2021年12月22日水曜日

フレンズ2021送る会「感謝」

 はい、お待たせしました、2021年フレンズ6年生を送る会なんである。久々に長文ブログ、覚悟されたし。一等最初にお断りしたい。昨日のブログにも書いたけれど。コロナ感染予防を鑑みて手指消毒、広い空間での換気対策、基本的マスク会食...etcなんぞを講じながらの会合なんである。厳密に言えば多少はそーでもなかったりするけれど、そこはそれ忖度されたし。一見するとマスクをしてない場面が散見されるが、それは気のせいであるからして看過されたし。

開会の挨拶は見た目通りのビッグボス、Shohta監督なんである。決して香港映画のカンフーマスターではない。

「パンカーイ」の発声はお孫ちゃんと日向ぼっこするNishiharaじいじ。筆者急いでメシを胃袋に掻き込みNikonを手に各テーブルを遊撃飛行する。ちなみにここは新横浜の某ホテル宴会場。東京ドーム並の広さが確保されているので安心だ。フレンズは伝統的に弱小貧乏球団ではあるが、反面時には県大会優勝や全国まで行った少数精鋭軍団の側面もある。人数が少なく潤沢とは言えない予算をやりくりし、毎年この「6送会」だけは結構セレブな場所でやっちゃうのだった。分不相応ではあるが、6年生とその家族を盛大に送ってあげようと毎年父母たちが努力した結果である。ちなみに筆者がフレンズに入った時は、有馬の団地集会所で畳に座ってちゃぶ台だった。信じられないほど狭くてあぐらもかけず、体育座りで酒を酌み交わしたものである。当時は男でガラケーを持ってるのは半分くらいで、女性はまだ少なかった。隔世の感があるのだった。

筆者の出番であった。個人成績発表なんである。昨年まではこの時期はもう何十年も、スコアデータをまとめた成績表冊子制作や写真立てや賞品の振り分けや...etcやってきたんであるが、流石にもう疲れたし、「自ら老害を排除し後輩に席を譲る」または「飛ぶ鳥跡を濁さず」または「もう勘弁してね」的にほぼ全てを放棄し身軽になったのだった。ましてや今年は連盟記念誌でそれどころではなく、それを見越して今年早期の段階でフレンズには通達していたんである(実はもう2年前から)。やっと肩の荷が降りた。肩と腰は凝り固まったままであるが。

年間ベストプレイヤー賞始め、首位打者、本塁打王、盗塁王、最優秀防御率、最多安打、最多得点、最高長打率、...etc。これらの選手を読み上げて壇上にあげ表彰し賞品を代表(監督)から手渡すのが伝統なんである。毎年心を砕くのは6年で何も賞をもらえなかった子。大勢いればまだ救われるけれど。

この成績発表の場面は筆者は壇上の人なので当然写真はない。

このあとこれもフレンズ伝統、昨年のOBも招待するわけで。今年はコロナ禍もあって代表してエミちゃんことHoshiba母が馳せ参じてくれた。このあとのDVD上映では誰よりも声をあげて号泣していたのだった。

「6送会」のもう一つの人気コーナーは言わずもがなそのDVD上映会である。今年もNakamura母の力作だった。人によっては不愉快かもしれないが、6年親の「頬を伝う涙」を写真に収めるのはカメラマン冥利に尽きるし、本人の思い出にもなるのではと思うので、暗闇の中ベストの画角を探し彷徨し、シャッターチャンスを狙うのである。6年美女母たちはビジョビジョのずるんずるんの、グチャグチャに嗚咽を漏らしていた。もちろんモリモリ父Ayumuはバケツいっぱいの涙であった。ではどーぞ。

更に涙が。今年ほど泣ける場面が多かったのも近年珍しい。卒団生の親への作文とそれに対する親からのコメント。全てに通底するキーワードはひと言で言えば「感謝」だった。江戸、明治、大正、昭和と、男が人前で涙するのは恥ずべきこととされていた。けれど今はむしろヒトであることの証、男だって大いに泣いちゃって良いではないか。会場、感極まりもらい泣きする親も続出。4家族写真一気呵成に行く。

