2014年12月31日水曜日

有終の逆転サヨナラ優勝!(2014NPBジュニアトーナメント大会)

12月31日の大晦日。最後に連盟広報としての大仕事が待っていたんである。
NPB主催のプロ12球団の少年野球チームによる、「ジュニアトーナメント2014」福岡ドーム決戦なんであった。これはおそらく小学生学童野球の日本最高レベルの大会である。以前の「晴耕雨読」で既報のとおり、宮前からはジャイアンツJrへ3名選抜されているのだった。連盟副事務局長のNishimuraさんが帰省途中で単身福岡に寄り、その模様を2日間に渡り宮前関係者へメールで詳報を電送してきたんである。

筆者、まがりなりにも連盟広報を拝命している身、ここはブログにて報告しなきゃなんであった。昨日の時点ではNさんからのメールを整理して想像を加えて脚色し撹拌咀嚼したのち執筆に、と思ったんであるが、今朝連盟HPを見たらWEB担当でもあるNさんが早速かの地からPCで詳報をアップしていたんである。早速Nさんの了解をもらいこれを引用してしまう横着ブログなんである。

以下、「※青い文字」のみ筆者の挿入文。それ以外は宮前連盟副事務局長であり、永遠の文学青年であり、少年野球とセンシティブなユーモアをこよなく愛し、当少年野球「晴耕雨読」のヘビーユーザーでもあるNishimuraさんのペンによる記事なんである。
ここでは割愛している部分もあるので、連盟HPも右リンクから是非4649アクセスして下さい。
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12月27日
12月27日夕刻、福岡着。広報部長Tさんの代理で、明日から開幕の12球団ジュニアトーナメントを取材しますぞー。ホテルで一人住まい。寝坊して遅刻したらごめんなさい。

ジャイアンツJr.、初日の応援団集会。私の撮影では、やはりダメですね。LUMIXとiPhoneの2機種で撮ったものの、結局、慣れたiPhone写真を選択。そっちで撮った写真の方が、まだましだったので。。お盆の時期に、ご先祖様を囲んだような写真となってました・・・
※確かに(^-^)写真あり。こちらは連盟HPでどうぞ。
12月28日
やっとこさ、ヤフオクドーム着。

第1試合:ファイターズJr.4-1マリーンズJr.▶第2試合:ジャイアンツJr.1-1スワローズJr.◆ジャイアンツJr.、先制点を「もらう」も、6回に「お返しあげて」引き分け。グループDは、明日のタイガース戦次第で決勝トーナメント進出チームが決まります。▶第1試合:タイガースJr.対スワローズJr.。第3試合:ジャイアンツJr.対タイガースJr.
どちらのチームもエラーで取った1点のみ。「あの子は将来プロかも?」の選手もいました



12月29日
12月29日、大会2日目。第1試合:スワローズJr.9-7タイガースJr.。ジャイアンツJr.は、12時10分開始予定のタイガースJr.戦で3点差以上で勝てば、決勝トーナメント進出が確定します。
※ここで「大会裏話」なる記事あり。こちらも連盟HPでどうぞ。
今日のタイガーズJr.戦。スターティングメンバーとエンディングメンバー。


ジャイアンツJr.対タイガースJr.戦は13x-1でジャイアンツJr.の勝ち!宮前の3選手も勝利に大いに貢献しました。大会三連覇まであと2勝!明日は朝7時30分からベイスターズJr.と準決勝。勝って12時頃からパ・リーグの勝ち上がりチーム(東北楽天イーグルスまたは北海道日本ハムファイターズ)と決勝戦!

12月30日
準決勝。ジャイアンツJr.は、3-2でベイスターズJr.に勝利しました!
2安打だけど、守り抜いて勝利!
※かなり伯仲した死闘だったらしい。薄氷の勝利といったところか。メールを順々と読みながらちょっとドキドキしてしまった。

いよいよ決勝戦!対北海道日本ハムファイターズJr.戦。
ジャイアンツJr.は後攻。2-1で6回までリードも、最終回2点取られ逆転を許す。ジャイアンツJr.最後の攻撃。9番宇野選手、ショート頭上を越えるヒット。続く1番山田将選手は、無念のピッチャーフライ。1アウト1塁。2番主将の福住選手、ライト前ヒット。3番の石倉選手が、ライト線へのエンタイトル2ベース。これで同点。ランナー2・3塁。そして4番黒住選手の打球はセンターへの飛球。3塁ランナー、タッチアップでホームへ帰り逆転サヨナラゲーム!ジャイアンツJr.、大会3連覇達成の瞬間でした!!

