2023年1月14日土曜日

MM問題勃発

 年が明けて早や今日で14日土曜、いまだに野球ネタはないし、昨年の一時閉鎖の怠け病が災いし(幸いか?)、それを良いことにブログも怠けてしまっているんである。元日から2週間以上経ってしまった。その間のどーってことない吉田兼好徒然草的な「晴耕雨読」的ブログなんである。駆け足にて。(標題の「MM問題」については最後に)

腰の痛みを堪えつつ正月の神明社へ出かけたのは5日になってからだった。毎年参拝客が増加しているが、大晦日の夜の行列は筆者のマンションからも見えるほど長い列を作っていた。もしかしたら月面からも確認できたかもしれないのである。

息子・娘の家族がマーゴ4人連れてやってきたのは8日日曜。この日は宮少連役員新年会があり楽しみにしていたのだったが、予定が変更になり家での酒宴となった。神明社や有馬中央公園への散歩は毎年のオプショナルツアーなんである。

遡ること1/5。この日は所用があって鷺沼駅前へ。アレ、所用って何だっけか?もう忘れちゃってる。一昨日の昼飯も思い出せないのだからまあいっかと、自分を納得させるのだが、あと5年後には自分の名前も忘れてしまうアルツハイマーになったらどうしようと、少し恐怖に苛まれる歳にもなったのだった。駅前に行ったついでに帰路は鷺沼公園へ寄ってみた。たくさんの親子連れや子供たちで賑わっていた。毎年ヤングの花見の公園でもある。昔フレンズも招かれて合同で花見をやったこともあった。鷺沼といえばW杯の「鷺沼兄弟」三苫薫くんも田中碧くんも、少年の頃はきっとここでサッカーで遊んでいたに違いない。三苫はフロンターレの誘いを蹴って筑波大学へ進学したことは知っていたが、今日のYahoo!ニュースで読んだ英国新聞記事の情報では、大学論文で「ドリブルで相手を突破するための研究」を大真面目に書いていたのだそーだ。それが今プレミアリーグのブライトンで花が咲き、W杯後も大活躍しているんである。移籍市場の大目玉になるに違いない。

さてここまでの写真でちょろっと出てきたCarpの服を着たワンコがいる。名前は「ここあ」と言う。ミニチュアダックスの女子、もうすぐ1歳、人間で言えば20歳になる。一昨年「りん」が老衰で亡くなって二代目ワンコが昨年4月にやってきたんである。筆者が仕事中は隣の椅子で肘掛けを枕にしてグースカ寝まくるのであった。

さて話はガラリと変わる。先週Queensの練習初めでWatanabeコーチが、Murataさんと筆者に面白い問題を出してくれた。氏曰くあるTV番組で「アルファベットの名前が、名と苗字が同じアルファベットで始まる外国の俳優を4人挙げろ」と言うのがあったのだそうだ。Axxxxx・Axxxxさんみたいに。Watanabeさんは咄嗟にマリリン・モンローを思いついたらしい。つまり(M)マリリン・(M)モンローでMMなんである。AAでもBBでもCCでも構わない。筆者もすぐに考え込んだのだが、これが実に難問なんである。咄嗟には出てこないではないか。映画好きを自認しているが「一昨日の昼飯思い出せないジジイ問題」もあるのでその場は引き下がった訳で。これを「晴耕雨読」的にここでは「MM問題」と称することにする。「みなとみらいMM21開発計画における現状の問題点と分析」なんてゆーお堅いものではない。

※下に解答が列記されるので、その前に映画好きな読者さんも試してみてはいかがでしょうかいな。外国の映画俳優の名前を思い起こすだけでも楽しい。

後日いつも行く都筑区の公園を散歩している時にこの「MM問題」をひたすら考えたんである。1時間でこれだけ出てきたのだった。浮かんではすぐスマホにメモをした。

KK=クリスクリストファーソンKris Kristofferson、=「スター誕生」の主演男優

BB=ブリジットバルドーBrigitte Bardot、=イタリアの大女優

CC=クラウディアカルディナーレClaudia Cardinale=ブリジットバルドーが「BB(べべ)」の愛称で呼ばれた頃、この女優は対照的に「CC」と言われたんであるからして、BBが判明したらすぐにこのCCを想起するのには時間がかからなかった。

