2022年9月20日火曜日

泣(鳴)かないでヘロン♪

 ♪「鳴かないでヘロン、雨を呼ばないで」 ♪

これ、なんだかわかりますか?長野オリンピックの時のキリンビールCMソングである。歌は筆者が尊敬してやまない山下達郎。昔からヘビロテの歌手って誰にも数人はいますよね。筆者の場合、ビートルズは中学の頃から、Queenもエルトン・ジョンも若い頃から何十年もズズズーー〜っと、聴いているわけで。土曜Queensのあと午後仕事の時は、ほぼエルトン・ジョンを流して仕事するんである。邦楽でのダントツはこのタツローなんである。初めてこの「鳴かないでヘロン、雨を呼ばないで」の歌詞を聞いたときは、勝手に「ヘロンと言う天の神が泣くと雨が降る」と解釈していた。ところがビミョーに違っていた。ヘロンとは青鷺(アオサギ)のことで、昔から、「朝アオサギが鳴きながら飛んでいくと、その日は雨が降る」と言う伝説があるのだそーだ。つまりヘロン(アオサギ)は「泣く」のではなく「鳴く」のだった。オリンピックに限らず屋外でのスポーツ、少年野球も然り、空が泣いて雨を呼ばないで欲しいと願うのは、筆者のみならずオリンポス古代ローマ時代からの全人類の希(ねが)いなんである。

※上記ヘロンの件(くだり)、「晴耕雨読」アカデミー学院的うんちくである。ここでの文章のコピペは全く問題ないので、出典さえ明記していただけたら大いにどーぞどーぞなんである、ギャオスレッパブログさん(^-^)

週末の台風狂想曲には天の神に翻弄されっぱなしだった。この時間にはマジ雨が降るぞとスマホ天気アプリが予想するも、全く降らず、降雨予想時間はどんどん遅くなる。雨雲レーダーは九州の台風本丸とは別個の、ちぎれたような小さな台風がスピードダウンしちゃった形であった。結果日曜のQueensシスタージャビットは、朝6時寸止めで中止延期に追い込まれた。昼前からヘロンが本格的に泣き始めたのだった。

さてそんな日曜夕方、Matsui会長主催で川少連秋季大会に向けて、各チームの激励会と言う名の大盛り上がり飲み会大会が開催された。単独レッパ、花フラ、連合宮前クラブ、ヤンキース、アベンジャーズ、クラブJr、スマイリーズ(Queens)の各指導者、連盟関係者が約30名ほど参集したのだった。この「晴耕雨読」で日頃少年少女の額に光る汗や弾ける笑顔を追い求めているのは表の顔。裏の顔はこんな野郎どものオトナのブログも書くんである。以下むくつけき中年老年壮年のむさ苦しい男どもの写真のオンパレード。時々コメントあり。

会長挨拶では宮前全軍に対してかなりハードルの高い要望があり、むしろそれで士気を鼓舞することになった。さすがはMatsuiさんである。

会長から自腹であの幻の焼酎「森伊蔵」が提供された。筆者10数年ほど前に鹿児島へ出張した際、この森伊蔵を現地で買おうと思ったことがあった。定価は¥2,800なのだがプレミアが付いて当時3万円近かった。酒屋さんでさえ手に入らない銘酒であった。

さてここからは各チームから挨拶。ヤローどものごった煮なので、食傷気味になった方は早めに胃薬をどーぞ(^-^)QueensからはMurata,Satoh,Mochida,Ueshima各氏のフル参戦。筆者は連盟とQ広報兼任にて参戦である。

Abeちゃんである。Abeちゃん率いるは宮前アベンジャーズ。アベンジャーズではなくアベチャーンズと理解してほしい。例によってAbeちゃん劇場が始まり一同爆笑。因みに狭い空間なのでiPhoneのワイドレンズモードで撮っている。それが為に写真によっては頭が1メートルあって足が10cmなんてコケシのような絵もある。

開始早々から長距離ミサイルが着弾したかのような、爆裂音にも似た爆笑音が聞こえてきたのは言わずもがなTsukamotoレッパ軍のテーブルであった。しかし強面(コワモテ)軍団の異名を取る裏の姿を筆者が見逃すはずもなく。彼らが夜の野川村を闊歩すれば誰しも道を譲るに違いない。Tsukamoto大親分から盃を分けた子親分とその若頭か。(^-^)

※愛すべき彼らの擁護をすればたまたま偶然こんな表情の絵になっただけである。

戦い済んで日が暮れて。今季宮前の戦場をこの赤と緑の軍団が何度も死闘を演じた。しかしラグビーで言えば今はノーサイド。単独ではこの赤緑が決勝で白黒つけることを願うのである。「赤緑が白黒」うーん我ながら実に面白い。

ここからは鷺沼某所での二次会。多くは別の居酒屋へ移動したか帰宅したかである。おそらく野川村ではまるでイナゴの大群が一瞬にして穀物を食い荒らすように、Rの野武士どもは野川の酒を根こそぎ飲み尽くしたに違いない。緑のTadaiさんは少々お疲れモード。

程なくしていつの間にやら美女3名が参加してきた。ヤローだけの酒の席にポツンと咲いた可憐な花3輪、掃き溜めに鶴...ってちょっと言い過ぎか。でも途端に場が華やぐのは嬉しいことだ。こんな表現は今の時代、女性蔑視的表現として糾弾されかねないが、綺麗なものをキレイと言って何が悪いのよ。「晴耕雨読」的にはギリセーフとしたい。TA・Yoshikawaさんの愛妻Chihiroちゃんら美女3名が参加。

この後筆者は帰路につき、翌朝若干二日酔い気味で目覚めると現代人の必須アイテム、スマホが見当たらないではないか。よもや昨晩居酒屋に忘れてきたか?あちこちバッグやGパンのポケットなど隈なく探すも発見に至らず。一瞬体温が上昇しパニクリながらヤッベとなる...あたふたしながら、ふと玄関の下駄箱を見るとチョコネンとiPhoneが静かに横たわっていたのだった。酔っ払いあるあるなんであるある、なんである。

Queensシスジャビは今週23日(金)となった。

どーか今度こそ....