【これって、こないだの新人戦決勝戦と少し似てません?両チームのスコアラー氏なら、きっと分かってくれるはず】
※新人戦片方のスコアラーだった筆者。まさにそっくり、その通りなんであった。勝利目前に追いつかれて最終回奇跡の勝ち越し、しかしその裏外野フライでタッチアップによる逆転サヨナラ負け。ウルフにとってはその逆で劇的なサヨナラ勝ちであった。Nさんはあの時のビデオテープを観ている錯覚に陥ったに違いない。ちなみに筆者はフレンズ、Nさんの出身母体がウルフであるところも面白い(^-^)

何はともあれ、2014年ジャイアンツJr、破竹の大会3連覇おめでとう!
宮前の3選手Nonta、Kippei、Soraも大活躍したようだ。
彼らの母体チーム関係者はもとより、我々宮前で少年野球に携わる者全員にとっても、この子らと宮前を誇りに思うのであった。

※下の結果はNPBのHPから引用させていただきました。
※また明日、元旦から今大会の各試合が有料放送の「J SPORTS」にて放映される。
「駅伝もいいけど少年野球もね!」(^-^)




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冬空に舞う

「スピーチとスカートは短いほど良い」
男にとってこれ以上の心躍る素晴らしい名言はない。
あえてもうひとつ加えるならば、ブログも短いほど良いのだ。「晴耕雨読」は長すぎるのであると自認する。アイドルや芸能人の「今日のランチは○○食べちゃいました〜」的な、どこが面白いのか理解に苦しむ、かつ、短すぎるブログはいただけない。短すぎてはいけないが、適度に短いのは良いことだ。2013年に「来年は絶対短文にするぞー」と誓ったにもかかわらず、2014年の今年、短くなるどころか、こともあろうに更にもっと長いブログになってしまったんである。
うぐぐ、来年こそは....。天声人語くらいのぎゅっとした短い名文に仕上げて、夜はさっさと寝たいものである。

さて12月30日。今日あたりはヒッチコックの映画「裏窓」でも観てまったりと過ごしかったけれど、最後にまだネタが残っていたわけである。今年最後の練習納めであった。
午前中は西有馬ドームで親子野球大会のレク。1年生Yohjiには専任コーチが付かないと砂場へ「逃走」する怖れがあるため、Soneオヤジがつきっきり。おかげで以前と比べたらかなり野球に接するようになった。
親子対決がセオリーなので親がバッターに入ればその子がピッチャーで投げるのが伝統である。子どもも慣れない嬉し恥ずかし晴れのマウンドだ。小さな巨人Kyousukeが球を握るとまるでソフトボールのように見える。この子も成長著しい選手である。

穏やかな冬の陽だまりで次々と親やコーチが打席に立つ。それを観戦するオトナたち。

さてここからは一気に親たちの打席の写真を。これも毎年掲載してきた。オトコどもはイイところを見せたくて力が入り、オンナたちはキャーキャー言いながら。母には三振はなし。五振しようが十振しようがバットにボールが当たるまで。トミーことTomiokaオヤジはさすがの大飛球をかっ飛ばしていた。



午後は有馬小に移動。これも毎年恒例のカレー大会。今年は6年母3人とSone母が担当したらしい。毎年いろんな家庭の味が楽しめるから筆者はこれが大好きなんである。(※ちなみにQueensの新年会も母たち手作りの総菜を持ち寄る。これも楽しみである)
大人用辛口・中辛・子ども用甘口とバラエティーに富む。全部試食した。
うましっ!
おやおやNatsuki母が大口開けて喰らってるではないか。これをアップで掲載しなければ、あとで彼女に怒られるかもしれない。こういう写真があれば彼女は「おいしい」と思うたちなんである。まるで笑われてなんぼのお笑い芸人の域に達しているんであった。
可愛い顔してカレーライスをおかずに白飯を食うのである。