JJ=ジムジャームッシュJim Jarmusch、=「ストレンジャー・ザン・パラダイス」の監督俳優。あえてモノクロで撮ったこの映画はマニアックで好きな映画の一つ。

RR=ロバートレッドフォードRobert Redford=かつての米国3大イケメン俳優の一人。

CC=シンディクロフォードCindy Crawford、=サスペンス映画の題名は忘れたがセクシーな美人女優である。


帰宅後も仕事の一服の間考えた。寝る時も考えた。布団に入ってAAから順繰りに考える。知ってる俳優の名前が浮かんでは消える。ふと閃いたのが何人かいたがスペルがあっているかどーか分からない。よし、明日起きたらググってみよう.....。

しかーし、次の朝起きたらその名前をすっかり忘れちゃってるではないか。「MM問題」と「一昨日の昼飯思い出せないジジイ問題」は表裏一体なんであった。10日は仕事のリミットが迫っていたけれど、トイレに行った時など折に触れて思い出した俳優がいた。


CC=チャック・コナーズChuck Connors,=大昔の米国ドラマ「ライフルマン」である。毎回やたらライフルを撃ちまくるんである。小学生の時の白黒ドラマだったと記憶する。

CC=サー・チャールズ・スペンサー・チャップリン(英: Sir Charles Spencer Chaplin,=チャールズ・チャプリン。言わずもがな喜劇王と称された名優。今観ても笑えるし泣ける映画史に残る名優であり監督だ。


以下はQueens Watanabeさんの正解の一部。


MM=マリリンモンローMarilyn Monroe=当時はセックスシンボルと呼称されたが、現代では絶対ダメな表現だろう。

GG=ジュリアーノジェンマGiuliano Gemma、=今日1/14Queensグランドにて聞かされた名前。この1週間Watanabeさんも必死に考えていたそうだ(^-^)このジュリアーノ・ジェンマは筆者が中学高校の頃流行ったイタリア製の西部劇、いわゆる「マカロニウエスタン」全盛期のスター俳優。あまりのイケメン人気ぶりで、日本ではヤマハかスズキあたりが「ジェンマ」と言うスクーターまで発売された記憶がある。


オマケなんである。言わば「残念賞」。MM問題に浮かんだものの、不正解だった名前。

MM=マイケルムーア(英語: Michael  Moore, =残念監督でした

OO=オジーオズボーンOzzy Osbourne、=残念ロック歌手でした

SK=シルビアクリステルSylvia Kristel、=残念SKでした

KC=ケビンコスナー(英: Kevin Costner=残念KCでした

今日浮かんだ「残念賞」

SS=スティーヴンスピルバーグSteven Spielberg, =残念言わずもがな、俳優ではなく監督でした。この人も全世界映画界のレジェンドであることは言うまでもない。

JJ=ジャスパージョーンズJasper Johns,=残念米国の画家でした

JJ=ジャニス・リン・ジョプリンJanis Lyn Joplin、=残念米国のロック歌手でした

MM=マイク・真木=残念、全くの論外でした


...............


さて夜も更けてきた。ブログ終盤Macのキーボードを叩きながらふと思い浮かんだ名前があった。戦慄にも似た鳥肌が立った。この人の名前を失念していたとは筆者はブロガー失格である。灯台下暗しとはこの事だ。


TT=テシマ・トオル( Teshima Tooru 1958〜SeikouudokuBlogger)=残念、途方もなく土俵の外の地球外の論外でした。

ジャンジャン...(^-^)

