2023年6月4日日曜日

低学年大会開幕に思う

 最初のお断り。例によって醜い言い訳をしちゃうんである。芸能人がチャラチャラとその日にあったなんでもない、つまらない出来事を20行くらい書いて、何千何万アクセスを稼ぐブログと違って、少年野球ブログは(特にここは)常人の計り知れない、陰の犠牲と努力と忍耐と準備があって書いているものなんである。(ちょっとエラそーか?はいエラそーでした)今日は宮前4年生以下の低学年大会初日、開会式から3試合を活写するも、膨大な写真と文章量になるので、極力冷徹に、鬼になって写真を割愛、なるべく写真掲載中心にて。最後まで行けるかどーかも怪しい。本来5試合強行の予定だが、筆者は3試合のみでドロンなんであった。

●開会式

開会式のフルバージョンなんである。コロナ前では入場行進が当たり前だったが、この3年間行進を割愛どころか開会式や大会さえ無しにしてきた時期もあったわけで。それが今日完全復活したのだった。筆者も久々のベスポジからの行進撮影。大人数の時はファインダーの画角左右目一杯に列が収まった瞬間、シャッターを切る技(すべ)は忘れてはいなかった。では粛々と全15チームを列挙。行進賞を獲得したのはレッパ。後でB監Hiranoさんから聞いた話だが、監督も知らないうちに、子供たちが自主的に「甲子園の行進」を参考にアイディアを出して実行したのだそう。その自主性も含めて素晴らしいクリエイティビティーである。プチ感動しちゃった。ちなみに昨日の連盟懇親会ではHiranoさんは名司会者ぶりを披露したそうである。筆者も行きたかったが土曜は仕事で断念、残念、無念、諦念(ていねん)。

ちなみに今大会も合同チームが2チームある。言い得て妙、ユニークで絶妙なネーミングなんである。ドングリーズ+リトルグリーンズ=ドン・グリーンズ...ワイルダース+イーグルス=ワイルドイーグルスなんである。ワイルドイーグル、ん?荒鷲と聞いて大昔の戦争映画の名作「荒鷲の要塞」(C・イーストウッド、リチャード・バートン1968年)を想起した者は宮前広しと言えど筆者くらいのものであろうか。ちなみにヤングホークスは若鷹なんであった。こーゆー余計なことを書くから「晴耕雨読」は長くなっちゃうんである。いかんいかん、ココロを鬼にしてサクッと行かねばだ。

以下、開会式の模様を粛々と。これも3年前同様丘の上の父母たちの遠景も掲載。バーズの選手宣誓は実に立派だった。始球式は主催でスポンサーである全国郵便局長会 川崎地区 宮前部会様。

大変申し訳なし。フレンズ戦を控えているので他2試合は簡略的に。

●松風VSモンタ

初回表松風スラッガーズ(MS)は無得点、その裏宮崎モンスターズ(MM)は2点先制。

MSも奮闘するも2裏にまたしてもMMが加点し0:4とす。

この日は審判団の一部が県大会などで遠征しメンバー不足の上に、第一で5試合第四で1試合の過密スケジュールなため、各チームから1名ずつ塁審を要請。宮前公式戦で久々にお父さん審判が登場なんである。昔筆者の頃は父の塁審は当たり前だったし、筆者も何度か第一公園で公式戦をやったことがある。1塁はお父さんって言うよりウルフOBとなったレッドソックス吉田さん....じゃなかった、Tsujiさんであった。(^-^)

試合はMS女子も頑張ったものの、0:7でMMの勝利。

●ヤングVSフレンズ

やはりフレンズなのでF中心にて若干長くなっちゃう「晴耕雨読」的ワガママボディーなんである。1表Yは主軸の連打で1得点す。

取られたら取り返すが、野球の極意...それが中々できないのも野球の常ではあるけれど。ひたむきに球に集中する姿勢のFは、その裏1点取り返すどころか3得点し逆転に成功し1:3とする。Fなので打者は全打者掲載。この回は連盟広報を離れて、フレンズ広報も辞しているので(昨年末)、フレンズOBおじさんの応援ブログとご理解いただきたいわけで。