場は一転し明転、6年親からのサプライズパフォーマンス。Kanakoプロデュース「かーもーんベイベ、アンメリカ〜」なんであった。ちょっぴり昨年2月のフレンズ40th記念式典を想起したのは筆者だけだろうか。

新チーム背番号発表。主将はなんとかつて宮前でも数えるほどしかいない女子主将の誕生だった。今年Queensにも入団したSatsukiである。他チーム、来季はお手柔らかにお願いします。

これを見届けて筆者はタバコ休憩。戻ってみるとちびっ子たちの背番号授与。11番をもらったEitoはいつになく大緊張の表情で職人の作りたてのコケシのようにガチガチに固まっていた。このEito、兄貴の連合に帯同して他チームの大人にも顔が覚えられて、そのキャラで存外ファンが多いのである。

大トリはSatoh総監。ここ数年飛躍的に劇的にオトナになった彼。フレンズを牽引する総監の立場に相応しいスピーチであった。入部当初めっちゃヤンチャだったShuntoの場面では感極まって声が上ずる場面も。大人になれば涙腺が緩むとはこのことなんである。筆者が同じ立場なら「1000mlの涙」でバケツ三杯になっていたに違いない。

最後は集合写真。ホテルスタッフにNikonを渡し撮っていただいた。変顔バージョンと笑顔バージョンの2枚。それに6年、父母、ベンチスタッフのカット。全員マスクを取って息を止めて撮ったのであしからず、なんである。

さてちょっとしたエピソード。この日スコアラー兼配車担当部長Achiwa母から聞いた話。前回ブログにも書いたけれど。この「晴耕雨読」を毎回読んでいる子が毎日日記を書いているそうな。それが「ですます体」ではなく「晴耕雨読」的「なんである体」の文体になっちゃっているとのこと。普通なら「今日ボクはヒットを2本打ちました」が「今日ボクはヒットを2本打ったんである」となっているとのこと。実に嬉しい限り、なんである。時にオトナでも判読できない難しい漢字や慣用句や四字熟語を多用する「晴耕雨読」なんであるけれど、これからも愛読されたし....なんである。きっと将来は国語辞典編纂者か、文学博士で大学で教鞭を執るに違いない。(^-^)

..........

さてここからは有馬に戻って6年主催の二次会。さっくりと行きたい。6年親からベンチスタッフへ記念Tシャツ贈呈。Ohmori夫妻共々Maeda夫妻もチームのための努力を惜しまず、選手確保やチーム運営など多岐に渡り、陰になり日向になりチームを支えてもらった。子供たちのみならず、Maeda父のようなこんなメンバーがいるから、私たちはフレンズを誇りに思うのである。Maedaさんはまだ下にEitoがいるが来季は一旦骨休めでユニフォームを脱ぐ。

お馴染み有馬フレンズ美女軍団、今年一年チームのために本当にお疲れ様でした。これからもよろしく哀愁なんである。逢えない時間が愛を育てるわけで。(^-^)

