スコアの集計、冊子印刷を始め会の裏方としても暗躍している筆者は、達成感と共に「タモロス」ならぬ「フレンズロス」に腑抜けのようになり、その後虚無感に苛まれながらここ数日を浮遊していた......というのは嘘である。しかし、前半の文脈は真実なんであった。
というわけで、ブログは膨大な写真編集に追われててんてこ舞い、今日まで更新出来なかったんである。文章書くのはエネルギーを要するので編集が終わると、ついTSUTAYAの映画を観ちゃったりして現実逃避していたのだった。文章執筆は能動的なチカラを発揮しなければいけないが、映画鑑賞は受動的な心持ちのまま静の状態でいられるのである。
それはまるで、木こりが渾身のチカラで大木を切り倒す行為と、木漏れ日を浴びながらゆっくりと寝そべり森林浴を楽しむ行為との対比に似てるわけで。
写真編集が終わったならば、ではいよいよ本文執筆かと思いきやそうは問屋が卸さないのが世の常なんである。
なぜなら今日は、クリスマス・イブだから。クリスマスの話が優先なのだ。
先々週の土曜日、Queensの「クリスマス会」があった。
これはMurataコーチが今年のQはあまり子どもたちを祝ってあげられず、せめて何か楽しい会を、という親心から端を発してこのクリスマス会となったんである。いかにも女子らしくて素敵な発案ではないか。企画、内容は全て母任せ身内的な感覚で開催、監督ですら内容は知らないのだった。身内的な集まりに筆者もお呼ばれしたわけで嬉しかった。
OBの中学姫も二人参加。Daiくん、Ryohくん両コーチも駆けつけた。肝心の「Queensの顔」代表Kasaharaさんは、他チームの納会に出席のため断腸の思いで欠席。筆者も同じくお呼ばれしていたのであったが、事情がありお断りし、その後同日の仕事のクライアントの忘年会にも誘われたのであったが、結局Queensを優先したんであった。
では乾杯!
いやはや母たちの企画アイディアは楽しかった。
MCはImanishi母。マイクを持ち艶(つや)やかな美声で流麗に司会進行するその姿は、フジTV女子アナかと思ったほどである。
まずはオトナを指名しその人にしか分らない回答を紙に書いてもらい、それを姫たちに当てさせるゲームなんである。例えば...「○○コーチの初恋はいつだったでしょうか?」なんてゆーふうに(^-^)....これに姫たちはグループに分かれて真剣に討議開始、回答を紙に書いて一斉に挙げる。「小学校6年」「中学校1年」とかとか...。これにオトナがあらかじめ書いておいた回答を見せるわけで、子どももオトナも一緒に楽しめて場内大いに盛り上がっちゃうのだった。
他には「○○さんはおでんの具で嫌いなものはナニ?」とか、「○○さんの家族の中で一番怖いのは誰?」とか「○○さんは将来オトナになったらナニになりたかったでしょうか?」とかとか...。これの回答は「俺は将来高倉健になりたかった!」なんである。解答者は言わずもがなSohma会長であった。ほどなくして筆者にも指名が回ってきたんであった。Imanishi女子アナ、「最近Tさんはいろんな帽子をかぶっているのを見かけますが、果たしてTさんは何個帽子を持っているでしょうか?」....筆者瞬時に家にある帽子を頭で数える。5個であった。姫たちの回答は4個と6個と....。結局正解がないので両チームに0.5ポイント付与。これにはこのブログ最後に後日談がある。
ついに母にも指名が回る。「○○母はダンナさんのどこの惚れて結婚したんでしょうか?」てゆー具合に(^-^)男どものテーブルからは「金目当てだろー」「○○の顔に惚れたんだろう」「ダンナの職業にほれたんだろう」などと勝手にわいわいとチャチャが入る。彼女の答えは「ダンナの全てに惚れました」という、妻としてこれ以上ない見事な模範(?)解答。これに姫たちの中には見事正解もあった。野郎どもや母たちからは「おお〜!」と、どよめきと拍手。
正解数の多いグループは賞品ゲット。Murataコーチからのリスのかぶり物が好評、早速かぶって大はしゃぎの姫たち
ゲームは続く〜よ、ど〜こまでも。
足腰の柔軟性を競ったり、風船ふくらまし大会をやったり、目をつぶり片足立ちをやったり...。
