13日月曜午前は、福岡のホテルの案件打合で千駄ヶ谷のクライアントへ。その足で午後は沖縄のホテル案件で品川の別のクライアントへ。コロナ収束状況を見据えて旅行ホテル業界が動き始めていることを実感したわけで。
かつて通勤していた千駄ヶ谷の会社の帰り道は、懐かしい新宿御苑の裏道である。澄み渡った冬空の青と、銀杏のクロームイエローの見事なコントラスト。
銀杏の葉が風に散る。無数の葉が顔に舞い散った。
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その日帰宅した夕方、もうひとつの小さい命が散ってしまうことを思い知る。
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愛犬「りん」の寿命が近づいていることはもう覚悟していた。ここ数ヶ月はめっきり老衰が目立ち、ここ数週間はそれが一層顕著になり、もしや年を越せないのでは、とまで思い至るほどだった。もうまともに歩けなくなっていた。小型犬の平均寿命は15歳。10月末で15歳を迎えたりん。ここ数日の様子から覚悟はしていたけれど、思いのほかその時は突然やってきた。帰宅するといつもと全然違う眼差しで私を見つめる。普段なら一日中寝ているのに、呼吸は荒く全く寝ないで目を閉じずにずっと私を見るのだった。まるで「もうすぐ逝くからね」と言っているかのように。これまでニャンコの「ももこ」と「ぴあの」を看取ってきた経験から、今晩が山だと直感した。あの時と同じ眼差しだった。息子と娘にLINEした。「覚悟しておいたほうがいいかもしれない」と。
月曜深夜に息を引き取った。これまでの想い出が走馬灯のように溢れてきて、涙も溢れて嗚咽が漏れた。号泣や慟哭はしない、覚悟はしていたから。想い出を語ればいくらでも書けるけれど、もう駄目だ。これを書いてる序盤から鼻水が止まらず、いく筋も涙が頬を伝い、もうキーボードも滲んで判別できないから。
りん 享年2021年12月14日永眠 15歳1ヶ月
りんちゃんお疲れ様でした。
返信削除とっても寂しいですよね、少しでもお気持ちわかります。
わたしにも弟だと思うほどの家族、シェルティのサブちゃんが居ました。
最後私と目があった時の何かを訴えているんだろう、眼差しは今でも蘇ります。
サブよりも可愛いシェルティには今だに出会ったことはなく、
きっとあの子は私の弟で親と私を繋ぎ止める役目をしてくれてたんだと思います。
とってもいい子でした!
寒くなってます、お身体ご自愛ください。
サブちゃん さん
返信削除コメントありがとうございます。
やはり分かりますか、あの最後の訴えるような眼差し。
まだ1週間しか経ってないので、思い出すと今でも涙腺がゆるゆるになっちゃいます。
シェルティのサブちゃんもきっと可愛かったんでしょうね。
シェットランドシープドッグはとても利発そうで可愛く、私も好きな犬種です。
今日、遺影を作り額装しました。
いずれブログにもと、思ってます。
コメントありがとうございました。