先日執り行われた南部リーグ、最後のイベント六年生だけでの紅白試合なんである。南部リーグの来歴についてはここで毎年さんざん書いてきたので、いい加減今回は触れないでおく。まだ決勝は残っているもののグランド確保や打ち上げ飲み会予約などのオトナの事情により、閉会式を待たずしての南部リーグオールスター紅白戦なんであった。
筆者は例によってフレンズ関係でこの時期多忙を極めるので、写真中心でサクサク行きたいものだ。加山雄三のどん兵衛さんも言ってるではないか。「サクサク歩け」「あんにゃろ〜取っ捕まえて食っちまうぞ」久々楽しい秀逸なTVCM。あのCMシリーズ大好きである。更に好きなCMは...。
おっと閑話休題。南部リーグなんである。
セリーグ代表監督はフレンズから監督Itohが紅白戦の指揮を。試合前打順を決める段になり、彼がひらめいた(或いは面倒くさかったのか?)のが、足元に整然と並んでいた子らのバット。それを見て「おおし、このバットの並び順が打順にするぞ」と。なかなかクリエイティビティーである。
集合!母体チーム関係なくばらんばらんにシャッフルしてのチーム構成。
以下の写真は「良いと思った画像」という選択基準でチョイス。全く他意はない。選に漏れた子には申し訳なし。
パリーグ代表監督はレッパのMatsufujiさん。どこかバーズのKobayashiさんに似ているような。
主審はKatsuさん。二塁塁審はAndohさん。連盟公認審判員がジャッジする贅沢さ。
レッパの子が見事な長打で二塁到達。その時のベンチへのジェスチャーが良い。オリンピック鉄棒体操選手が最後の着地を決めた時のように、両手を左右シンメトリーに突き上げて。
「サクサク行くぞ」どん兵衛さん。
ヤング名物監督Kurosuさん。その昔は強豪ヤングの総帥として名監督の名を欲しいままにした時代があった。宮前では知らぬ者はいないが、このブログをご覧の全国の読者さん、現ヤクルトの雄平を少年野球時代に育て上げたのがこの名将Kurosuさんなんである。
監督の顔の皺の数はそのまま、ヤングや宮前少年野球の歴史の年輪と同義語でもある。
しゃあない、思いっきりイイ男に撮ってやるか。筆者は隠し撮りが好きだ。その人の顔に正面からレンズを向けると、どうしても人はよそ行きの表情を取り繕うものだし、こちらも照れてしまうもの。隠し撮りは素のままのその人の内面が撮れるから面白い。「素顔のままで」ビリー・ジョエルなんである。気づかれぬようにそっと近づきレンズを向けてモノにした一枚がこれ。葬式の際には遺影の候補のひとつになるかもしれない。もっともKurosuさん、180歳くらいまで生きていそうだが。
セントラルリーグ代表監督はFのItoh、コーチはフォルコンズTanakaさん。年齢も近く和気藹々なかなか良いコンビであった。
例によってQueensのえこひいきしちゃうのは少年野球「晴耕雨読」の常なのだった。アリコにはQ姫でもあるHonamiがいる。少年たち野郎どもに混じっても決してひけを取らない選手であった。サードの守備でも痛烈なゴロを果敢にさばき、長い手足を躍動させて矢のような一塁への送球。Kurosuさんはじめ、オトナたちのあいだでも絶賛なんであった。
試合後照れくさそうにおずおずと一人の母がご挨拶に来てくださった。松風の主砲Ibataくんのお母さんであった。思えば昨年バーズQueensのYoshikawa夫妻もそうなんであった。
「Teshimaさんのブログいつも拝見させてもらってます」と。めっちゃ嬉しいものである。このブログ繋がりでたまに宮前区の他のチームの知らない人から声をかけられるんである。父、母問わず。フレンズの親たちよりもよほど「晴耕雨読」を他チームの方々が愛読しているんでは?と思っちゃうのであった。フレンズではほとんどこのブログの話は話題に上らないんである。フレンズ的にはすでに空気のような存在になってるのかもしれない。
このブログも終盤戦。
ところが写真はまだまだ「夜はこれから」だ。なるべく六年たちの多くに投手をやらせるのがこういう試合の常道である。全イニング猫の目のようにクルクル変わって登板する。
それを一挙公開。
※筆者途中何度かニコチンを体に注入するためにタバコ休憩をとった。その間登板したかもしれない子がいたらカメラに納めていないと思う。なるべく全員を撮ったつもりだが、万一漏れていたらそれは筆者の不徳の致すところである。ご容赦。
では...。一挙にいっちゃう。
中休み。ホームでのクロスプレーの主審Katsuさんの目線に注目。これぞプロの熟練の技。クロスプレーと言ってもKurosuさんがプレーしたわけではない。
はいまた投手図鑑に戻る。
最後は全員で集合写真。
彼らは中学に行けばクラスメイトになったり、中学野球でチームメイトになったりする。少年野球に別れを告げて一旦無に帰し、シャッフル。そして新たな大きな海でどこかを目指して一緒に泳ぐことになる。実に素晴らしいことだ。思春期の浜辺にやっとたどり着いたのだった。
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