打者7人の猛攻...と言いたいけれど、安打は内野安打2本での3得点であった。少年野球ではありがちではある。

その後2回は両軍共に無得点ではあったが、特筆はFのマウンドOhsukeのピッチング、2表は三者三振の圧巻の投球だった。4年生にしては上出来である。FのAチームでもバリバリのメンバーでこれまでの経験値がうまく発揮されたのだろうか。この日は被安打2(内1は内野安打)、失点2のうち自責点は1のみ。そして一番素晴らしいのは投球数70球で交代するまでに四死球がゼロだった点にある。大袈裟に言えばある意味、無四死球試合なんであった。

Fの内野失策(エラー)でセンター方向へ打球が転々。Yの打者走者は機を見て二塁を蹴る。

Ohsukeが三塁への送球を声と身振りで指示。

三塁クロスプレーの結果見事アウトに。フツーのFならばこの三塁でも失策が重なり本塁を許していたはずが、しっかりとした連携プレーであった。

YにはQueens姫のYunoがいる。Qを離れて母体チームではまた違った姿を見せるQ姫たちだが、Yunoにカメラ越しにニンマリ手を振ると、彼女もハッとした表情で笑顔になり、コクリと会釈してくれた。Q関係者なら知っているが、こんな態度はQでは絶対見たことないんである。Yunoだけになんだか可愛くて可笑しかった(^-^)

その後3回にYが1得点するも裏にはFも追加点し2:4とする。

そのまま4回終了しゲームセット。FがYに勝利するなんて何年振りだろーか。手元の記録ではジュラ紀かカンブリア紀にまで遡らないといけないかもしれないくらい遠い昔(?)かもしれない、と回顧しちゃう「晴耕雨読」なんである。遠くのF応援団を撮ってみて帰ってから気が付く。筆者には知らない顔ぶれの父母さんたちだった。低学年だから余計そうに違いないけれど、あと数年も経てばお互いに誰も知らない顔ぶれになるんだろーな。

数年前からFのNakamura夫妻やMaeda夫妻などが、必死になって小さい子らをスカウトしチームに勧誘してジュニアを作って人数を増やした結果、今のFがある。今季Aチームも含めて少しずつその苦労が実りつつある事に思いを馳せるのだった。

.....もうすでに日曜23時30分過ぎ。

俺の中のもう一人の俺Aが言う。

「ブログ最後まで行っちゃう?今日はプレミアリーグもシーズンオフだし」

俺の中の二人目の俺Bが言う。

「もう限界じゃねっ?いい加減酒も入って明日もガッツリ仕事だし」

そのせめぎ合いの中、この後のブルアロVSサンダース戦は内容あと少しだけれど、意を決して明日以降に順延しちゃうんである。宮少連リスケと違い雨が降ってないのに試合を順延できるのは「晴耕雨読」の特権なんであった。

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2023年5月31日水曜日

心と体の栄養素

 遅ればせながら、防犯大会閉会後の集合写真なんである。前回ブログの既報どおり日曜はQueens帯同で境川のヒトとなったので、第一公園での防犯大会決勝戦は取材できていなかったわけで。ところが連盟副事務局Fujisawaさんからどどーーーんと集合写真が送られてきたんである。気を遣っていただき感謝。オトナも入った集合写真はなかなか撮れない。いや、撮れるけれど撮った本人が入れないので一人だけ欠落しちゃうわけで。子どももオトナも全員揃った写真は連盟HPと弊ブログだろーかと思うわけで、余計にプレッシャーがかかることもあるんである。連盟HPは基本的に選手監督コーチのみの公式写真掲載なので、全員の写真となるとやはり、弊ブログだろーかと思うわけで(Part2)。それぞれのチームで家庭の子供の成長アルバムや、卒団式DVDやフォトアルバムなどに活用いただければ連盟も筆者も本望なんである。

それでは一挙掲載。

第四位、花の台フラワーズ。

第三位、野川レッドパワーズ。

準優勝、宮崎モンスターズ。

そして、ジャガジャン〜!