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2023年1月1日日曜日

2023 年画像

 2023謹賀新年 あけましておめでとうございます

今年も「晴耕雨読」BLOGをよろしくお願い致します。

毎年元旦恒例の「晴耕雨読」的年賀状ならぬ年画像を。

関東の元旦が快晴なのはもう毎年のこと。今日もめちゃめちゃ晴れていたのだった。穏やかな新年を迎えたと言いたいのだったが。昨年末29日頃に不用品ガラクタを集めて回収業者に出したんであるが、その際腰をやっちまったらしく、30日あたりから腰が固まり、大晦日の昨日は椅子から立ち上がるのに、悲鳴を上げながら30秒くらいかかってしまう状況となったんである。腰は1週間経ってカピカピになった白飯のように硬くなり、一歩歩くたびに激痛が走るわけで。大晦日と今日の元日は一歩も外に出てない、いや出られなかった。腰椎狭窄症は持病とは言え、何も年末年始のこの時期に来なくても良かろうにと、己の不甲斐なさを恨むのであった。それに加えてまた災難。毎年正月2日頃に息子娘孫家族がやってきて昼から酒宴となるんであるが、両家族ともに運悪く誰かしらがコロナになってしまい、これもまた延期となった。静かに箱根を観るか映画を堪能するかしかない今年の正月なんである。今も「ああ、腰が痛い」

毎年個人の年賀状と仕事上の年賀状は当然分けて制作している。「晴耕雨読」年画像も含めると3種類作っているわけで。しかしながら年賀状離れが声高に叫ばれて久しい昨今、クライアントへの仕事の年賀状は3年前からメール配信に切り替えた。無粋で失礼なことを詫びる文章を添えてjpg画像で送信しているんである。しかしそーゆー企業も増えているのも事実である。

せっかくなのでその仕事用の年賀状も掲載。W杯の「三苫の1mm」に材を得てこんなの作ってみた。ちょっとふざけた賀状ではあるけど、これも個人事業主ならではの緩〜い絵柄で許されたし。寛容、甘受いただきたく候。

改めまして今年も「晴耕雨読」BLOGをよろしくお願い致します。

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2022年12月31日土曜日

サヨナラ2022

 大晦日である。ギリギリ今年最後のブログを書く時間ができた。今年を振り返って。

2022年の最大の衝撃はロシアのウクライナ侵攻である。当初は3日で首都キーウ(当時はまだキエフという表記が多かった)が陥落するとの見方がメディアの大勢を占めていたが、ところがウクライナの想定外の粘りと反撃に、ロシアもたじたじ、現在もまだ終結終戦に至ってない状況は万人の知るところである。初期の頃の国外への避難路を幼い男の子が泣きじゃくりながら歩く姿や、地下に閉じ込められた女の子がやはり涙を流しながら取材に応じる映像は、今見ても胸が締めつけられる思いだ。反してロシア、プーチンの自分だけの論理で殺戮を繰り返す精神構造は尋常ではない。こちらから見れば侵攻の理由は「理不尽と不条理」の塊だが、彼らにしてみればそれが正義であり何の罪もない人の命を奪う大義名分となる。だから余計に収拾がつかなくなり、己の思い込みで自分に都合の良い利益と権益だけ主張し、他者に耳を貸さなくなる。そんなふうに思うのは筆者だけだろうか。私がロシア人でこんなことを書いたら、当局に拘束され即死刑に違いない。いつの日か何がしかの終結をみたとしても、ウクライナには拭い難い怨念が全国民に奥深く根付くはずだ。そしてまた歴史は繰り返す...。この「戦争の負のループ」はこの戦争に限ったことではなく、遥か古(いにしえ)の昔から続く構造なんである。