午後はグランドのマーカーが頼りなくなってきたため一新することに。昔フレンズにKanekoコーチという人がいたのだが、何も見ずに正確にマーカーを打てるノウハウを知っていた。今日は七転八倒の末になんとか打ち込みを終えた。筆者設計を生業としているので、図形の定理やコンパスを使った作図は専門であるが、現場で平行線を出すのは苦労する。筆者は1センチでも狂うと嫌なので細かくやっていたのだが、後半は他スタッフに任せた。全ての基本は本塁・ピッチャー・セカンドのマーカーを確定することが始まりである。そうだ。西有馬も打たねばなんである。しかしここは是非、グランド共有している有馬子供会さんにお任せしたいのであった。
他のオトナと子どもたちは倉庫の大掃除やボール洗いをやった。子どもには良い経験になったはずだ。

最後は恒例の親子コーチ全員円陣を組んで一本締め。
そのあとは「愛と青春の旅立ち」的天高く帽子投げ。
筆者の撮った写真よりも、あとでLINEにあがってきたAkene母の撮った写真のほうが秀逸であった。冬の青空には偶然飛行機雲が。まるで祝福にブルーインパルスが去って行ったかのような。

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ここから更に、昨日と今日福岡ドームで行われたプロ12球団傘下の小学生チームによるジュニアトーナメント大会の模様を追記するつもりであった。しかし、エネルギーの備蓄が尽きてしまったので明日に持ち越しである。やはりブログは短文にしなきゃ持たないんである。
結果だけお知らせしよう。
宮前から3名が参加しているジャイアンツJr軍団が、
死闘の末に決勝まで進み、
更にまた死闘の戦いの末に劇的な、
.................
見事、三連覇を達成したんである(^-^)

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2014年12月29日月曜日

年末、諸行有常の響きあり

国語入試問題にこんな問いが出たらあなたならどうしますか?
問「なるべく複雑で難しい漢字の四字熟語を多用して小説風の短文を作れ」
筆者ならこう回答を書く。
「....やがてパンドラの箱の地底に降り立った僕が見たものは、想像を絶するおぞましい光景だった。恐る恐る扉を開けると、そこは魑魅魍魎が跳梁跋扈する阿鼻叫喚の地獄絵図なのだった....」

これは先日昼間、無意識のうちにふと天から降臨してきたフレーズなんである。もったいないので忘れる前にブログに書いてしまうのである。
※読みと意味がわからない中学生諸君はコピペしてネットで調べられたしなんである。これを漢和辞典の部首索引なんかで調べていたら、年が明けてしまうだろう。

さて全くどうでもいい話から始まり、いきなり少年野球に展開する「晴耕雨読」
少し以前の話ではある。宮前北部大会ジュニアの部決勝は河川敷での決戦であった。対するは過去に何度か試合をやったことのある中原区の今井西町少年野球部。以前にも書いたけれど、今井西町さんはこの「晴耕雨読」も参加しているランキングサイト「にほんブログ村」の常連さんである。そんな縁故もあってお互いに旧知の仲でもあった。

しかしこの日球場に到着してみれば、朝方降りた霜が溶けてグランドは、ぐちょぐちょじゅるじゅるにゅるにゅるねちょねちょびちゃびちゃのぐっちょんちょんなんであった。
無性にここでダイブしたら楽しいだろうなあなどと、年がいもないことを夢想する精神年齢中学生程度の筆者ではある。グランド管理ホスト側である今井西町スタッフは必至に黙々と整備に没頭する。これにフレンズスタッフも参戦。その様子はまるで、水上勉「飢餓海峡」の北陸を舞台とした寒村の棚田のようだった。或いはベトナム戦争映画に出て来る水牛に鍬(くわ)を引かせるプノンペンの水田の風景そのもの。

