2022年8月23日火曜日

激戦の宮前秋季4戦ブログ

まずは仙台育英、東北勢として初の優勝おめでとう!若き39歳イケメン監督が 言っていたけれど、東北人は自分の県が負けても、次は同じ東北の他の高校を応援する気質があると。(他の地方はどうなんだろう?)監督曰く「宮城だけじゃなく東北の人たち全部から背中を押されている気がして」という言葉はあながち間違いではない。育英が勝った瞬間山形の同級生グループLINEにおめでとうのコメントしたら、皆こぞって嬉しい、良かった、感動した、泣いてしまった...と返信が返ってきた。やはりみんな応援してたんだね。んだ、んだ、いがった、いがった、なんである。ちなみに山形LINEではほぼ100%山形弁は喋らない(^-^)監督のコメントには感動がいっぱい詰まっていて「ウチだけではなく全国の高校生に拍手を」と言うひと言には実に心打たれた。思わず目頭が熱くなったのだった。

さて、こちらは宮前少年野球。秋季大会決勝トーナメント初日4試合である。写真量が全部で100枚前後となる見込みのため、試合経過のテキスト文章は極力短くしたい。「晴耕雨読」的文章の鎧を脱いで、ビジネスライクに行っちゃうことをお許しくだされ。...と言ってもやはりフツーに長文になっちゃうんである。(実際今回は相当長いブログです)

●ヤングVSモンタ

花フラVSリトグリに匹敵しちゃうくらいユニフォームの配色が似ている対戦なんである。筆者遅れて到着後、すでに試合は白熱していた。

互いに長打の応酬、点の取り合いゲーム。ヤングは主将はじめ何人もの重量打線がウリだ。「高身長、高学歴、高収入」の3高は古い言葉だが、ヤングにおいては「高身長、高打率、高イケメン率」のイケメン揃いでもある。モンタもそーであるが長距離砲の撃ち合いで毎回得点。

本部席から観るとフェンスを超えて本塁打か?あるいはエンタイトル2ベースか?的な当たりが量産される。審判のジャッジで初めて「あ、エンタイトルか」と分かる。

4回表まで互いに2〜3点を入れて10:4でヤング大きくリード。その裏モンタ最後の死力を尽くして3点をし追い上げるも、ここまでの点差が大きく差を埋めることは叶わなかった。Mも本当に大健闘だった。10:7でYの勝利。

●ウルフVSサンダース

こちらも長打炸裂大会なんである。投手力は互いに充実しているものの、それを上回る打力がものを言う。ウルフは初回から4得点。「こんな豪速球なのに、よくもまああそこまで運んだなあ」的に。

その裏Sも負けじと主将、主砲の活躍などで2点を返し4:2。

しかしWもまた奮起し2得点しジワリ点差を広げる。

そうは問屋が下ろさねえ、こちとら誰だと思ってんだ、泣く子も黙る青い稲妻軍団だぜぇ、一昨日きやがれってんだバーロー、....と言わんばかりにSも応戦し2得点の猛追で6:4、試合はまだまだ分からない。(このご時世乱暴な言葉遣いはNGですが、日本古来の江戸様式の言い回しの伝承のために敢えて表記しちゃうのだ的な「晴耕雨読」なんである)

そして3裏にはついにSがW狼の尻尾を捕らえて追い越したのである。4得点し大逆転の6:8とする展開に。

ところがである。最終回W狼は猛然とダッシュし、光の速度で先を行くS稲妻を捉えると、ガブリと鋭い牙でかぶりつき猛攻の末5得点、その裏Sも1得点し肉薄したものの、結果11:8でWの勝利。

●お知らせ

試合中サンダースOBでもある、宮前ドリームスコーチのTakahashiくんが顔を見せた。中学軟式野球クラブチームで宮少連の中学野球傘下チームである。Ishikura監督(息子さん)とチーム創立を支えてきたが、この度縁があってドリームスを離れリトルシニアのコーチに就任とのこと。Matsui会長や連盟に律儀に挨拶に来てくれたのだった。相変わらずの礼儀正しい爽やか好青年である。もう一点。年末放送の皆さんお馴染み「SASUKE」に予選応募し、今審査中とのこと。審査に通れば年末彼の姿をTVで観ることになるかもしれない。Matsui会長もTBS緑山スタジオに応援に行く...かもしれない。

●バーズVS花フラ

主将くんの飄々とした風貌とは裏腹に、打撃では再三の長打を放ちチームを牽引。初回B軍、幸先良く1点先制す。

その裏Hの攻撃。花フラといえば今季宮前をレッパと二分する勢力を持つ巨大軍団である。B相手にどのような横綱相撲を見せるのか...と思いきや、1裏は同点どまりの1:1。

しかし3裏にはやっと本領発揮、5点の大量得点し、1:6と引き離す。左袖にはフィールドフォースのワッペンが。ナニナニ、左は横浜スタジアムか、真ん中は中華街の門だな、右はほっほう、鎌倉の大仏ではないか。フィールドフォース杯は拮抗した互角の戦いだったものの、サドンデスの僅差で涙を飲んだHであった。