もう一つの2022年は、まだ興奮冷めやらぬサッカーW杯カタール大会。日本サッカーに世界から驚嘆と賛辞がいまだに止まない訳で。ただこれは自分が日本人だから、日本に耳障りの良い情報だけを享受する環境にあるせいもあるだろう。筆者も今大会の森保ジャパンには感動と興奮をもらったが、広く見ればカタール大会は素晴らしい試合が多く、特に日本のみならずジャイキリ(ジャイアントキリング=大番狂わせ)がいくつも存在し、特にモロッコは大いに賞賛されるべきである。日本の誰かが(解説本田か主将吉田?)言っていたけれど、「サッカーはサッカーが上手いチームが勝つとは限らない。相手よりサッカーが上手くないチームには別の勝つ方法がある」と。多くのスポーツにおいて(特に相手と接触する競技)体格が大きい方が小さいよりは優位には違いないけれど、後者は決してそれで負けるわけではない。少年野球にも通ずるものがあると思う。何はともあれW杯は面白かった。19試合を観たけれど決勝が終わった時のW杯ロス、喪失感はあったものの、内心これで、夜中に起きて観て寝不足に陥る生活から解放されるある種の安堵感も胸に共存していたのだった。ちなみにこのブログ、理不尽な脅威からいろんなことを守るために、11月中旬から一ヶ月一時的に休止にしたけれど、失意と傷心と怒りのどん底だった。その間このW杯の熱狂と仕事に己を埋没させることが唯一の心の救いだったことを記しておきたい。

さて最後は映画である。今年は昨年に比べて本数はかなり減ったものの、合計約63本を観た。内訳はTSUTAYAディスカス(レンタルDVD、 Blu-ray映画)が36本、Amazon Prime(プライム会員なので無料)33本、AppleTV+(サブスク)8本なんである。特筆は唯一劇場ロードショウで観た「トップガン・マーベリック」。センター北を歩いていて突然「観るには今日しかない!」と自分に言い聞かせて衝動的に映画館へ飛び込んだ。シネコンのスクリーンが小さかったのが残念だが、あの迫力はTVやDVDでは味わえない、銀幕で観るべき映画である。60歳近いトムクルーズや素人の俳優が米海軍全面協力で猛特訓し、本物の戦闘機に乗って操縦し映像を撮る手法はそれだけで奇跡である。機内のカメラは9Gに耐えうるために特注されたSONYのカメラ。「追いトップガン」という言葉も生まれたほど、全国で繰り返し何度も劇場に通って観たファンも話題になった。筆者はロードショウの他はAmazon primeVideoで解禁後すぐ観て、TSUTAYAからも借りて観たので3回のみ。しかしこの年末にAmazonで Blu-rayディスクを購入し、正月にもう一度観賞予定。ロードショウは「ブレードランナー2049」以来だけど、やはり実に良い。CGではない実写の迫力がそこにはある。プロ野球ニュースで試合を観るのと、反して球場へ足を運んで観戦するのに似ている(気がする)。コロナ禍で劇場公開が何度も延期になったが、どうしてもトムは観客には劇場で観て欲しいとの思いから、コロナを経て2年越しで今年の公開になったことは大正解だったに違いない。

このほかにAppleTV+(プラス)というのがある。ネトフリと同じサブスクだけれど、筆者はMacユーザーなのでこのAppleTVなんである。もう一体全体どーしちゃったのよ?!と言うくらいに映画を凌駕するクオリティーの高さ。質的にもそーだけれど4K映像なので俄然美しすぎる。今年観たAppleオリジナル連続ドラマは「フォーオールマンカインド」と「SEE暗闇の世界」。前者はもしベトナム冷戦後アポロ月面着陸計画が米国の勝利ではなく、ソ連が先に月面へ行っていたなら?....と言う設定から始まる。当時の風俗、1970年代ファッションやアメ車がこれでもかと言うほど出てくる。さらに「もし?」がいくつも出てくる。ケネディーは暗殺されず、ジョンレノンも生きていてビートルズ活動が継続される。これがまたリアルで昔の実写と今のCGで見事に合体され映像化。宇宙開発にソ連に先をこされた米国が躍起となって宇宙へ向かう様々な人間模様。同性愛などジェンダー問題も取り入れて時流に乗った展開に。最後は火星着陸まで話は及び、やっと米国がロシアより先に火星着陸となるのだが、その過程でロシアとの友情や協力があっての成功だった。これは2021年に製作されたドラマであった。もし今年の2月だったならウクライナ情勢でストーリーは全然違った展開になったはずだ。