小一時間ほど整備したがグランドが息を吹き返し蘇生するにはまだ時間を要すると判断し、両軍首脳会談ののち来年に延期と決まった。

その間も子どもらは一生懸命ネバーギブアップ、芝部分を利用して練習に励む。フレンズも同様だ。河川敷のいいところは自然の緑が眩しいことと、青空が大きいこと。自然と伸び伸びプレー出来ちゃう雰囲気があることだと思う。
延期が決まったあと事務局のOhyamaさんとちょっと談笑。初対面だと思うけれどブログを通じているせいかなんか初めてのような気がしないわけで。北部大会での対ウルフ戦のエピソードは聞いていて実に面白かった。まるで漫画のような展開で負けたそうな(^-^)


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さてまだまだ続く「晴耕雨読」なんである。
今年中に書かねばならぬことがある。年が明けて新年になってしまってから12月の話を書くのは、書くほうも読むほうも興ざめだろうだから。

つい先日の練習風景の活写。
6年生はもう卒団である。そしてオヤジの名古屋転勤に伴いYuutaもクリスマスには新幹線の車中の人となる。

最後の練習後Yuutaを胴上げしようとなった。粋な計らいである。子どもだけでやったのだが、高さが足りないのと危険だとの判断でオトナも加わり再度中に舞う。
更にNishikawaオヤジも胴上げ。つくづく幸せ者である。

朝礼台を移動させる。Itohコーチが加わりみんなでわっしょい。朝礼台の上にはYuutaを乗せてまるで神輿を担ぐように。

※後日談であるが25日にかの地へ行ってしまったYuuta。フレンズの子どもらが大挙見送りに行ったそうだ。LINEグループで知った。Yuutaはやはりつくづく幸せ者である。その後更にLINEにアップされた母の話によると、新幹線の中でもYuutaは泣いてしまったとのことだった....。新天地でも野球を頑張って欲しいと思うのは筆者ばかりではないだろう。
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さて更にまだまだ続く「晴耕雨読」なんである。これを俗に言う「一気呵成」という。
もっとつい先日のこと。忘年会的Queensの「お疲れさま会」。綺麗どころのQueens母たちがいる飲み会も捨て難いが、野郎だけの飲み会もこれまた良いのである。むしろ奥様方には聞かせられない話も飛び出し大盛り上がり大会だったりして(^-^)

「ちょっと重要なコーチ会議」もあった。「父」以外の男どもは呑み続けて、片隅のテーブルで何やら真剣な監督父コーチ会議が開催される。
ほどなくしてやんやの喝采。来季のYamamoto28番コーチがやむなき事情により辞退、新28番を選出する会議なんであった。Koshimizu監督の意向もあり新28番にはなんと、主将MiiのオヤジTanakaさんに決定とのこと。当の本人はキョトンとしていた。

このTanakaオヤジ。なんとも憎めないキャラなんである。昼はチョー真面目な某銀行員、夜は一旦酒が入るとスイッチオン、年配者には平身低頭だが年下と見るや得意のフレーズは「おいっ!この野郎ふざけんなっ、こっち来いっ」Tオヤジからこの「おいっ!こっち来いっ」の発声が聞かれると一同爆笑のパターンなんである。眼鏡のズリ落ち方はほとんど芸術的と言っても過言ではない。
下の名前はMasaoだけに皆から「Tanakaマー君」と呼ばれている。すかさずSatohオヤジが言った「Teshimaさんのブログタイトルは「田中マー君来季日本球界復帰!」とかになるんじゃない?」一同爆笑、うまいっ。来季試合中に審判の判定に対してベンチから「おい、ふざけんなっ!こっち来いっ!」という声が飛ぶかもしれない。

筆者iPhoneで写真を撮り、その場でLINEカメラでちょっとイタズラしちゃう。
「はいはいTさん、背中向けて顔はこっち向いて〜」
LINEカメラで28を書込みKasaharaさんへ転送。更にブログ用にKitamatsuオヤジの背中も撮っておいた。そのへんは抜かりないんである。なぜなら、ゆくゆくは6年父が28番を背負う方針ならば今のKitamatsuオヤジの背番号は27.5番となる。この他にも候補者はいる。Kitamatsuさんには筆者の写真の意図を読まれてしまった。「Tさん、ブログとかに載せるんでしょー」と。
その通りである。