「泣(鳴)かないでヘロン 雨を呼ばないで」

「飛び立てヘロン 金色の空へ」

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2022年9月11日日曜日

がんばれ少年

 秋季が終わり一息ついたかと思ったら、気がつけばもうオレンジボール大会であった。10年前の第一回大会での優勝はなんと有馬フレンズであった。その当時のメンバーが6年生になった時、高円宮賜杯全国大会への切符を手にしたんである。ちょっと自慢しちゃうのだ。

さて「オレンジってナニよ?」とお思いの若き保護者殿。簡単に申せば、当初小さい子のために開発されたオレンジ色の小さいボール(軟球)で試合を行っていた。一般に普及していないため、店に常備していないところも多く、取り寄せになったりして割高になったりする。(=連盟M.Satohさん談)また、小さいのは投げる時は都合が良いが、打ったり捕ったりの時は逆に難しく、しかも結構硬いわけで。(=筆者の個人的感想です)...そんなこんなで数年間だけオレンジボールを使用し、結局はC球になり、現在のJ号球に受け継がれているわけである。名称だけオレンジが残った形だ。勝ち負けよりも一人でも多く小さいうちに野球に親しんでもらう、というのがオレンジの最大の目的である。

さて「晴耕雨読」アカデミー学院で「オレンジの謎」が解けたところで、本題である。今年はブロックリーグ戦からトーナメントを組んだ。その初日であった。郵便局長会宮前部会さんのスポンサードにより、多くの来賓参列があった。

オレンジなので少し肩の力を抜いて、試合経過よりは写真中心にて。(と言って、筆者の負担を軽減する狙いがあるとは誰も知るまいて)....と言って結局文章も多くなるのは必至の「晴耕雨読」かな。

●ウルフVS松風

Wのあの野球のうまい女子選手がまだ3年生だったとは驚きだった。W打線は兄貴たちのDNAをしっかり継承して、3年以下とは思えない仕上がりであった。いわゆる「野球になっている」わけで。

Mの反撃開始。

オレンジならではのエピソード。投手の投げたボールがミットに収まった瞬間、主審のHayashiさんが「ボール!」と言おうとしたのと同時に、打者がバットを振って空振り。Hayashiさん慌てて「ボーーーっ、あ、ん?ストライク!」会場柔らかな笑いに包まれる。オレンジらしいワンシーン。こんな想定外のプレー続出だから面白い。反面Mの先発投手くんは素晴らしい速球派、将来が楽しみである。

試合は大差でWだったが、どーしてどーして、Mも4得点しなかなかの内容、あっぱれ松風であった。

●フォルコンズVSレッパ

「せいれーつ!」レッパ軍「いくぞー」

同時にF軍も全員綺麗に集合...。

ん、アレ?これもオレンジならでは(^-^)

Rは赤パワーをオレンジパワーズに変えて、B監Hiranoさんが指揮。

まさかここ第一公園でドカベン殿馬の「秘打・白鳥の湖」が炸裂するとは!見よ、Fのこの打法。ちゃんとヒットになった(^-^)

FではQueensのMiyunaがキャッチャーに。いつもQで見せる顔ではなく、ちゃんと出来てるじゃん。2年生とは思えない堂々たる捕手ぶりであった。

ふとフォルコンズベンチのボールボーイに気付いた。一生懸命に審判にボールを手渡す。帰ってくるとサポートの大人が「よく出来たぞ」と笑顔でハグする。一体どうしたのだろうと思ってやっと気付いた。何度かその健気な姿を見ていて、ここに至るまでの事に思いを寄せると、私は思わず目頭が熱くなってファインダーが滲んでしまった。「がんばれ少年!」

試合は終盤ダブルスコアでRのリード。マウンドはNoguchiジュニアくんが登場。気合のこもった投球のたびに「んがっ!」と声が漏れる。血は争えないものだ。オヤジに似て元気一杯のピッチング。三振にとるとドヤ顔になっちゃうわけで。

試合はRの圧勝だった。

さてこの後は連合クラブの練習試合。今季宮前の猛者(もさ)たちが参集する。ちょうど弁当を食べていたMatsui会長のところへ挨拶。

さて広報からお知らせ。事前告知である。これまでコロナ禍で応援席が規制されて不自由な思いをしてきたことと思う。宮少連としてはまだ川少連からの通達がないので、全面解除には至らないのだが、三塁側応援席がないのでせめてここファウルグランドの一部を応援席にしようと画策。カープのマツダスタジアムにファウルグランドに観客席を設けて話題になったが、言わば臨場感あふれる砂かぶりのエキサイティングシート。連盟メンバー間では「1000円の特別料金取っちゃうか」なんてジョーダンも出ちゃうほど。「ファウルボールにはご注意ください」のウグイス嬢も募集しちゃう?なんてね。(賛否あるかもだが) ただし審判部からの了承は得たが、新人戦からで、あくまで実験的な試みである。

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