純粋な意味では公式戦とは言えないけれど、でも冠大会には違いない毎年恒例のローカル大会「南部リーグ」と「北部大会」...。南部リーグとは宮前区を横断する昔で言う厚木街道、正式には国道246号線、通称「ニーヨンロク」近辺を境にして、南部に本拠を構えるチーム同士で、この時季、6年生たちの慰労を兼ねて親善的な意味合いを込めて試合をやろうじゃないのよ!というのが始まりである。古豪レッドパワーズの起案で20年前にスタートした。20年とは大変な歴史である。近年は246を超えて参加するチームもあり賞なども増え大した盛況ぶりである。しかし昔と違い6年生もこの時季まで連合の活動があったりでナニカと忙しい。スケジュール調整が各チーム大変なんである。各事務局、マネージャー、監督に敬意を表したい。
さてこれに触発されたのかどうかわからないけれど、246の北、北部大会というのも発足し活発である。今日は午前この北部大会、午後は南部リーグの強行軍なんであった。
1回で2試合分のブログの文章量を書くことは、筆者にとっては自殺行為に等しい。おそらく朝目覚めたら浦島太郎状態になって、良く言えばロマンスグレー、悪く言えば昭和枯れすすきの毛髪がすっかりオール白髪に変わっているであろうことは、火を見るよりも明らかだ。
ならば2日に分けてアップするか?
「否」である。明日も試合があり、ブログネタ満載だからだ。のんびりやっていたんでは、後に溜め込んだネタが古くなってしまいやがて書く意欲をそがれてしまうんである。冷蔵庫の奥にしまい込んで忘れていたキュウリの漬け物を食してみたら、妙に酸っぱくなって食べる気がしなくなるようなものだ。今年後半は忙しく、そうやって「酸っぱいキュウリ」状態でお蔵入りした試合が実は数試合ある。
ここまで「前振り」を書く余裕があれば、さっさと試合ブログを書けばいいじゃないか、とご指摘の貴兄、全くその通りでなんである。しかし、本題に入る前のこのプロローグは、筆者にとってはいわゆる「頭の体操」的な準備運動的意味合いがあるのだ。錆び付いたエンジンにオイルを注入するようなもの。
そろそろエンジンが温まってきたので本題に入っちゃうけれど、道のりは短いのだ。あたかもオープニングラップ後たった3周でゴールをを迎える鈴鹿F1みたいなものか。
午前の北部大会の相手は先日も新人戦で対戦して負けちゃった名門富士見台ウルフ。今回はA2と言えどもやはりウルフはどこまでもウルフであった。メンバーをスコアブックに書き込んでいると、QueensのパパでもあるImanishiさんがご挨拶にいらした。
「昨日は残念でしたね」「いやあ、全くねえホント」なんて。
Shunta君は前回に続き先発投手で3番。改めて見ると本当に良く似たイケメン親子である。Imanishi父はセカンド塁審を務める。Shunta君は独特のフォームから繰り出す前向きなベクトルを想像させる矢のような速球が魅力的だ。3回0/3を投げて失点1ながら自責点0、死球1の素晴らしい内容。
フレンズはゴロが来た!となるとどこか自信なさげに前進する。
ウルフはゴロが来た!となると、よくぞ僕のところへ打ってくれたとばかり、嬉々として自信たっぷりに前進、処理する。
差は歴然であった。9:1の完敗。1得点したものの、ノーヒットノーラン。なんとも打てないわけで情けなし。
さて気分を変えて有馬ドームへ移動。
そろそろ銀杏が色づいてきた。大好きなクロームイエローの万葉集。
まだ少し本格的な落葉には間があるようだ。若干緑の色を残しながら全体的には深い黄色に。食べごろまであと一週間の洋ナシみたいだ。
午後は南部リーグAである。対するは野川台フォルコンズ。反してこちらは5:0の快勝。先発Shouya--抑えTakumiのリレー。南部リーグは投手起用に6年生を順番に使うという暗黙のルールがベンチ内にあって、シーズン中は不動のセカンドだったShouyaは良く投げた。Otsubo監督が「このまま変えたくないなあ〜」というほど。ベストプレイヤーはShouyaで。
スコアを前半だけKaneda師匠にお願いし、筆者はグランドをうろちょろして6年生の写真を撮影。普段ベンチからの写真アングルばかりなので、こうして違う角度からファインダーを覗くと新鮮である。ライト方向からカメラを構えたら偶然こんな写真が撮れた。
ベンチ後ろのオヤジ軍団がShouyaの一挙手一投足を見つめる図なんである。
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