最後にもう一発。
以前からずっと気になっていた顔がある。ヤングホークスが母体のKurashigeオヤジなんである。日本の最高学府で学業を修めたヒトなんである。この会ではたまたま向こう正面にその顔が見え隠れしていた。酒を飲みながらナニゲに観察していたら閃いたんである。
かのミスタープロ野球、長嶋茂雄氏の若い頃とクリソツなんであった。この写真よりも現物のほうがもっと似ているのだが。

そんなことを思いながら書いている年末の「晴耕雨読」
明日は福岡ドームでのジャイアンツJrの結果が速報されるはず。今日はVS阪神、13:1での圧勝とのこと。実は頼んでもいないのに「広報部長代理」と称して連盟総務部長兼WEB担当部長のNishimuraさんが自腹で現地へ飛んで、バックネット裏の特等席からリアルタイムで速報を流してきたんであった。宮前関係者にはメールが行っているはず。ありがたいことである。
明日あたりは大掃除のススにまみれて、Gジュニアの準決・決勝結果もブログアップ出来るやもしれぬ。
※このへんの経緯は氏の担当する宮前少年野球連盟HPにアップされている。右リンクからどうぞ、なんである。


2014年12月28日日曜日

笑いと涙と感動のVol.2

12月の週末は必ずどこかしらで飲み会なんであった。やっと「笑いと涙と感動のVol.2」に突入。これを書かずして筆者の2014年は暮れないのである。このあともまだブログ倉庫にはネタが山積しちゃっているんである。年末の大掃除、在庫処分開始。

6年を送る会後半は、新監督Satohのもと、来季の新チームメンバーの背番号発表である。
主将10番Rui。副将1番Yui。同じく副将2番Taichi。
順々と名前を呼ばれて壇上へ。ひと言コメントを発表。今年も全員をカメラに収めたのだったが、今回はこの3人で勘弁しとくれやす、なんである。ダンナはん、おおきに。またおいでやす〜m(__)m

我が子が壇上に上がると母たちがカメラ片手に群がってくるのも毎年の光景だ。

今季主将Yuusukeと新主将Ruiの挨拶。
Satoh監督、29番Tomiokaコーチから来季チームのスタッフの紹介。新母マネージャーはフレンズ二人目の子の母Sameshima、愛称Keiである。これまたフレンズ元気印母のDNAを受け継ぐ一人なんである。
会もそろそろ終わりに。Yanagisawa代表の発声で締め。
来年は忙しくなるぞ!

最後は子どももオトナも全員で記念撮影。
みんなお疲れさまでした。来年も頑張ろう!

ここでまだ終わらないのが「晴耕雨読」。
二次会は6年親たち主催による飲み会なんであった。小学校卒業式のあとの謝恩会に相当する。会場はいつもの葵扇(きせん)寿司2F大宴会場。OBYanagisakiさんの縁故でここ何年も使わせてもらっている。有馬で寿司と言えばここ、老舗の銘店である。1,000人収容の大ホールに飛び入り参加もありーの、1,500名が詰めかけて床も抜けんばかりの酒池肉林の大宴会が始まった。

送る会では若干の進行ミスがあり6年からの贈呈品授与が割愛。ここでお披露目と相成った。カーボン製のノックバットと「有馬フレンズ」ネーム入りボールケース。なかなかやるじゃんか。更に今季29,28番で指揮をとってくれたSueki、Nishinaka両名にもTシャツのプレゼント。これは異例であるが、こういうことにちゃんと気がつく6年生親たちに改めて感謝。
来年は6年生が異常に多い豊作の年だ。潤沢な予算が見込まれるわけで、おそらく来年の贈呈品はコーチ陣全員ハワイ旅行ご招待になるに違いない。

