2022年10月22日土曜日

ガールズ交流戦2022

 ※今週は故(ゆえ)あって私用で郷里山形へ二泊三日の旅。仕事のクライアントには「この間、地方に行くので仕事出来ないかんね」と宣言して旅立った。先に言ったもん勝ち、セコいけれどこれも世の常である。その山形紀行ブログはいずれ記載予定。山形の39LINE、盟友Naoto、山形ブログはもうちょっと待ってね。今回はQueensガールズ交流戦なんである。「鉄は熱いうちに打て」は少年少女野球、「郷愁の北帰行」は温存してほんのり発酵したのち書くのが良い場合もある。

女子野球のこの季節、県連主催のガールズ交流戦という大会がある。選手交代、守備位置変更は自由自在の楽しい野球でもある。逆に監督には全員出さねばいけないのでプレッシャーでもあるわけで。場所はお馴染み境川スタジアム。写真多し、打席は極力全員を掲載。万一漏れた場合はご容赦を、なんである。

試合開始。対戦は県央ガールズ。こちらも実に大らかな空気感のチームであった。年間通じて大会ごとに地域のガールズたちが参集して結成する、いわゆる連合軍。ユニフォームがバラバラだけれどそこも味わいのある要素と言えなくもない。主審と一塁塁審も女性である。

1裏Q軍団の攻撃。切込隊長は主将Momo。

2番Satsukiの打席ではライト戦への長打...と思ったのだが、俊足を生かしてダイヤモンドを駆け抜け、見事ランニングホームランとなり先制す。

おやおや!?、女流戦場カメラマンではないか。Q美女軍団の一人Hiori母が一眼レフで参戦。近年少年野球の現場を振り返るに、昔に比べて父よりもむしろ母たちがカメラを構える光景が顕著になったように思うのは筆者だけだろうか。実に喜ばしい姿である。

この大会全選手を出すことが一応マストなんである。前日徹夜して(?)シートを考案してきたSatoh監督。手書きで細かく毎回の交代選手の名前がずらり、ズラズラ、ずんずらり。A4用紙に数字とカタカナでびっしり構成されたシートはまるで、先の第二次世界大戦でイタリア・ドイツ・日本と連合国軍との間で、水面下で解析されたスパイの暗号解読用紙のようであった。

毎回攻守交代時には、マグネットを見て自分の打順や守備位置を確認するQ姫たち。わらわらとスコアラーのAina母の元へ集まるんである。まるで蜜を採集して巣に戻ったミツバチの大群みたいに。

つい昨日今日野球を始めたと言っても過言ではない(いや過言か)Hioriが大抜擢でマウンドへ。素晴らしいピッチングで、堂々たる内容に驚いたのは筆者だけではあるまい。

県央ガールズベンチも素敵なスタッフだった。筆者が左打者を狙って相手ベンチ近くのネット越しにカメラを構えていたら、29番コーチが「どーぞどーぞ、こっちのベンチから撮ってください」と、県央ベンチ横に招き入れてくれたんである。交流戦ならでは、大人も交流したのだった。

※追記10/23朝---ブログを見たHiori母からその時の筆者の写真が届いた。実にありがとうなんである。こんな感じであった。(打順の時系列は違っている)下はKotoneを撮ろうとネット越しの筆者。

この時に撮った写真はネットの影響で白っぽい幕が張ったような絵に。筆者目線のカット。背景にHiori母Saoriちゃんも写っていた!(^-^)

下はHiori母からの2枚目。お言葉に甘えて相手ベンチから。

そこから撮った写真が下。クッキリスッキリ、表情も捉えている。

以上、まるでTVの2元生中継のような、多角的な写真構成ブログになった。Saoriちゃんありがとうなんであった。

非常にイレギュラーなことだが、Qの特待幼稚園生Koharuもレフトへ。これにはちゃんと相手ベンチにも申し入れをして承諾を得た。代表Murataさんの配慮で打席は危険だから守備にだけつけたんである。Ueshimaさんが相手ベンチに申し入れをすると、逆に県央から「だったらその子のサポートに上級生をもう一人付かせたら?」と。なんと素敵な配慮だろーか。県央姫たちからも「きゃー可愛い!」と声が上がっていたのだった。