もう一つのAppleTV+、「SEE暗闇の世界」(ネタバレ御免)。未来の地球、核戦争を経て(だったかな?)視覚を失った人類、目が見えない人々が集落や部族を作り互いに共生しまた争いながら世界を彷徨う。その中にまれに目が見える人もいるのだが、その彼らとの共存や共闘、共生を描いた秀作。圧倒的存在感のジェイソン・モモア主演、筆者の好きな「ブレードランナー2049」にも出演した俳優二人も出ており、実に面白いドラマであった。「面白い」と言う言葉の中には映像美の存在も内包される。ブレラン2049の女王シルビア・フークスの鬼気迫る演技は圧巻であった。ラストは世界中の視覚を持つ者が集まり平和のための様々な研究を行う場所に行き着くのだが、最後の引きの映像はニューヨークマンハッタン....。まるで「猿の惑星」のラストシーンの逆バージョンであった。

映画って良いものですね。それではまた来年、サイナラ、サイナラ、サイナラ。淀川長治的「晴耕雨読」は2022年最後のブログ。

みなさま、この一年ご覧いただき誠にありがとうございました。11月はいっそ全てここで吐露したいくらいの激情と焦燥に駆られましたが、そこは大人の所作、滅私奉公、己を殺し我慢することで守られるものがある。周囲の何人もの真っ当なオトナな方々にも助けられた。それを信じて今年の「晴耕雨読」の筆を置きたいと思う、大晦日の今日この頃なんであった。

2022年、ありがとうございました。

2023年もよろしくお願い致します。

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2022年12月25日日曜日

Queensクリスマス会2022

 今日はメリークリスマス...なんである。若い頃に感じたクリスマスの特別なあの空気感や、荘厳な風情や賑やかな雰囲気はどこへやら、ましてや子どもが巣立ってからはクリスマスも365日のうちのフツーの1日に過ぎなくなったと感じて久しい。しかし、子どもの野球に携わっていれば自ずと忘れかけたそのクリスマスの楽しさが感じられることは良いことだ。

土曜は24日イブの日だった。Queensではほぼ全員が集まって特別な日となった。本来ならJAや神木会館などでやってきたけれど、今回は練習を早めに切り上げてグランドにてクリスマス会を開催。

フレンズから借用した体験会用のストラックアウト。みな普通の投球よりも力が入っちゃうんである。賞品が掛かっているせいもあるが、何とかして的を射抜こうとする行為は、人としての本能に由来するのではないだろうか(個人的感想です)。狩猟民族ではない農耕民族である日本人でも、それは身についた本能なんだろう。小さい子から6年生まで結構真剣に投じていた。

Qではよく姫たちが突然歌を歌ったり、ダンスしちゃったりすることがあるが、そんな光景は決して珍しくない。オジサンには意味不明のダンスで盛り上がるんである。話はそれるが小学生女子にもBTSが人気なのはちょっとカルチャーショック的衝撃だった。

賞品授与。部費でも用意したけれど、他にもMurata代表、Satoh監督、Ueshimaコーチからも賞品の差し入れあり。Mochidaコーチからは子どもと大人分の大量のファミチキやお菓子の差し入れ、また連盟Satoh事務局長や、OGYoshikawa夫妻からも美味しいお菓子の差し入れがあったりした。実にありがとうございます、なんである。監督とのジャンケンで勝った順位で賞品をもらう。賑やかでワイワイガヤガヤ、今年の暗い話題やニュースを忘れさせてくれるような笑顔が溢れるのだった。

Q新赤ユニフォームを制作した際に制作会社からサービスでプレゼントされた、ライオンのぬいぐるみもある。ちゃんとQユニのMIYAMAEミニチュアを着ているんである。

選手たちによるプレゼント交換会。円陣になってグルグル各自持ち寄った品を回すアレである。大昔Qに関わるようになった頃のクリスマス会では、筆者も家にあった娘が使っていたクマのプーさんの掛け時計を提供したことを想い出す。娘は嫁に行って使っていなかった時計だ。ピカピカに磨いて持っていったのは言うまでもない。音頭を取るのは6年生母たちだが、中でもSatsuki母はフレンズで長年こーゆーイベントには慣れているので、勝手知ったるものである。今年はフレンズ母マネで多忙を極め、Fでも大活躍だったに違いない。お疲れ様でした。