タバコ休憩で外に出ると女子中学生かJKか?「めっちゃバエる〜(映える)」とキャピキャピしながら、夜空の満月をスマホで撮っていた。

私も満月を仰ぎつつふと昔に想いを馳せた。筆者にとっては感慨深いOhmori夫妻であった。ちょっとした打ち明け話になる。個人的に長年(約26年)見てきたフレンズ史上記憶に残る夫妻のひとつである。兄貴Hiroが入部しHaruはまだ幼稚園だった頃。Haruは「オラ、野球なんかやらねえ、サッカー行こうかな」なんて。筆者はHiroの後もOhmori夫妻に残って欲しくて、姑息な手段に出たのだった。Ayumuちゃんには他の人には内緒ねと釘を刺して。「おい、Haru。フレンズに入ったら良いもんあげるぞ」と。当時流行っていた妖怪ウォッチにするか迷った末に、ドラゴンボールの悟空のフィギュアを極秘にプレゼント。それが功を奏したかどうかは怪しいが、Haruはまんまとフレンズに入り、Ohmori夫妻もこのあと何年も子供の野球で楽しい思いをチームと共有することになる。なっちゃんとはお別れになるが、Ayumuちゃんは来季もマネージャーとしてチームに残ることになった。Kawai父もHP担当広報として業務を推進してくれることに。父たちが残ることはフレンズでは実に珍しい。筆者はその成れの果てである。

最後の写真は左からOBハーレーダビッドソン野郎Inoue、縁側でお孫ちゃんと日向ぼっこジイさんNishihara、渋いイケメン、ポール・ニューマンKonno、晩年のジャック・ニコルスンTeshimaなんである。この後性懲りも無く大勢で三次会居酒屋へ雪崩れ込んだのは言うまでも無い。

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2021年12月20日月曜日

世知辛い年の瀬に 心温まる

 先週土曜はAMQueens練習、PMは新神木会館でQのクリスマスパーティー、夕方からはオトナの忘年会的な。更に翌日は同じく新神木会館で朝から連盟記念誌の各方面への封入作業。午後は新横浜でフレンズ6年生を送る会と、目まぐるしい週末なんであった。

さて今回は順番にQueensから。写真枚数も少ないのでサックリと。

練習後筆者が新神木会館へバスで行ったのは夕方であった。Queensや連盟でもう何度も利用させてもらっているわけで。
ちょうど宴もたけなわ、たけなわプリンスホテル、じゃない高輪プリンスホテル的な、クリパー的ビンゴ大会が絶賛開催中であった。

そうそう、お断り申し上げる。手指消毒、定期的窓開け換気、基本的マスク会食を遵守した上での久々のパーリーピーポーなんである。オミクロン氏が来日してすでに時間が経ち、あちこちでその姿が目撃されている。感染力は強大なれど実力は打率1割台として、このまま収束という見方もあれば、いやいや第六波がきて収束にはもう一年かかるとの慎重論もあったりして。来年になればまた自粛せよとの世論が世界中を席巻する前に、今のうちに静かな会を催すことになんの躊躇いがあろうか。

そーこーしてると、恒例のプレゼント交換会が始まった。大昔Qに関わり始めた頃、筆者も家で娘が使っていたプーさんの掛け時計を持っていったことがある。真ん中本塁でマスクを被り主審を務めるはムードメーカーRana母である。子どもたちに同化しちゃって実に可愛いではないか。

宴も高輪プリンスPart2、来年の6年生のお披露目、抱負を語ってもらった。Momo、Kirari、Satsukiの3名。来年も人数的に厳しいことに変わりないが、このところ続々と可愛い新人Q姫たちが入部してきていることは、この世知辛い年の瀬に心温まるニュースなんである。

階下ではCoconaが弾けていた。来年は是非打席でも弾けてほしい。Coconaが「ねえねえ、この船ってなーにー?」と聞いてきたので「ワンピースの海賊船だよ」と答えておいた。

Queens美女軍団のカット。この後一旦散開となり、引き続き21時までオトナのささやかな忘年会となった。

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かすかに二日酔いぎみで翌朝9時再度神木会館へ来てみると、昨晩Queensに気の早いサンタクロースがやってきたらしく、玄関先にショートケーキを置いていったらしい。Sasaki副会長のお孫ちゃんの胃袋に収まることになった。

前述の通り連盟記念誌の最後の打合と封入作業。予期せぬ事情で土壇場に来て予算が逼迫してきたことが判明し、郵送は極力抑えて節約し、なるべく手渡しの人海戦術に舵を切った。それでも各方面への封入は結構な冊数になった。