今日ユニフォームデビューした子もいる。レッパの元気印娘(レッパと松風の娘たちは伝統的に全員爆発的元気女子だ)、Miyuである。父は白旗台イーグルスOBであった。当時Wadaさんの指導を受けていた子が、今はその娘さんが野球をやっているなんて、なんて素晴らしいことだろうか。※残念ながら写真は撮ってないようだ。全員出るので途中から誰が誰だか判然としない状況に。

スリーベースヒットの後、果敢に本塁を狙い激走するも僅かにタッチアウトのSaki。

試合はQueensが4:2で勝利。ナインもベンチも応援父母にも久しぶりの笑顔が溢(あふ)れる。ともあれ勝敗よりも試合内容が楽しく充実していたことに、筆者は良かったなあと思うのであった。

試合後の円陣を見ると人数も増えて、まずはQも安泰と胸を撫で下ろす今日この頃なんである。

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2022年10月15日土曜日

フェロモンと加齢臭

 近況3題なんちゃって。このところ宮少連的には川少連大会が中心で、毎試合のサポート運営に東奔西走し、同時に宮前各地域ではオレンジボールリーグ予選が開催され、チーム同士の対戦が白熱を帯びている。さらに水面下では新人戦へ向けて着々と連盟の準備が進んでいるんである。

その1。川少連大会結果、宮前勢は先週単独・連合ともに接戦の末敗退となった中、連合5年以下のクラブJrが見事優勝を飾ったんである。今季のクラブJrは抜きん出て強く、練習試合では6年連合ですら痛い目にあったと聞き及んでいる。少し昔の話であるが、6年連合宮前が有馬中野球部と練習試合で勝ったことを思い出す。下克上である。何はともあれJrの優勝は将来に明るい希望の光となったことは間違いない。

宮前クラブJrの選手諸君、Ogasawara監督コーチ、スタッフ、保護者の皆様、実におめでとうございます。写真は本日現場からSatoh事務局長発信のもの。

その2。最近は新聞を取らない家庭が増えていて「もうそんな時代じゃなく、今はスマホで十分」なんて宣(のたま)う輩(やから)も巷(ちまた)に蔓延(はびこ)っている今日この頃、お宅はいかがですかいなと。ちょっと(   )の読み仮名が多すぎたかいなと。「蔓延」と書いて「はびこる」とは実に言い得て妙。まるで「真剣」と書いて「マジ」と読むに似ておるではないか。どんなにデジタル社会になってもアナログな活字は取捨選択、捨てるべきものは捨てて、残すべきものは紙データと言えど残すべきなわけで。あと10年20年もしたらこんなことを世に問う者すらいなくなるに違いない。20年後の若い人は「シンブンってナニそれ?」的な。その新聞に毎週金曜挟まれてくるのはこれまた活字満載のタウン誌タウンニュース宮前版である。過日NPB全国大会のジャイアンツJrに選出された野川レッドパワーズのWakimotoくんが掲載された。270名からセレクションで選ばれた16名に入ったんである。小学生では当たり前だが大谷翔平と同じリアル二刀流での活躍を期待したい。試合終盤になっても鋭い豪速球の切れ味は衰えず、全国の晴れ舞台で披露してもらいたいものだ。

※出典 タウンニュース宮前版2022/10/14

その3。...ってゆーかオマケ。今日AMQueens練習へ。Murata代表と懇談するグリーンズのベテランコーチ氏の指にチョウチョが止まった。普通程なくすると逃げていってしまうものだが、このチョウチョはこともあろうに指を触覚で舐めまわし、一向に飛び立つ気配がない。よほど気に入ったらしい。「俺の体からなんか出てんのかなあ」とか周りの母からは「美味しい汁でも滲み出てんじゃない」とか。氏は満を持してどこかの花へ移動させに行ったのだが、その間もずっと指に止まったままだった。

