2016年12月6日火曜日

最後の試合

以前はよく子どもたちも含めた祝勝会や、飲み会などやったものであるが、今年はとんとその数は減少しちゃったわけで。そこで母たちからの提案で「オレンジボール&新人戦お疲れさま会」が催されたのだった。すでに先週の日曜の話ではある。
フレンズ御用達の居酒屋で部屋はふたつ予約。片方は子どもら専用、もうひとつの部屋がオトナたちで。
パンカーイ、なんである。

このあとずんずん、どこどこオトナたちが増えていき、また減っていき、それでもわいわい、がやがや久々の飲み会は盛り上がるのだった。
....中略。てゆーか、お開きの時間。子らを全員こっちへ呼んで一人ひとりに、抱負を述べよ的スピーチタイム。学年ごとに起立し発表となった。親たちは学芸会に来た時のようにスマホカメラを手にワラワラ集まり見つめる。
「おいっ!Hajime!もっとこっち寄れよ、写真入らないから」
と大声で叫んだのはYukimatsuオヤジ。Hajime(OB中学1年)は知らんぷり。
子らが粛々と抱負を述べ始める。
「えっと、あの、来年は...」
またしても大声で叫んだのはYukimatsuオヤジ。Hajimeはまだ知らんぷり。
「おいっ!Hajime!もっとこっち寄れよ、写真入らないから」
「ボクは今年は...だったので来年は...」
「おいっ!Hajime!もっとこっち寄れよ、写真入らないから」
Hajimeは最後まで知らんぷりだった。

...............
時と場所は急転回する。一昨日の日曜は練習試合、VS有馬子ども会なんであった。試合と言ってもこの時期だ。他のチームでは新体制での練習に黙々と取り組んでいる頃。
アリコは今年6年生が13名も在籍し、年間通じてどうしても試合に出られない子も出て来るわけで。かつてフレンズでも6年なのにレギュラーではなく、試合出場の機会に恵まれない子もいた。他にも同じ悩みを抱えるチームもあるはずだ。そこでアリコさんはそんな子らのためにも最後の練習試合を組んだとのことだった。


うちはたまたま6年は二人だけなので、バッテリーを組ませて交互に投げさせた。


卒業生にとってはこれが小学生最後の試合となる。
途中Q繋がりのAbeさんが来て談笑。上記のような理由を初めて聞いたのだった。



試合のあと、母らが6年生の写真撮影。すかさず筆者もそれに乗じる。
陽気で明るく、人をノセるのがうまいNatsuki母のおかげで、だんだん緊張がほぐれじゃれあう6年二人。今年一年チームを牽引してきたKaitoとTomokiだった。

さて残るフレンズ仕事はまだある。毎年12月はこれで忙殺されちゃうのだった。取引先と個人の年賀状もいつも後回しで、お別れ会が終わってから作るんである。年末近くになって最後にプリンターで出力していると、ハガキが足りなくなったり、インクが切れたり、プリンターの機嫌が悪くなったり、勢い筆者の機嫌も悪くなったりで、ほとほと疲れちゃうのだった。なので3年前くらいから年賀状もCMでお馴染みネットの「プリントパック」で印刷するようになった。
ああ、毎年面倒くさっと思いつつ、今年もそんな季節なんであった。
にほんブログ村 野球ブログ 少年野球へ
にほんブログ村

少年野球 ブログランキングへ


2016年12月5日月曜日

師走の日々雑感

このところずずずっと、フレンズの年間成績冊子制作に追われて、コーチたちと卒業生の集合写真を撮って、今日やっと完成したんであった。明日ネットで京都のプリントパックへ発注すれば良い。納期的には「6年生を送る会」になんとか間に合うわけで。色紙に貼るシールの制作も同時に作り、今日母たちへ手渡し済み。卒業生へ贈る写真立ての制作と、送る会当日の「成績発表」へ向けての仕事がまだだけれど。
そんなわけで本日、作家で言えば「脱稿」というやつで、ちょっと脱力ぎみなんである。毎年この時季は昼間仕事し夜はフレンズ仕事に拘束されちゃうので、ブログを書く元気玉が減少するんである。しかしかたや、アップしていないブログネタも山積しており、筆者の両肩に重くのしかかっている。断腸の思いでいくつかは割愛することにした。アップ予定はフレンズ系とQueens系ネタに絞ることに。いずれにしても野球ネタは疲れるし時間がかかるので、またいつかなんである。

