2017年3月21日火曜日

桜咲かずに散る早春

春季2回戦、VS向丘サンダースなんである。今年の宮前春季大会は春の嵐のごとく、大荒れに荒れて、大番狂わせや下克上や参勤交代や(ちょっと違うか)、何しろ意外な展開が待っていたのである。このブログは今日月曜の準決勝の結果も分かったうえで書いている。白幡台イーグルスが宮崎モンスターズを6X:5で破り、また花の台フラワーズは向丘サンダースを10:0でコールド勝ちの圧勝。なんということでしょう。決勝でイーグルス、花フラどちらが勝つにせよこの2チームが川崎市大会へ駒を進めることが出来る。まずはおめでとう、なんである。

さてそれに先立つこと日曜のVSサンダースとフレンズの試合であった。結果を先に書いたようなものなので、周知のようにフレンズは敗戦となってしまったけれど、写真にて展開しちゃう。最後にオマケもある。
先発はFはShohma、SはYamadaくん。あのSoraくんの弟なんであった。しっかりとそのDNAを受け継いでいる確証を目の当たりにすることになるわけで。
F主将Shohmaも兄のイケメンぶりと父の笑いのセンスと母のバレーボーラーの運動神経を受け継いでいるんである。

初回Sは無安打なるも走者を溜めてFの失策により一気に2点先制。


Fはあの豪速球に下位打線が打てないのは分かっていたけれど、それにしても全く良いところがなかった。二塁まで進塁したのは一度だけという始末。ここまで打線が沈黙するとは思わなかったんである。午前の練習では主力打線がそこそこ速い球をパコパコ外野へ飛ばしていたんであるが。

3回Sは3本の安打とFの四球失策がらみで更に4点追加。Fの敗戦濃厚となる。
結果は8:0。ムリクリFの良い所を挙げるとすれば、点差の割には四死球は2個、失策も2個だけであったところか。弱いチームの負ける要因の第一位と二位がこれなのだけれど、そこそこ少ない数字ではあった。それだけSが良い場面で打線が繋がった結果だろうと思う。
もうひとつは、二遊間を痛烈に抜けた当たりをFのセンターYuunosukeがセンター前ゴロとしてバッターランナーをアウトにしたことであった。少年野球ではたまにあることだが、今年になって投打に成長目覚ましいYuunosukeの真骨頂である。他の高学年生たちの奮起を期待したいものだ。フレンズは守備の要である捕手とショートが、更にはセカンドも現3年生と4年生(新4,5年生)が担っているんである。(負けた言い訳に聞こえてしまったら恥ずかしい限りだけれど)
桜が咲く前に春はすでに散ってしまったのであった。

フレンズギャラリーの声援も虚しく、虚空に響き渡る。
ポテチを頬張りすぎて飲み込めないY.Kaitoの弟くん。
ボールガールの紅一点Anjuの髪留めも紅一点。巣を見つけるために野に放たれたミツバチに付けられた赤い目印みたい。


............
さてオマケなんである。
宮前少年野球連盟が懇願しバックネットに念願のボールカウント表示器がお目見えしたのは数年前。ベンチ以外の応援席やネット裏の本部席では非常に重宝しているアレである。主審の判定に基づき審判員がスイッチを入れて表示している。この素晴らしきマシンはLEDを組み込んで作ったT氏いや、T師の力作なんであった。日曜ネット裏に行ってみると更にもうひとつ新作がお目見えしていたんである。これはセンター後方に設置されるためのものなんであった。宮前少年野球連盟発展に寄与した功績を認められて、おそらくノーベル科学賞受賞は間違いあるまい。Tさんありがとうございます。


筆者、会長に進言した。
「いつかこれも電光掲示板に新調しましょうか?」

連盟が全国に先駆けて少年野球球場で電光掲示板を導入したらこうなる。
「THE MIYAMAE STADIUM」

筆者は私財を投げうってセンター後方にもバックスクリーンを設置してみる。

甲子園風デザインで総工費5億7000万。築地市場の豊洲移転、建設費用に比べれば安いものだ。
これが完成するまでTさんの力作に頑張ってもらおう。
筆者や宮前全チーム父母たちの切実な願いは、このグランドの地下に巨大な駐車場を建設することである。駐車料金は24時間一律ノーマル国産車なら10円とし、ベンツやBMや銀色のジャガーなら100円としたい。その収益金はもちろん「連盟10円募金箱」に寄付するんである。