更にオマケのオマケ。この後この様子を見ていた2年生Yunoが来て言った。「ねえねえ知ってる?男の人って帽子をかぶると頭からフェロモンが出て、いい匂いがするんだって」一同笑った。筆者が応えた。「そりゃフェロモンじゃなくって加齢臭だろ」一同爆笑、なんであった。

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2022年10月8日土曜日

非建設的不毛な言葉遊び

 久々に家にこもって仕事尽くしの日々なんである。土曜は午前Queens午後仕事がほぼルーティンなんであるが、久しぶりの終日仕事であった。

本来ならば、川少連大会やQueens北部大会、フレンズオレンジ大会などよりどりみどり、緑のたぬき状態で、あわよくば川少連の連合か花フラへ行こうと画策するも、仕事に急な変更が出て今日土曜のみならず、明日日曜も仕事になっちゃったんである。以前にも書いたけれど、新宿歌舞伎町の超高層ビル内、巨大エンタメ施設の内装図面なんであるが、来年春OPENなれど、もう製作発注が迫ってきており、時間がないのだった。これに並行し大分別府ホテル案件も年内リミットでこれまた時間がない。

日頃から頭の中に浮かんでは消えるよもやま話をいつか書こうとしても、いざとなると野球一辺倒でその余裕がなく、つい忘れちゃうのが常である。その一つが野球チーム名称である。以前にも書いたのは「レッパと花フラ」は赤いきつねと緑のたぬきとか、リトルグリーンズは宮前で唯一地域名が入ってないとか、逆にアリコは唯一「子ども会」が付いているとか、昔は土橋ウルフだったのが今は富士見台ウルフ少年野球クラブと、気が遠くなるほど長くなったりとか、鷺沼ヤングホークスは「ヤングホークス=若い鷹」だから、若鷹軍団だとかetc、ここ十数年に渡って書いてきたわけで。大昔書いたのは馬絹メイツと有馬フレンズは、馬と馬で、さらに仲間と友達(メイツとフレンズ)な訳で実にニュアンスが通底しているとか。おっと最近では鷺沼なんだから鷹ではなく鷺が本来妥当なはずで、ならば鷺沼ヤングヘロンズではどーかとか、なんて問題もある。

そんな非建設的で不毛な言葉遊びで、毎日頭の中がいっぱいいっぱいなんである。

つい最近ではこんなことも思った。富士見台ウルフ、ウルフは狼、「ローンウルフ孤高の狼」...

ドラマ、ローンウルフ天知茂を知っている人は筆者より年上のご年配だろう。彼の眉間の皺はマリアナ海溝よりも深いのである。さらにオレンジボール合同チーム、ワイルダースとイーグルスが合体した「ワイルドイーグルス」。これは正に若鷹ならぬ「荒鷲」を表しているんである。(ここ笑うところです)映画「荒鷲の要塞」を知っている方は、筆者より相当年上のご年配だろう。今の若い人はリチャード・バートンなんて知らないだろうなあ、クリント・イーストウッドはギリ知っていても。そーだ、先日はNPBガールズトーナメント(女子学童野球の全国大会)の参加チーム名を見ていると、大抵は「地域名+●●ガールズ」という名称が多いのだが、我が神奈川は英文表記のみで「YAMAYURI」なんである。ほっほう、Queensと同じじゃないか。女子らしいチーム名が多い中、更に熊本はなんと「熊本暴れん坊ガールズ」だった。なんちゅうネーミングだろうか(^-^)

そんなふうに、たかがチーム名でも「世間の由なし事にちょっとだけ突っ込んだり突っ込まなかったりする」土曜から夜更かしなのだった。

そんなこんなで、川少連へ行きたくても、どーにも止まらない週末なんである。

どーにも止まらない山本リンダを知っている人は、筆者とほぼ同じ年代のご同輩だろうか。

「晴耕雨読」的にはほぼ毎回画像を掲載するのが常。野球的にはないので、いっそ今描いている仕事の図面の一部のスクショ。守秘義務あれど、この程度の一部分なら大丈夫だろう。今やっている図面を。何十枚のうちの一枚の、更にほんの一部分である。

あーあ、明日日曜も仕事かあ、やんなっちゃう。

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