なので今は日曜の深夜、野球ネタ以外の久々の「日々雑感」的ブログを手当り次第に放出しちゃう。

金曜日。茅ヶ崎の物件の仕事で東京下馬にある設計事務所で打合。これで5回目である。三軒茶屋から歩いて約15〜20分の不便な所。池尻大橋からバスで行く手もあるけれど、今日は天気がよいので歩いて行った。途中面白い樹に遭遇。大木の梢を切り落とした姿は、まるでオブジェのようだった。なんだかお台場の実物大ガンダムを想起される姿。最近のニュースであれが撤去されるらしいと聞く。自分はガンダム世代ではないけれどちょっと哀しい。

2時間みっちり打合せのあと、帰りは「公園好き」の筆者、広大な世田谷公園を散策しながら帰路につく。いかにも「秋」を象徴するような見事な枯れ木の絵が撮れた。

大きな噴水が元気に躍動している。日だまりのベンチでは昼食を楽しむ人や、ひなたぼっこをする老人。

隣にはテニスコート、更にその隣はナイター設備のある野球場兼サッカー場。こんな施設が宮前にあればどんなにか幸せであろうか。

.................
土曜日。午前中は有馬小学校で年末恒例のグランド清掃だった。筆者は家で冊子制作をしており行けなかったが、フレンズLINEに楽しい画像がアップされた。母たちが掃除の合間に撮ったであろう、あの画像。昨年あたりからネットで女子高生などのあいだで流行ったヤツ。
みんなマスクをしているあたりも可笑しい。見事である。

ジブリの魔女の宅急便を彷彿とさせる画でもある。あの映画では「ジジ」という黒猫が出ていたけれど、フレンズではGakuの「ババ」も元気に空中を浮遊していた。

美魔女(?)たちのあいだでShohの妹Sakiも訓練していたが、どうやらまだ魔女修行が足りないようで、地面から数センチしか浮かべないようだ。今後の精進を期待したい。

.......
土曜日その2。冊子制作にやっとメドがついたので夕方からQueensの「クリスマス会」にかなり遅れてから行った。これはまた別の機会にアップ。そのあと二次会は鷺沼駅前に新しく出来たカラオケBOXへ、子どもらと別々の部屋を取り、オトナ数人で行ったんである。
みんなSachikoの父、アイルランド系カナダ人のJeffともすぐに仲良くなり、カラオケは「横文字」の曲のオンパレード。筆者も彼とビートルズの「Let it be」を熱唱するも、もっと中学生の時に英語をやっておけば良かったと後悔する羽目になる。Murata代表もクラプトンから始まり、延々と洋楽を披露。前半はそれを黙って聴いていた会長とKoshimizu監督。後半はその反動でド演歌シリーズで盛り上がるわけで。

いろいろあってヤングのKurosu監督らも合流。なかなかの喉を披露。
「俺の歌もそうだけど、ヤングもやれば出来るんだよ」と。新人戦で劇的な優勝を遂げたヤングの大将、破顔一笑であった。Queens監督Koshimizuさんが「Teshimaさん、「M」行こうよ」と。今度またKoshimizuさんとプリプリの「M」をデュエットするつもりである。

.....
今日、日曜日。
有馬小の銀杏の樹もやっと本格的に銀杏らしいクロームイエローになってきた。ひらひら、ふるふる、かさかさ、わさわさ、銀杏の葉が舞う下で、子らがノックを受けていた。
今年もあと4週間を残すのみとなった。

にほんブログ村 野球ブログ 少年野球へ
にほんブログ村

少年野球 ブログランキングへ

2016年12月1日木曜日

深夜の弁明Part?

すでに記述の通り、
今週は連夜、
フレンズの、
2016年間成績集計冊子を、
制作のために、
忙殺されており、
それはまるで巨大な結束バンドで、
全身をギュッと固定されたように、
がんじがらめの今日この頃なんである。

小説「月に雨降る」も、
終盤へ向けての、
構想はぼんやりあるものの、
とんと更新出来ないでいるんである。

今週いっぱいは、
身も心も、
いっぱいいっぱいなんであった。


にほんブログ村 野球ブログ 少年野球へ
にほんブログ村

少年野球 ブログランキングへ

2016年11月28日月曜日

思春期の浜辺

先日執り行われた南部リーグ、最後のイベント六年生だけでの紅白試合なんである。南部リーグの来歴についてはここで毎年さんざん書いてきたので、いい加減今回は触れないでおく。まだ決勝は残っているもののグランド確保や打ち上げ飲み会予約などのオトナの事情により、閉会式を待たずしての南部リーグオールスター紅白戦なんであった。
筆者は例によってフレンズ関係でこの時期多忙を極めるので、写真中心でサクサク行きたいものだ。加山雄三のどん兵衛さんも言ってるではないか。「サクサク歩け」「あんにゃろ〜取っ捕まえて食っちまうぞ」久々楽しい秀逸なTVCM。あのCMシリーズ大好きである。更に好きなCMは...。

