2011年8月9日火曜日

眠れぬ夜は

『夜明け前』....近代文学を代表する、藤村が著した昭和初期の傑作とされる。昭和4年から10年まで中央公論誌上に掲載。読んだことはなくとも小説名だけは聞き及んだことがあるはず。教科書の文学年表にも必ず登場するわけで。
ここで藤村を「フジムラ」と読んだ方はおそらくブンガクとは無縁の人生を歩んでこられた方と推察。正しくは「トウソン」島崎藤村なんである。往年の大作家を片方の名前で呼び捨てにすると、あ〜ら不思議、なんだか文学通になった気分になれるんである。「太宰の...」「谷崎は...」「漱石が...」「三島の...」なんてね。
かく言う筆者は藤村の『夜明け前』は自慢じゃないけど読んだことはない。エラそうなことは言えないわけで。

先日、仕事で夜が遅くなり、就寝はAM2:00。ベッドに倒れ込むように横になり、そのままずぶずぶと泥のように眠るか....と思ったら、そんな時は案外眼が冴えて眠れないもので。明日朝起床のことを思うと、今からウィスキーや浅田次郎に手を出すのは自殺行為に等しいし、かといってこのまま羊の数を数えて安眠体勢に入れるほど、もう子どもじゃないし....。う〜ん、困った困った....と思い始めたらウトウト。普段ならこのまま朝までノンストップで爆睡街道まっしぐらなんであるが、ほどなく眼が覚めてしまった。その時に見た朝焼けの光景。爆睡街道をちょっと脇道にそれてカメラを構えシャッターを切る。「ピューリッツァー賞」受賞の赤絨毯が脳裏を掠めるが、ここはベトナムじゃないしドキュメンタリーでもないし。
写真の専門家が見たら朝焼けと夕焼けの区別が出来るんであろうか?
まるで夕焼けのような色味の、深く重い風合いがある。

この数分後には夏の太陽が「アンタ何やってんの?」と言わんばかりに、かつ、「オハヨーSUN!」とでも言いたげに、圧倒的にずんずん昇って来たのであった。

にほんブログ村 野球ブログ 少年野球へ
にほんブログ村

0 件のコメント:

コメントを投稿