2014年12月21日日曜日

多義的な2014年最終戦

月曜にブログを更新したきり今日土曜まで怠けて、いや、どうにも不可抗力で更新出来ずにいたんであった。「6年を送る会」の準備や打合に追われてしまったり、仕事がらみでクライアントと渋谷の古くて狭い焼き鳥屋で飲んで遅くなったり、TSUTAYAで借りたスカーレット・ヨハンソンの映画を観てしまったり....。今日だって日中送る会の成績発表のレジュメと、そのA1サイズの紙出力制作に追われて、夜はToyodaオヤジ推奨のインド映画「きっと、うまくいく」を観たかったんである。
しかし、明日は「送る会」当日。ここでこれを更新しなきゃなんであった。

南部リーグ最終戦。宮前主催の公式戦とは違うけれど、フレンズ的には準公式戦の位置づけであり、卒業生の慰労も兼ねた大会なんである。筆者がフレンズに入る前から野川レッドパワーズが提唱してはじまったんであるからして、かなりの歴史があるのだ。
相手は昔からウチとチームカラーの似ている野川台フォルコンズであった。
最終戦は2試合のカード。第一試合はAチームから。会場は西野川ドーム球場である。

泣いても笑っても6年にとってはこれが長年着慣れたユニフォームを着ての最後の試合。
フォルコンズは今迄のマリナーズ風ロゴを一新して、尚もユニフォームも白一色に変えていた。聞けばこの12月からだと言う。かなり勇気のいる判断ではなかったろうか。しかも帽子のイニシャルマークはぺらりとしたワッペン風ではなく、本格的な刺繍の厚みのあるものだった。かっけーなあ。そーゆーところは筆者目がないのである。

この試合はOhmoriオヤジには最後の息子の試合をゆっくり観てもらうため、筆者がスコアラーをやりベンチ入り。攻守交代の隙にレンズをこっそり向ければ、同じ6年父Toyodaオヤジと並んで、まるで中学思春期の乙女が憧れの男子の活躍を祈るように、両手を合わせて哀しい表情を醸していたんである。
主将サードYuusuke、ファーストHiro、ピッチャーTakutoの6年3人。

対するフォルコンズ。主将Daikiくんの母は最後の試合との想いからか、筆者のレンズの向こうで息子を見つめる眼差しが実に良かった。父のTanakaさんもいつもと違う目線でベンチ入りしていたように思う。
クリーンナップトリオは6年のRyohくん、Daikiくん、Gakuくん、ベンチには遅くに入部したもう一人の6年生の面々。フレンズ6年3人、フォルコンズ4人。このあたりも似たようなチームである所以である。

フレンズの優勢のまま試合は進む。今年3本のホームランを記録しているHiro(+連合でも3本、合計6本)を始め、YuusukeもTakutoも頑張った。本人たちよりもオトナのほうが感無量であったに違いないけれど。Hiroのバットが火を噴きセンターオーバーのツーベース。スコアラーやりながらこういう瞬間をカメラに収める筆者も幸せ者である....。

負けじと死力を尽くすフォルコンズ。試合は伯仲し最終回表を終了しスコアは6:3でフォルコンズのリード。その裏コツコツ加点し反撃したがこのまま終わってしまうかと思いきや、最後の大事な場面で今日ワケあってスタメン落ちしたRuiが満を持しピンチヒッターで打席に入る。ここは新監督Satohの作戦が功を奏した。見事なタイミングでの代打起用であった。
ライト前タイムリー、一挙に逆転、6:7でサヨナラ勝ちのフレンズなんであった。

最後の試合をほぼ勝利を手中にしていたフォルコンズは涙のサヨナラ負け。
試合後は号泣する6年生たち。肩を抱き頭をなでて労う新監督Watanabeさん。
こういう時は一人の人としてカメラを向けていいものか、或いは真実を伝えるために毅然と撮影して良いか迷うのである。結局衝動的にシャッターを切っていた。報道写真のアカデミー賞「ピューリッツアー賞」にはほど遠いけれど、良い絵を撮れた気がした。

さて一気呵成、このあとの同日南部リーグBチーム最終戦決勝ブログなんである。すでに先の新人戦以来5年以下の新チーム体制に入っている各チームなんである。
Aチームでの勝利とは別の緊張感を持って試合開始。

主将でエースはRui、捕手はYuiのルイユイコンビ。舌を噛みそうだ。

フォルコンズベンチではスコアラーが別の母に交代。Tanaka母はお役御免、お疲れさまでした。

グランドは晩秋の日差しも低くなり、むしろ初冬の空気をそこかしこに感じ始めた。
試合詳報は書けない。スコアブックを学校倉庫に忘れたからだった。試合は優位にフレンズがリード。


4年Yuutaは父の転勤で来年からは名古屋へ。今年一年間遠征時のクルマ配車係で活躍したNishikawa母。その見つめる視線の先には代打、Yuuta。結果的にフレンズ最後の打席になった。将来はフレンズの主軸を担う逸材だった。かの地へ行っても頑張ってほしい。

結果南部リーグBでの優勝が決まったフレンズ。長年低迷していた我がフレンズにとって、今年はAB共にめざましい成績を収めてくれた。その有終の美を飾ったような形の新人戦準優勝に続きこの大会のBの優勝。

試合後TanakaさんとNatsuki母が感極まり笑いと涙の最後の談笑。こんな時はむしろ子どもたちの方が冷静なのかもしれない。
結果的に翌週の北部大会決勝が延期となったため、実質この試合が最後となった2014年。
もうすぐ....「So This is クリスマス、andハッピーニューイヤー♪」byジョン・レノン。
その前に明日はいよいよフレンズ年間2大イベントのひとつ、「夏合宿」と双璧の「6年を送る会」なんであった。
先日行われたQueensでの「クリスマス会」のブログはまだもう少し先なんである。
明日酒を呑むための体力を温存するために早めの就寝を心がけたものの、
結局ブログアップの今、AM1:30なんである。

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