この後筆者とNishiharaさんは中座し、フレンズの6年送る会への車中の人となったのだった。

そのフレンズブログはまたいずれ、なんである。文章には様々な文体がある。ですます体、口語体、文語体、丁寧体、尊敬語、謙譲語etc。強いて言えばこのブログは「晴耕雨読」的「なんである体」なんである。この「晴耕雨読」的「なんである体」で、普段の日記に書いているフレンズの少年がいたことを後の午後に知ることになり、筆者は感激しちゃったのだった。

その話もまた次回、なんである。

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2021年12月16日木曜日

さよなら りん

 

13日月曜午前は、福岡のホテルの案件打合で千駄ヶ谷のクライアントへ。その足で午後は沖縄のホテル案件で品川の別のクライアントへ。コロナ収束状況を見据えて旅行ホテル業界が動き始めていることを実感したわけで。

かつて通勤していた千駄ヶ谷の会社の帰り道は、懐かしい新宿御苑の裏道である。澄み渡った冬空の青と、銀杏のクロームイエローの見事なコントラスト。

銀杏の葉が風に散る。無数の葉が顔に舞い散った。

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その日帰宅した夕方、もうひとつの小さい命が散ってしまうことを思い知る。

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愛犬「りん」の寿命が近づいていることはもう覚悟していた。ここ数ヶ月はめっきり老衰が目立ち、ここ数週間はそれが一層顕著になり、もしや年を越せないのでは、とまで思い至るほどだった。もうまともに歩けなくなっていた。小型犬の平均寿命は15歳。10月末で15歳を迎えたりん。ここ数日の様子から覚悟はしていたけれど、思いのほかその時は突然やってきた。帰宅するといつもと全然違う眼差しで私を見つめる。普段なら一日中寝ているのに、呼吸は荒く全く寝ないで目を閉じずにずっと私を見るのだった。まるで「もうすぐ逝くからね」と言っているかのように。これまでニャンコの「ももこ」と「ぴあの」を看取ってきた経験から、今晩が山だと直感した。あの時と同じ眼差しだった。息子と娘にLINEした。「覚悟しておいたほうがいいかもしれない」と。


月曜深夜に息を引き取った。これまでの想い出が走馬灯のように溢れてきて、涙も溢れて嗚咽が漏れた。号泣や慟哭はしない、覚悟はしていたから。想い出を語ればいくらでも書けるけれど、もう駄目だ。これを書いてる序盤から鼻水が止まらず、いく筋も涙が頬を伝い、もうキーボードも滲んで判別できないから。

りん 享年2021年12月14日永眠 15歳1ヶ月

りん、今までありがとう........

2021年12月12日日曜日

新人戦(追記)集合写真

 昨晩新人戦決勝ブログを深夜に書き終えて、やれやれとベッドに潜り込んだとき、ハタと気がついたんである。最後の集合写真を掲載してなかったことに。一眼レフの望遠ではマウンド近くまで離れないと全員が画角に入らないので、最近はiPhoneで撮ることにしているわけで。それだけは別フォルダに温存していたんであるが、失念してしまったのだった。

日曜朝にブログを追記アップするなんて近年記憶がない。幸い今日はすでに連盟大会も終わりフリーの日曜である。「フリーの日曜」...あらまあ、なんて素敵な言葉の響きでしょう。改めて集合写真のみ掲載するという暴挙に出るのだ。

優勝 野川レッドパワーズ

準優勝 花の台フラワーズ

大人も入った写真は花フラお母さんの一眼レフで代わりに撮ったため、うっかり筆者のiPhoneで撮るのは機を逸してしまった。

第3位 向丘サンダース

第4位 鷺沼ヤングホークス

ヤングは大人参加の写真は遠慮していた。

以上、昨日の追加的ブログなんである。今週末は記念誌委員会打合、Queens、フレンズのイベントあり。明日から仕事が輻輳的に同時進行で多忙になるため、ゆっくりのんびり出来ない年の瀬になりそうである。

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