Bが最後の踏ん張りを見せてくれた。今季2冠王者相手に立派な戦いである。4、5回と得点を重ねて4:6と肉薄したものの、ゲームセット。Hが勝利した。

●レッパVSメイツ

言わずもがなレッパは午前中ジャビットチャンピオン大会で遠征し、こちらも惜敗の重い肩を落として宮前に帰還し、宮少連秋季に臨むのだった。しかしシートノックを見れば気分一新、新たに試合に臨むナインの姿があった。初回Rは4得点。特筆は主砲Wakimotoくんの特大ホームラン。常に長打を狙っている目の輝きは、ファインダー越しによく分かる。ちなみに今日の4試合で飛び出した本塁打は複数本にのぼる。さらにちなみに、WakimotoくんはJrジャイアンツにも選出された。

Mも奮戦するも初回は無得点。相手Rは花フラとの今季二大巨頭なんである。失うものはない。捨て身の覚悟で頑張れメイツ。

Kohseiくんの打席では見事な三振。ベンチのTsukamoto監督、オヤジNoguchiコーチはその瞬間、昭和のTVバラエティー番組よろしく、大いに「ずっこけた」のだった。決して足元がぬかるんでいたわけではない。ただ、筆者的には打撃フォームは素晴らしくいつか大きく開花することは間違いないと見る。手元のレッパAチーム名簿では現5年生は彼を含めて3名。来年はチームを牽引できるような存在にね(^-^)

なんとか一矢報いようと奮闘するM打線。なかなか王者Rの足元を掬うことが出来ず無得点。スコアボードに0が並ぶ。

対するRパワー打線は着々と加点する。それにしても、なんである。B監Hiranoさんが兼任でAの28を背負っていた。眼鏡をかけたタヌキ腹、いや憎めないタヌキ親父なんである。筆者も人のことは言えない。ビール腹のぽんぽこタヌキ腹では負けないようになった。Hirano28、Suzuki29---Tsukamoto30、Noguchiマネに囲まれてスコアラーの美人母。これを掃き溜めに鶴、または美女と野獣ども、と言って他にどんな表現があろうか?Hiranoさんが加わって野獣感が一層高まったと思うのは筆者だけではあるまい。R伝統のダミ声で咆哮するこのベンチスタッフは、今季王者赤力ナインを牽引しているのは間違いない。

その後も確実に加点するRナイン。結果は10:0のコールドであった。決勝Tまで駆け登ったMナインにも拍手を送りたい。

戦い済んで日が暮れて、強者どもが夢の跡、...。

いよいよ宮前秋季もベスト4が出揃い佳境を迎える。Queensシスタージャビットは色々あって予定が8/27から9月18日に延期となった。筆者は相変わらず少年少女野球を追う週末となる。

2022年、去りゆく夏の尻尾を追いかけるように。

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2022年8月21日日曜日

夏も後半戦

 真夏も後半戦に入った。近所のヒマワリも未だに健在である。

さて本日日曜はいよいよ宮前秋季大会決勝トーナメントの始まりなんであった。4試合8チーム分の取材を敢行した。リーグ戦を勝ち抜いてきた宮前の猛者(もさ)だけあって、全チームレベルの高いゲームであった。カメラのバッテリーと後々の写真選択地獄を勘案し、極力枚数は控え目にしたものの、全部で400枚越え。今やっと試合ごとの選別を終えたばかりなんである。何をか言わんや...。今から深夜の文章執筆は明日からの仕事を考えると、ほぼ自殺行為である。雨の日に傘を持たず帽子をかぶらず出かけるようなものだ。それでなくとも最近日中やたら眠くて仕方がない。スマホ片手に睡魔に襲われ、気がつくとスマホを床に落として爆睡していることしきり。なので、秋季決勝Tブログは明日以降に持ち越したい。

更にはMacで写真選択中に、Queensシスタージャビット予定の連絡網、連盟来週の予定連絡網、甲子園出場し優勝した宮前OGRikoへのご祝儀の件での何件ものやり取り、さらに仕事のクライアントからの資料の件での連絡...etc。こんなんで時間がツルツルと消費されていく。まるで亀山製麺のうどんの喉越しのように。

とは言え「晴耕雨読」的オマケ写真2点。

1戦目ヤング先発投手くんの写真を複数枚撮った。目を疑うほど2枚の写真のポーズが全く同じ。シャッターのタイミングももちろんあるが、2枚が1mmも違わないのはそれだけ投球フォームが自分のものになっていて、安定している証拠だろう。背景の走者の位置が違うことが、別々に撮ったカットの証拠である。

もう一枚。投手の力投やスラッガーの豪快なスイングや激しいクロスプレーを切り取ることを写真の中心にすえているが、画角、構図、ピント、色味、光、ボケ感、被写体の躍動、その全てが今日イチベストだった写真はコレ。4試合目に王者レッパを相手に力投したメイツ投手くんのカット。