ぎゅんぎゅんぎゅるぎゅる、てんやわんやでボルテージも上がりあちこちで話の花が咲く。送る会ではほとんど飲まず食わずの筆者もやっと酒とうまい肴にありつく。

会も盛り上がり、いつの間にか「お姫様抱っこ」大会。
OBのShohtaが軽々と母たちを抱っこしちゃう。トミーがテツヲを抱っこした時は「チューしちゃえ〜」との声に危うくニアミス。明日から二丁目で働くことになってしまうんであった。このあとも余興(?)は続くわけで。


贈呈されたノックバットを持つ監督Satoh、ボールケースを肩にする28番Ohshiroオヤジ。来年のシートノックはこのコンビである。早速デモンストレーションしたが、ボールケースから取り出したのは軟球ではなくビールなんであった。厳しい宮前審判団なら速攻退場を宣告するに違いない。

宴もたけなわ一本締めである。みんな立ち上がった。
しかーし、誰が言い出したかこの期に及んでイッキイッキの「一気飲み」になっちゃうんである。良い子はマネしてはいけない。バカなオトナしかやる権利はないのだ。
数人目で筆者に番がまわってきた。みなビールでやっていたのだが、隣りのテツヲから差し出されたグラスは7分目まで入った透明のもの。誰かが口をつけたもの凄く濃い焼酎の水割りなんであった。ここでひるんでは男がすたるというもの。一気に飲んじゃう。
「うーん、うまいっ!おかわりっ」と言って受けを狙うつもりだったが、結構濃いかったのでクラクラしちゃったんである。
驚いたし嬉しかったし楽しかったのは、そこにいた母たちもほぼ全員一気飲みに参加したんである。普段のストレスを一気に発散するかのように果敢に挑んだ。日常ナニかダンナにでも不満でもあるのだろうか(^-^)

お開きである。
このブログもやっと2014年の大仕事を終えた気分である。
最後に一気飲みの全写真を発表。報道カメラマンとしてピューリッツアー賞は望むべくもないが、みな良い顔をしている。
ちなみに写真のそこかしこに過去にLINEグループにアップされた、夫婦の若かりし頃の写真を忍ばせてある。元ヤン、座敷童、....ラブラブだったあの頃、いや今も!
先日LINEで掲載の承諾を無理矢理取付けたばかりなんである(^-^)


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2014年12月27日土曜日

笑いと涙と感動のVol.1

とうとう2014年も残すところあとわずか5日ほどになってしまったわけで。そんな折りみなさまいかがお過ごしか?なんである。年が明ける前にやっとこのブログ執筆開始なんであった。かなりの写真枚数であるがゆえに、文章は簡潔に行こう....と、毎回思っても思うに任せない「晴耕雨読」でもある。
※以下、凄く長文になっちゃう「晴耕雨読」である。

2014年フレンズ「6年生を送る会」である。
前日まで年間成績発表のA1サイズの表を作る。ベストプレイヤー賞、ベストプレイヤースコアラー賞から始まり、首位打者、打点王、本塁打王の三冠から最多勝利投手、今年から最優秀防御率投手も加えた。更には各種部門賞の数々。
それと6年生に送る写真立て。年間の膨大な写真の中からベストをチョイスして編集、野球だけじゃなく合宿やBBQの写真なども挿入する。今年は係の母たちの提案で6年3人に加えて年末には名古屋へ引っ越してしまうYuutaの写真立ても作った。Yuutaのお別れ会も兼ねていたのだったが、このことは母たちの極秘企画で本人たちには知らせていない、サプライズなんであった。

会場へは先遣部隊とともに早めに会場入り。準備を整えているとあっという間に時間がきた。毎年趣向を凝らした贈り物ではあるが、今年は手作りの名前入りぬいぐるみと、クッキーが登場、母たちさすがである。おそらく真心込めて夜なべして作ったに違いないことは容易に想像できる。

Yanagisawa代表、Kaneda顧問の挨拶で乾杯。会場はここ5,6年ほど使っている地元のオンワード研究所内大ホール。筆者の息子やコーチItohくんの頃は、近所の団地の畳敷きの集会場で、一旦座ったら立ち上がるのも困難なほどの狭い会場でやった。「袖振り合うも多生の縁」あれはあれの良さがあり楽しかったことを想いだすのだが、今やこんなスンゲエ会場でやっちゃうのである。政治家の資金集めパーティーでも使えそうだ。同じフロアのレストランで作った和洋折衷バイキング料理なので、ちゃんとメシも旨いし。