栄(は)えある栄冠を手にしたのは、優勝、富士見台ウルフ。

個人的感想だけれど、今季宮前はシーズン前には戦々恐々(せんせんきょうきょう)、侃侃諤諤(かんかんがくがく)、喧々囂々(けんけんごうごう)、優勝候補筆頭はどこか?と巷間(こうかん)まことしやかに囁かれたものだが、蓋を開けてみればあに図らんや、どこがどうではなく、まさに群雄割拠(ぐんゆうかっきょ)の様相を呈してきたのである。それは取りも直さず下剋上もあり得ることを意味する。どーか、宮前20全チームが頂上を目指して頑張ってほしい。人生勝つことだけが全てではないけれど、最初から諦めていてはその時点で負けは確定している。勝負に挑むための努力を惜しまないことが大切だと思う。結果たとえ負けたとしても、そこに至るまでの努力は、キミの心と体に将来決して無駄にはならない栄養素となるに違いないのだから。個人的感想だけれど(Part2)

....

さて素直に終わらないのが「晴耕雨読」。まず前述の「侃侃諤諤」と「喧々囂々」は似て全く非なるもの。小学生諸君は意味は自分で調べてほしい。ただ小学校の学期末テストには絶対出ないので安心してください、履いてますよ。

もう一発、「晴耕雨読」的日々雑感的今日の顛末。

今日は14:00からzoomでクライアントとクライアントの元請とオンライン打合。PC画面に投影される己のハゲ頭をマジマジと見入れば、実に禿げちゃったことを知る。図面を共有し40分質疑を連発し終了。すぐにジャケットを羽織り東京大田区での打合でバス電車に乗る。電車でノーマスクは今日が初めてだった。筆者の見立てではマスク派とノーマスク派はほぼ半々であったように思う。いや6-4でマスク派優勢か?ただし駅によって違った。鷺沼では6-4でマスク派優勢、自由が丘では7-3でノーマスク派優勢だったように思う。年齢層による差も大きいようだ。

打合後に緑ヶ丘でクライアントと居酒屋で一杯。互いに仕事のほかワンコや老齢年金や持病の話など、ジジイにありがちな話題をつまみに酒を飲んだ。偶然ではあるけれど筆者、今日5/30が65歳の誕生日なんである。今日から「高齢者」の仲間入りだが、全然、全く、金輪際、全身全霊その自覚がない。最後の会計になった時、割り勘しようとして、クライアントであり長年の友人でもある同い年の相手が言った。「今日誕生日ならいいよ、俺が奢るよ」とヤツは言ったのだったが、3700円のうち彼が出したのは2000円、筆者が1700円であった。お互い歳はとりたくないものである。

さて最後に。別れた後大井町線緑ヶ丘駅のトイレに行った。鷺沼まで少しあるので今のうちに膀胱を解放せんと。用を足しながら目の前の貼り紙に見入ったんである。女性には縁がないと思うけれど、男なら誰しも知っている男子トイレならではの例の貼り紙。

「もう一歩前へ」

さすがは我らが私鉄の雄・東急電鉄、ピカピカで新しく一滴の垂れもなく実に清潔なトイレだったけれど、この貼り紙には笑った。なぜか?

この絵の足元をよーく見てほしい。一歩前へ出て欲しいがために注意喚起の意味で足跡マークが表現されている。用を足しながら筆者思った。

「一歩前へ出る前に、靴を脱いで裸足にならなければいけないんか〜い?」と。

実に微笑ましくツッコミできちゃう楽しい貼り紙であった。ニンマリしてしっかり振り絞ったのちに、鷺沼への帰路についたのだった。

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