたぞ(^-^)

そんなワタクシでもこだわりたいモノはいくつかある。例えば革製品である。筆者ブランドには興味はなく、無名のノーブランドでも安くて良いモノが好きだ。ヴィトンやプラダもどうでもいい。但し店頭で見て良いと思ったモノがたまたまブランド物だったということは良くある話で。

40を目前にして会社を辞め独立、恵比寿に事務所を構えて最初に購入したのは携帯電話。次にボロくなった鞄を買い替えた。いろいろ探しまわった挙げ句に出逢ったのがTK、TakeoKikuchiであった。自分の感性にビビビッと来ちゃったわけで。そのバッグは十数年未だに現役で使っている。革の色、艶、鞣し方、どれをとっても筆者の好みに合致しちゃう。相当くたびれてきたが全然手放す気はない。TKは30代だった若造が持つにはいささか背伸びしているかと思えたけれど、惚れてしまったものはいたしかたない。英国伝統のダンディズムをベースに遊び心のモダニズムをアレンジしたデザインが大好きだ。TKのスーツにボルサリーノをかぶり、船長主催の船内パーティーに行ってみたいぞ。

さて先日財布を紛失した話は恥を忍んで自虐的に書いてしまった。「きっと見つかりますよ、有馬に悪い人はいないと信じて」と高知のコーチ・フレンズNishinakaオヤジに励ましのメールをもらったけれど、未だ警察からの電話でiPhoneの着信音が鳴ったためしはない。先日生きてゆくためのガソリン(=酒)を買おうとレジ前で懐から金を引っぱりだしたのは、銀行備え付けの紙封筒であった。恥ずかしいものだ。
そーだ、金はないけれど財布はいるのだった。米を買えないくらい貧乏でも茶碗は持っているではないか。

良い革製品は一生ものである。一生使うならば良いモノを選びたい。ネットでクリクリ上下スクロール、、ギャンギャン飛び回り検索する。
「おっ!これは」というのがあった。感性にビビビというやつだ。あっ、俺これ買っちゃうんだろうなとすぐに直感した。ヴィトンのように数万円はしないが、中学生のびりびりのマジックテープ財布のように数千円では買えない。「マジか、うぬぬ、ちょっと高え〜よ〜」奇しくも紛失した財布に入っていた現金とほぼ同額であった。
やおらブランドを見てみると......

TK。TakeoKikuchiであった。

50代になってやっとおまえもこれを持ってもいいぞと、TKが囁いているような気がした。
速攻、清水の舞台から全裸で飛び降りるくらいの気分で購入した。
もう死んでもなくさないぞ(^-^)/


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