2017年5月22日月曜日

少年野球オムニバス1

オムニバスという言葉を聞いたことはあっても、その意味をご存知の諸兄は決して多くないであろうか。知っている人はおそらく100人中1人以上99人以下であろう。(スンマセン、ここ笑うところですからね)
宮前少年野球の一日をオムニバス形式で1本にまとめようと思う。防犯大会3回戦はフレンズは2試合目で筆者はスコアラーの任を得て第一公園ドームへ単身乗り込んだんであった。今日はQueensの大きな大会とも重なったけれど、終日全試合4戦を観戦とまで行かずとも、写真でそこそこの記録をしたんである。いや違った4戦ではなくフレンズ以外の3戦であった。写真で150枚ほどの。なので、それらを連盟広報として少年少女たちの熱き戦いをほんのちょっぴりではあるけれど世界に発信しちゃうのだった。

1.鷺沼ヤングホークスVS白幡台イーグルス
今大会はフレンズと組み合わせのヤマが偶然隣同士だったために、筆者が行けばその前後にヤングが試合をしていることになる。ヤングAにはもちろんQ姫がいるわけで勢い彼女たちを中心に撮ることになる。筆者こうみえてもフレンズと連盟の広報のみならずQueensの広報部長も兼任しちゃっているのである。
3回まで0:0だった。筆者が到着して早々に左打者Ayakaがレフト線への二塁打を放ったのだった。そのまま本塁へ果敢なスライディングで貴重な先制点を挙げる突破口を切り開いたんである。その後もYは怒濤の攻めをみせて4得点。厳選17枚。





しかし5回裏Eの攻撃ではあわや同点または逆転かとも思われる攻めで3点と肉迫。
たまらずタイムをとるKurosu監督。対するイーグルス監督は老練の将Wadaさん。近年イーグルスを宮前のトップまで引っ張って来た人である。やはり市大会まで行くチームにはそれなりの強さを秘めていたんであった。



今年のヤング数戦を観た印象では、終盤追いつめられても最後には相手を突き放す底力を持っていたんであったけれど、この試合は逆に終盤守備面でも崩れ大量失点、下の写真のような結果となった。


2.向丘サンダースVS有馬フレンズ

これは筆者スコアラーゆえに写真はないことは自明の理なんである。
ダイジェスト版的にスポーツ新聞的に概略を記述するとこうなっちゃう。
「初回裏FはSの失策四球盗塁などで走者2,3塁とすると、3番Akiの絶妙なバットコントロールでライト打ちのタイムリーで2点を先制。その後二死を喫するも堅守を誇るSにしては珍しくまた失策で走者を出すと、Fの下位打線Gakuがバットを振り切り右中間を破るタイムリースリーベースで更に2点を追加、名門サンダースに初回いきなりの4点先制でこの試合幕が開いた」...なんてね。
しかしこのまま行くわけもなく、サンダース投手Yamadaくんの前に打線は沈黙。新聞的に書けば「兄Soraくんに続きサンダース軍に入団したYamadaくんは、そのDNAを遺憾なく発揮し、最近Bクラスから上を虎視眈々と窺(うかが)うように頭角を表して来たF打線を力でねじ伏せる力投を見せる」...なんてね。
結果は12:5でFの惨敗であった。四死球失策をまず減らさないと少年野球は上には行けない、という筆者の確固たる持論は今でも変えない。それを克服した上で初めて強豪と互角に渡り合える、ということである。時に自チームへの愛あるが故の辛辣な批評を書くこともあるのが少年野球「晴耕雨読」。

3.宮崎モンスターズVS有馬子ども会
4.花の台フラワーズVS野川レッドパワーズ
を、続いて書くには今晩は夜が更けてしまった。鉄腕アトムだって原子力エネルギーを供給しないとただのデクノボウになってしまうように、敏腕記者だってアルコールエネルギーを十分に供給してやらないとただのハゲノボウズになってしまうんである。
肩がこってきたのでもう少しだけアルコールエネルギーを体内に注入しつつ、この3+4の2戦は次回に譲りたいんである。
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2017年5月20日土曜日

赤勝て白勝て

先日の「晴耕雨読館」ではロードショウ二本立てではあったけれど、今日土曜のそれは3本立ての興行なんである。写真の数が多いのでこれから銀幕を観る観客のみなさまには、今のうちにトイレに行き、左手にはポップコーンを用意されることをお奨めしたい。といっても背脂少なめ麺硬め、じゃなかった、文章少なめ画像多め、なのでほぼチャップリンの無声映画に近いものになる予感...と言って気がついたら結局文章もガッツリ書いてしまうのが「晴耕雨読」なんであるけれど。
ではでは、ブザーが鳴り客電が落ちるわけで...。

