2018年3月13日火曜日

春の明と暗

今回は連盟広報兼Queens広報としてのブログなんである。スコアブックがないので写真中心に行っちゃうわけで。(誤記があれば許されたし。訂正します)
ウルフVSフレンズ戦のあとは、水沢ライナーズVS白幡台イーグルス戦であった。イーグルスは昨年春季の覇者なんである。6年生が実に13名も在籍しているのは羨ましい限り。手元の大会冊子を見て気になったので調べてみた。ナニか?出身小学校が混在しているチームと単一小学校で構成されているそれとを。因にフレンズは近年増えて4小学校から来ておりバーズに至っては5校など、結構このようなチームが多いんである。ところが単一学校出身で成り立っているチームは少ないかと思えばそーでもなかったのだった。ワイルダース(犬蔵)、モンタ(宮崎台)、ライナーズ(稗原)、メイツ(宮崎)、グリーンズ(平)の5チームもあったんである。(※本大会の部のみ。少年野球「晴耕雨読」調べ)
だからナニよ?って話ではあるけれど、どうってことない話でもある。
両軍投手の勇姿。

初回からE打線が好調、3点を先制する。

がんばれLナイン。


試合を観戦しながらフレンズの野球小僧と姫たちは昼ご飯。

それをじっと見下ろし「うまそうなモン食ってるなあ。早よ地面にこぼさんかいな」と鳩たち。虎視眈々ならぬ鳩視眈々なんであった。

試合は一方的なEの優勢のままゲームセット。Lナインもこれをバネに頑張ってほしい。


強いチームはやはりこーゆーところからして違うんである。試合後円くなってコーチ監督の話しを聞く選手たち。ピシリと背筋を伸ばしコーチの顔を見て黙って聞き入る。ちっともダランとしていないわけで。
ウルフOgasawaraコーチの話を聞き入るウルフナインと一方ではイーグルス。
このウルフ選手の中から将来東大に行って大蔵省、じゃなかった財務省に就職する子もいるかもしれないが、決して公文書を改ざんしちゃうようなオトナになってはいかんぞ。

さて三戦目は野川台フォルコンズVSリトルグリーンズ。
ここはひとつQueensびいきでフォルコンズのQ姫中心で行くのであった。
Gの主将でエースは昨年5年連合でも大活躍だったYuukiくん。一段と投球に磨きがかかった感がある。

Fのベンチは夫唱婦随、監督TanakaオヤジとスコアラーSatokoちゃんのコンビネーションなんであった。


さてQ姫たちである。一塁手Mikku、二塁手Ayane、右翼手Tohko。ファインダー越しに表情を観察すると、Qの練習の時とは明らかに違う緊張感に包まれているように見えた。特にAyaneはゴロを一球処理するごとに、深呼吸しちゃうくらいであった。でもちゃんと捕手から投手への返球のカバーに走り、健気に頑張っていたんである。他の姫たちも大同小異であった。



初回Fが幸先良く先制点を挙げるも、その後GのYuukiくんの速球にタイミングが合わず打線が繋がらない。対してGは着々と加点する展開に。まるで先のウルフVSフレンズのようなスコアだった。フレンズはもっと悲惨だったが。
それでも守備では見事なホームゲッツーなどを見せて頑張るF。


Q姫の打席に立つ姿もカメラに納めた。敢えて打撃の瞬間ではなく、顔が見えるサイン確認の瞬間を狙った。




試合はFハヤブサ軍団の完敗であった。小さな緑軍の圧勝。

最後に余談ではある。
今年から連盟前会長から顧問となったSohmaさん。カメラ抱えてネット裏に行った時に筆者言ったんである。
「Sohmaさん、ダメですよ。昼間っから銀座のママと同伴ですか?」
今年Q及びフォルコンズ卒部の、ギロッポンのチャンネエ...じゃなかった、ザギンのチャンネエ...でもなかった、有名な「クラブ・銀座Queens」のママ、Emmyちゃんと談笑していたんであった。