試合結果だけ写メにて報告。明日から本文執筆に挑みたい。ただし4試合あるので簡略化して、なんである。

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2022年8月19日金曜日

夢 甲子園 叶う


2017年の2月に、目をキラキラ輝かせたある少女がフレンズ体験会にやってきた。走り出したら止まらない、ニコニコしながら水を得た魚のように、ピチピチと笑顔を弾かせながら走っていた。男子に混じっても全く引けを取らず、ボールを追いかけ実に楽しそうだった。すでに何度か体験に来ていたこの少女はまだ4年生。程なくしてフレンズへ正式入部となった。

Rikoだった。大のカープファンの両親を持つ、カープ女子のRiko。カープ女子と言っても本当の小学生女子だった。国会図書館に匹敵する膨大な「晴耕雨読」収蔵写真アーカイブから、その当時の写真を発掘。スカートでの参加だったことが微笑ましい。。

フレンズ的オマケ。この時もう一人の少女がいた。1年生だったはずだ。3人の兄たちがフレンズを通過したことで、その流れで参加したSatsukiだった。この子が今年のフレンズ主将を務めていることを思えば光陰矢のごとし、実に感慨深いものがある。現フレンズの親たちやQueens関係者が見たら思わず頬が緩んでしまうことだろう。

Rikoのこの下の笑顔がのちのフレンズに多大な好転をもたらすことになるとは、この時一体誰が想像しただろうか。

....

2018年6年生となったRikoの成長目覚ましく、フレンズに新しい風を吹き込んでくれた。楽しい時も苦しい時もいつも笑顔だった。野球を純粋に楽しむその姿を私は忘れない。少年野球と言えど「勝利至上主義」になった今、本来の少年少女野球のあるべき姿を見て取った思いがした。

2018年宮前秋季大会決勝トーナメント、VSヤング戦の守備は今でもくっきりと記憶する。ライト守備についていたRiko。大事な場面でヤングの打球がライト線へ上がった。誰しも捕球は無理と思ったその瞬間、猛進してきた白い影が見事ダイビングキャッチでスリーアウトチェンジ。Rikoだった。あの時の感動は今でも脳裏に焼き付いている。当時その時のブログも書いている。あの時の体験会の少女は逞しくなり、ユニフォームをどろんこにしてチームを救った。ベンチへ帰還するRikoを全員が笑顔で迎えた。当時の監督は現理事、連盟TAのItohくん。観覧席では両親も歓喜していた。その後Rikoの活躍は目覚ましい限り。有馬中学野球部主将や、神奈川代表ヤマユリで全国大会にも進んだことは昨年「晴耕雨読」で既報の通り。

.....

昨年から甲子園では、女子硬式野球の決勝も開催されることになったことは実に喜ばしい限りだ。女子プロ野球が停滞している今、せめてもの起爆剤になってほしい。今年の甲子園優勝は横浜隼人。Rikoは1年生ながらベンチ入りメンバーになった。控え選手ながら1年でベンチ入りは凄い快挙だ。今度はぜひ甲子園のグランドでプレーする姿を見てみたい。宮少連では毎年ベンチ入りメンバーとなった甲子園へ行った宮前出身選手に、連盟規約でお祝い金を出している。ましてや優勝メンバーだ。...そーだ甲子園で思い出した。甲子園決勝はRikoが初めてではなかった。筆者の息子の一個下だったフレンズOBのMiyataくんは東北高校3年の夏、甲子園決勝まで進んで準優勝だったことを思い出した。(彼は現エネオス社会人野球)。言わばフレンズは甲子園出場どころか、決勝戦まで行った二人の選手を輩出したことになる。優勝と準優勝だ。実に嬉しいものである。筆者以上に嬉しく思っているのはYanagisawa代表とKaneda顧問に違いない。

詳細は今朝のタウンニュースをどーぞ。フレンズやQueensグループLINEにも載せた。※出典タウンニュース宮前版2022/08/19

Riko卒業後、今でも一年に1,2度、女子野球絡みでRiko父とLINEすることがある。今でも「晴耕雨読」を読んでもらっているそうだ。今回の快挙でおめでとうのLINEしたら、下の2枚の写真が返ってきた。Rikoの笑顔は健在だ。

「夢 甲子園」

夢は見るものではなく叶えるものだ...とは太古の昔から言われる格言だが、Rikoの夢は叶った。次の夢=甲子園3連覇に向けて、頑張ってほしい。フレンズもまさかの全国大会出場ベスト16になったことも記憶に新しい。ん?いや新しくはないか2015年だった。Fの当時を知らない今の若い親御さんや子どもたちに、当時を知る監督だったSatoh総監とかItoh、ShohtaやOhmoriコーチNakamura父などが連綿と語り継いで欲しい。ブログでの語り部は筆者の役目である。

※今回Rikoに関して少女だった体験会からの一連の流れを書き綴ったのは、今野球をやっている少年少女にも夢を叶えて欲しいからだ。甲子園優勝だけにスポットを当てて簡単に書き終えたら、単に遠い夢や憧れで終わってしまうかもしれない。そーではなくその選手も昔はキミたちと同じ小学生の少年少女だったこと、その時系列を同系列に並べることで、より現実味が増し励みになるのではないかと企図したんである。

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