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2017年3月13日月曜日

春季初戦は特別

春季大会開幕なんである、って、すでにずいぶん時間が経ってしまったけれど。昨年は一週間以上経ってしまった試合はほとんどお蔵入りにしていた。しかし春季は特別、更に初戦なら尚更なんである。VSフォルコンズ戦であった。

その前にサンダース対メイツの数枚を。始球式はライオンズクラブの方がマウンドへ。
サンダースエースYamadaくんは昨年でもすでに速かったが、年が明けて観てみると更に球速が急速に増したようだ。
メイツにはQのRinaがいる。少数精鋭のメイツでも頑張ってほしい。Kimura監督の渋面がこの試合を物語る。



さてVSフォルコンズである。
先発マウンドFoはKoikeくん、FrはShohma。
先制はFoが2点、その裏Frも5番Yuunosukeの2点タイムリーですかさず同点に。


長年Queensへの女子選手供給源としてその栄華を誇ってきたのはヤングホークスである。しかし近年、このフォルコンズからも大量の姫たちを送り込んでくれたんである。そのQ戦士のひとりが6年Sachiko。この試合は攻守に渡って大活躍であった。


2回表のFoはまたしても追加点を挙げて3-2とするも、Frも粘り腰でなんとか追いすがり1得点、互いに譲らぬ好ゲームの様相を呈して来た。



その後互いにゼロ行進(更新?)するも最終回Frはこの日大活躍、またしてもYuunosukeのタイムリーツーベース、更に4年K.Kaitoの右中間タイムリーなどで一挙3得点しそのまま試合を決めたのだった。2本のバントを内野安打にしたKenzohもBPに選出。


歓喜のあまり欣喜雀躍(きんきじゃくやく)のFrギャラリー。

ネット裏の本部席では冷静に試合を観戦。連盟事務局Ohtakeさんは足の骨折からやっと復帰しリハビリ期間、快気祝いにて銀ダコを大盤振る舞いしていた。筆者もご相伴にあずかる。QのMurata代表は姫たちの活躍に目を細める。

試合後Frの母NatsuがSohma会長に挨拶。一旦カメラをしまい込んでいた筆者、もう一度カメラを取り出し「はいはいお二人さん、ツーショットいきまっせえ」と。
会長ぶすっとした強面(こわもて)だが、実は心の中ではセクシーNatsukiとのツーショットに、びろんびろんと鼻の下を3メートルくらい伸ばしているに違いないんである。

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WBC版特別延長戦

もう痺れるような展開、WBC。かつて少年野球の世界では幾度となく「特別延長戦」を経験し、筆者の息子の代の神奈川県大会決勝の時には苦い思いもあったけれど、他の記憶の中ではおおむね延長死闘を制し、歓喜に沸いたものであった。特別延長で勝つか負けるかの重みは、普通の勝ち負けとは全く次元の違うものである。

今TVでWBCでこの特別延長をやっている。プロの試合でしかもWBCで同じ手に汗握る経験をするとは思わなかった。特別延長の2,3点差でのリードは全くセーフティーではないことは、少年野球関係者ならお分かりのはず。さてオランダ戦、どーなるか?
.........
今、ファウルフライを小林がキャッチ。
ゲームセット。「息詰る試合」 の典型のようなゲームであった。
中田の大活躍もさることながら、あの場面の菊池の大ファインプレー。二遊間を完全に抜けたかと思った、しかもイレギュラーバウンドした打球をダイビングキャッチしグラブトス。涙が出そうになったわ。打球が行くところに菊池が飛びつくのではなく、菊池のいるところにボールが行ってしまうと言われる所以である。

プロ野球を観ていて少年野球を彷彿することってあまりないけれど、今日の試合はそういう意味でも久しぶりに素晴らしい気分であった。

さて、今日日曜の夜。まだブログネタを書ける段階ではない。今日もフレンズにちょこっと顔を出しただけで代表たちと昼食後すぐ帰宅し、夜まで仕事であった。でも少しは先が見えてきたので、近いうちにアップ予定。

これからまだ、布団の中で村上春樹「騎士団長殺し」を一節読んでから寝ることにしちゃう。
夜はこれからだ。...なんつって、すぐにコテンと寝てしまう今日この頃なんであった。
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