2012年11月27日火曜日

南部リーグ20th記念

南部リーグ20周年記念なのだった。
息子娘が有馬フレンズに入り、筆者も少年野球に関わるようになって十数年。その大昔からあった手作りのローカル大会なんである。成り立ちなどの詳細は先の小ブログを参照されたし。その南部リーグももう二十歳(はたち)を迎えたのだった。

毎年7チーム持ち回りで幹事チームを務めているわけで。今年の幹事は有馬子ども会、通称アリコさんである。南部リーグ閉会式も楽しいイベントがあるのであるが、20年目の記念ともなれば自ずとリキも入るというもの。

「みんな〜!アメリカ行きたいか〜!?」みたいな感じで、二者択一のクイズ。
アリコのHaradaさんがハンディマイクでクイズを出題。
「今から私とフレンズのInoueさんがジャンケンします。さてどっちが勝つでしょうかあ?」子どもたちは「え〜、わかんないよ〜」なんて言いながら左右に分かれて判定をまつ。そのたびに歓声があがる。
「次!南部リーグ20年間で、最も多く優勝したチームは有馬フレンズである。○か×か?」
筆者はすぐ解った。フレンズである。....そんなこんなで和気藹々。

リアル野球盤。野球盤ゲームをリアルに等身大でやっちゃうんである。各ポジションにネットを置き「アウト」の表示。それをかいくぐって外野ネットに到達したらシングルヒット、ツーベース、スリーベース、ファインプレイなどの表示。これは面白い!子どもたちにも大人気だった。

グランドの一方では野球イベントの定番、ストラックアウトとスピードガン計測。ダチョウ倶楽部が出てきたら熱湯風呂がワンセットで出てくるように定番中の定番なんである。
スピードガン計測では松風スラッガーズのHigoさんが大活躍であった。余談であるが奥さんは可愛い美人さんなんである。この人ほど捕手が似合う人はこの世にいるであろうか。かつて巨人軍に在籍していた往年の伴宙太を彷彿とさせるんである。「さあ、来い!」バッシーン!「今のは86キロだなもっと思い切って投げてみろよ〜」なんて言いながら子どもたちをリードするんである。まるでかつて巨人軍に在籍していた往年の伴宙太が、かつて巨人軍に在籍していた往年の星飛雄馬をリードするように。そう言えばこの二人はどうしているんだろうか。星飛雄馬は花形満と共にタレント業に転身し、最近auのCMに出ているようだけれど、伴宙太は野球解説者になったという話も聞いてないし。田舎でスナックでも経営してるんだろうか。またはMosバーガーの経営者になっていたりして。


ストラックアウトのこの装置はなんとアリコさんオリジナルの手作りなんである。脱帽。素晴らしい。日本の中小企業の技術力は世界に誇れるんである。それを想起させる力作であった。

メンバー交代しながらリアル野球盤も大盛り上がり大会なんである。何本かホームランも出た。Higoさんの愛息ポークビッツことHigoちゃんもネット越えの活躍。

毎年このブログに書いていることであるが、この南部リーグイベントや宮前連合の良いところは、チームの垣根を超えて子どもたちがひとつになることである。中学に行って同じクラスになったりして「おお、一緒のクラスになったね」なんて繋がりができたりして。小学時代に○○チームのエースだった子とそのライバルチーム○○のキャッチャーが、中学野球でバッテリーを組んだりしちゃったりして。シニアに進んだ子にも同じことが言える。素晴らしきかな人生。面白きかな子どもたちの未来。

フレンズを離れてこうして宮前の野球小僧の取材をしていると、時に目からウロコの写真が撮れることがある。混合チームでありながら子どもたちはあっという間に仲良くなってしまう。いろんなシガラミのあるオトナには出来ない芸当なんである。
この子たちの欣喜雀躍(きんきじゃくやく)する楽しそうな笑顔を見て欲しい。
今年の筆者が何千枚と撮った写真のベスト5に入る一枚である。
ニッポンの未来はイエイエイ、イエイエイ〜♪なのだ。
※このイベントを企画実行していただいたアリコさん。ここに至るまでには大変な苦労があったことは、筆者も同様の経験ありなので容易に想像出来ます。改めて感謝なんである。
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