「記憶のない海」....太平洋の別名である。
今日の日曜朝、突発的に書いたブログ。近所のBOOKOFFへ行った。たんまりと店内を徘徊し2冊の本と1本の映画を購入。おかげでグランド集合時間に30分も遅刻。それでもお釣りがくる釣果である。本は荻原浩の2冊。「明日の記憶」以来のファンである。若年性アルツハイマーを扱った小説。これは40代、50代の中高年にとっては、半ばホラー小説とも言える逸品。「愛しの座敷わらし」が映画化になって映画を楽しみにしていたのだが、たまたまその原作本の上巻があった。買わずばなるまいて。上巻を読了してもしBOOKOFFで下巻が見つからなかったら、都内中の本屋をハシゴする自分を想像するも楽し。実際はすぐ買えるのだけれど。
「ショーシャンクの空に」
ブラピの「ジョー・ブラックをよろしく」も迷ったけれど、自分的価値基準「もう一度観たくなるであろう映画」という基準に照らして買ったDVDはこれだった。ずいぶん若い頃、まだDVDではなくレンタルビデオ店でビデオテープを借りて観て印象に残った記憶がある。しかも相当インパクトのある....。悲しいかな、それでも内容は忘却の彼方。ティム・ロビンスと大好きな黒人俳優モーガン・フリーマンの共演。内容やストーリー展開の紹介をするのがこのブログの本意ではないので詳細は割愛するけれど、とにかくいいのである。刑務所内の男の友情と勧善懲悪的巨悪を懲らしめる爽快感、ちょっぴり「大脱走」を彷彿とさせるシーンもあったりして、更にラストの感動的場面....。映画の醍醐味を散りばめた秀作といえるわけで。
これを買って早速観た。今日は配偶者が同窓会に出席で広島へ帰郷、「男のツマミ料理」を作りTVの前にでんと居座り、ビールとウィスキー片手に独りで大音量で観ちゃったわけだ。
流行の3DやCGを駆使したもの、ドギュンバギュン、血湧き肉踊る映画ももちろん面白いけれど、ストーリーで魅せる映画が好きだ。950円の数倍の価値ある映画であった。
「記憶のない海」
全ての記憶を忘れ去り、人生をリセットして新しい生活に臨み、太平洋沿いのメキシコの小さな港町で人生をやり直す...なんて素敵なフレーズだろうと思う。(Tさんアンタ、どんだけ人生に疲れているの?なんて邪推しないように願いたい)
すでにコレ鑑賞済みの読者諸兄も多いはず。
まだの方は是非!
但し人それぞれ価値観が違うので無理強いはしません、あしからず(^^)/
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