オトナの人選はクジにより指名。よもやまた筆者に回ってくるとは思わなんだ。箸を使って小さなビーズを皿に移し替えるゲーム。普通に子どもに勝てる勝算は十分あったのだが、筆者大人げもなく必殺の裏技を駆使して勝利した。こういう時は箸を極端に短めに持ったほうが細かい作業には良いのである。日本料理の職人が魚を切ったあと俎板にトンッと菜箸を打ち付け短く持って盛りつけるアレである。当然勝っちゃったわけで、あとから子ども相手にオトナの対応をしなかった自分を責め続けて、その晩は夜も眠れなかった....なんてゆーことは全くなかった(^-^)
更にKoshimizu監督とのジャンケン大会で熾烈な賞品獲得競争。
オトナたちは五臓六腑に酒が染み渡りみんな笑顔に。
Qの連絡網には「母たちもプレゼント交換会をやるので、家の中の不要品や何か気の利いたものを持って来て」だった。
筆者は母ではないがナニか軽く差し入れ的に持参して行こうと思い、前の晩悩んだ末に選んだのは「くまのプーさん」の時計なんであった。これは筆者の娘が高校生の時に使っていた壁掛けカラクリ時計で、誕生日とかに買ったものか娘が自分の小遣いで買ったものかまるで覚えていないかなり古い代物だった。悩んだのは何故か?古いこともさることながら、セレブな家庭が多いと想像するQueens家庭。こんな中古の安物を持って行ったんでは失礼かと悩んだんであった。数年ぶりに電池を入れ替えてみたら....しっかりと秒針が動き始めたんであった。女子繋がりだし、まいっか。
これをクジでゲットしたのはこともあろうにTさんであった。
Tさんのダンナさんは知る人ぞ知る憎めないオモシロキャラのTさんである。銀行員の年収は一般庶民に比べて天文学的に高いのは世間では周知のことだ。Tさんは一流○○銀行にお勤めなんであった。しかし奥さんは笑顔で筆者に大事に使わせてもらいますと、ご挨拶。ああ良かった。でも3日後に壊れてしまっても筆者は責任持てないのであった。
皆中身を開けてキャピキャピ嬉しそうに歓談する母たち。
やむなく不参加のKasahara代表からは貴重なジャイアンツのカレンダーが賞品に。
姫たちが黒ヒゲ危機一髪で当てるわけで。黒ヒゲをビヨヨンと飛ばした子がゲットするルール。勝負を決するために子どもらを飽きさせないいろんな方法を考案する企画の母たちに改めて脱帽である。
最後は母たち総出で、監督とのジャンケンで戦いに挑む。
普段可愛いQ姫に囲まれて厳しい練習をしている監督であったが、今日はその母、美人妻たちに囲まれてご満悦であった。しかし勝負は勝負。
最後は2014年度母会会長兼スコアラーとして、大車輪の活躍をしたKitamatsu母が指名されて締めの音頭をとることになった。大いに楽しみ笑い、または悩み苦しみ、時に忸怩たる思いを抱えながら大役を全うしたんであった。(ここだけの話だが、先の「ダンナの全てに惚れて結婚した」のはSunaママことKitamatsuさんなんであった。誰にも言うなよ)
こうしてクリスマス・イブに書くクリスマスに因んだクリスマス会のブログは終わりである。子どもも独立結婚した筆者くらいの年齢になると誕生日、記念日、クリスマス、盆暮れなど年間の大きなイベントの日でも若い頃と比べると感慨は湧かないようになった。フツーなんである。しかし、このクリスマス会は穏やかに優しく楽しい時を過ごしたのである。改めて企画準備してくれた母会に感謝なんであった。
このあと飲み足りないオトコどもは夜のQueens部室で二次会をやったのは言うまでもない。
さて、最後に余談。
先に書いたゲーム「帽子を何個持っているか」のオチがあった。
1.宮前連盟広報部長の帽子。
2.有馬フレンズの帽子。
3.宮前Queensの帽子。
4.フランクリン・マーシャルの帽子。
5.長ツバ帽子専門ブランドのグリーンイン・ア・ボトルの帽子。
頭に浮かんだのはこれだけであった。もう一個黒にイエローロゴのお気に入りのものがあったが、あれは昨年人にあげてしまったので合計5個である。
このブログを書く段になって思いだしちゃったのである。
40歳の頃ヤフオクで落して以来、長年愛用してボロボロになり、今はタンスの肥やしになっていた「Apple」の帽子があったことを。
5個ではなく正解は6個であった。
そんなことを想い出しながらの、今日のMerry Christmasなんであった。
にほんブログ村
0 件のコメント:
コメントを投稿