さて最後にQueensパーカー。4種類のデザインを考案し募集を募ったところ、強制ではないにもかかわらずほとんどの家庭が購入された。大人にも子どもたちにも評判は上々であった。印刷精度が心配だったが杞憂に終わり良かった。オンデマンドダイレクト転写(?)でグラデーションも綺麗に再現。Murataさんの発案でそれぞれ好きなデザインパターンを選べたのも良かったと思う。筆者のはこれ。腕のエンブレムが良いではないか。

さて2022年、今年もあとわずか1週間となった。

今年はまだ仕事が詰まっているのでもう野球ネタはないはず。27日からジャイアンツJrの全国大会の試合が等々力で開催されるが、行けるかどうかは微妙である。

大晦日までに日々雑感的ブログが1,2件書けるかどうかビミョーな今日この頃なんである。

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2022年12月22日木曜日

ブログ再開「三笘の5ミリ」?!

 みなさま、長らくご無沙汰しておりました。「晴耕雨読」BLOGを再開いたします。

前回ブログから約一ヶ月経ちました。当時は今年いっぱいは休止しようと思っていましたが、むしろ今年中に再開しないと来年へ忸怩たる思いを持ち越すことになり、非常に不本意なのでここに再開することにしました。

この一ヶ月宮前の多くの読者の方から「いったいどうしたのか?」と訊かれましたが、その理由については詳(つまび)らかにすることができず、これがまたストレスとなって一ヶ月を過ごしました。あえて言うならば「暴風」が吹き荒れたので、一時的にシェルターに避難した...とだけしか言えません。多くの人といくつかのチームを守るためにも明示できなかったのです。今後はブログ記述と写真掲載については「晴耕雨読」表現ポリシーに若干軌道修正を加えて書くことになります。更にF広報の任も放棄し辞することになりました。ただし公式戦だけはFの飽くまでOBコーチとして機会あれば書くつもりです。

......

さて、ここからは空気を一変したい。この一ヶ月宮前新人戦決勝やQueens北部大会決勝などのブログは写真撮影するも、スルーしてしまうことになった。その間筆者は何をしていたか。もちろんサッカーW杯カタール大会で、身も心もカタールへ飛んでいったのであった。「タンタカタンタン〜」のTVカタール公式メロディーが耳に残って仕方がない。言わば「タンタカタンタン〜ロス」で魂が抜けたような毎日。ヘビロテ読者なら知っているはず、筆者はサッカー大好き小僧なんである。前回大会では東京ドームのパブリックビューイングにも行ったくらいだ。今大会のW杯のTV観戦は日本戦4試合含めて19試合観た。深夜だろうが早朝未明の4時キックオフだろうが、観たい対戦カードはTVとAbemaでほぼ観戦できた。日中の仕事も忙しかったけれど、今大会は寝不足もぶっ飛ぶくらいに実に面白かった。

W杯について書けばまた夜を徹することになるので自粛しちゃうけれど、森保JAPANについてはみなさま周知の通り、とんでもない偉業を成し遂げたわけで。大会が終わってもまだW杯の話題を引きずっている。Yahoo!ニュースでW杯の記事があると今でも熱心に読んでしまう自分がいる。サッカーに興味がない人には「バッカじゃねーの」と思うだろうけれど、それはむしろサッカー小僧には褒め言葉なんである。

「ドーハの悲劇からドーハの歓喜」

「三笘の1ミリ」

「権田の18秒」

「権田防衛大臣」

「ブラボー!」

「鷺沼兄弟」....etc。

数々のフレーズが生まれたわけで。筆者的には地元のさぎぬまFCの宮前鷺沼出身の三苫と田中の鷺沼兄弟や、権田、板倉などに思い入れが強いわけで。

てゆーわけで本題なんである。「三笘の1ミリ」考察なんである。

全世界で何千万何億人が見たであろうこの写真。今でも物議を醸しているけれど、間違いなくラインを割っていなくセーフなのだった。本当に1ミリくらいのセーフである。むしろ0.5ミリくらいでも良いくらいの。