このところ仕事が緩くなって、昨日の晩は熱海の超高級和食店の物件の打ち上げで、我々フリーランサーの設計チームとクライアントのオトナ野郎5人で、新宿で3軒ハシゴしてしこたま飲んだのだった。3軒といっても焼鳥の煙の匂いのするところばかりで、香水の匂いのするところには行っていない。でもって今日土曜は久々に終日フリーとなり、まずは西有馬小大運動会、次に第一公園でのQueensと松風スラッガーズの合同練習、そして午後は有馬小大運動会へと井上陽水またはミスチルのように、「東へ西へ」「ニシヘヒガシヘ」と東奔西走なんである。
まずは、時系列を無視してQueensから。
明日は県大会の横浜スターガールズ戦が境川で開催されるに伴って、Queens枠で持っている第一公園球場で松風スラッガーズと合同練習を組んだとのこと。しかしこの日は宮前区内のあちこちの小学校で運動会なんであった。Q姫で参加できたのは5人のみ。

Koshimizu監督指導のもとあえて高めのボール球をミートする練習。
Akaneはなぜかインパクトの瞬間後、良い笑顔でカメラ目線になっている。


先日のブログ写真での「ノックバット間違い探し」では松風Abe監督はまだ読んでおらずキョトンとしていたが、QのKoshimizu監督と松風のコーチは正解を知っていた。相手がオトコだったので「正解者にはハグする」約束を忘れていたのはもっけの幸いであった。


外野から内野への連携プレーの練習。

久々にYoshidaコーチが見えていた。Daiちゃんともども松風男子にも丁寧に指導する。



明日は筆者はフレンズのスコアラーで境川には帯同できないけれど、是非頑張ってまずは一勝を勝ち取って欲しいと切に願っているのだった。
..................
さて3本立ての2本目。ここは西有馬小、大運動会。フレンズから在籍しているのはAnjuとY.Kaito。それに今年学区内に大豪邸を新築し有馬から西有馬へ引っ越して来るN家の、Kenzohと1年生になったばかりのSaki。KaitoとKenzohは折悪しく撮れなかったが、フレンズの姫ふたりはタイミングよくカメラに納めることが出来た。視力の悪い筆者、普通に遠目に見ると誰が誰だか判別出来ないけれど、4年生の女子の中でも突出して高身長のAnjuはすぐにファインダーでロックオン出来た。

Sakiと目が合うが、どうにも怪訝な表情。サングラスを取り改めてピースサインをするとやっとフレンズのオジサンだと気づいたのだろう、向こうもピースサインで返してくれた。

もうここ数年の西有馬名物と言ってもいいのかもしれない、運動会のプチテント群。筆者のころはブルーシートで陽光を浴びながら弁当を食べていたが、ここでは今は昔。ちょっと奇妙な光景ではある。近未来映画に出てきそうな、クローン人間を産み出す人工的な繭みたいだった。

3本目はいよいよ有馬小大運動会なんであった。午後からの取材だったので騎馬戦とリレーしか観ていないけれど。



フレンズの子らを追っかける。

騎馬戦最後の取り組みはフレンズ主将ShohmaとKunjiの一騎打ち。Kunji軍の馬にはTakashiとYuunosukeとジャイアン的な男子の最強トリオであった。



最後は運動会の華、リレー競技である。ここでもフレンズ軍団は活躍したのであった。


優勝は201対210で今年は白組の勝ち。きょうび紅白に別れての運動会が鳴りを潜めて、数チームで競うことの多くなった日本の運動会にあって、ここではまだ「赤勝て白勝てどっちも負けるな」的な良い意味で良き伝統を守ってくれているんである。
点数表示板のまずは1の位から開けて、次は100の位、そして会場中が固唾をのむ中、10の位が発表される。なかなか粋な演出なんであった。


NakamuraPTA会長からの挨拶。サングラスをはずすのを忘れたかおぬし。怪しい「インチキおじさん登場〜」なんであった。
ん?...待てよ。Nakamura家には大型4Kテレビでも購入可能なのに、今時珍しくテレビが置いてないので「ちびまる子ちゃん」のテーマソングのパクリであることすら理解出来ないかもしれないんであった。

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