おっと閑話休題。南部リーグなんである。
セリーグ代表監督はフレンズから監督Itohが紅白戦の指揮を。試合前打順を決める段になり、彼がひらめいた(或いは面倒くさかったのか?)のが、足元に整然と並んでいた子らのバット。それを見て「おおし、このバットの並び順が打順にするぞ」と。なかなかクリエイティビティーである。

集合!母体チーム関係なくばらんばらんにシャッフルしてのチーム構成。

以下の写真は「良いと思った画像」という選択基準でチョイス。全く他意はない。選に漏れた子には申し訳なし。

パリーグ代表監督はレッパのMatsufujiさん。どこかバーズのKobayashiさんに似ているような。


主審はKatsuさん。二塁塁審はAndohさん。連盟公認審判員がジャッジする贅沢さ。

レッパの子が見事な長打で二塁到達。その時のベンチへのジェスチャーが良い。オリンピック鉄棒体操選手が最後の着地を決めた時のように、両手を左右シンメトリーに突き上げて。

「サクサク行くぞ」どん兵衛さん。

ヤング名物監督Kurosuさん。その昔は強豪ヤングの総帥として名監督の名を欲しいままにした時代があった。宮前では知らぬ者はいないが、このブログをご覧の全国の読者さん、現ヤクルトの雄平を少年野球時代に育て上げたのがこの名将Kurosuさんなんである。
監督の顔の皺の数はそのまま、ヤングや宮前少年野球の歴史の年輪と同義語でもある。
しゃあない、思いっきりイイ男に撮ってやるか。筆者は隠し撮りが好きだ。その人の顔に正面からレンズを向けると、どうしても人はよそ行きの表情を取り繕うものだし、こちらも照れてしまうもの。隠し撮りは素のままのその人の内面が撮れるから面白い。「素顔のままで」ビリー・ジョエルなんである。気づかれぬようにそっと近づきレンズを向けてモノにした一枚がこれ。葬式の際には遺影の候補のひとつになるかもしれない。もっともKurosuさん、180歳くらいまで生きていそうだが。

セントラルリーグ代表監督はFのItoh、コーチはフォルコンズTanakaさん。年齢も近く和気藹々なかなか良いコンビであった。


例によってQueensのえこひいきしちゃうのは少年野球「晴耕雨読」の常なのだった。アリコにはQ姫でもあるHonamiがいる。少年たち野郎どもに混じっても決してひけを取らない選手であった。サードの守備でも痛烈なゴロを果敢にさばき、長い手足を躍動させて矢のような一塁への送球。Kurosuさんはじめ、オトナたちのあいだでも絶賛なんであった。

試合後照れくさそうにおずおずと一人の母がご挨拶に来てくださった。松風の主砲Ibataくんのお母さんであった。思えば昨年バーズQueensのYoshikawa夫妻もそうなんであった。
「Teshimaさんのブログいつも拝見させてもらってます」と。めっちゃ嬉しいものである。このブログ繋がりでたまに宮前区の他のチームの知らない人から声をかけられるんである。父、母問わず。フレンズの親たちよりもよほど「晴耕雨読」を他チームの方々が愛読しているんでは?と思っちゃうのであった。フレンズではほとんどこのブログの話は話題に上らないんである。フレンズ的にはすでに空気のような存在になってるのかもしれない。

このブログも終盤戦。
ところが写真はまだまだ「夜はこれから」だ。なるべく六年たちの多くに投手をやらせるのがこういう試合の常道である。全イニング猫の目のようにクルクル変わって登板する。
それを一挙公開。
※筆者途中何度かニコチンを体に注入するためにタバコ休憩をとった。その間登板したかもしれない子がいたらカメラに納めていないと思う。なるべく全員を撮ったつもりだが、万一漏れていたらそれは筆者の不徳の致すところである。ご容赦。
では...。一挙にいっちゃう。

中休み。ホームでのクロスプレーの主審Katsuさんの目線に注目。これぞプロの熟練の技。クロスプレーと言ってもKurosuさんがプレーしたわけではない。


はいまた投手図鑑に戻る。

最後は全員で集合写真。
彼らは中学に行けばクラスメイトになったり、中学野球でチームメイトになったりする。少年野球に別れを告げて一旦無に帰し、シャッフル。そして新たな大きな海でどこかを目指して一緒に泳ぐことになる。実に素晴らしいことだ。思春期の浜辺にやっとたどり着いたのだった。

にほんブログ村 野球ブログ 少年野球へ
にほんブログ村

少年野球 ブログランキングへ