乾杯のあとすぐに6年生保護者たちがビールを持ってテーブルを回る。
筆者は送る会などでは、ほとんど立ちっぱなしで成績発表の司会をやったりカメラを持って徘徊するので、Queensでもそうだが酒を飲みメシが食えるのはこの時間くらいしかない。欠食児童のごとくガツガツ食べて飲むことに専念(実際、終わってみればちっちゃいグラスにビール3杯くらいしか飲めなかった)

さていよいよ年間成績発表なんである。筆者がMCをやるんであるが毎年段取りが難しいのだ。順位や名前の発表、賞品の授与、ひと言のコメントなどなど。今年はちょっと段取りにミスがあってしまった。しかしかの国のノーベル賞発表ではない、少年野球である。笑って許してちょんまげなんである。
今年はほとんどが6年Hiroと5年Ruiが総ナメ状態ではあった。親心で思うには賞がもらえない子は可哀想とは思うのだが、近年シビアに考えればコレも良い意味で選手間に競争意識が芽生えれば良いと思うようになった。頑張った選手をみんなで祝ってあげようじゃないのよ。それに正直言えば、我々全国のスコアラーたちの血と汗の年間の集大成である「ハレ」の舞台でもあるわけで。

特筆しちゃう。ベストプレイヤー・スコアラー賞はRuiである。
受賞理由は圧倒的な「被三振率」....当日朝Wikipediaで調べたのだ。
打数を三振数で割るのである。これはいかに三振しないかのバロメーター、強いて言えばいかに投手の投球を前に打ち返すことが出来るかの数字である。Ruiは年間136打数に対して三振が.......たったの4個。これって凄くねっ!?数字は「34」。数値が高いほど優秀ということになる。少年野球とプロの記録は一概に比較対象すべきではないことは十分承知しているが、因に日本プロ野球史上最高は「神様」川上哲治氏の確か一人ずば抜けた64くらいだ。Ruiの34という数字はこのプロ野球記録の歴代11位に相当する。今年のパリーグ一位の内川でさえ9から10くらいだったと思う。こういう打者のことをコンタクトヒッターと言う。確実にフェアグランドに打ち返せる打者。来年他チーム監督にマークされちゃうから本来こういう企業秘密を書いてはいけないんである。でも少年野球、それでいいのだ。

各コーチたちからひと言。遅れていらした川崎市議織田さんからもコメントをいただく。この時の写真は織田さんのホームページにも掲載されている。

ヤバイんである。
簡潔に書くと宣言しておきながらここまでまだ半分にも至っていない。まだ序盤戦なんであった。皆今日で仕事納めが多い中、筆者は今日から新しい仕事が入り、明日も仕事しなきゃなんである。

待ってました!卒業生親たちの挨拶の番だ。脱兎のごとく走り会場の照明をステージのスポットだけにしてドラマチックな演出に切り替える。カメラマンにとっては難しい光量の中での撮影であるから、保険をかけていつもより多くシャッターを切る。

みんないい顔していた。
大方の予想どうり今年の母マネージャーNatsuki母は、自分の番が来る前から笑いつつも同時に号泣、ティッシュの箱を3個くらいは消費していた。
フレンズLINEグループ風に書けば奴らは楽しく素敵な親たちであった。
アユム、ナツキ、リエさん、トヨケン、トモちゃん。お疲れさま....。

会場がシーンとする中、6年親たちの挨拶が終わるか終わらぬかのタイミングで、いきなり大音量で「妖怪ウォッチ」の歌が会場に響き渡る。音楽係のKeiが操作をしくじったのかと思ったほどだ。わらわらと子どもたちやオトナがステージへ突進してくる。「妖怪ウォッチ」に合わせて踊りまくる。観衆は丸くなった目から目尻にシワを作りやがて大きな手拍子に変わった。
サプライズなんであった。あとでNatsuki母から聞いた話では、6年親が最後に涙でしんみり終わるよりはパッと明るく騒いで楽しく終わる風にしたいと。極秘裏に数人の親と子らで連日練習をしちゃっていたらしい。ところが、この音楽がなったとたんに反射的に事情を知らない何人もの子らも飛び入り参加して、大いに盛り上がったんである。