筆者はゴール直後も、リアルタイムの中継を観て素直に歓喜できなかった。なぜなら「ヤッベ、三苫ライン割ってるからVARでゴールは撤回されるな、こりゃ」と思っていたんである。これは田中碧もゴール直後に胸をよぎっていたらしい。

この写真はFIFAの公式画像ではない。ゴール直後にツイッターにアップされたAP通信記者のヨセク氏のワンカットである。TV番組で知っている方も多かろうと思うけれど、ヨセク氏の話を少し。国際的に活躍する彼は世界中の戦場や事件現場や国際スポーツ大会を撮ってきたベテラン記者である。初戦の日本VSドイツ戦を取材して一気に日本サッカーのファンになったそうだ。このスペイン戦では、多くのカメラマンはスペインのゴールシーンを撮ろうと反対側の権田のいるゴールラインに密集していたそうだが、日本ファンになったヨセク氏は日本のゴールを信じて一人だけスペインのゴールライン付近でカメラを構えていたのだった。場所は施設のメンテナンスなどに必要な高層にある「キャットウォーク」。命綱をつけて高いところからレンズを向けていたのだった。ちなみに「キャットウォーク」は建築用語で高所の狭い道を歩くニャンコになぞらえて命名された。ちなみにもう一丁、建築用語で建物の周りの細い路地を「犬走り」と言う。実に言い得て妙。

さてこの写真を見て筆者が考察したのは「三笘の1ミリ」を覆す「三笘の5ミリ」なんである。

筆者は「晴耕雨読」でスポーツカメラマンを何十年もやってきた経験値がある。いわばMJBL通信記者なんである。(MJBL=宮少連)これに加えて空間認知能力にはちょっぴり自信のある、空間図面設計を生業としているわけで、パースペクティブ(遠近法)をフツーの人よりは理解しているつもりだ。次の写真を見てほしい。実際ヨセクさんが撮った原本である。スポーツ連写で1秒間に15カット撮れるシャッターモードで、夢中になってシャッターを切ったそうだ。写真中央より僅かに右側に例のボールが配置されている。つまりヨセクさんはゴールラインの少し左側でカメラを構えていたわけで。ラインもゴールバーも僅かにパースペクティブ(遠近法)になって斜めに写っている。この位置で撮ったボールが世界中を驚愕させた「三笘の1ミリ」なんである。ヨセクさんにピューリッツアー賞を差し上げたいと思うサッカーファンは筆者だけではあるまい。

上のこの写真を見た瞬間筆者は「むむむ、おお〜、これは1ミリではなく5ミリくらいセーフだったはず」と確信しちゃったんである。世界中のいろんな報道を見ても誰もこの真実に言及していないので、筆者の分析を全世界に開示したい。もしカメラ位置がライン上ピッタリに位置して撮影していたならば、ボールと白線のカブリは1ミリどころか5ミリくらいあったのではなかろうか。その考察が下のラフスケッチなんである。視線を移動することで物事の様相は俄然変貌を遂げるのは、人生においてよくあることで。

しかしなんである。余裕の5ミリではなくギリの1ミリだったからこそ、この写真の真価があるのである。むしろ余裕の5ミリと解き明かすのは無粋と言うものだろう。W杯の垣根を超えてスポーツ写真記録の絶妙な真骨頂を垣間見た、感嘆と喝采と感動の一枚であった。
....

さて2022年、歳も押し迫った師走の今日この頃。筆者的にはこの年になって理不尽のどん底で忸怩たる思いを抱えて年末を迎えることになろうとは想像だにしなかった。でもこーしてブログ再開できたことは少なからず、暗いトンネルの向こうに微かな光明を見た気がしたのだった。

これからも「晴耕雨読」をよろしくお願い致します。

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