にほんブログ村 野球ブログ 少年野球へ
にほんブログ村

少年野球 ブログランキングへ

2018年3月12日月曜日

開花宣言前の「桜散る」

春季大会二回戦は泣く子も黙るあのウルフ戦なんであった。FとWの実力差は十分認識しているものの、なんとか一矢(いっし)報いる場面をどうしても見たいのである。

先発は昨年と同じ不動のバッテリーのWに対し、FはエースShohの故障もあり今年彗星のごとく入部した新6年Ichiyaがマウンドに。

ここに至るまでの何試合かで打棒が爆発している3番Aki。2試合合計で8打数8安打なんである。目の覚めるような安打を披露して欲しかったのだった。「くわらきーーーん!」レフト線への良い当たりはWの好守でアウト。良い打者にはちゃんと「打たせない策」を講じているのだろうか、またはAkiの力みが結果を出せなかったのだろうか。それでも少し手応えは感じられたのだった...と思えたのはこの初回のみだったと分かったのは、試合が終わったあとだったのだが...。


その裏、Wの猛攻...ではない。Fの失策に乗じて内野安打と単打のみで気がつけば4点先制。小さなほころびを見つけたらその縫い目をどんどん広げて穴をガッツリ拡大し、しっかり点にしちゃうところもWの真骨頂である。極寒の北極で穴開きジーンズをはいてるような気分である。


その後も決して速いとは言えないけれど、丁寧にコーナーをつくコントロールと、緩急取り混ぜた投球でF打線を手玉に取るHibaraくん、捕手はあのTaiyohくんの弟Yuukiくん。Hibaraくんは奇しくもFのKaitoやTsukasaと同じ小学校であった。(※他チームで人名に誤りがあれば訂正します)

全く打てないF打線。なぜだろう、なぜかしら。反して着々と加点していくW軍団。


戦況に歓喜するW応援席と、奮闘を懇願するF応援席。RikoのオヤジはせっかくCarpの「赤頭巾」を着てきたのに。赤ずきん...その理由は忖度されたし。

少年野球では「エースで4番」なオロナミンCのCM的セオリーで主将になるのが常だが、守備がライトで主将というのも珍しい。毎年さほど大きな選手がいないのにめっぽう強いのは昔からのWの特徴。しかし中でも抜きん出て体格の良いInumaruくんの打撃は凄かった。4回裏彼の打球の方向を数学的(図面的)に表現するとこーなる。レフトAとセンターBの2点を線で結び、その線分を二等分した点から直線を本塁Cに引いて、更にその線分を本塁C点から外野方向へ延長したフェンス手前D点への大飛球安打を放った。
これを簡単に言うといわゆる「左中間をまっぷたつ」に割る二塁打なんであった。


ブログ冒頭に「せめて一矢(いっし)報いる」と書いた。終わってみれば一矢どころか一本の矢すら放てないで無安打無得点の完敗なのだった。
いくら王者相手とはいえ、もう少しデキルと思っていた筆者が甘かったのだろうか。筆者はどちらかと言えば自チームをお祭り騒ぎ的に過大評価するタイプではなく、逆にシビアに見ているほうだと自認するのだけれど、それでも今年はもっとイケルと思っていたのだが...。自省の念しきりの今日の試合であった。
これで今年も全国制覇の夢は途絶えたのだった(マジメに解釈しないでね)。
下を向いている暇はない。次の目標に向かって邁進するしかないのである。

今年は一時期のような「1強」とか「一人勝ち」の宮前ではないような気がする。いわゆる「群雄割拠」だ。とは言え「強と弱」の差は歴然。どうにかその覇権争いの一角に座を据えられればと思う、春季大会であった。フレンズの「春」は終わり桜は散ってしまったが、まだ希望の光は捨てていない。

さてこのあとの第一公園での2試合も観戦し、午後は帰宅後ワンコを胸に抱っこしながら1時間居眠りしちゃう。セブンの冷凍たこ焼きをチンしてアオサをどっさり振りかけてハフハフしつつ食べながら、火曜提出の京都ホテル図面の仕事を数時間こなし、笑点が終わる頃やっとクライアントへメール。その試合ブログも写真中心ではあるけれど簡単に書こうと思う。連盟広報兼Q広報としてである。
その2試合ぶんのブログはまた次回に譲りたい。
にほんブログ村 野球ブログ 少年野球へ
にほんブログ村

少年野球 ブログランキングへ