これはその時の動画である。あとでLINEグループにアップされたもの。
どーしたものか縦横がうまく変換出来ずにそのまま縦位置で掲載。首を90度右へ傾斜したのち音量を高めにすればたぶん観れるはずだ。但し首が痛くなっても筆者は責任持てない。

サプライズはこれだけではない。
筆者は数年前からずっと思っていたんである。送る会での定番「DVD上映会」をやりてえなあ、と。おそらくどこのチームでもこれが一番の盛り上がりを見せるコーナーなんである。筆者はその制作意欲はあってもいかんせん時間とノウハウがない。しかし、今年Wakamiya夫妻が名乗りを上げてくれた。筆者が撮り溜めた過去の膨大な写真から1/5くらいを選択、これだけでも数日間かかった。それをSDカードに収めてWakamiya家へ。参考までに、QueensのMochidaコーチ制作の傑作ブルーレイディスクも添えて。あとでメールに書いた筆者からの要望はこれ。
「....笑いと涙と感動のDVDをお願いします」

出来上がったものは最高だった。
もし筆者が作るならば絶対EXILEの「道」を入れると夢想していたのだが、偶然にも一発目からこの「道」が流れてきたんであった。
子どももオトナもみんな、時に爆笑し、時にしんみり涙を流し....。
大いに笑い、静かに昔を想いだし、あの時の興奮が蘇り....。

上映後は割れんばかりの拍手。
某コンピュータメーカーの部長Wakamiyaオヤジ。最近は家にも帰ってないくらい忙しいらしい。彼に作ってもらった。「自分は忙しくてグランドになかなか行けないから、せめてこういうことだけでも協力します」という意思の元に、筆者の積年の思いが実現した。このDVD上映もごく一部の人間しか知らない今年のサプライズなんであった。

6年親たちはみな号泣。その他の親ももらい泣き。真っ暗闇の中でも筆者は報道カメラマンの血がうずき時折フラッシュを焚いて撮影。確かに目に光るものがいくつも反射していた。
「アユムちゃん、今日はバスタオル用意して来た?」
その日の朝彼のクルマに乗り込んだときの会話。
「だひゃだひゃ〜(^-^)。Tさん、絶対俺今日泣かないっすから〜」と言っていた本人が、絶対的に一番号泣していたんであった。ティシュ100箱くらい消費していたはずだ。

間もなくチームを離れるNishikawa家、Yuutaの挨拶である。
Yuutaはしっかりした子だがマイクを持ったとたんに、声にならず絶句。ひと言も言えないまま母が助け舟。その母も涙に濡れた我が目をタオルで覆う。変わってNishikawaオヤジがマイクを持つ。ひと言話したとたんに以外にもオヤジも絶句し嗚咽を漏らす。会場も水を打ったように静粛。入部以来いろいろあったけれどこれでチャラ。オトナの付き合いとはこういうものだ。彼は誰よりも率先して朝の設営や審判を自ら買ってでた。その功績は皆が認めている。しかも歴代高校野球の記憶と蘊蓄(うんちく)はプロ並みである。母も配車係として今年頑張ってくれた。
そんな姿をみているAyumu、Toyokenオヤジなんかもう、ウルウルきちゃって。
あとでテッシュ1000箱分の経費を請求してやるかんな。(^-^)



まだまだ続く2014年送る会の「晴耕雨読」。このあとシフトチェンジ、新チームに切り替えた会場の様子や二次会での一気飲み馬鹿騒ぎネタもある。
ここでPART2に引き継ぎして今日は終わりにすべきか否か。
明日も仕事だし。夜はQueensのオヤジ忘年会にも行きたいし。
.........。
迷った末に、次回にしちゃうんであった。
頭の中のエネループ電池も残量13%なんである。
許されたし(^-^)

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